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 昨週は熱海連泊で花見を愉しんだことを紹介しました。その後1月31日(金)は竹林メンテナンス作業、2月1日(土)は少年野球練習試合、2月2日(日)は上野・東天紅で岩手県人連合会「新春の懇親会」、3日(月)は余熱利用施設・エコパが休みなので、ラーメンランチの後、川越温泉、4日(火)は畑の片付け作業、草取り不要のいまだからこそやるべきことがあるのです。5日(水)は日比谷・市政会館で在京盛岡広域産業人会の役員会、その後新橋へ繰り出して楽しく交流会、6日(木)は一日中ホームページ作成作業、7日(金)は竹林メンテナンス作業、春になるとニョキニョキタケノコが出てくるのでその前に間伐、剪定作業です。伐り出した竹の枝を払い、竹で作った棹で切った竹の貯竹場を作ります。8日(土)は少年野球練習試合の後、我が少年野球チームの創立25周年祝賀会、88名が集う大宴会、コーチ、父母、昔の教え子が参集し、花束を頂きました。9日(日)はふじみ野市少年野球連盟お別れ大会、卒業する6年生は9チーム42名、随分少なくなりました。昔を思うと今昔の感があります。

■ 熱海警察署から落とし物渡したと通知あり
 前回、熱海の「宮坂の結び葉」でプラケースの小銭入れの落とし物を拾い、熱海警察署会計課に届けたと書きました。おそらく女の子が落としたのだろうと思い、可哀そうに、落とし主が見つかったらお礼も何もいらないよと書類にサインして、帰って来たらすぐに、当日に落とし主に渡しましたという郵便通知が届きました。あぁ良かったと思いました。もし自分が落としたら、と考えたら、警察に行って「ありますよ」と言われたとき、どんなにか嬉しいことでしょう。良いことをしたと、晴れ晴れとした気持ちになりました。

■ 岩手県人連合会「新春の懇親会」
 令和7年岩手県人連合会「新春の懇親会」が2月2日(日)上野東天紅3F「鳳凰の間」で開催されました。役員なので10時過ぎに行って準備、受付12時〜、懇親会13時〜15時半、参加220名ほどでした。会費8千円は今時のパーティでは安い方です。余興は中部・胆江地区担当「金津流横浜獅子躍」でした。

会長挨拶で始まりました


大変勇壮な金津流横浜獅子躍・・・獅子踊りかと思ったら獅子躍なんですね

■ 我が地は梅が咲き、各地で大雪
 今季二度目で最強の寒波到来と大騒ぎ、福島県の会津若松市や山形市、新潟市などで史上最高の積雪と連日ニュースで伝えられました。この雪は鹿児島や中国四国、関西、東海まで、すなわち関東を除いて全国で降り続きましたが、あれほど豪雪が伝えられていた青森県弘前市などは、黒石の友人の『あずましの里通信』によれば、「1月上旬の豪雪が中旬には収まり、ここ一カ月の降雪は新聞テレビで報道されているような大雪にはなっていません。多少寒さは厳しく強風も有りますがほとんど朝の雪かきが必要ない状態が続いています」とのこと。地域によって随分違うんですね。

617『年末年始』(2025年1月6日)で紹介した2025年1月4日弘前市百石町の光景
市民たちが除雪に追われていましたが、その後雪かきが必要ないようになってるそうです

ふじみ野市では梅が咲き出しました
 前回は熱海梅園を紹介しましたが、埼玉県の梅園と言えば、まずは越生梅林です。そして長瀞宝登山(ホドサン)梅百花園、国営武蔵丘陵森林公園、大宮公園(第二公園)などが梅見客でにぎわいます。

■ ふじみ野市からの富士山ビュー、北国のダイヤモンドダスト
 今回の寒波についてふじみ野市に住んでいると全くピンときません。連日綺麗な青空で、全く雨が降りません。記録的に降水量が少ないですね。日中部屋の中では暖房不要、我が家は断熱仕様で窓も二重ガラスなので、太陽光で20℃ぐらいまで気温が上がります。外は北風が吹いて寒くても、竹林作業や畑作業は肉体労働なので汗をかきます。少年野球のグラウンドは北風が吹き、時には嵐のような強風が吹きますが、頑張ってる子どもたちの姿を見るとほっこりします。
 2月12日(水)朝までは寒いみたいですが、その後最高気温二桁の暖かい日が続き、2月19日(水)〜20日(木)頃最低気温-2℃ぐらいの寒い日になるものの、それ以降は暖かくなるとの予報です。昨年秋にはラニーニャ風の気候なので、冬は寒くなるとの予報がありましたが、実際12月になると暖かくて暖冬になるとの予報に変わり、2〜3月は例年より暖かい日が続くとの事でしたが、年が明けてみると秋田〜青森などは大雪になり、やっぱり寒い冬だと予報が変わるという目まぐるしさ、今は便利なものでSNSでふるさとの様子も分かります。盛岡市も今年は例年より雪が多く、雫石では−17℃でダイヤモンドダストがきれいだ、などと言うのを見ると、昔が懐かしく思い出されます。小中学校の同級生の雫石町議会議員が自宅の光景を載せていましたが全くのホワイトアウトで、スゴイ!こんなところで昔は暮らしていたんだなと思いました。雫石の冬は「今日は〇℃だな」というときの〇はマイナスなのです。すなわち最高気温が零下の真冬日が続きます。−10℃以上と以下では寒さの表現が変わります。一桁マイナスは「寒い」、これが二桁になると「しばれる」となります。「痛い」という感覚です。ダイヤモンドダストは縛れるときに現れて、空気中の水分が凍って太陽光が当たるとキラキラと輝いて舞い、幻想的な美しさです。
2月9日(日)ふじみ野市少年野球連盟お別れ大会が行われた
ふじみ野市多目的グラウンド近辺から富士山がきれいに見えました


ダイヤモンドダスト

■ 新潟県上越市高田
  620『長野駅通り魔事件』(2025年1月27日)で1月23日に新潟県上越市高田に行ったことを紹介しました。従兄が住んでいる地です。日本有数の豪雪地帯で、冬に農水省北陸農試を訪問した折、温室がコンクリートで造られた土台の上に設置されていることに驚きました。余りにも雪が多いので、地上に設置すると雪に埋もれるため、いわば2階にハウスがある感じで、土台のコンクリートの部屋の中は資材置き場になっていました。さて、今回は高田駅から高田城址公園に向けて街並み徘徊としました。
 まずは上越妙高駅で北陸新幹線下車、改札出て左側、越後ときめき鉄道妙高はねうまライン乗車、直江津方面へ向かいます。
上越妙高駅越後ときめき鉄道のホームには特急しらゆき(E653系)が停車中


上越妙高駅→南高田駅→高田駅 わずか6分
高田駅周辺には雪が無いことはライブカメラで把握していました

高田駅で降りて上図のようにまずは歩くことにしました
高田城址公園というより、本町商店街の雁木通りが主目的

高田駅を背に東方向を見るとこんな感じ 雪がほとんどありません


高田駅からすぐ「儀明川」を渡り、「本町5丁目」交差点を右折
本町商店街に入ると雁木通りが続きますが、人影がありません

雁木は雪国に見られる雪除けの屋根です この時期に高田で雪が無いとは???

高田まちかど交流館前の「お馬出しの辻」を左折して司令部通りへ入りました

見事な松が所々にあります 左側は裁判所と労働金庫の建物 電線の無い街

青田川 南方向展望 右手にお馬出し公園、その先に旧陸軍第13師団長官舎
 

大手町小学校は青田川のほとり これは北側展望です


司令部通りの大手町公園交差点を過ぎると高田城入口
昔の高田城の絵図があります 赤字で「現在地」とあります


高田城址公園入口の案内板

各季節の高田城址公園の風景写真が展示されています

高田城をゆっくり見ている時間は無いので、引き返して大手町公園交差点を右折
高田郵便局前を通り、検察庁手前「西城町二丁目」交差点を左折
特養とカトリック天使幼稚園の間を通り、青田川に架かる岡田橋を越えます
右折して上越年金事務所前を通り左折し高田駅方面へ向いました
回ったルートは全く地図を見ないで、頭の中にあった記憶を頼りに歩きました
実は暗くない限り、方向感覚抜群なのが筆者の取柄なのです

高田駅の駅舎は芸術的で、赤煉瓦の柱です


高田駅のホームに到着した直江津方面の電車

逆方向上越妙高方面に向かいます

2月5日の高田市内の光景・・・日本有数の豪雪地域、これが本来の高田です

■ 日産、ホンダとの経営統合断念
 日産がHONDAに対して正式に経営統合断念を伝えました。懸念が現実になりました。もともとHONDAとしては乗り気ではなかったのですが、経済産業省の働きかけもあり、且つ中国のBYDや米国のテスラなどに対抗して、EVや自動運転技術搭載の車を開発して行くためには、協力したほうが得という判断がありました。ところが日産は大幅な過剰生産能力があり、リストラ不可欠なのに、対策が出て来ません。しびれをきらしたHONDAが子会社化を提案したことに日産の役員連中が反発し、内田社長を突き上げたようです。HONDAにしてみれば、「決められない経営陣」は不要です。そんな日産経営陣に対しては日産社内からも反発が出ています。社員たちにしてみれば、会社が安定して存続して欲しいだけで、経営陣のプライドなんて関係ないのです。鴻海精密工業が再び動き出すでしょうか?日産経営陣は総退陣して、新たな経営者を迎えるほかありませんね。

■ 成功だった石破首相−トランプ大統領会談
 石破首相が2月6日(木)米国を訪問し、トランプ大統領と会談しました。2期目のトランプ大統領が会う外国の首脳として、石破首相はイスラエルのネタニヤフ首相に続いて2番目という厚遇で、これは米国が日本を頼りにしている表れと感じました。会談が決まった時にトランプ大統領は「私は日本が好きだ、石破首相と会うのを楽しみにしている」と話していました。しかし隣国であるカナダやメキシコに対して高額関税を課すと脅し、中国に対しては実際に+10%の関税賦課、パナマやコロンビアを脅し、グリーンランドはアメリカ領のほうが良いとか、ガザ地区の住民は周辺国に移し、アメリカが管理するとか、様々な事柄が世界中から反発と不安を招いていました。そんな中、米国の貿易赤字が巨額な日本に対しても、かなり厳しい要求を突き付けてディ−ルを迫って来るのではないかとの懸念がありました。実際これまでの外交の場で石破首相の態度が懸念される面があって外務省も入念にレクチュアするなど、必死になってトランプ対策を練ったと報道されていました。石破首相も岸田前首相や菅元首相と会ってアドバイスを受けるなど対策を練りました。トランプ大統領の性格、好み、コミュニケーションスタイルなどを徹底的に調べ上げ、分析したうえで、この日の会談に臨んだと言われています。会談では、故安倍晋三元首相の英語通訳で、トランプ氏が”little prime minister”と呼んでお気に入りとされていた高尾直・外務省日米地位協定室長が通訳を務めました。外務省の幹部職員が通訳を務めるのは異例ですが、トランプ氏が良く知っている人が同席することで、端から会談は親密に始まったわけです。会談は順調に進み、「トランプ氏に『非常に強い男』と評され、日本政府内には同氏に『組める相手』と印象づけることに一定の成果を得たとの見方が強い」(日本経済新聞)と、評価を得ました。立憲民主党の野田佳彦代表でさえ、会談は成功だったと評価しました。

日米首脳会談、揃ってブルーのネクタイですね

■ 相手を良い気分にさせた石破外交
 会談後記者団にトランプ大統領の印象を問われた石破首相は、「テレビで見ると声高で、かなり個性強烈。恐ろしい方という印象が、なかったわけではないが・・・」としたうえで、「実際にお目にかかると、本当に誠実な、力強い、強い意志を持たれた方。合衆国と世界への強い使命感を持たれた方と、まったくお世辞抜きで感じたところです」と述べました。お世辞じゃないか、と思いましたが、アメリカマスコミは「徹底したご機嫌取り戦略」と報道しました。しかし外交というものは戦いではなく、相手を良い気分にさせて実利を得るというのが賢いやり方です。石破首相は「安倍元総理のご夫人、安倍昭恵さんを通じまして、大統領閣下の本を頂戴いたしました。そこにはPEACEと書かれておりました。非常に感銘を受けましたところでございます。そこには大統領閣下の深い思いが込められていると感じます。昨年の7月であったかと思います。大統領になられる前でしたが、狙撃をされたとき、ひるむことなく立ち上がられ、こぶしを手に突き上げて...その時の写真が非常に印象的でありました。その背後には星条旗がはためき、そして青い空が映っていた。あの写真はおそらく歴史に残る一枚だったと思います。あの写真を見て、私はおそらく大統領閣下はその時、「私は神様から選ばれたんだ」、「必ず大統領に当選し、再びアメリカを偉大な国に」、「そして世界を平和に」、そのように確信されたに違いないと思いました」こうまで言われて、嬉しくならない人は居ないでしょう。石破茂という人は、具体的なデータやエピソードを交え、焦点を絞って話すという特徴があり、「神様から選ばれた」という言葉を聞いたトランプ大統領が、思わず「Very nice. Thank you」と漏らすなど、同じキリスト教徒の石破首相に親近感を抱いたようです。そのほかにも、トヨタ自動車の豊田章男会長や孫正義氏の名前を出してアメリカへの投資強化をアピールするとともに、「未公開情報ですが」と前置きしたうえで、ISUZUがアメリカに工場を新設すること、更に米国からの液化天然ガス輸入拡大などの「お土産」も大量投下、すっかりトランプ大統領をいい気分にさせました。

狙撃され、こぶしを突き上げるトランプ氏(2024年7月13日ペンシルベニア州バトラー近郊のメリディアンで)

■ He's a very strong manと言わせた態度
 安倍晋三元首相のようにスマートでカッコイイ接客態度と違い、石破茂という人は時に「だらしない」「品がない」などと批判されがちで、チョット上から目線のように感じられるところがあります。抑揚もジェスチャーもアイコンタクトも無く、薄眼でトツトツと話すスタイルです。むしろニコッと口元が緩んだときに目が笑ってなくて怖いと評されます。世界のリーダーの中ではかなり異色なスタイルで、相手によっては不安もありましたが、考えてみると日本の首相候補の中で常に世論では1位だったのに、自民党の国会議員投票で敗れる、つまり国民に人気があったひとですから説得力は抜群です。全く淀みなく淡々と話す態度がトランプ大統領には「強さ」や「自信」として映った可能性があります。椅子の背もたれにべったりと背を付けて、今にも崩れ落ちそうにふんぞり返って話す姿も異例でした。首脳会談では椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして話すのが一般的です。トランプ大統領は今回、一貫して、前のめりで話していましたが、アメリカ大統領との会談の場面で、イスラエルのネタニヤフ首相、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩氏でさえ、椅子にはもたれかからず、背筋を伸ばして座っていました。ところが石破首相はまるで教祖様のような「ふてぶてしさ」で、「コイツ、偉そうな」と思われかねない態度でした。もともと顔の怖さでは人後に落ちず、背も178pと高く、でっぷりして大柄です。両国国技館で行われた大相撲初場所千秋楽の表彰式で、優勝した豊昇龍に約40キロもある内閣総理大臣杯を自ら手渡す怪力ぶり、しかも相手の話を聞く時に顎を挙げてフンという感じになる癖があります。しかし逆にこれが、ひるまず、下手に出ない「自信たっぷりのリーダー」を印象付ける効果を生んだ可能性があります。トランプ大統領は石破首相の印象を聞かれて「非常に強い男だ (I think he's a very strong man.)」「素晴らしい仕事をするだろう。もうちょっと弱いほうがよかった」と冗談交じりに答えました。

豊昇龍に賜杯を手渡す石破首相(2025年1月26日)

■ 石破首相−トランプ大統領会談でUSスチール問題も進展か
 日米首脳会談で石破首相は、USスチールを日本製鉄が「買収」するのではなく「投資」するのだとトランプ大統領に話し、これによってUSスチールの製品の品質が向上して競争力が増し、世界の鉄鋼業界を席巻する中国に対抗できると説明しました。トランプ大統領は日米首脳会談の後、日本製鉄が「買収ではなく、多額の投資を行うことで合意した」と話しましたが、「買収」と「投資」の違いは何か?トランプ大統領は後日大統領専用機の中で「誰もUSスチールの株式の過半数を取得することはできない。他の会社なら構わないが、USスチールは認められない」と述べています。「鉄は国家なり」という言葉がかつて有りましたが、USスチールと日本製鉄は、社名からして国家を代表する企業です。だからこそ、USスチールは買収されてはならない企業、とトランプ大統領は言っているわけです。しかしバイデン大統領を日本製鉄が訴えたことで、トランプ大統領にとって、敵の敵は友となる可能性があります。日本製鉄による買収計画はUSスチールの全株取得を目指す内容で、「株式の過半数の取得は認めない」と述べたトランプ氏の理解を得るためには計画の見直しが必要になりそうです。 トランプ氏は今週、日本製鉄の橋本会長と会談する意向を示しています。

■ DeepSeekがもたらす波紋
 中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の生成人工知能(AI)が、性能の高さと開発コストの安さで世界中に衝撃を与えました。オープンAIの『チャットGPT』の有料版に引けをとらないのでは?と注目を集めているのです。一方、中国の外交や政治に関する質問には、中国政府の主張だけに基づいて回答するところが、やはり限界でもあり、偏った認識が拡散されるリスクが潜んでいるというので、西側社会では導入を避ける動きが顕著です。「台湾は中国の領土か?」と質問すると、「台湾は中国の不可分の一部であり、これは歴史的かつ法的な事実です」と答えます。中国が領有権を主張する沖縄県の尖閣諸島に関しては「歴史的にも国際法上も明らかに中国の固有の領土」と答えました。日米首脳会談では尖閣は日米共同で守る日本の領土だという認識で一致しましたよ、ディープシークさん。
(2025年2月10日)


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