638  一指禅閉店

 5月はついに、4週連続土曜日雨となりました。我が少年野球チームも体育館となり、練習試合も西部大会も中止、ただし筆者は例によって都内へ出かけ、そしてまた飲酒...日曜日朝は午前7時集合して、午前、午後と連チャンで試合があり...

■ 値上がり要因・・・肉高麺低
 第一生命経済研究所の熊野英生さんは、気鋭のエコノミストですが、先日注目のリポートを発表しました。2020年1〜3月平均と2025年1〜3月平均の5年前との対比で、一般外食の上昇率ランキングを見ると、ドーナツが29.1%上昇で首位、ハンバーガーが25.6%で2位、3位が牛丼(25.1%)、4位がフライドチキン(24.0%)、5位がピザ・宅配(23.5%)だそうです。価格上昇幅が大きい外食は、牛肉など肉類の使用が多いものが目立ちます。輸入牛肉は、この5年間で38.5%と大きく値上がりしています。ピザで使用されるチーズ価格の上昇率も高く、肉類・乳製品の材料の高騰が、外食チェーンの値上げに響いていると考えられるそうです。また、首位のドーナツは、肉類を使用していませんが、砂糖、植物油、小麦粉、生クリーム、チョコレートなどを多く使用しているので、その高騰を受けているようです。近所のミスタードーナツで、仲間にごちそうしようとドーナツを8個買ったら1400円ぐらいでした。高くなったな〜と驚きました。

ミスタードーナツの商品群
 では相対的に値上がり幅が小さいものは何でしょう?ビールの値段は、5年間で11.2%という上昇幅に抑えられていて、次に上昇率が低いのは、スパゲッティ(11.8%)、うどん(12.4%)、サンドイッチ(13.0%)と続いています。日本そば、中華そば(ラーメン)も低く、外食麺類の価格高騰が抑え込まれている理由を考えると、麺類の粗利率が高い=原価率が低いからだそうです。小麦粉価格の上昇幅は大きいのに、原料の全体への構成比が小さいので価格高騰が抑え込まれているのだそうです。その一方でラーメン店の閉店・倒産が多いのは、競争が激しくて、なかなかコスト転嫁が難しいというのが実情だからとのこと。「千円の壁」もあり、地代高騰、人件費高騰の影響で経営が苦しいのでしょう。ただし最近は燃料費や水道代が上がっているので、これまた値上がり必至でしょう。

大谷翔平がペペロンチーノを作っています
マ・マースパゲッティと言えばやさしいママというキャラクターでしたが、
思い切って「男の料理」へとイメージチェンジ、パスタに男女の区別無し


武蔵野うどん…新座・池田屋のうどんはコシがあります


タマゴ・サンドイッチ
 かつてのデフレの象徴:牛丼も今や安い食べ物とは言い難くなってきました。牛丼並盛の価格は、吉野家:498円、すき家:480円、松屋:430円です。250円だった時代が懐かしいですね。ハンバーガーと言えば、かつてはデフレの象徴的な食べ物で、1個が100円以下だった頃もありました。今は昔のことですね。ハンバーガー価格は、世界中の物価を測るときの共通指標になっていて、ビッグマック指数は、2025年5月の価格水準が日本は1個480円で30ヶ国中22位です。21位の中国(513円)、19位の韓国(571円)よりも下ですが、近年急激に値上がりして差を詰めてきました。日本の安さは人件費の低さが反映していたのですが、その高騰が差を詰めてきた理由のようです。

吉野家の牛丼並盛


ビッグマック

■ 一指禅閉店のショック
 我が家近くの豚骨ラーメン「一指禅」が2025年5月31日をもって閉店するのには驚きました。なにしろ行列のできるラーメン屋さん、いったいどうしたの?と思ったら店主の体調不良とのこと、それは致し方ありませんが、人気のお店だっただけに残念です。5月31日は朝から晩までとにかく大行列、隣の焼肉キングまで行列が続きました

人気の豚骨ラーメン・一指禅が消えるのは何とも残念

焼肉・安楽亭と定食・大戸屋に挟まれた三ツ矢堂製麺は営業続けています

■ らーめん五葉15周年感謝セール
 らーめん五葉は2025年5月30日(金)、31日(土)、6月1日(日)の三日間、15周年感謝セールです。埼玉では珍しい六角家系ラーメンで、川越街道のふじみ野本店の他、上福岡西口駅前店、川越店の3店舗です。らーめん並が500円というので折角なので東銀座の帰りに寄りました。イベントにはなるべく応えなければ、それがお店に対する客の素直なミッションというものです。一指禅の行列はとてもじゃないけどムリですが、こちらはそう大したこと無し、15分ぐらいで入店出来ました。スープは家系ですね、麺は太いストレート堅麺です。

らーめん五葉上福岡西口駅前店…霞ヶ丘商店街にあり
上福岡駅西口階段降りて目の前、1分もかかりません


醤油らーめん

■ すさまじいラーメン業界の栄枯盛衰
 ラーメンと言えばうんちく尽きません。インバウンドが日本に来て「おいしい、美味しい」と言ってラーメンをすする映像がよく流れます。アメリカだと3千円なのに日本は安いと言いますが、インバウンド目当てに高い価格を設定する店も出て来ました。ガイジンから人気と言えば福岡発の豚骨ラーメン「一蘭」ですかね。2025年3月時点の公式Webサイトによると、一蘭の店舗数は81店舗となっていて、店舗数だけ見れば、「天下一品」の半分以下です。しかし、現在も一蘭は、外国人観光客だけでなく若者の間でも行列ができる人気店です。いたずらに拡大戦略を取らず、中味で勝負する戦略が受けているようです。唯一無二の「こってりスープ」で知られる天下一品の、首都圏で約3割にあたる10店舗が6月30日に閉店してしまうというニュースが話題ですが、これはフランチャイズ店の一部が離脱するということで、営業不振ではありません。日本経済新聞の調べでは、国内でラーメンを提供する店舗は2万店超であり、そこに開業のハードルの低さから、年間3800店舗ほどが新規参入するといわれているので当然、すさまじいサバイバル合戦となって、開業1年以内に40%が倒産するというデータもあるそうです。傾向として「ドロドロスープのつけ麺」が増えてきています。「つけ麺専門店 三田製麺所」など、「濃厚魚介豚骨つけ麺」「特濃つけ麺」などとうたい、ドロドロ感のあるスープを提供する店が増えているのです。ラーメン業界が苦戦するなか、サッポロ実業(東京都豊島区)が運営する「東京油組総本店」など、「油そば専門店」は成長しています。死屍累々のラーメン業界の中で、「油そば」が成長しているのは、手間やコストのかかる「スープ」をつくらなくてよいこともあり、ラーメン店からの業態転換も少なくないようです。

565『九州北4県旅その3』(2024年1月7日)西鉄太宰府駅隣の一蘭はガイジン大行列
一番奥に何故か稲庭うどんのお店が・・・


喜多方ラーメン 平打ち多加水麺に魚介スープ、大好きです
坂内¥870、源来軒¥900 近年グングン値上がり


大勝軒中華そば(東池袋の店長は飯野敏彦さん)今や¥1,100
昔は行列しました 今はのれん分けして各地に分布
量が多くてコスパ良しということでひとつのプライス目安となっています


元祖つけ麺の大勝軒・故山岸一雄さん2015年4月1日没 享年80歳
お世話になりました 109『花見』(2015年4月5日)参照


川越・寿製麺よしかわの煮干しそば白醤油¥880
細いストレート麺が特徴 いつも行列してます


どさん子味噌ラーメンはもやしがいっぱい 金練¥880


ミシュラン定番 初台・一福の味噌ラーメン¥980
カレーライスミニ¥280とセットで注文するお客様が多数


新千歳空港の「けやき」・札幌味噌ラーメン、今や¥1,200


リンガーハットのチャンポン、今や¥780、東京23区など¥800


近所の横浜家系・壱角家の博多豚骨ラーメン¥880
毎月11日はラーメンの日で¥600
562『政治と派閥』(2023年12月17日)ご覧ください


荻窪・春木屋の中華そば¥950


かつて盛岡市・神子田朝市で食べたみよちゃんラーメン¥400
みよちゃんが亡くなった後も、A-10朝市食堂は営業中です
59『盛岡あれこれ』(2014年3月29日)参照


さだまさしも大好きな盛岡・中河の中華そば ¥700になった?
つぶやき516『めんめんめん』(2012年12月2日)参照


盛岡食堂のラーメンライス¥500(2025年5月) 安さにビックリ
ただし他のメニューは普通の価格、例えばチャーハン¥800、野菜炒めライス¥1,050


岩手大学理工学部近くの盛岡食堂 マクドナルドと幸楽苑に挟まれています
 盛岡のラーメンはあっさりスープで、野菜スープ?と思うようなものが多いですね。鳥ガラ出汁が多かったのですが、最近では豚骨ラーメンのお店や、背脂ギラギラの店も出て来ましたが、伝統的にあっさり系が主流です。盛岡は麺のまちで、わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺、ひっつみ、うどんなど、何でもアリです。

■ ホットニュース
 今は何と言ってもトップは備蓄米放出、小泉農水大臣になったらガラッと変わりましたね。スピードがスゴイ!国会論戦で国民民主党の玉木代表、「1年経ったら動物の餌」・・・これはまずかったですね。私たち人間も動物です。人気沸騰の進次郎さんと反対に、評判がた落ち・・・。アイリスオーヤマは得しましたね。これまた進次郎さんに負けぬ猛スピード、宮城県亘理の精米所、それを作ったワケ、広告費無料で一段と企業評価を上げました。大川原化工機冤罪事件、2審も都、国敗訴、いい加減素直に反省して欲しいものです。兵庫県の斎藤知事の問題、第三者委員会の答申受けても自らを律し、反省する態度を見せない、兵庫県民はいい加減見限るべきですね。ドナルド・トランプ大統領が5月23日に「6月1日からEUに50%の関税を課す」と表明したことで同日の株価は急落しましたが、週末に「発動延期」を発表...これを受け、週明け27日の株式市場は反発しました。ウォール街の投資家の間では「TACO(Trump Always Chickens Out=トランプはいつもビビッて引き下がる)」という造語が話題となっています。これはトランプ米大統領の関税発動などの脅しに過度に動揺して売るべきでないというトレーディングスタイルを意味し、ウォール街の人々は“トランプ劇場”に対する耐性を獲得しつつあるようなのです。連邦高裁の下した関税付加一時停止命令により、先行きの動向は再び不透明となってきました。TACOですから何をしでかすか分かりません。

■ のぶが嫌い
 NHK朝ドラ「あんぱん」が高評価ですが、気がかりなのは、ネット上にネガティブな声があがっていることです。「のぶが嫌い」「のぶが苦手すぎる」「ずっと主人公に共感できない」「のぶが邪魔」などと主人公を強烈に否定するような声が増えているのだそうです。「本当は見たいけど、主人公が嫌いで見るのをためらってしまう」人たちがいるとのこと。「愛国の鑑」と称えられるのぶ、長年のぶのことを思い続けた嵩が若松次郎(中島歩)と偶然出くわし、2人の結婚を知るシーン、豪の戦死をめぐる蘭子とのやり取りも「共感できない」・・・妹の蘭子は豪、メイコは健太郎を好きになるシーンがあっただけに、のぶだけ「誰かに恋する」という人間味が感じられないことに疑問の声があがっていたのです。それなのに唐突な結婚と、それが残酷な形で嵩に伝わったシーンが続いたことで、のぶへの不信感が募ってしまったのではないでしょうか。さらにヤムおんちゃんが去ってしまう・・・蘭子は我が道をゆく姉をはじめ、家族を支えるしっかり者で、メイコは明るく天真爛漫な愛されキャラ、お母さんの羽多子は娘たちをしっかり見て愛を注げる人です。「あんぱん」の主人公は朝田のぶですが、「嵩の物語を見たい」「嵩の目線からドラマを見てしまう」という視聴者の潜在ニーズが明らかとなって来ました。中園ミホ脚本が効果を発揮し、のぶへの共感が本格的に集まりはじめるのは、作品全体の後半に入る7月以降の物語になりそうですが、そこまでどのように視聴者を引きつけるのか、中盤のいま「のぶが嫌い」の声をあえて引っ張り出す脚本は、恐らく名手が狙って仕掛けているものなのでしょう。

■ 文春砲
 ケイさんとメイさんのお二人、これまでCMにも色々出てましたが、只今ピンチです。圭さん、ウイスキーがお好きでしょう・・・サントリー角ハイボールでは井川遥さんと共に...キッコーマンの「うちのごはん」、花王「ビオレ」、山形「つや姫」、「雪若丸」...見なくなりました。メイさんはものすごくいっぱいの出番、サントリートリスハイボール、クラシエ、モスバーガー、HOYA、サンスター、JCB、NTTコミュニケーションズ、味の素...見なくなりました。あまりいじめないで欲しいものです。


(2025年6月1日)


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