20 天童で植物工場 昨週は大学の同窓会の役員会やら、在京盛岡広域産業人会総会の準備で大わらわで、週末にはESSAYを書けませんでした。前のつぶやきの頃は、徹夜してでも頑張ったものですが、なかなかそんな気力は湧きません。トシですかね?その前は6月18日に前月まで部下だった人が急死して、バタバタしてお休みしましたが、これは人の死ですから仕方ないとして、同窓会や産業人会を理由とするところに我ながら衰えを感じます。
■元気に育つ植物 栽培しているのはレタス類やトマト、バジル、パセリ、レモンバームなどのハーブ類から、バラ、サフィニアなどの花です。ハーブの中で、世界で最も使われているのはパセリと言われていますが、日本でいわゆるパセリと呼ばれているのは葉が縮れていますが、ヨーロッパでパセリというと、葉が平たい、菊の葉のようなイタリアンパセリ、別名フラットパセリを指します。味は同じですが、日本のパセリは噛んだときゴワゴワした感じで、食べないで残す人が多いようです。筆者は好きですよ(^_^)
■津軽の山野草 植物工場で栽培する花ではなく、我が友人、青森県黒石市を愛する對馬省次君の花壇に咲く花・・・花壇の花・山野草(わが家の花壇の一年) をご覧下さい。このページを見ますと、昔の人々が山野草を愛した心持ちがわかります。「ミヤコワスレ」なんて素敵ですね・・・ネーミングが素晴らしい。 ■訃報3件 悲しいことですが、つぶやき54『感動の共有』(2004年1月18日)でご紹介した、元アサヒビール社長の瀬戸雄三さんが5月13日=我が母の92回目の誕生日に心不全でご逝去されました。83歳でした。偉い方なのに、全く偉ぶらず、本当に偉い人と言うのはこういうものなんだなあ、と肝に銘じた覚えがあります。 ファイル共有ソフト「ウィニー」の開発者金子勇さんは7月6日42歳の若さで心筋梗塞で亡くなりました。「ウィニー」は、大騒ぎを引き起こしたと言う意味では功罪ありますが、こういうソフトウェアを作ったのが日本人だったというのは、ある意味スゴイことです。6月18日に急死した元部下と同年齢、同じ死因です。働き盛りの死は悲しいものです。 福島第一原発の事故当時の所長で、収束の現場指揮をとった吉田昌郎さんが7月9日食道がんのため逝去されました。58歳は若過ぎます。東電本社や政府の訳の分からない指示に従う振りをしながら、実は自らの信念で事故対応を行ったことが結果的には評価されましたが、いずれにせよメルトダウンにまで至った事故を起こしたことについては責任を感じ、謝罪していました。大津波の襲来を自ら想定していながら、適切な対策を採らなかったことを後悔していたと言われますが、「想定外」ということは本来あってはならないことでした。すなわち事故というものは起きるものだということです。起きたらどうするかを考えるのが欧米流で、ゼッタイ起こさないというのが日本流です。起こさないのですから、想定などするわけがありません。しかし人間は常に事故が起きて学習して科学技術を進歩させてきました。この流れを止めることは負けることです。吉田昌郎さんの遺志に応える意味でも、立ち上がれ!ニッポン! (2013年7月10日) |