522  マスク

 3月6日の「啓蟄」を過ぎて、急に暖かくなり、あれもこれも芽が出て、沈丁花の花はもう終わりそうですが、春の香りはまだ漂っています。ジンチョウゲは香りのよい花を早春に咲かせる常緑の花木です。「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香に似ていることと、十字型の花がフトモモ科の丁子(ちょうじ、クローブ)に似ていることに由来しているそうです。外側が紅紫色で内側が純白の肉厚な花は、濃い緑色の葉とよく合います。花弁のように見える部分は萼が花弁状に変化したもので、本来の花弁ではありません。耐寒性は-5℃程度で、東北地方南部の平地以南で庭植えにすることができます。


沈丁花

■ マスク着用は個人判断になりました
 新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日に「5類」に移行するのを前に、政府は3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねます。一方で、高齢者などへの感染を防ぐため、医療機関を受診する際などは着用を推奨するとしています。日本人のことですから、おいそれと外さないでしょう。しかし、マスクで顔を隠すというのは、実は怖いことです。コロナ前はマスクするのは医療関係や食品関係の人など、職務上必要な人でした。顔を知られないためにマスクをするのは悪人のすることが多いのですが、実は顔に自信が無いためにマスク着用したい人も居るでしょう。いずれにせよ、マスクしないことが自然であり、なるべく早くマスクは外したいですが、花粉が飛んでいるうちは外せませんね。

以前の都知事

■ マスクの他の規制も解除
 3月13日(月)はエコパが休みなので「小さな旅 川越温泉」に行きました。するとこれまであった関所の非接触検温器がありません。サウナに入ったら、間隔開けて人数制限していたのもフリーになりました。あ〜良かった!WBCの会場;東京ドームの超満員のスタンドから、昔懐かしい大声の応援、「ヌ〜〜〜〜」という声援、やはりスポーツはこれだ!声を出して応援しなければ盛り上がりません。やっと日常が戻ってきたと感じた瞬間でした。

■ SVB破綻で金融界に衝撃、日本にも影響が...
 米国のカリフォルニア州サンタクララに本拠を置くシリコンバレーバンク(SVB)が経営破綻しました。この影響を受ける形で米銀シグネチャー・バンクも、ニューヨーク州金融当局により事業停止となりました。シグネチャー・バンクと同様、暗号資産(仮想通貨)業界に積極的に融資していたシルバーゲート・キャピタルも清算計画を先週発表しており、わずか1週間で3行が破綻するという異例の事態となっています。ドキッとしました。2008年のリーマンショックを思い出したからです。最初は日本にはさして影響ないだろうとたかをくくっていたら、とんでもない経済の冷え込みとなったからです。経済界も同様だったのでしょう、激震が走りました。ドル安円高が進み、日経平均株価も急落しました。
 この原因は単純な過ちに要約されます。いつでも預金者が引き出しを要求できる短期資金を使い、売却できない、あるいは売却したくない長期資産に投資することによって、あまりにも急速に成長したためです。金利が急上昇すると、SVBは損失を抱えることとなり、結局、新たな資金調達を余儀なくされました。これに動揺した預金者は2日間で同行から資金を引き揚げ、あっと言う間に破綻したのです。つまりはSVBの破綻は、米連邦準備制度理事会(FRB)による急速な利上げが背景に有るということです。
 SVBはシリコンバレーのハイテク新興企業に資金を貸し出し、そこから預金を預かっています。ウォール街の大物投資家たちは、SVBの混乱がより広い金融システムに波及することを懸念し、警鐘を鳴らしています。バイデン米大統領は米議会などに銀行への規制強化を要請すると表明しました。両行の預金を全額保護し、信用不安の拡大を防ぐ模様です。市場ではFRBが景気を冷やす利上げの加速を思いとどまるのではないかとの思惑で短期2年債の金利が急落し、連れて米ドルが他の通貨に対して一斉に安くなりました。アジアのハイテク業界幹部も影響を見極めようと躍起になっています。


■ 米国威信の低下・・・景気の先行きも低下?
 イスラム教スンニ派の盟主を自任するサウジアラビアと、シーア派大国イランが3月10日、中国の仲介で外交関係の正常化に合意したことは、中東における米国の存在感低下を印象付けました。元々米国が中東に介入していたのは石油利権のためです。しかし2003年のイラク侵攻でミソを付け、そこにロシアが付け込んでシリアのアサド大統領を支援、嫌気がさした米国は、シェールオイル開発も相俟って中東から腰が引けました。そこにロシアのウクライナ侵攻が起きてイランが武器支援する、ロシアはウクライナで手一杯、兵器を米国に依存するサウジは米国とは手を切れませんが、人権問題で米国との対立も起きて、そこに登場したのが中国です。中国はロシアの他、サウジともイランとも仲良くすれば、世界のエネルギー取引はUSドルから中国人民元にシフトします。これによって基軸通貨の力関係が変われば、経済制裁を受けるロシアはますます中国への傾斜を強めるでしょう。米国の威信低下は米国の景気の低下、ひいては世界経済の悪化につながるでしょう。日本も冬の到来となる気がします。

■ 鶏卵価格高騰
 昨年3月、国内鶏卵最大手・イセ食品(株)は、会社更生手続きが認められました。ブランド卵「森のたまご」で知られます。放漫経営と、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて卵価が下落して資金繰りが悪化したうえ、国際情勢などを背景に飼料価格が高騰するなどのあおりを受けました。新たなスポンサーにより、事業は継続しています。ところが、あれから1年、インフレなのに卵は他の食品に比べて安過ぎると言われていたのが一転、鳥インフルによる殺処分などもあって、価格の暴騰のみならず、市場への供給が減り、卵料理を出さなくなったレストランも増えています。こんな時代が来るとは...

■ NHK党→政治家女子48党へ、ジョーダンかな?
 NHK党の立花孝志党首(55)が3月8日、国会内で会見し、ガーシー氏が参院本会議を欠席した責任を取り、同日付で党首を辞任することを表明し、党名も「政治家女子48党」に変更するそうです。新党首には、政治家女子48党のメンバーで4月の目黒区議選に立候補する大津綾香氏(30)が就任するとのこと。大津氏は、NHKで放送されていた「週刊こどもニュース」に、池上彰氏の娘役として3年間出演していました。「2年7ヶ月間、国政政党の党首をさせていただきました。皆さん、ありがとうございました」と、深々と頭を下げた立花氏、今後は事務局長に回るそうですが、ホントかなぁ〜、2019年参院選で「NHKから国民を守る党」として初めて議席を得て以降、頻繁に党名を改称しており、これで8回目です。日本の政治の劣化を象徴してますね。

大津綾香氏と立花孝志氏

■ WBC1次リーグBグループ・日本は全勝突破
 この1週間はWBCで持ち切りでした。日本代表(侍ジャパン)が所属するWBC・プールBの全試合が13日に終了。最終的な順位が確定しました。1位 日本 4勝0敗、2位 オーストラリア 3勝1敗、3位 韓国 2勝2敗、4位 チェコ共和国 1勝3敗、5位 中国 0勝4敗です。
 日本は3月9日の中国戦で大谷翔平選手が“リアル二刀流”を体現し、10日の韓国戦ではダルビッシュ有投手が先制を許すものの吉田正尚選手の5打点などもあり快勝しました。11日には佐々木朗希投手が先発、チェコ代表と侍ジャパンがリスペクトし合う様子も話題となりました。12日のオーストラリア戦では山本由伸投手が安定した投球を披露したほか、大谷選手が待望の1発、東京ドーム右翼上部の自身の写真がデカデカと掲示された看板にぶち当てるなど、最後まで話題を呼んだ予選リーグとなりました。日本が毎試合大量得点できたのは、1番ヌートバー、2番近藤健介の出塁率の高さに加えて、4番村神様の不振を除けば全員が活躍、やはりメジャーリーガーはスゴイという印象でした。中でもヌートバーが走攻守すべてに全力プレー、日本中がペッパーミルパフォーマンスでフィーバーしました。
 プールAは5チームが2勝2敗で並ぶ大混戦、なんと本命台湾が5位で脱落、得失点差でキューバ1位、イタリア2位となりました。日本は3月16日の準々決勝でプールA2位のイタリアと対戦します。ここで勝てばアメリカ・マイアミに渡り、準決勝、決勝に臨みます。村上宗隆選手も調子を戻してくれるのではと期待します。プールCでは前回王者の米国が5-11でメキシコにまさかの敗北、2019年にオリックスで活躍したMLBのJ.メネセス(30)の2本のホームランが効きました。プールDの優勝候補ドミニカがベネズエラにまさかの敗北、前回大会準優勝のプエルトリコもベネズエラにまさかの敗北、ベネズエラが俄然注目されており、準決勝で日本と当たる可能性が出て来ました。米国がオールメジャーとは言え、他のチームもMLBの選手揃い、各国が本気でWBCに臨んできていることから、予想を覆す試合が出て来ているようです。最後はピッチャー勝負になると見られ、そうなると日本にもチャンスがあります。
 鈴木誠也外野手と栗林良史投手は残念ながら体の故障でリタイア、代わって福岡ソフトバンクホークスの牧原大成内野手(30)とオリックス・山崎颯一郎投手(24)が招集されました。

■ H3ロケット打ち上げ失敗…二段目着火せず
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2023年3月17日午前10時37分55秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから新型ロケット「H3」初号機を打ち上げましたが、2段エンジンに着火できず、機体は安全のため、地上からの信号で指令破壊され、打ち上げは失敗しました。日本の22年ぶりの新大型ロケットはデビューからつまずき、宇宙開発利用に深刻な打撃となりました。2段エンジンはH2Aで実績豊富であり、関係者は「まさか」と驚きを隠せない様子でしたが、電気系統の不具合とのことです。搭載した地球観測用の先進光学衛星「だいち3号」が失われたのは残念です。主力メーカーの三菱電機が何よりガックリでしょう。もちろん三菱重工業はなおガックリでしょう。頑張れ、ニッポン!

H3ロケット

■ 高市早苗さんブチギレ
 高市早苗経済安保相(62)がピンチです。立憲民主党の小西洋之議員が内部告発者から入手した文書をもとに、国会で政府を追及しました。安倍晋三政権下で礒崎陽輔元首相補佐官が「放送法」の新たな解釈を政府側から出せるように各所に根回しした経緯を記した総務省内の文書でした。実際に、当時総務相だった高市さんは、2015年5月の国会で、文書内に示された解釈と同様の答弁をしています。3月3日の参議院予算委員会で、小西議員がこの文書をもとに質問すると、高市さんは自分についての記述は「捏造されたものだ」と反論したのです。小西議員から「仮に捏造でなければ、議員辞職しますか」と問われると、高市さんは「結構です」と啖呵を切ったのです。自分が大きな不正に関わった、と書かれていたわけでもないのに“ブチ切れ答弁”をしたことに自民党内でも首を傾げる議員が続出しました。結局、3月7日に松本剛明(たけあき)総務相が、該当文書を『総務省の行政文書』と認めたことで、高市さんの旗色は悪くなりました。松野博一官房長官でさえも『あれはもう、どうにも・・・』と匙を投げていることから見て、岸田政権に高市さんをかばう雰囲気は無いようです。何よりも自分の部下だった役人が文書を捏造したと言われたら、財務省じゃあるまいに、総務省のお役人も憤慨すること間違いなし、高市さんは自分の首を締めてしまいました。

■ 宮台真司さん襲撃事件捜査終結
 東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで教授の社会学者宮台真司さん(64)が首などを切られて重傷を負った事件で、警視庁捜査一課は3月9日、事件後に死亡した相模原市南区の無職倉光実容疑者=当時(41)=を殺人未遂容疑で書類送検し、一連の捜査を終結しました。自宅からメモ帳3冊が見つかり、「学者は一番上にきてはいけない人種」「戦後の知性主義が日本を破壊した」「大学教師なら人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」との走り書きが残されていたそうです。殺人未遂容疑で書類送検された倉光実容疑者が、自ら命を絶ったとされるきっかけは、警視庁が防犯カメラ画像を公開したことだったとみられます。公開捜査は、倉光容疑者にも衝撃をもって受け止められた模様で、同居の母親は調べに「直後から様子がおかしくなった」と説明していたそうです。死亡したのは、画像公開からわずか4日後で、倉光容疑者は事件後、インターネットで山刀(刃渡り21センチ)を注文しており、別の犯行に及ぼうとしていた疑いがあるとのこと、結果的には防犯カメラ画像公開が次の事件を防いだと言えそうです。

■ 母親の苦悩いかばかりか...
 この事件に関する真相は分かりませんが、容疑者の父母は70代で、ひきこもりの息子の将来を心配して年金保険料を払い、別宅も購入して与えていたようです。母親は519『コロナ2019』(2023年2月19日)で触れたように「エホバの証人」の信者だそうです。近所の人たちも口々に「いい人だ」と言っているようです。500『宗教V』(2022年10月10日)で「エホバの証人」について書きました。ここでは・・・宗教は人の心の中にあるものなので、何を信じるのも自由であり、殊更に批判したりするのは避けるべきです。ただしオウム真理教のように社会的に害悪となる行動をする「カルト」教団は別です・・・と書きました。「エホバの証人」の教団の正式名は「ものみの塔」です。ハルマゲドン(世界の終わり)がやってくるのを見張っている、という意味だそうです。「エホバの証人」に限らず、世の主婦や母親は宗教の入り口に立っている人が多いというのが実態で、それはやはり宗教にすがらなければならない状態に置かれているからだと言えます。ひきこもりの子や障害を持つ子の親の悩み、あるいは夫に関する悩み、様々な苦悩が宗教に引き寄せられる原因でしょう。そういう人たちは周囲から見れば「いい人」ですが、心の中に持つ苦悩まではなかなかはかり知ることが出来ません。ましてや今回の事件は、その息子が自殺してしまった・・・母親の苦悩を考えるといたたまれません。

■ 宮台真司さんとは
 宮台真司さんという社会学者は、沢山の著作を持つと共に、メディアやネットの世界で幅広く発信しています。右翼や左翼を過激に批判したり、社会現象に対しても鋭い目を向けています。「対米自立には重武装化が必要です。反撃を予想した敵に攻撃を控えさせるべく、弾道ミサイルなどによる対地攻撃を軸とした反撃能力が要るのです。それには集団的自衛権を超えた憲法改正が必要となり、『周辺国の国民の感情的手当て』と『文民の戦略的外交能力』も求められます」などと語っています。韓国の徴兵制に賛意を示すも、日本に徴兵制度を導入するのは現実的に不可能であるとして、「徴兵制度があると自分が、あるいは自分の子どもが、戦地に送られる可能性があるので、シビリアンコントロール(文民統制)のあり方をちゃんとチェックしよう、そのためにちゃんとした政治家を選ぼうという意欲が非常に強くなる。それが政治参加意欲の大きな原動力になる」と主張します。一方で売春合法化論など、性問題についても活発に研究・発言しています。クリスチャンで、「オウム事件真相究明の会」の呼びかけ人ですが、カルト宗教に批判的な人たちからは「信者の主張を助けている」などと批判されたりしています。いずれにせよ痛烈な主張からして恨みを買うような面も否定できないようです。

■ 藤井聡太五冠が王将防衛、更に棋王奪取へ・・・名人獲得へ・・・
 ちょうど1年前になりますが、昨年3月9日、将棋の藤井聡太五冠が第80期将棋名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終13回戦で佐々木勇気七段(28)に勝ち、成績を10勝2敗として初のA級昇級を決めたことを書きました。あれから1年、3月8日(水)の午前10時から東京都の将棋会館で行われた、第81期A級順位戦・プレーオフ・・・藤井聡太五冠vs広瀬章人八段の対局は、125手で藤井聡太五冠が勝利し、渡辺明名人への挑戦権を獲得しました。4月5日には史上最年少での奪取を目指す名人戦が始まります。
 3月11〜12日に行われた王将戦7番勝負第6局(佐賀県上峰町)、藤井王将3勝−羽生九段2勝で迎え、ここまですべて先手番が勝っており、第6局は挑戦者の羽生九段が先手番、藤井王将をここまで苦しめるとは、さすがタイトル99期の羽生さんだ...と称賛する声が出ていましたが、結果は・・・やはり後手番の藤井王将が88手で羽生九段を下し、4勝2敗で王将初防衛を果たしました。これで藤井五冠は通算タイトル数歴代8位タイの12期にして、3月19日(日)に行われる棋王戦第4局で目指す史上最年少六冠に向け、弾みをつけました。ここまでタイトル戦での連敗がないというのは藤井聡太棋士の強みです。渡辺明名人は藤井棋士に圧倒的に負けてますから、藤井七冠誕生もそう遠くない気がします。

■ モンスターグリルふじみ野店が閉店
 前回、『ふじみ野市の店舗変遷』について書きましたが、またまた閉店です・・・3月6日モンスターグリルふじみ野店が閉店しました。518『みちのくひとり旅』(2023年2月12日)で「リンガーハット」の「長崎ちゃんぽん」に触れ、下記のように紹介したばかりです。やはりコロナ禍によって、人々の生活習慣が変わりました。これに即応して変革したかどうかが分かれ道だったかもしれません。すかいらーくグループもどんどん閉店しています。流通業では百貨店はもちろん、イトーヨーカ堂などもピンチのようです。イトーヨーカ堂では店舗の統合再編、不採算店舗の大量閉店やアパレル事業からの撤退などを進めています。奇しくもイトーヨーカドー、セブン・イレブン、デニーズなどを傘下におさめるセブン&アイ・ホールディングスの創業者で現・名誉会長の伊藤雅俊氏が3月11日に死去していたことが分かりました。98歳でした

リンガーハットの長崎ちゃんぽん


昔のリンガーハットふじみ野店


「東京トンテキ・ステーキの王様」になって1年も経たずに閉店


「モンスターグリル」になりました


次は
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■ レジオネラ菌3700倍の老舗旅館・前社長が自殺
 福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉・大丸別荘」が法令に違反し 大浴場の湯を年2回しか入れ替えず 県の検査で基準値の最大約3700倍となるレジオネラ属菌が検出された件で 社長のトンデモ説明にビックリ 退任したことを前回書きましたが この山田真前社長が 3月12日(日)自殺したそうです 責任を取ったのでしょうが 「死亡」という事実にコメントすべきではないと考えます 安らかな眠りを祈ります 合掌

■ 訃報続々…大江健三郎さん、扇千景さん、伊藤雅俊さん
 現代日本を代表する小説家で 日本人として2人目のノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さんが 3月3日未明 老衰のため亡くなられたとのこと 88歳でした 憲法9条を守れとか 原発問題など 様々な時事 政治にも識見を示しました 愛媛県内子町の生まれですが 四国一周旅行した時に寄った古くからの町並み保存地区ではなく 山深い山村地域だったそうです しかしそうした自然豊かなところで育ったことが 大江文学の素地を作ったのではないでしょうか

大江健三郎さん

 女性で初めて参議院議長を務め 国土交通大臣などを歴任した扇千景さんが がんのため 3月9日に東京都内の病院で亡くなられたとのこと 89歳でした 宝塚歌劇団で活躍し 夫は3年前に他界した歌舞伎俳優の坂田藤十郎さん 評判の仲良し夫婦でした

扇千景さん

 イトーヨーカ堂の創業者で現・名誉会長の伊藤雅俊さんが3月11日に死去していたことが分かりました 98歳でした 最大の功績は 同社をコンビニエンスストア;セブン−イレブンを中心にした日本屈指の流通グループに育てた名誉顧問の鈴木敏文氏(90)を見いだしたことと言われています

伊藤雅俊さん
(2023年3月14日)


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