2月は少年野球の6年生が卒団して、3月から新しいシーズンが始まります。毎年思うのですが、卒団する6年生の成長を実感し、幼かった子どもたちがこんなに立派に成長してくれたんだと、感慨ひとしおのものがあります。考えてみれば少年野球のコーチになったころの卒団生はもう45歳ですから、その子供は成人して大人になってる人も居ます。このまま続けていられれば、もしかするとひ孫世代が入団してくるかもしれません。
■ 第2次寒波到来
テレビで盛んに1月寒波に続く第2次寒波到来、しかも前回より長期とのことで、気象庁の警告を流しています。2月18日(火)のテレビ映像ではものすごい大雪が降っています。既に各地から屋根の庇が折れたとか、木の枝が雪の重みに耐えられず折れて、それが塀を壊したとか、屋根からの落雪で車がへこんだなどの便りが聞こえています。農業用ハウスなどは被害甚大でしょう。ふじみ野市の天気予報では、2月17日(月)夕方から寒波が襲来し、強風が吹いて18日(火)朝の最低気温は-1℃、最高気温9℃、このまま26日(水)まで最低気温がマイナスの日が続き、最高気温が一桁なのは23日(日)まで、24日(月)以降は2桁になって、26日(水)以後はポカポカ陽気になって本格的春到来とのことです。つまり第2次寒波は2月17日(月)夕方から2月26日(水)朝まで、足かけ10日間、実質8日間ということです。しかし岩手県雫石町生まれの筆者にとっては、こんなの「寒い」うちには入らないという気がします。ただ日本海側の大雪については子どもの頃の経験を思い出して、雪かきの大変さが他人事ではないと思えます。除雪ボランティアが必要でしょうが、地方の人口減、働き盛りの人は仕事が有るし、結局は老人が頑張るしかないというのが実態です。

2014年2月15日朝、大雪で埼玉県富士見市体育館の屋根が抜けた

2014年2月17日の大雪で倒壊した埼玉県北部の農業ハウス

2005年12月岩手県雫石町の実家
■ 「雨水」なのに降らない雨、咲かない花
本日は二十四節気の「雨水」です。2月3日が「立春」で、あれから半月経ちました。「雨水」は空から降るものが雪から雨に変わり、深く積もった雪も融け始め、春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める頃とされています。「雨水」を象徴する花は「沈丁花」と「菜の花」ですが、どちらも今年は開花が遅い!やはり寒いのですね。ただ薔薇やユキヤナギの蕾はしっかりと膨らんできて、春に備えています。「雨水」と言いながら我が家では全く雨が降りません。11月27日から3ヶ月間の降水量はほんのわずか、こんなこと記憶にありません。

本来ならもう咲いてる頃なのですが...
■ 河津桜咲くのが記録的遅さ
異変と言えば、河津桜(カワヅザクラ)が 咲くのが遅いというのが話題になっています。河津桜は、静岡県伊豆の河津町で1972年に発見された早咲きの桜で、沖縄などを中心に咲く寒緋桜(カンヒザクラ)と早咲き大島桜(オオシマザクラ)の自然交配種と考えられています。本場・河津町では2月1日から河津桜まつりが行われますが、一足早く春の訪れを知らせてくれる桜として各地に植えられるようになりました。伊豆半島に一足早い春の訪れを告げる「河津桜まつり」が、開幕しましたが、2024年の秋に温暖な日が続き、12月に雨が少なかったことから、桜の開花が遅れました。テレビインタビューを受けた土産物店の店員は「開花がこんなに遅いのは初めて。今来ている人は海外からの方が多い。日本人観光客は情報を見て、なかなか来ない」とボヤいていました。2月18日時点ではまだパラパラとしか咲いておらず、25日頃からやっと三分咲き、3月1日五分咲き、3月6日から満開とのことです。
前々回紹介した熱海桜はもう満開を過ぎてしまいましたが、明治4年頃インドからイタリア人によってレモン、ナツメヤシとともに熱海に持ち込まれた寒桜の一種で、「あたみ桜」と命名されて、熱海市の木に指定されています。花粉形態分析等により、台湾・沖縄産の「寒緋桜(カンヒザクラ)」と日本の暖地に自然分布する「ヤマザクラ」が親であることが推定されています。

河津桜(2014年2月土肥温泉にて)

我が家近くの河津桜
■ 国会論戦
少数与党になって、野党の意見が国政に反映されるようになってきたのは政治の新たな局面です。長い間、自公で決めたらそのまま通る国会でした。ただし二大政党制にはなっていないので、たとえば103万円の壁議論では国民民主党のステータスが目立ち、高校教育無償化では日本維新の会の主張に配慮せざるを得ないようになっています。立憲民主党は、財源論を脇に置いて主張だけしても現実的でないとの立場から、バラマキではなく、きちんとした裏付けを基に独自の予算案を出しています。各党それぞれにポイントゲットしたいのでしょうが、そもそも今の予算案自体が非現実的です。将来世代にツケ回しして、バンバンお金を使う、まずこれを見直すべきです。医療や介護にかかるお金がうなぎ上りの上に、防衛費が大幅増額で、これをまともに税金で徴収しようとしたら、昔なら一揆騒ぎになるでしょう。八潮市の道路陥没で、日本のインフラの危機がクローズアップされました。これの対策にかかるお金と労力は気の遠くなるような規模です。それなのに高額療養費をどうするとか、給食を無償化するとか、じゃあいったいそのお金は何処から持ってくるの?という現実的な視点が欠如しています。お金をばらまくなら税金も高くなるのは仕方ありません。健康保険や介護保険の保険料がドンドン高くなっています。これは保険料と言いながら実は税金です。高額療養費の議論があぶりだしたのは、「どこまで保険でケアすべきか?」という点です。一定以上のお金は保険では無理なのは当然のことです。地獄の沙汰もカネ次第と言われるように、お金のない人は命の危険にさらされるのです。保険は助け合いですから、どこかで区切りを付けなければ、高い薬を売りつける業界の思うつぼです。介護保険にしても、余りにも要支援、要介護の認定基準が甘過ぎるように思います。どうしてこの人にヘルパーさんが必要なの?と思う事例に遭遇します。要は使うもん勝ちみたいな風潮があって、本当に困っている人でも娘や息子が介護離職してでも親の面倒見てるのに、ある人は立派な子どもがいるのに在宅介護やデイケア、特養に依存している、これって公平なんだろうか?と疑問です。健康保険や介護保険の保険料が高いなぁ、と思いつつ、自分が保険のお世話にほぼなっていないことに感謝しています。
■ 義理チョコじまい
617『
年末年始』(2025年1月6日)で年賀状終いについて触れました。バレンタインデーにチョコレートを贈る風習が根付いていますが、カカオの価格高騰や物価高で異変が起きているようです。「義理チョコじまい」の動きが加速しているようなのです。年賀状じまいをする人が増え、お歳暮やお中元を贈る人も減少傾向にあるなか、バレンタインも仕事関係での義理チョコ文化が衰退しているそうです。そう言えば今年は少年野球でチョコが無かった・・・それで良いのです。
■ 備蓄米放出
農林水産省が最大21万トンの政府備蓄米を放出することを決めました。2024年度産の米は前年に比べ18万トン生産増加したのに、昨年末時点で集荷量が21万トン減っており、この「消えた21万トン」相当を備蓄米から放出するのだそうです。果たして放出による価格押し下げ効果はどの程度になるでしょうか。そもそも21万トンは日本の米市場のわずか3%に過ぎません。たった3%でどうしてこんなに米価が上がるのか?東京都区部におけるコシヒカリの平均店頭価格は1袋5キログラム入りで4000円台となり、1年前を7割超上回っています。今回の措置で価格上昇には歯止めがかかると思われますが、果たしてどれくらい下がるのか?農水省の言うようにどこかの倉庫に買いだめした米が積まれているのなら、備蓄米放出で価格が下がる前に売ろうとする動きによって価格は下がるでしょうが、これに対しては様々な疑問が出ています。ある農家は1俵(60kg)2万2千円で10月に売り払ったと言っていますし、ある米問屋はいろいろな業者が買い付けに来て売り払って在庫が残りわずかと言っています。相場より高く買ったのであれば、安売りは出来ませんね。もっと深刻なのは、そもそも需要に供給が追い付いていないという見方です。コメの消費減少に伴って減産してきたら、もうからない米作を諦めて米作りをやめる農家が出てきた、実は「主食用の米」は農水省の言うような量は出回っていない、という説です。もしこの説が本当なら価格は下がりません。
冷静に考えてみましょう。「消えた21万トン」と言いますが、農水省が言うようにどこかの業者が買い占めて保管しているのであれば、冷蔵倉庫の経費は膨大です。早く売らなければ儲けが消えてしまいます。既に大手外食チェーンの中には外米ブレンドしているところが出て来てますし、業務スーパーなどでは輸入したカルロース米などを販売しています。明らかに品質が低い国産米も販売され出しました。2008年の汚染米事件を契機に出来た「トレーサビリティ法」によって、農家から消費者までのコメ流通は把握されています。それを「消えた」と言うこと自体、ウソが有ります。農水省が言ってるのではなく、マスコミが言っているのです。また、放出する備蓄米を農協に渡すのは何故か?卸売業者に出せば短期間でスーパーの店頭に並びます。それが3月下旬になる?農協に渡せば卸売業者に安く販売することはないだろうとの目論見でしょう。農協はサイロに米を保管して順次卸売業者に売り渡します。備蓄米なのかサイロ保管米なのか区別して売るとしても、備蓄米を出して保管米出荷を減らすこともできます。しかも放出した21万トンは25年産米で買い戻すとしています。どうも農水省と農協がつるんでいる匂いがします。総理官邸から言われてしぶしぶ備蓄米を放出することにしたけれど、あまり安くなっては困るのでしょう。
■ 福島・高湯温泉で遭難
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高湯
』(2016年6月3日)で紹介した福島・高湯温泉の宿泊ホテルで遭難事故が発生しました。2月17日午後2時ごろ、福島市町庭坂にある高湯温泉で1キロほど離れた源泉管理のため入山した花月ハイランドホテルの60代の男性支配人と50代と60代の男性従業員2人が戻らず、行方不明となりました。警察と消防が18日午前9時から20人態勢で捜索活動を行ったところ、3人全員の死亡が確認されました。捜索隊の映像ではものすごい豪雪でした。大変残念な事故で、ご遺族の皆様には、心より哀悼の意を表します。
高湯温泉は福島市西部の吾妻山麓にある硫黄泉で、現場付近では毒性の強い硫化水素ガスの濃度が高いとされています。花月ハイランドホテルは「源泉かけ流し」を売りとしていますが、それだけに温度管理が難しいのです。温泉オタクの筆者としては、このホテルの温度管理に疑問を書きました。連れ合いが熱過ぎて入れなかったと言うのです。他にも日本全国いろいろな温泉で温度管理に疑問を持ってきました。源泉が大事か温度が大事かというテーマにもつながります。湯守が必死になって管理してくれていることは感謝に堪えませんが、特に硫化水素ガスが発生しているところでは過去度々死亡事故が起きてきました。宮城・鳴子温泉や岩手の温泉でも、火山地域の硫黄泉の源泉地域は危険です。下水道工事のマンホール作業もそうですが、筆者が勤務していた会社が製造販売する酸素濃度計を随分販促したものです。腰に酸素計を付けていれば、ブザーで危険を教えてくれるのです。

花月ハイランドホテル外観(2016年6月、良いホテルでした)

大浴場

夜景は天下一品でした
■ オンラインカジノ
東京五輪・卓球男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希選手が、海外のオンラインカジノで賭けをしたとして、書類送検されていたことが明らかになり、所属チームから契約解除されました。「
違法とわからずやってしまい、反省している」と話しているそうです。今月になって吉本興業の所属タレント10人以上がオンラインカジノで賭博をした疑いで、警視庁から任意で事情聴取を受けているそうです。オンラインカジノと言えば、大谷翔平の元専属通訳だった水原一平被告もこれにハマり、最後は大谷翔平の口座から巨額の資金を盗んだ疑いで有罪判決を受けました。日本でもここ数年で若者を中心に利用者が急増し、社会問題化しているのだそうです。オンラインカジノによって数兆円規模の資金が日本から海外に流出しているとも言われます。サイトは巧妙に作られており、最初は無料でプレイでき、その後有料版に誘導する方式だそうです。オンラインカジノの背後にはトクリュウをまとめる半グレ系組織がいると考えられているとのこと。怖い、怖い...

丹羽孝希選手
■ 市長選挙
川越市の川合善明市長が4期12年勤めて勇退したことによる川越市長選挙は、無所属の新人4人の争いとなりましたが、元裁判官の森田初恵氏(42)が、前県議の山根史子氏(40、自民、立民、国民推薦)、前市議の樋口直喜氏(41)、元市議会議長の小野澤康弘氏(70)破って初当選しました。
| 当選 |
森田 初恵 |
|
33,135 |
| 次点 |
山根 史子 |
|
25,959 |
|
樋口 直喜 |
|
24,714 |
|
小野沢 康弘 |
|
12,547 |

NHKより
敗れた山根史子さんは、民主党・野田佳彦内閣で外務副大臣を務めた故山根隆治氏を父に持ち、国民民主党を離党して立候補、与野党相乗りで有利と見られました。野田聖子、枝野幸男、玉木雄一郎各衆院議員ら大物が続々と応援に駆け付けましたが、地元の自民党川越支部の頭越しに埼玉県連が推薦を決めたことに反発があったようです。自民党川越支部長の中野英幸衆院議員(比例北関東)は、支部の推薦する立候補予定者に推薦を出すよう求める嘆願書を県連に提出したほどでした。保守陣営も4人の候補それぞれに支持が分かれ、「
まるで自主投票のよう」だったそうです。下写真を見ても、当選を喜ぶ森田初恵さんの背後に並ぶ応援の幟も近隣首長がズラリ並んでいます。

当選を喜ぶ森田初恵さん(東京新聞より)
一方、5期20年のロングラン富岡勝則市長の引退に伴う朝霞市長選挙も4人が立候補し、大接戦の末、現市政からのバトンタッチを強調した元県議でNPO法人代表の松下昌代氏(54)が当選しました。わずかの差で敗れた小野寺のりこさんは、元厚労省の職員で、ご自身も障がいあるお子さんを抱え、障がい者の雇用というテーマに真っ向から向き合い、法定雇用率の改定など矢面に立って障がい者を守ってきた人物ですが及びませんでした。元陸上自衛官の田村雄二さんは政治団体「平成改新」の代表、3度目の市長選挑戦で、NHK受信料の市による一括負担や、学校教育の能力別クラス編成などを主張しました。黒川敦彦さんは例の都知事選で有名になった政治団体「つばさの党」代表で、NEDOや大阪大学で仕事し、大阪大学歯学部発ベンチャー企業の株式会社アイキャットを設立するなど華々しいキャリアを誇りますが、その後政治の場に没入するや、NHK党の立花孝志氏に接近し、喧嘩別れし、公職選挙法の自由妨害容疑で東京地検に起訴されてもめげずに活動をしています。
| 当選 |
松下 昌代 |
|
21,923 |
| 次点 |
小野寺 徳子 |
|
20,377 |
|
田村 雄二 |
|
558 |
|
黒川 敦彦 |
|
269 |

NHKより
(2025年2月18日)

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