2月23日(土)は強い北風が吹き、その割には暖かくて、少年野球のグラウンドは目も開けられないような砂嵐でした。しかしこれは春一番ではありません。春一番には条件があって@立春から春分の日までの間、A日本海に低気圧がある、B風速8m/秒以上の南風が吹いて、前日より気温が高いという条件をすべて満たさなければならないからです。 一転、2月24日(日)は好い天気でした。風も無く、小学校の梅の花も菜の花もきれいに咲いてすっかり春めいて来ました。我が家の沈丁花もほころびだして、これからよい香りが漂ってくるでしょう。 ■ はやぶさ2リュウグウ着地成功 はやぶさ2は2019年2月22日朝に数秒間、小惑星リュウグウに着地し、同時に試料採取のため金属製の弾丸を撃ち、数秒後に上昇、高度20キロ・メートルの宇宙空間に戻ったそうです。着地した時には、砂や石の試料を採取できた可能性が高いとのJAXA発表です。JAXAの計画では7月末までに最大であと2回、着地して試料の採取に挑み、再び地球へ帰還の旅に出て、2020年12月に採取試料を地球へ届ける予定です。昨年10月に予定されていた着地は、地表面が大きな岩だらけと判明し、着地を延期して、安全に降りられる地点を探していましたが、結局岩の少ない直径6メートルの範囲しかないとの結論でそれを目指しました。探査機の着地では、世界に例がない精度とのことですが、すごいですね。 ■ 大戸屋
■ 2億円の功労金で決着
■ 相次ぐバカッターの不適切動画事件 「大戸屋」で、マスクをかぶった男がズボンを脱ぎ、お盆で局部を隠すというハレンチ行為を収録した不適切動画が撮影、拡散された問題で、悪ふざけを行った店員のものと思われる個人情報が流出しました。大戸屋は投稿に関わった3人のアルバイト店員を解雇したと公式サイトで発表しました。動画は瞬く間に拡散し、実行犯捜しがスタート、素顔を見せており、早い段階での特定となりました。ネット上には撮影者の女性を含め、インスタグラムのアカウント(現在は非公開)から氏名、学校名、住所までがさらされました。悪質行為の代償は、取り返しがつかないものになったはずです。 かつては主にツイッターに投稿されたことで、こうしたバカとしか思えない若者を「バカッター」と呼んだそうですが、今やその主流はインスタグラムのストーリーという機能に移っています。ストーリーは24時間で消えることが特徴なので、仲間内だけが見れて、ウケることを目的に気軽に投稿してしまうようです。ところがネット上には不適切な動画を見つけて炎上させることを目的とした“特定班”と呼ばれる人たちがいます。彼らは不適切な動画をダウンロードし、ツイッターなどで拡散させ炎上させて行くのです。それをまとめサイトなどが採り上げて、ますます拡散・炎上するのだそうです。炎上するほどに広告収入が増えるというトンデモナイやからです。 ■ ブロンコビリーの場合
■ バイトテロ
■ 回転寿司業界にも異変 すし銚子丸は、いわゆる100円寿司ではなく、それなりにネタも良かったのですが、時代の波にもまれて消えて行きました。今や回転寿司業界は大手4社「スシロー」、「くら寿司」、「はま寿司」、「カッパ寿司」に押されてどんどんつぶれています。全国的には2018年で4千店舗、10年前から1千店舗減ったそうです。 「くら寿司」には、昔は時々行きました。次に近いと言えば「はま寿司」です。業界ナンバー1の「スシロー」は三芳町で、車で行けば行けないこともありません。「カッパ寿司」は川越街道(国道254号)と国道16号線の交差する辺りの川越市ですからちょっと遠いけれど10kmもありません。そういえばその近くに「スシロー」もあります。しかしいずれも最近は行かなくなりました。何故でしょう?あまり理由は思い当たりません。 ■ 無添くら寿司の不振
■ 外食店の移り変わり
■ 近所の外食店に行くか、行かぬか 我が家のパソコンの液晶ディスプレイに向かいながら窓に目をやると「大戸屋ごはん処」の看板が見えます。引っ越して3年を過ぎましたが、まだ1回しか行っておりません。「三ツ矢堂製麺」は一度も行っていません。「炭火焼肉安楽亭」は敷地が接しているので、ご近所のよしみで良く行きます。
■ 大戸屋とやよい軒の国内店舗数が逆転 定食チェーン「大戸屋ごはん処」が国内店舗数で「やよい軒」に抜き去られたそうです。「やよい軒」は、上福岡駅前(東口東武ストアと西友の間)にあり、ガストやすき家と隣り合っています。ロースとんかつ定食¥790です。大戸屋より¥120安くなっています。2018年11月末時点の国内店舗数は、やよい軒の374店に対して大戸屋は354店(新業態含む)です。直近1年でやよい軒は31店も増えましたが、大戸屋は1店の増加にとどまりました。
■ 日高屋がとんかつ 「熱烈中華食堂 日高屋」(以下、日高屋)を展開するハイデイ日高は1月末、とんかつ業態の店舗、その名も「とんかつ日高」を、発祥の地・埼玉県大宮に出店しました。価格はロースかつ定食が780円(税込み)、「やよい軒」より¥10安いですね。全般的にとんかつチェーン「松乃家」より高く、「和幸」より安い設定です。
■ 吉野家苦戦
■ 値上げの広がりで問われる企業の実力 食品や外食で値上げの動きが顕著です。2月15日にはスターバックスコーヒージャパンが定番の飲料商品の価格を8年ぶりに改定し、10円から20円程度引き上げました。カレーのCoCo壱番屋も3月から「カレーハウス壱番屋」の988店舗でポークカレーを21円引き上げるそうです。相次ぐ値上げは原材料価格の上昇に加え、人件費や人手不足の影響による物流コストの高騰が原因です。食品メーカーや外食各社は合理化によってコスト上昇を吸収しようと努力してきました。一方で価格は据え置きながら製品の内容量を減らす実質的な値上げによって、価格に敏感な消費者の買い控えを回避しながら、コストを転嫁するような工夫も重ねてきましたが、これは賢い消費者は先刻ご承知でしょう。消費者庁が昨年7月に発表した物価モニター調査では、「3年前と比較して実質値上げが増えたと感じる」と回答した人の割合が8割超だったそうです。 今年秋には消費税率のアップも控えており、消費全体への影響が懸念されています。値上げは食品メーカーや外食企業にとって、企業の実力が試される場面でもあります。値上げを断行して客離れを引き起こした事例として最近有名なのは居酒屋チェーンの「鳥貴族」です。2017年10月、全品280円均一から298円均一(どちらも税別)に価格を改定した結果、その月の客数が前年比7%減になりました。値上げにもっとも弱いのは外食産業なのです。ほかの店舗に行ってもいい外食では、値上げが実施されると、客は簡単に流れてしまいます。賢く値上げする店は商品別に値上げ幅を変えたりする工夫をしていますが、「鳥貴族」は一律値上げ、これが失敗の素でした。 ■ セブンイレブンの誤算
ひとつ言いたいことは、夜中にトイレに行きたくなったとき、コンビニは大変有難い存在だと言うことです。酔っ払って夜中にさまよっている酔っ払いにしかわからないかもしれませんね ■ 桜田大臣失言批判が思わぬ方向に 競泳の池江璃花子選手による白血病公表に端を発した、桜田義孝大臣(東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)のコメントが、配慮に欠ける発言だと批判が殺到しました。桜田大臣は2月12日に行われた記者団とのやり取りのなかで、「日本が期待している選手だから本当にがっかりしている」「一人リードする選手がいると全体が盛り上がる。そうした盛り上がりが若干下火にならないか、ちょっと心配している」とコメント。“治療に専念してほしい”と繰り返してはいるものの、インターネット上では「本当に最低な発言」「大臣の器ではない」「池江選手が一番つらいのによくそんなことを言えるな」と炎上しました。桜田大臣は2月13日に国会で「配慮を欠いた」として謝罪し、発言を撤回しました。 ところがホリエモン他が、マスコミは“全文公開”せずに切り取って報道するからこんなことになるけど、皆さん一度良く見てよ、と逆にマスコミの報道姿勢を問題視したのです。すると「確かに全文を読むと印象が変わるな」、「人の命にかかわる問題でネガティブな言葉を発すること自体ダメだと思う」、「桜田大臣の失言もどうかと思うし、マスコミの報道もどうかと思う。どっちもどっち」などの反応が飛び交いました。そこで筆者もジックリ読んで見ました。すると桜田大臣は心底池江璃花子選手の病気を心配し、回復を願っているし、「がっかり」や「盛り上がりが心配」発言も担当大臣として率直に述べただけで、悪意はないし、失言としてとがめるほどのことではないと感じました。むしろSNSなどでこうした「切り取り」に敏感に反応すべきではないと思います。 ただその後も遅刻問題などで国会をお騒がせ、吉本興業ならともかく、内閣の一員としてはちょっとどうなんでしょうね? ■ トランプ大統領がノーベル平和賞? 「冗談でしょう?」誰もがそう思うでしょう。しかしこれはフェイクニュースではありません。当のトランプ大統領自身が「安倍首相が推してくれた」と言ったのですから。海外メディアの多くは「やはり安倍首相はトランプ大統領の“ポチ”(愛犬)だった」と揶揄しています。2019年2月18日の衆院予算委員会で野党側はトランプ発言の真偽をただしました。国際社会で批判を浴びた中距離核戦力(INF)全廃条約破棄やイラン核合意離脱などのトランプ外交を指摘して、「(平和賞の)推薦はあり得ない。恥ずかしいほどの対米追従で国益を損なう」などと攻撃しました。これに対して安倍首相は「(トランプ大統領は)北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて果断に対応している。拉致問題の解決にも積極的に協力していただいている」と反論。「アメリカは日本にとって唯一の同盟国であり、一定の敬意は払うべきだ」などと声を荒げて反撃しました。 実は安倍首相と言うのは本音を突かれるとむきになる癖があります。この答弁からわかるのは決してトランプ大統領を快く思っているわけではないという本音です。「一定の敬意」という表現からそれが分かります。唯一の同盟国のアメリカの大統領がどんな人であれ、うまく立ち回ることが肝心なんだ、野党の皆さんはそれができないからいつまでも野党なんだよ、と言いたいのです。 与党内では「日米の親密な関係の象徴でもあり、首相への注目度が上がれば、いろいろな批判も帳消しになる」と参院選などへの影響を懸念する声は少ないうえ、「野党などが攻撃しても、国際社会における首相の存在感を際立たせるだけ」との声すらあります。外交専門家の中には「安倍流のしたたかな猛獣使い外交」と評価する声も出ており、当分は国際社会で格好の話題となりそうです。 ■ 4ヶ月連続の貿易収支赤字 財務省が2019年2月20日発表した1月の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が1兆4152億円の赤字でした。赤字は4ヶ月連続です。中国向けの輸出が前年同月比17.4%減と大幅に落ち込んだのが主因です。中国経済の失速が日本に打撃となっています。全体の輸出は船舶や半導体製造装置などが大幅に減少し、8.4%減の5兆5742億円。輸入は液化天然ガス(LNG)が押し上げた一方、原油などが減り0.6%減の6兆9895億円で、赤字の原因は明白に輸出の減少です。国・地域別では、米国に対する貿易収支が3674億円の黒字で、対中国は8797億円の赤字でした。日米貿易交渉に影を落としそうです。 ■ TPPでどうなった輸出入? 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は米国を除く11ヶ国で合意し、昨年末、日本を含む6ヶ国で先行して発効しました。政府は11ヶ国で発効すれば関税引き下げで貿易が活発になるとして、日本の国内総生産(GDP)が年7兆8千億円押し上げられると試算しています。ではそのスタートはどうだったか?日本と同じくTPP発効までに国内承認の手続きを終えたカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、シンガポールの5ヶ国への輸出額は前年同月比13.5%減の4698億円だったそうです。国別ではメキシコ以外の4ヶ国が前年同月比マイナスでした。マイナス幅が最大だったのはシンガポールで19.5%減の1753億円。続いてオーストラリアが18.7%減の1190億円です。5ヶ国からの輸入は9.7%増の7208億円。増加幅が最大だったのはオーストラリアで、19.8%増の4680億円でした。まだ始まったばかりで今後が注目ですが、不安な門出ですね。 ■ 和倉温泉へ
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