392  清河寺温泉

 結局車の故障はセルモーターとバッテリー交換で直りました。1回で済まなかったのがやや不満、交換後2年未満のバッテリーが何故?バッテリー上がりにつながるような事象も全く心当たり無く、不審なれどお金はずいぶん掛かって、何かモヤモヤした気持ち...そこで「GoToトラベル」に行って来ました。これについては次回ご紹介します。

■ 人気温泉ランキング
 360『人気温泉ランキング』(2020年2月2日)で、第14回ニフティ温泉年間ランキング2019の結果を紹介しましたが、全国15,591施設の中から選ばれた、人気のある温泉施設BEST10中、ナント!埼玉県が最も多い4施設、続いて神奈川県3、東京都、大阪府、山梨県が各1施設でした。何故サイタマかというと、自然湧出の天然温泉が無いからでしょう。と思ったものの待てよ?その理由なら人口の多い東京都のほうが人気の温泉施設が多くなりそうなのに何故?と問われると・・・よく分かりません。神奈川県は、箱根や湯河原といった超有名な温泉があるのにどうして横浜や湘南の温泉が人気があるの?というと、これまた・・・よく分かりません。ちなみに全国総合ランキング第10位のほったらかし温泉 あっちの湯・こっちの湯は161『ほったらかし温泉』(2016年4月9日)で紹介しました。強アルカリ泉ですがツルツルにはなりません。一度行って、もういいやと思いました。どうして第10位?・・・よく分かりません。


ほったらかし温泉の「あっちの湯」から眺望する甲府盆地の夜景

■ 新型コロナウイルスで大騒ぎの予感
 実はこの360『人気温泉ランキング』(2020年2月2日)を書いた2020年2月2日という2尽しの記念すべき日に、こんなことが書かれていたんです・・・・「武漢から発した新型コロナウイルスの感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)は日本時間の1月30日夜、新型コロナウイルスについて国際的な緊急事態を宣言しました。これを受けて世界各国から中国への渡航が禁止、自粛となっています。日本政府の対応はいかにも生ぬるいと批判されていましたが、隣国ゆえに水際で食い止めるのはほぼ無理でしょう。国内で既にかなりのウイルス感染者がいるものと推定されます。東京オリンピックまでに根絶できるかが懸念されます」・・・こんな頃からCOVID−19の脅威が意識されていたんですね。そうか、ずいぶん前の気がしますが、この頃既に大騒ぎの予感がしていたわけです。新型コロナウイルスに関する知識や、ウイルスと細菌の違いについても書いてあります。

■ 新型コロナウイルスに関する報道姿勢
 新型コロナウイルスを採り上げてテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」が視聴率を上げ、NHKの「アサイチ」が不調となったと言われますが、理由はそれだけではなく、朝ドラ「エール」がCOVID−19の影響で撮影休止し、再放送となったために、チャンネルを切り替えた視聴者が多かったのではないかと思われます。テレビ朝日は社員コメンテーターの玉川徹さんの歯に衣着せぬ発言が人気です。「PCR検査を増やせ」と口酸っぱく言い続けるものですから、厚生労働省が注目していたみたいです。一方朝のフジテレビ「とくダネ!」は、「羽鳥慎一モーニングショー」が視聴者の不安を煽っているとして批判的姿勢です。両方見比べると、なるほどなぁと思います。どちらもそれなりに正しく、要は視聴者がどちらを見たいかということなのでしょう。ただ、安倍総理が辞任して次の首相がどうなる?という場面になったら、急に新型コロナウイルスの話題は下火になって、しかも9月14日からNHKの朝ドラ「エール」が再開されるそうですから、再び「アサイチ」が人気復活するのではと思います。

■ GoToトラベルに東京都追加
 政府の観光支援事業「GoToトラベル」に、10月1日から東京都が追加されるようです。そんなニュースを「GoToトラベル」で滞在しているリゾートホテルで見ました。これは東京都が9月10日、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しているとして、感染状況の警戒度を示す指標を4段階のうち最高レベルから1段階引き下げ、都外への移動自粛要請についても解除すると発表したからです。また、感染対策として8月3日から都内全域の飲食店やカラオケ店に午後10時閉店の時短営業を要請し、23区内を除いて8月末で解除していましたが、クラスターの発生が見られないことから、23区内についても9月15日で終了することを決めました。元々「GoToトラベルの東京除外」は、小池百合子都知事と菅官房長官の舌戦から感情的なしこりが生じたためではないかと推定されていました。もちろんご本人たちは表立っては否定していましたが、菅官房長官が「都民に対し都外への移動自粛要請がある以上、対象から外さざるを得ない」と言っていて、確かにそうだなと納得はするものの、最も裕福な東京都民が参加しない「GoToトラベル」なんて、本当に効果があるのだろうか?と思いつつ、まあ埼玉県民には関係ないし、と思っていました。

■ 清河寺温泉…さいたま市西区
 上記『人気温泉ランキング』(2020年2月2日)で第27位だったさいたま清河寺温泉(さいたま市西区)に行って来ました。27位と言っても、全国2位杉戸天然温泉 雅楽の湯(杉戸町)、3位美楽温泉 SPA-HERBS(さいたま市北区)、4位竜泉寺の湯 草加谷塚店(草加市)、5位熊谷天然温泉 花湯スパリゾート(熊谷市)に次いで埼玉県では5番目なのです。全国2位杉戸天然温泉 雅楽(うた)の湯(杉戸町)の姉妹店です。住所はさいたま市西区大字清河寺683-4で、我が家から車で行くと、荒川を越えて国道16号の埼玉栄高校隣のさいたま市西区役所前を左折して直ぐですから、結構近いのです。この温泉施設は近所の人たちも良く行くらしく、良い評判を聞いていましたが、今回初めて行きました。清河寺は「せいがんじ」と読み、大宮台地にあります。入間川と荒川が合流する地点の東側で、東西に走る国道16号線の北、南北に走る国道17号線(中仙道)の西側の角地です。臨済宗清河寺というお寺があります。さいたま清河寺温泉は、2006年さいたま市景観賞を受賞したというだけあって、斜面をうまく生かした作りで、竹林を見ながらの入浴は癒されます。

外観;2006年さいたま市景観賞受賞、竹林が素適です

■ 泉質も良く、入浴設備が豊富
 2006年2月2日開湯の清河寺温泉は、肌がすべすべになる泉質、開放感あふれる緑のロケーションで人気の施設です。生源泉湯・源泉岩風呂・寝湯・寝ころび湯・足湯・壷湯・炭酸泉・白湯・ジャグジーなど、コレでもかとたくさんの設備があります。露天風呂にある生源泉湯は、地下約1,500mからポンプアップした38.3度の源泉を掛け流しており、やや温度が下がって37.5℃くらい、身体がよく温まるので長湯したい客でいつも「満席」です。ナトリウム−塩化物温泉、低張性・弱アルカリ性、PH7.9、陽イオン計1,540mg(ナトリウムイオン1,411mg、カルシウムイオン59mg、マグネシウムイオン18mg等)、陰イオン計2,555mg(塩化物イオン1,987mg、炭酸水素イオン564mg等)、メタケイ酸36.9mg、メタホウ酸7.9mgです。

檜湯の高濃度炭酸泉は温泉に炭酸ガス注入、広くてぬるくて良し


生源泉湯;中央の湯筒から約38.3℃の生源泉掛け流し


源泉岩風呂;竹林が風に揺れる音を聞きながらの露天風呂

■ 館内施設も好評
 館内施設は、うたた寝処(女性専用スペース有)が好評のほか、お食事処・竹膳(ちくぜん)、癒処「逢季」、クイックバーバー「髪剪處」などのリフレッシュ施設が揃っています。休憩所が多いことも特長です。サウナも良いですね。水風呂の温度も適温です。サウナ好きには満足な施設です。竹膳の十割そばは今度食べてみましょう。

広いドライサウナ室

■ 「ドコモ口座」問題で大騒ぎ
 NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し問題が混迷しています。被害者の大半はドコモの携帯電話サービスを利用していなかったというのですから驚きです。ドコモ口座で取引しているゆうちょや地銀など35行について、NTTドコモは「ドコモ口座の新規登録は全行で停止するものの、全面停止はしない」と発表しました。「1日に約1万3000件の取引がある。既存顧客のサービスを止めると影響が大きい」(ドコモの丸山誠治副社長)というのが理由だそうですが、被害が拡大するなか、サービスを全面停止しないドコモに対し批判が強まっています。

■ 俳優・伊勢谷友介容疑者の大麻問題で大騒ぎ
 人気俳優・伊勢谷友介容疑者(44)が警視庁に大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕されました。7月21日亡くなったデザイナー山本寛斎さんの異母弟で、実業家でもあります。プレイボーイとして知られる傍ら、「薬常習者」として、長いことウワサが絶えなかったそうです。思い出すのが「何も無いけどいい所!」埼玉の永遠のライバル・千葉解放戦線の阿久津翔です。314『翔んで埼玉』(2019年3月18日)をご覧下さい。壇ノ浦家に使える執事役として、大きな口の両端が切れ上がる悪魔顔で好演していました。これで助演男優賞を頂いたんですね。

右上:千葉解放戦線の阿久津翔(伊勢谷友介) 何故か一番デカイ顔

■ 藤井聡太二冠が豊島将之竜王に5戦全敗で大騒ぎ
 将棋の藤井聡太二冠(18)が9月12日、将棋日本シリーズJTプロ公式戦の2回戦で豊島将之竜王(30)に108手で敗れました。8月に史上最年少で二冠となって以降、初めての黒星で、豊島竜王との公式戦での対戦成績は0勝5敗となりました。藤井二冠は公式戦で2局以上戦った棋士のうち、豊島竜王にだけ一度も勝っていません。優勢に進めていた中、痛恨の見落としがあって一気に逆転されたそうです。相性の問題も有るかもしれませんが、ふるさと愛知の偉大な先輩だけに、自らは意識しなくても何かあるかもしれませんね。早く払拭して欲しいものです。

■ 大坂なおみ全米2度目の女王で大騒ぎ

 テニス:全米オープンは9月12日(日本時間13日)ニューヨークで女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング9位の大坂なおみ(22=日清食品)が2度目の全米女王、そして3度目の4大大会女王に輝きました。準決勝でセリーナ・ウィリアムズを破った同27位ビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)に第1セットをを1−6で一方的に奪われたときは「ダメか...」と思いましたが、第2セット6−3で奪い返すと、最終セットもエンジン全開6−3で奪い、成長したメンタルを見せ付けて逆転優勝を果たしました。もうひとつ話題をさらったのが「BLACK LIVES MATTER(BLM=黒人の命も大事だ)」運動に賛同する大坂なおみの黒いマスク、黒人被害者の名前が入った日替わりの人種差別抗議マスク≠ヘ世界中に波紋を広げました。批判も噴出した中で、今回の見事な優勝によってプロパガンダは大成功に終わったのです。テニスの4大大会や五輪では特定の思想を喧伝する行為は禁止(特例の今大会を除く)されていますが、どうやらこの流れを変えそうな優勝でした。
(2020年9月13日)


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