130 炭酸泉
夏の終わりに似合う花、さるすべり、小学校でも咲いています。しかし、このところずっと雨続きで日照がありません。日照、ニッショウと言えば思い出します。我が少年野球チームは大井ウエストという名前ですが、ふじみ野市の小学校2校の合同チームです。それでも選手が少なく、存亡の危機です。三角小学校の「トライアングル」と西原小学校の「ニッショウ」が2000年に合併して大井ウエストというチームが発足しました。卒業生の多くがふじみ野市立西中学校に進学するのでこの名前にしました。「トライアングル」は緑のユニフォーム、「ニッショウ」は赤いユニフォームで、「大井ウエスト」はグレーのユニフォームにしました。 ■ 雨でもやるんだ、少年野球 秋雨前線で8月29日(土)の少年野球の大会は順延となり、翌日30日(日)は毛呂山町長杯の準決勝、決勝のダブルヘッダー、相手の町田レッドファイヤーズは東京都町田市の三輪小学校を本拠とする少年野球チームで、オール6年生のチーム、うらやましい限りです。我がチームは6年生が4人しか居らず、あとは5年生です。この数年は4年生まで入れてやっとチームを作っていましたから、今年はまだ良いほうです。それでも鍛えに鍛えて、強いチームを作るのは指導者が良いからです。なにしろ70代のおじいちゃんが2人、毎週グラウンド整備やノックの手伝いをしてくれるチームなんてそうそう無いでしょう。
■ 温泉オタク 筆者は温泉オタクのサウナ好きです。これについては過去何度も書いてきました。最近では111『火山』(2015年4月19日)で四万温泉を、105『大丈夫』(2015年3月8日)で鳴子温泉と浅虫温泉に行ってきたことを、94『光のページェント』(2014年12月22日)では遠刈田温泉隣の宮城蔵王温泉を、72『夏〜野球〜湯』(2014年7月23日)では我が家の近くの真名井の湯とエコパを、35『食の視察旅行』(2013年10月20日)では鶯宿温泉を、22『国家とグローバル企業の関係』(2013年7月20日)と「つぶやき」134『夏祭り』(2005年8月8日)と、341『祭り』(2009年7月26日)では戸倉上山田温泉を、19『宮古の今は?』(2013年6月30日)と「つぶやき」127『ロッテが強い』(2005年6月18日)では網張温泉を紹介しました。10『山寺から作並へ』(2013年4月20日)では天童温泉と作並温泉、河口湖温泉に行ってきたことを書きました。「つぶやき」123『ランキング』(2005年5月22日)をご覧下さい。草津温泉、別府温泉、玉川温泉などが出てきます。別府温泉と言えば大分県ですが、大分県は「日本一のおんせん県」を自称しているそうです→クリック。旅行サイト「じゃらんnet」では、ユーザが選んだ九州温泉地人気ランキングで由布院温泉が1位、別府温泉が2位、黒川温泉(熊本県)が3位ですが、これは真に妥当ですね。「つぶやき」107『緊張温泉』(2005年1月29日)では伊香保温泉を紹介しました。 ■ 天然炭酸泉 炭酸泉は、入浴しますと体中に泡がくっついてくる、そんな現象が起こる温泉です。二酸化炭素すなわち炭酸ガスが、皮膚から浸透することで血管を拡張し、血流が良くなりぽかぽかしてきます。普段あまり使われない末梢の血管にまで血液がしっかりと流れていくため、体の老廃物を出し、隅々まで酸素、栄養がいきわたり、体の調子がよくなるとされています。皮膚から浸透するのに適温は37℃と言われています。ぬるめですが、実際の炭酸泉では2〜3℃高く感じると言われています。体温より低い温度で高濃度の炭酸泉が多いヨーロッパ、特にドイツでは、血圧を下げて心臓の負担を減らす心臓療養に使われることがあり、「心臓の湯」とも言われます。
■ 人工炭酸泉 埼玉県で唯一の自噴温泉(掘削)は東鷲宮(久喜市)の百観音温泉です。らき☆すたで有名になったところですね。「つぶやき」419『らき☆すた&CSR』(2011年1月23日)で紹介しました。ナトリウム塩化物強塩温泉で、泉温57℃、毎分1,000リットルの湧出量です。pH7.90(弱アルカリ性)です。ここにも高濃度炭酸泉があります。 自宅で炭酸泉を楽しむのに手っ取り早いのは湯船に炭酸入浴剤を入れることです。泡がシュワシュワ〜〜っと出てバブリーです。浴槽にお湯を貯め、重曹120g、クエン酸100g、塩15gを入れて静かにかき混ぜて、自分の好きな香りのエッセンシャルオイル数滴垂らすとリラックス効果が高まります。ただし、換気扇は必ず回すようにしてください。多くの二酸化炭素が浴室に充満するので、めまいや吐き気などが出る場合があります。 ■ 東京五輪のエンブレム問題 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2015年9月1日、デザイナーの佐野研二郎氏(43)が制作した五輪とパラリンピックの公式エンブレムを使用中止にすると発表しました。7月24日のプレス発表直後から、ベルギーの劇場ロゴに酷似していると指摘されて裁判沙汰になり、佐野氏の他の作品でも盗用疑惑が浮上し、発表から1ヶ月あまりで白紙撤回に追い込まれました。巨額の整備費が批判され計画見直しとなった新国立競技場問題に続く、前代未聞のトラブルで、東京五輪のイメージ悪化は避けられそうにありません。使用中止の決め手になったのは、「使用イメージ画像の無断盗用」を佐野氏が認めたことでした。8月28日の組織委の会見で、エンブレムの活用例を示すため、佐野氏が示した羽田空港のイメージ図が公表されましたが、これが裏目、ネット上で「海外のブログに掲載されたものと同一ではないか」と指摘されてまたもや炎上しました。佐野氏は、権利者の了解を得なかったことを認めつつ、「審査の場=クローズドの場では、(権利者の了解を得ないことは)よくある」ことであるものの、「了解を得ることを怠ったのは、自分のミスだった」と釈明し、これ以上関係者に迷惑をかけたくない、などと取り下げを了解したそうです。
■ 株式市場の動揺 なかなか収まりませんね。ただ前回書いたように、カギは米国であって、中国ではありません。次の経済ショックが2007年の10年後だとすると、そのキッカケはまだ端緒です。つまり、米国は2015年内は利上げすることはしないでしょう。従って株価はもう一段グンと上がり、その後に恐怖が・・・ (2015年9月5日) |