前回はストーカーの話、今回も事件です。こういう物騒な話はイヤになりますが、小学校をホームとして少年野球をやらせていただいている身、またこどもエコクラブの活動で小学生に新聞を配り、その打合せでいろいろな小学校に行って、事務職員や校長先生など教職員とアポとって面会している立場からすると、ゆゆしき事件なので取り上げます。ましてや立川市の小学校となると、ますます見逃せません。そのワケは・・・内緒です。
■ 立川三小侵入事件
ゴールデンウィークが明けて2日目の2025年5月8日(木)、立川市立第三小学校で校舎内に侵入してきた男2人が女の子の名前を叫びながら2階の2年1組の教室に入ってきたそうです。一人は酒瓶を手に持っていて、酒を飲んでいたようです。担任は2人に教室から出ていくよう求めましたが、2人は椅子で殴りかかったり、持ってきた酒瓶を割るなどして暴れ、担任は子供達に『逃げて』と叫んだため、子供たちは一斉に教室から飛び出して体育館に逃げました。中には逃げ遅れた生徒もいたようです。怖かったでしょうね。職員室の前を走って避難する子供達の様子を見て、副校長や他の教職員3名が教室に急行して、話し合いをしようと男2人を1階の職員室の方へ誘導し、一方で警察へ通報しました。これは恐らくそういうマニュアルになっていたものと思われます。凶器を持った犯人に対しては「サスマタ」で対応すべく訓練しているはずです。暴れる男たちを取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡しました。

房総・野島崎で頂いてきた「ハマボッス」がきれいに咲いています
■ 避難訓練や引渡し訓練
この学校に通う2年生の児童の母親が子ども間のトラブルの相談のため午前9時ごろに学校を訪れ、担任と1時間ほど話していたそうですが、話がまとまらずに女性はいったん学校の外に出て、電話で男2人(46歳と27歳)を呼んだとみられます。男たちはタクシーで訪れて校舎内に入ったようですが、小学校は通常門扉は閉じていても施錠していないので、カンヌキを手で開けて誰でも入れます。学校の防犯対策はいろいろされていても、完全に施錠するところは少なく、今回のような事例は滅多に無いので完全に防ぐことは困難と思われます。同校ではこの日11時から「避難訓練」が行われる予定だったそうですが、その直前に『本番』がやってきてしまったのです。暴れる男2人を取り押さえようとして、5人の教職員が怪我をして、1人は鼻の骨を折られ、他は軽傷でした。職員室の窓ガラスが廊下から酒瓶で割られるなどの被害が出ました。
「引渡し訓練」も毎年必ず行われます。学校や保育園で子どもを保護者に引き渡す訓練のことです。緊急事態が発生したことを想定して、学校と保護者が連携して子どもを安全に引き渡すための準備として行われます。今ではメールなどで連絡が行き、親が徒歩で学校に迎えに行ったりしますが、事件だったり災害だったり事例は様々で、通行止めで車が使えない場合も想定されます。また訓練で親もあらかじめ準備する場合はともかく、最近は共働きの親も多く、職場が遠かったりすると現実には様々な困難も想定されます。しかも困ったことに、最近では実際にこうした引渡し事例をニュースでしばしば目にします。怖い社会になってきたような気もします。

アカバナユウゲショウもきれいに咲いています
■ モンスターペアレント問題
この母親は自分の子が他の女児にいじめられているとして担任に訴えていたみたいですが詳細は報道されていません。小学校2年生の児童の今後を考えれば、詳細を明らかにしないのは当然であり、当時の恐怖の体験をした児童たちの心のケアも必要です。
以前から「モンスターペアレント」の問題が指摘されていますが、実際に身近なところでその事例も見聞きしました。モンスターペアレントとは、学校や教育機関に対して過剰な要求や理不尽なクレームを繰り返す保護者を指す和製英語です。単なる苦情や相談とは異なり、学校の業務を妨げるような行動が該当します。テレビやインターネットを通じて、様々な教育方法や情報が流れており、保護者はそれらを鵜呑みにし、学校に導入するよう要求することがあります。また、自分の子どもを特別な存在として捉え、学校の指導方針を無視して過剰な要求をする親もいます。担任の教師やクラス替えを要求する、特定の教育方法を導入するよう要求する、感情的な攻撃をする、執拗にクレームを繰り返す、法的手段をちらつかせるなどで教師の負担が増加し、心を病んで退職する教師も居ます。

ナガミヒナゲシは見たらすぐ抜きましょう。ただし手袋しないと危険です
■ 立川市
立川市の市立小学校は第一から第十まであり、他に地名を冠した九つ、計19校あります。立川市立第三小学校はJR中央線立川駅の南側、錦町3丁目、南大通りに面しています。多摩モノレール立川南駅とJR中央線西国立駅に挟まれています。筆者が勤務していた会社の立川営業所は立川南駅の近くで立川市立第三小学校も直ぐ近くでした。この辺りは頻繁に歩いたので土地勘があります。また高校の同級生が立川市で小学校の教師をしていて、以前は立川市柴崎町に住んでいました。定年退職後は風光明媚な埼玉県飯能市の入間川沿いに住んでいますが、この辺りは東京の隣とは思えない自然豊かな地域です。
立川市は、東京都のほぼ中央に位置し、昭島市、小平市、日野市、国分寺市、国立市、福生市、東大和市、武蔵村山市と接しています。戦前は軍事都市でした。「立飛」というのは立川飛行場の略です。玄関口であるJR立川駅は、中央線、青梅線、五日市線、南武線が乗り入れるとともに、多摩地区を南北に結ぶ多摩モノレールや、周辺各市とを結ぶバス路線などとあわせて、交通の要となっています。また、駅周辺には、大型商業施設やオフィスビル、バラエティに富んだ飲食店などが集積し、多摩地域随一のにぎわいを見せています。今や都心に行かなくても立川の方が楽しい、などと言われています。一方、中心市街地から少し歩けば、広大な国営昭和記念公園の緑が広がり、北部を流れる玉川上水と南部を流れる多摩川、それをつなぐ残堀川と北部地域に広がる都内有数の農業地帯など、水と緑に囲まれたやすらぎのある生活環境が整っています。
利便性やにぎわいといった都市の魅力と、潤いややすらぎのある生活環境がコンパクトにバランスよく共生しているのが、立川の魅力となっています。ただ、「立川断層」などは怖いですね。

赤枠…東京都庁から20km圏内 立川とふじみ野は都庁からほぼ同じ距離です
■ 附属池田小学校殺人事件
2001年6月8日に大阪教育大学附属池田小学校で発生した児童殺傷事件は日本の小学校の防犯対策のきっかけになった事件です。宅間守という男が刃物を持って校内に侵入し、1年生1人、2年生7人の児童を出刃包丁で刺して殺害し、13人の児童と2人の教員が重軽傷を負うという大惨事となりました。詳細は
国立大学法人大阪教育大学のホームページをご覧ください。この事件は、学校の安全対策への認識を深めるきっかけとなり、学校や地域社会全体で、学校の安全対策に対する意識が高まりました。宅間は2003年9月に死刑判決が確定、翌2004年9月14日に大阪拘置所で死刑が執行されました。

ホトケノザ
■ 誰でもいいから人を殺したいと思った
埼玉県戸田市立美笹中学校で2023年3月1日に起きた事件、さいたま市浦和区の高校生の少年(当時17歳)が侵入し、立ち向かった男性教員(当時60)が刃物で切られ、重傷を負いました。この事件については521『
宗教W』(2023年3月5日)をご覧ください。 「誰でもいいから人を殺したいと思った」という動機、最近こういう人が起こす事件を時々耳にします。5月1日(木)、大阪市西成区の千本小学校近くで、下校中だった小学2年から3年の児童7人を車ではね重軽傷を負わせた東京都東村山市の矢沢勇希容疑者(28)は、放射線技師として勤務していた病院を辞めたあと、「すべてが嫌になり小学生を引き殺そうとした」と供述しています。5月7日(水)、東京メトロ南北線東大前駅のホームで、大学生に包丁で切りつけた男は、長野県生坂村の戸田佳孝容疑者(43)、4年前に東京から長野県に移住し、1人暮らしをしていましたが、仕事をしていた形跡はなく、収入もなかったとみられています。どうやって暮らしていたのでしょう?東大前駅なら名前からしてニュースバリューが有ると考え、見知らぬ学生らしい男性に切りつけたそうです。5月11日(日)千葉市若葉区の路上で84歳のおばあちゃんが刺殺された事件で、千葉県警に殺人容疑で逮捕された中学3年の少年(15)は、「誰でもいいから殺したかった」と供述しているそうです。怖いですね。

ハルジオン
■ 所沢市立中学同級生刺殺事件
埼玉県所沢市立中学の同級生刺殺事件は2019年7月5日に起きました。この中学校では生徒の自殺が連続で起きていて、市長や教育委員会も問題意識を持っていました。この事件については330『
道央旅』(2019年7月9日)をご覧ください。

ヒメジョオン
■ オータニ ABSOLUTE CINEMA
2025年5月9日(日本時間10日)、アリゾナ州フェニックスで行われた米大リーグ・ドジャース−ダイヤモンドバックス戦では、先発した佐々木朗希投手は5回途中5失点でマウンドを降り、2勝目はなりませんでした。大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、プレーボール直後の第1打席に高めの変化球を捉えてセンターのフェンスを直撃するツーベースを打ち、連続試合ヒットを「7」に伸ばしました。ベッツ選手のヒットで三塁まで進んだ大谷選手は、1アウトとなってから4番・フリーマン選手の犠牲フライで先制のホームを踏みました。しかしその裏佐々木朗希投手が2本のホームランを打たれて、1−3と逆転されました。ドジャース打線は2回、ソロホームランで2−3と追い上げ、二死1塁の場面で大谷選手に第2打席が回り、今度は左中間を破る2打席連続のツーベースがタイムリーとなって同点に追いつきました。ドジャースは3回に一挙5点を奪って8−3とリードしますが、佐々木朗希投手は4回に1点を失い、5回の先頭バッターをポンポン追い込んでから歩かせたところで「ダメダコリャ」とロバーツ監督が出て佐々木朗希投手からボールを受け取りました。この後2人目のバンダ投手が満塁ホームランを打たれて8−8の同点に追いつかれました。この後、逆転されて8−11でリードされた9回に先頭バッターから4者連続のヒットで同点に追いつき、その後一死1、2塁で大谷翔平選手に打席が回って来ると、インコース低めのスプリットを豪快に振り抜き、右中間へ2試合連続となる今シーズン12号の劇的な決勝3ランを放ちました。打球は速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)の一発。打った瞬間にスタンドインを確信したのか、大谷はバットを放り投げバンザイ。一塁側のドジャースベンチはもちろんバンザイ、敵地の客席もみんな総立ちで、大谷とシンクロするように手を高々と上げる驚きの光景が生まれました。ドジャース公式Xは「
ABSOLUTE CINEMA」と記し、実際の動画を公開しました。ここはドジャースタジアムか?敵地チェイス・フィールドとは思えない光景に驚き...スラッガーという言葉がありますが、オータニという男はここぞというところでこういうことをしばしばやってくれます。だから日本人だけでなく、米国の野球ファンも熱狂するんですね。

■ リストラ続々
トランプ関税の影響で日本企業にもリストラの波が押し寄せています。パナソニック、日産、マツダ・・・、特に日産は社員の15%、2万人の大規模で、社員はガックリと肩を落としているそうです。米国依存の反動もあるようですが、米国で製造しなければ関税をかけるゾという脅しには逆らえないということでしょう。更にこれが経営体力の弱い中小企業に波及するのは必至で、日本はいよいよ厳しい局面に立たされました。

カタバミ
■ コメ問題
スーパーでのコメの平均価格は、昨年12月以来18週ぶりに値下がりしました。と言っても5kg入り税込4214円、前週比▲19円です。ただ、前年比では高値が続いていて、このまま価格は下がらないだろうとの見通しが大半です。5月4日までの1週間の店頭でのコメの販売量は、前の年の同じ時期より14%あまり増えたそうです。どうやら先行きのコメ不足を心配して買いだめしておこうという消費者心理が働いているようです。備蓄米のニュースは段々霞んできました。やがて価格は下がるという農水省の話を信じる人はどうやら居なくなってきたようです。農家は、自分たちはそんなに高く出してないのにどうしてこんなに上がるんだ?と言っており、消費者のコメ離れを心配しています。実際、うどん、ラーメン、焼きそば、パスタなどに比重を移したなどという家庭が増えているそうですが、それなら何故コメが売れ続けてスーパーの棚が空っぽなのか?この後に来る反動が怖いですね。今やコストコ、業務スーパーだけでなく、一般のスーパーにもカリフォルニア「カルローズ」が並んできました。キロ341円の関税を払っても日本のコメより安いからです。そして遂に日本一の大手「イオン」がカルローズを扱う、と大々的に発表しました。もはや日本のコメにこだわっていられない、ということでしょう。こうなってくると、カルローズを食べてみようかな?という気がしてきますね。

(2025年5月14日)

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