異常な暑さが続いています。気温だけでなく、水道からお湯が出るのは今年初めての体験です。湯沸し器をオンしていないのに...もう暑くて岩手に行きたいと思う今日この頃です。 ■ 避暑地 夏の間避暑地に住むという人がこの20年ぐらいで急増していますが、以前は軽井沢の別荘などが多く、その後山梨県の北杜市などが人気となりました。今や別荘というのはブームではなく、リゾートマンションのシェアリングなどが流行っています。そして通信、ITの発達によって、夏は避暑地で仕事をするなんてことが当たり前になるのではないでしょうか。マイクロソフトやグーグルなど米国のIT産業は日本と違って緑に囲まれた涼しいところに立地しています。ビルの谷間でガンガンエアコン付けて仕事しても、通勤で疲れます。日本が米国に比べて大きく立ち遅れているのは、こうした職場環境のせいでもあるのでしょう。いつもエコパのプールで一緒になる釣り師二人組は時々富士五湖に行っていますが、向こうは涼しいそうです。我がふるさと盛岡広域も涼しいのですが、ちょっとJR運賃が高いので、JR東日本は考えて欲しいですね。 ■ 火星最接近 火星が2018年7月31日夜、地球に最接近しました。15年ぶりの大接近で、距離は5759万キロだそうです。火星は地球のすぐ外側を楕円形の軌道で公転しており、2年2ヶ月ごとに地球に接近します。南東の空にはっきり赤く輝いています。双眼鏡で見ましたがよく見えませんでした。 ■ 日銀 日本銀行が2018年7月31日、大規模緩和策の修正に踏み切りました。物価は思うように上がらず、大規模緩和の長期化で銀行をはじめとする金融業界の体力が弱ってきたためです。ただ、市場の動揺を避けるため、今後も低金利を続けることを同時に約束する、どっちつかずの内容であるところに黒田日銀総裁の苦しさが見てとれます。事実上ホールドアップと言えるもので、米欧が金融緩和を終える「出口」へ向かう中、日銀だけが取り残される形になりました。この結果円に対して米ドルが急上昇、またトランプさんが何か言いだすのでは? ■ 「獺祭」の旭酒造が酒造りを再開 248『獺祭』(2017年12月11日)で紹介した、世界的に大人気の日本酒「獺祭」を製造する山口県の旭酒造が、先の水害で10億円以上の深刻な被害をこうむりながら、酒造りを再開しました。世界中のファンからの後押しがありますからこういうことができたのですが、これが中小の酒蔵なら廃業に追い込まれたでしょう。頑張って欲しいものです。266『酒蔵と杜氏』(2018年4月17日)で紹介したように、酒の醸造を指揮する杜氏や酒蔵で働く蔵人が減り続けているのが日本の現状です。そんな中で、岩手県の二つの酒蔵の経営者と従業員杜氏から、酒造りへの思いを聞く機会がありました。 ■ 在京盛岡広域産業人会総会でトークショー 岩手県の盛岡広域地域はは酒どころでもあり、それぞれの酒蔵が特色のある酒づくりをしています。在京盛岡広域産業人会の総会が7月19日九段下のホテルグランドパレスで行われ、10月の盛岡広域南部視察会で訪問予定の酒蔵から経営者と女性杜氏をゲストに招いてトークショーが行われました。この模様は→コチラをご覧ください。 一人は東日本大震災で酒蔵設備すべてを失いながら、盛岡市で再起を図っている赤武酒造の古舘秀峰社長、もう一人は盛岡市のチョット南の岩手県紫波町の廣田酒造店に勤める初の女性南部杜氏である小野裕美さんです。
■ 奈良判定? アマチュアボクシングの世界で「奈良判定」という言葉があるそうですね。インターハイのボクシング競技が今年は岐阜県開催なそうですが、高校生選手の間でも「奈良判定」という言葉が囁かれてるって、ほんまかいなとビックリしました。そんなことがあるならやってられないでしょうね。 (2018年7月31日) |