134  夏祭り

 相変わらず事件が多い今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?ずいぶん昔に騒がれた石綿アスベスト。甲子園の名門明徳義塾高校の出場辞退。インターネットの自殺サイトを利用した殺人事件。国会議員が自殺して、周りがやめろと言っても聞く耳持たぬ、選挙が近いか?中でも驚いたのが羽田空港の停電騒ぎ。2系統の給電系統を持ち、CVCF、自家発電設備を持つにもかかわらず起きた停電は、電気屋から見れば信じられない話である。日本では停電など珍しく、ましてや肝腎なところでは最低限の電力供給は絶対に確保する仕組みになっている。万が一にも起きてはならぬことが起きたのは、設備の保全、保安に対する実務者の姿勢の問題だろう。現在社会の一線を退いている電気技術者達の話を聞いていると、それこそ命がけで電気の供給を守ったエピソードをよく聞く。世代が代り、姿勢が甘くなっていると思う。工場での事故でも昔は有り得ないことが起きるようになったことと共通している。
 さて8月上旬は毎年戦争のことが語られる。6日の広島、9日の長崎原爆投下、15日の終戦、日本の暑い夏、たくさんの人が死に、ひもじい思いをしたことが語られる。一方でこの時期は東北の夏祭りだ。青森ねぶた、弘前ねぷた、秋田竿灯、盛岡さんさ踊り、仙台七夕、山形花笠・・・、東北は祭り一色だ。また全国でもこの時期花火大会が各地で催される。しかし筆者は毎年この土日は群馬の片品の温泉で少年野球の合宿だ。帰ってくると体中ヒリヒリして痛い。全身日焼けのためである。もう疲れきって今回のつぶやきは手抜きだ。7月信州戸倉上山田温泉の夏祭りの模様を掲載する。この温泉は信州では有名であり、昔会社の旅行では幹事を務め大宴会をやった記憶がある。以前つぶやいた49真田と小山田で触れた更級(さらしな)の里、冠着山(かむりきやま)の麓に広がる美しい地である。冠着山(かむりきやま)別名姥捨山を望む写真が載っているのでご覧あれ。更級と姥捨山は古くから月の名所として知られ、和歌などにも詠まれてきた。また、姥捨山は「姥捨伝説」でも知られ、小説の題材にもなっている。埴科郡戸倉町、更級郡上山田町、更埴市が平成15年9月1日合併し新たに千曲市となった。


これは銀行の従業員達


あでやかな踊り


舞台の上で先導する二人


拍子木の踊りもある TVのカメラマンが撮影している


全然合ってない感じもするが(^-^)


威勢の良い冠着太鼓

若い女性の乗った神輿が練る


城山史跡公園から見おろす千曲川沿いの戸倉上山田温泉

さてなぞかけです

選挙とかけて体力テストととく

そのこころは          →          日頃の運動がものをいいます

(2005年8月8日)

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