お盆が明けて、8月19日(月)は伊香保温泉の「黄金の湯館」(こがねのゆかん)に行って来ました。伊香保温泉では多くのホテルや旅館が日帰り温泉を提供していますが、その中で公衆浴場と言われる立ち寄り湯専門の施設は3ヶ所、石段の湯、伊香保露天風呂、そして「黄金の湯館」です。 ■ 伊香保温泉「黄金の湯館」
■ 第101回高校野球選手権大会;履正社優勝
■ 佐々木朗希のピッチングに大学日本代表監督「度肝を抜かれた」 佐々木朗希と奥川の比較、いろいろ言われてますが、どうでもイイ!楽しみ!それだけ。奥川の笑顔、ステキです。今の完成度からして、今年のドラフトの目玉でしょう。一方佐々木朗希は8月26日、神宮球場でU−18W杯に出場する高校日本代表の先発投手として、大学日本代表との壮行試合で1イニング投げ、たった12球だけでしたが、最速156キロをマーク、打者3人から2三振を奪い、大学日本代表を率いる生田勉監督が「度肝を抜かれた、米国でもこんな投手居なかった」と発言するほどの衝撃を与えました。佐々木の全国区デビューを見ようと神宮球場に2万8436人もの野球ファンが詰め掛けたことだけ見ても、いかに注目される投手かということが分かります。ネット裏には、各球団の編成トップ、スカウトら100人以上が大集合。中には「将来、170キロを投げるのでは?」と語るスカウトまでいたそうです。ただ、1イニングで交代したのは指に血マメができたからとのこと、手加減というものを未だ体得していないのでしょう。「未完の大器」ということです。 ■ 選挙・・・8月25日、盛岡市長選挙も 8月25日(日)は全国的に注目された埼玉県知事選挙の日でしたが、このところ、4月7日の埼玉県議会議員一般選挙や4月21日のふじみ野市議会議員選挙、7月21日の参議院議員通常選挙など、選挙続きで、正直選挙疲れの人も居るのではないかと思いますので、ただでさえ低投票率で有名な埼玉県知事選挙がどうなるか心配でした。 ところで我がふるさと岩手では、筆者が顧問(初代会長)を務める在京盛岡広域産業人会の基盤、盛岡広域8市町の首長選挙が今年3つあり、4月の矢巾町長選と8月の葛巻町長選は無投票でしたが、8月25日(日)投開票の盛岡市長選挙は、現職市長が5選目指して立候補し、多選批判の対抗馬が出て三つ巴の選挙になりました。我が友人の弟で高校後輩の現職市長が接戦を制して逃げ切りました。次点も高校後輩で面識がありますが、前回に続く立候補ながら及びませんでした。つくづく思うのですが、首長のような仕事は、SNSをフル活用して自分の活動をPRするのが効果的です。そして、おごらず、腰低く、それを実践していれば、選挙民には好印象が残るのです。 ■ 無投票回避の岩手県知事選
■ 刺客で国替え・・・小池百合子さん
■ 有権者の参画意識を高める政治闘争 そして岩手県第二区というのがこれはスゴイ、秋田県に隣接した雫石町から北上して滝沢市、八幡平市、青森県境の二戸市、東へ向かって沿岸部の久慈市から三陸海岸沿いに南下、宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市とぐるっと岩手県一周、この範囲の広さは日本一、ここが自民党の鈴木俊一五輪担当大臣の地盤です。鈴木俊一さんと言えば、かつての東京都知事に同姓同名の方がいましたね。顔を見れば直ぐ分かりますが、鈴木善幸元首相の息子さんです。つまり岩手県は保革同舟ですが、基本は戊辰戦争で徳川方について薩長土肥の官軍と戦って敗れ、以来ずっと冷や飯なので、今でも反政府、反権力が根強いのです。その反骨心のせいか、長州・山口県に次ぐ首相輩出数なのです。ちなみに埼玉県は首相輩出ゼロです。しかし、立憲民主党県連の重鎮が、自民党の知事候補を応援するなんて通常考えられません。さはさりながら、党の方針に関係なく、是々非々で自分の主張を述べるというのは、組織的に見ればトンデモナイかもしれませんが、政治家としてはそれで良いのではないでしょうか。そもそも自民党、国民民主党、立憲民主党などと言っていますが、彼らのルーツをたどれば同じ穴のムジナみたいなものです。政治とは、そうして喧々諤々言い合うことが大事です。その根底に、民衆のためというしっかりしたものが無ければなりません。忖度したり、物言えば唇寒しということが無い風土こそ、有権者の参画意識を高めるのです。 ■ 事実上の一騎打ち・埼玉県知事選は大野元裕氏当選 任期満了に伴う埼玉県知事選は8月25日投開票され、立憲民主党、国民民主党など野党4党と、退任する上田清司知事が支援する前参院議員の大野元裕氏(55)が、自民、公明両党が推薦するスポーツライターの青島健太氏(61)ら4人を破り、初当選を果たしました。大野元裕氏91万9523票、青島健太氏氏85万9262票、およそ6万票の差でした。参院選後初の大型選挙、16年ぶりの新人同士による選挙戦であり、大野氏と青島氏の与野党対決、事実上の一騎打ちで、激しい選挙戦が展開されました。公示寸前に行田邦子氏が出馬を取りやめ、その背景がいろいろ取りざたされました。行田邦子氏は野党を渡り歩いた経歴から、大野氏支持かと思いきや、SNSで青島氏に投票すると明言しました。情勢分析では終始、青島健太氏が一歩リードと伝えられていました。しかし蓋を開けて見ると、結果的に埼玉県民は上田県政の転換を訴えた青島氏ではなく、継承、発展を強調した大野氏を選択したのです。 青島氏は出馬会見で、県政の課題を問われ「これから考えます」と答えました。いかにも青島氏らしい率直さでした。この人の誠実性は誰しも認めるところです。最後まで自分らしさを出して行けば良かったと思いますが、終盤は国政与党とのつながりを強調するばかりでした。一方の大野氏陣営は「政策通」をアピールすることで青島氏との違いを際立たせました。新聞で各候補の課題に対する政策を読むと、大きな違いは無いのですが、これまでの上田県政に対する肯定的評価が多いことを考え合わせれば、その継承を訴えた大野氏が無難と考えた人が多かったのかもしれません。 ■ かつての盟友 実は大野元裕氏は階猛衆議院議員の盟友です。そして彼らはかつて細野豪志衆議院議員を推していました。民主党時代はホープと言われながら、小池百合子氏との希望の党設立で頓挫し、自民党の二階俊博氏のもとへ転がり込んだ細野豪志氏は、いま無節操のそしりを受けていますが、先の小池百合子氏や二階俊博氏の政治経歴を見れば、あながちそれほど異端ではないのかもしれません。ガリガリの右派、ガチガチの左派から見ればトンデモナイくらげのように見えるでしょうが、左右どちらにも偏らず、その間で揺れ動いているだけかもしれません。上田清司知事はかつて盟友だった自民党の二階俊博幹事長と親しいのですが、実は今の自民党が安倍体制になってから軸が右寄りになっただけで、かつての自民党の本流は二階俊博氏、岸田文雄氏、石破茂氏のような考え方の人たちで支えられ、それが日本の発展を実現してきたのです。安倍晋三と言う人は、こういう人たちを上手く使ってきたという意味で、無類の人たらしと言えるでしょう。「猛獣使い」と言う人もいますが、トランプ、プーチン、習近平との付き合い方を見ていると的を射た表現です。文在寅と合わないのは、彼が猛獣ではないからでしょう。本来は金正恩とも合うでしょうが、向こうが避けています。 ■ 730万埼玉県民よ、選挙に行こう!
■ 埼玉県知事はプロでないと勤まらない 上田知事の前の埼玉県知事は土屋義彦氏でした。3期目の途中で不祥事により辞職しました。驚いたのは参議院議長から転身したことでした。通常、国会の議長と言うのは、政治家としては「アガリ」の役職です。周囲には反対も多かったようですが、何しろバックには埼玉県の名門・大正製薬がついていました。土屋氏の前は畑和(はた やわら)氏で、この方は5期20年の長きにわたり在職しました。社会党系の方でしたが、筆者の会社にも企業訪問で見えて、筆者が説明役を務めました。偉ぶらず、気さくで、腰が低く柔らかい人と言う印象、これが長くその地位を保てた理由と見受けました。その前の栗原浩知事は4期務めました。つまり埼玉県は1956年以来わずか4人の知事、63年で4人ですヨ!すなわち埼玉県知事というのは余程のプロでないと勤まらないということです。ちなみに東京都知事は同じ時期に9人です。安井誠一郎さん、東龍太郎さん、美濃部亮吉さん、鈴木俊一さんと来て青島幸男さんが一期、その後石原慎太郎さん四期、猪瀬直樹さんと舛添要一さんは不祥事で途中辞任、そして小池百合子さん、なんとも派手なメンバーです。神奈川県知事の黒岩祐治さんはニュースキャスターでした。千葉県知事の森田健作さんは熱血男、俳優や歌手でした。埼玉県でも同じように青島健太さんか?そうはならなかった、ということです。 前月の参議院議員選挙で自公が獲得した票からすると、青島健太さんが有利なはずでした。しかし今の選挙は無党派層がどちらに付くかで勝敗が決まります。投票率がわずかにアップした分、無党派層が選挙に行ったということです。そして彼らの多くが大野元裕氏を選んだ、すなわちプロ志向の県民性でしょう。 ■ 日韓対立
■ 戻せ!日韓関係 実はこれまで韓国人は日本大好きでした。日本から韓国行き観光客より、韓国から日本行き観光客のほうが多かった!人口が半分以下の国ですよ。いかに韓国人が日本が好きかということが分かるでしょう。それが国家の対立で急減しているのです。誰が損していますか?お互いの国民です。日韓両国政府の対立に日韓両国民は巻き込まれてはいけません。ネット上での非難の応酬は無視しましょう。安倍さんも文さんもやがて交代します。両国民の草の根交流からボトムアップして、両国関係が良くなっていけばいいのです。まずは経済産業省のお役人が、大臣の意向を忖度せずに、昔ながらの考え方に戻れば良いのです。経済産業分野の重鎮である甘利明さんがテレビ出演して韓国に対して舌鋒鋭くののしっていました。戦後日本は、堪え難きを堪え、しのび難きをしのび、利益を上げて経済大国にのし上がってきました。その過程で、メンツは捨て、感情を抑えてきたからこそ、今のニッポンがあるのです。感情丸出しで舌鋒鋭く話すのは快感でしょうが、それはニッポンらしくありません。 ■ G7首脳会議 米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、カナダの先進7ヶ国(G7)首脳会議(サミット)が終わりました。トランプ米大統領が地球環境問題の討議に欠席したことが象徴するように、米国と欧州各国が対立する構図が際立ち、ましてや当面の米中貿易摩擦の当事国、中国が不在の会議の意味は何か?と、G7の存在意義が危ぶまれる会議となりました。テレビ映像で見ても、これほど各国首脳の不機嫌な顔を見る会議も珍しいと思いました。一部報道によれば、初日の外交安全保障に関する討議で、イラン情勢に関する議論が終わった直後、トランプ米大統領が突然、安倍晋三首相をみながら「韓国の態度はひどい。賢くない。彼らは金正恩(キム・ジョンウン)になめられている」と言ったそうです。安倍首相はこれには直接答えず、笑みを浮かべただけだったそうです。金正恩大好きのトランプさんですから、さもありなんというところですが、安倍首相とすれば「そうだ、そうだ」とは言えなかったでしょう。 開催国のフランスがIT企業に対し「デジタル課税」を課すとしていることにトランプ米大統領は猛反発し、フランスのワインに課税すると息巻いていますが、いわゆるGAFAの利益に課税するのは当然のこと、むしろ真っ先に日本が言いたいことですが、敗戦国日本は言い出せないだけです。 かろうじて最後にペラペラ1枚の首脳宣言を発表しましたが、その最後で「香港情勢での暴力回避」を訴え、早速中国は「内政干渉だ」と猛反発しました。 ■ 円高・株価下落 米中貿易戦争が燃え盛り、コレを懸念して世界中の株価が下落しています。トランプ米大統領はパウエルFRB議長を激しく批判し、パウエル氏もさすがに利下げを表明しましたが、それでも下落は終わりません。投資家は安全資産の金や円を買い、今や金は史上最高値となっています。円高になれば当然ながら日経平均株価は下落します。困ったものです。 ■ 日米貿易交渉合意 トランプ米大統領はかつて「8月になれば貿易交渉について良いニュースが聞けるだろう」と言っていました。その通り、安倍晋三首相とトランプ米大統領が大枠で合意し、9月下旬に貿易協定に署名する見通しとなりました。日米貿易交渉では、農産物の関税引き下げをTPP水準に抑える一方、日本が求める自動車関税撤廃は見送られました。これについて問われた菅官房長官は「米国側に押し切られたとの指摘は全くあたらない」と否定しましたが、これはいつもの鉄面皮答弁で、むしろ自民党の松川るい参議院議員の「交渉が長引くほど、米国から追加的な関税措置や、米軍駐留経費の日本の負担増など安全保障に絡めた要求も考えられた。それが『ない』のが成果だ」という発言のほうが率直です。安倍首相はいつものように「お互いウィンウィンの交渉が出来た」と胸を張りましたが、いつもながら言葉の使い方が違っています。どう考えても農産物交渉でTPP並みまで譲歩し、日本の輸出に関しては何も変わらないのを「押し切られた」と言わないで何と日本語では言うのでしょう?「ウィンウィン」などというカタカナでごまかしてはいけません。日本が米国からの自動車輸入に関税をかけていないのに、日本からの自動車やその部品に追加関税を課すゾとトランプ米大統領は脅してきました。相手を脅して、一歩引いて間でまとめる、結果的に一歩前進というのがトランプ式「ディ−ル」のやり方です。米国から見ればしてやったりでしょう。しかし日本政府を責めても仕方ありません。戦後一貫して日本は貿易問題で苦汁を飲まされてきました。これは敗戦国の宿命です。菅官房長官がいくら強がろうと、口惜しいけれどこれが現実なのです。 ■ 米国産トウモロコシの大量輸入 フランス南西部ビアリッツでのG7サミットの合間にあった日米首脳会談で、トランプ米大統領がことさら喜んだのは日本による飼料用米国産トウモロコシの大量輸入合意です。「中国が約束を守らないせいで、我々の国にはトウモロコシが余っている。それを、安倍首相が代表する日本がすべて買ってくれることになった」と上機嫌でした。安倍首相の話が貿易交渉についてだけで終わると、トランプ氏は「トウモロコシについても発言を」と催促したそうです。安倍首相は「買うのは民間」と言いましたが、「日本の民間は政府の言うことをよく聞く。米国とは違う」と言って、来年秋の大統領選を見すえ、米中貿易摩擦のあおりで苦しむ自国農家にアピールしたのです。G7で仏頂面だったトランプ米大統領に手土産持たせて帰すところなど、安倍首相らしい手法です。 この合意に付いて問われた菅官房長官は「国内のトウモロコシは一部で害虫被害が確認され、飼料用の供給に懸念が出ている。このため、米国産を3ヶ月分、前倒しで輸入することになった」と答えました。ところが農水省はこの害虫被害に対して「現時点では営農活動に支障は出ない」としており、しかも輸入するトウモロコシは実を食べるものですが、害虫被害が出ているトウモロコシは葉や茎を砕いて飼料にするもので種類が違うものです。言い訳の根拠に見当違いがあると、ウソだと言われかねません。輸入のために補助金を新設するようです。商社や飼料メーカーに税金を投入するわけですね。 ■ 所沢温泉湯楽の里
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