11月8日が「立冬」で、11月22日は「小雪」です。もう雪が降る季節だということです。気象庁の発表では、今年の冬の気温は、寒気の南下が弱いため、全国的に平年並か高いとのこと。冬型の気圧配置は長続きしないため、冬の降雪量は日本海側で平年並か少なく、冬の降水量は東日本では平年並か少ない予報です。11月22日は「いい夫婦の日」でもありますね。そして11月23日は「勤労感謝の日」です。この日は戦前も祭日で「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれていました。その年に収穫された穀物(新穀)を神に勧め神を祀る行事です。皇室では「大嘗祭(だいじょうさい)」が行われましたね。
■ 雪の便り
■ 鶯宿温泉ホーホケキョ
■ ふじみ野市環境審議会の委員を委嘱されました
■ 川越江川の氾濫…都市型災害;内水による被害 ふじみ野市環境審議会委員を委嘱されることになり、元福小学校で少年野球の試合が終わった後、隣の寺尾調節池をぐるっと歩きました。この辺りの自然は貴重なので見ておこうと思ったのです。新河岸川が東西に蛇行し、南から川越江川が北上して新河岸川に合流しています。何もないときには平和で癒される自然ですが、新河岸川に目をやると、先日の台風19号の爪痕が隋所に見られます。まさしく自然保護と災害対策は、どちらも大事、これを両立するにはどうすべきかと、考えさせられました。ちなみに新河岸川は、入間川の笹井堰から分流して赤間川となり、川越市で新河岸川と名前を変えて、やがて隅田川となって、浅草吾妻橋から勝鬨、浜離宮のところで東京湾に注ぎます。
■ 寺尾調節池 寺尾調節池は、青森県の下北半島を左右逆にしたようなマサカリ型で、川越江川から寺尾調節池に食い込む形で元福小学校とカトリック星和幼稚園が設置されています。寺尾調節池の北側に「寺尾ポンプ場」があります。ここの横にゲートが設けられ、新河岸川の水位が上がると寺尾調節池に水が導入される仕組みになっています。調節池(ちょうせつち)というのは調整池、遊水池と言われることもあります。寺尾調節池の歴史は新しく、2003年に建設されました。周辺1820mの堤防で囲まれ、堤防の上は細いアスファルト舗装で、散歩したりジョギングする人が大変多いところで、住民の憩いの場所になっています。面積は13ヘクタール、容量は36万立方メートルです。堤防から中に降りていくと、水が溜まっていて、少し流れもありますが、とてもきれいな水です。草が富養分を吸って水を浄化しているのでしょう。いろいろな生き物を観察できるビオトープになっています。中には小さな畑を作っている人もいましたが、ここは公用地のはずですね。一部川越市が設置した木道もあります。寺尾調節池の西南角地(川越市寺尾611番)には猫がたむろしており、それも毛並みの良い裕福そうな猫が数匹居て、人を見ると寄ってきます。川越市の看板が設置されていて、「猫の餌を置かないで下さい」というようなことが書いてあります。隣には「ふんは持ち帰ってね」と犬と人の描かれた看板もあります。多分ご近所に猫に餌をやる人が居るのでしょう。こういう住民は確信犯なので、なかなかお願いしてもやめないんですね。寄ってくる猫は可愛いので、つい情が移るのでしょう。行政は、「猫は室内で飼って下さい」とお願いしているようですが、こうしたことは全国的に問題となっています。苦情を言う住民と動物愛護の狭間で、行政が困っているわけです。ふじみ野市では、少なくとも増えないようにと、野良猫の去勢をするという対策を採っているそうです。
■ ミニ門松作りに参加しませんか? ふじみ野こどもエコクラブでは今年もミニ門松作り体験を行います。是非ご参加下さい。筆者は少年野球と二股なので、試合があるとなかなか参加できませんが、平日の竹林整備などの肉体労働には参加しています。 チラシの皺がニクイでしょう(^_^) ■ 新潟女性殺害事件 埼玉県上尾市出身の齋藤涼介容疑者(25)が、11月15日の夜、新潟市中央区のビルで、知り合いの飲食店店員・石澤結月さん(20)を刃物で刺して殺害したとして18日に逮捕されました。上尾市で包丁を購入して、事件当日の午後、埼玉県上尾市の家を出て新潟に向かったとみられています。母親が事件前日の14日、「神奈川県で暮らしている息子が元交際相手の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」と埼玉県警上尾署に電話で相談していたそうです。埼玉県警上尾署と言えば、どうしても桶川ストーカー事件の猪野詩織さんを思い出してしまいます。ストーカー被害が増え続けているそうですが、最近のニュースに接して凶悪犯罪が増えてきたように感じますが、現実には犯罪件数はドンドン減っているのだそうです。これについてはいずれ触れましょう。 (2019年11月21日) |