618  落ち葉ケーキ作りと薪割り体験

 1月5日(日)が小寒、1月20日(月)が大寒で、2月3日(月)が立春です。すなわち1月中旬が最も寒い頃です。夕方エコパのバーデプールからオレンジ色の空を背景にした富士山が、裾野まで見事な黒いシルエットを見せてくれます。空気が澄んでいる時期だからこそでしょう。金星と土星はこの時期はいつも隣り合って南西の空に輝いています。露天風呂から見る月は、7日の上弦を過ぎて14日の満月に向かいややふっくらして、10日と11日の18時頃には北東の空に明るい木星やアルデバランと隣り合って見えました。21時ごろには真上でひときわ明るく輝きます。火星と地球の最接近は1月12日23時頃ですが、我が地域では厚い雲に覆われて見えませんね。13日から14日にかけては月がこの火星のそばで輝きます。満月となる時刻は1月14日7時27分ですので、13日夜から14日朝も、14日夜から15日朝も、月はほぼ丸い形をしていて、大変明るく輝きます。月よりは暗いものの、火星も最も明るく見える時期ですので、2天体が近づいて輝く様子は、夜空好きな人にはたまらない光景となりそうです。冬の最も寒い時期こそ、オリオン座他、夜空の星を眺めるには最も良い時季です。

■ 毎年恒例おおたかの森でこどもエコクラブ体験
 ふじみ野こどもエコクラブでは、新年早々、毎年恒例;所沢おおたかの森「森の再生地」に10時集合で、落ち葉ケーキ作りと薪割り体験会を行いました。この辺り一帯から東京都清瀬市にかけての各地に「トトロの森〇号地」が点在しています。うっそうとした森がまだ残されていることに感動します。
 おおたかの森トラスト「森の再生地」は、フラワーヒルという、いわば「昭和のニュータウン」の南側にあります。どういうわけか大きな車道と並行して車1台が通れる「旧鎌倉街道」があり、2本の道路間は概ね雑木林です。今は新所沢駅からバスが出ていますが、実は西武が造成したときのプランでは新所沢駅と入曽駅の間に「フラワーヒル」という新駅ができることになっていました。駅から歩けるニュータウンということで買った人が多かったと想像します。我が勤めていた会社でも、偉い人が二人、買いました。しかしいろいろあって結局駅は出来ずじまい、スーパー西友も閉店し、今ではさびれたオールドタウンとなりました
 ところがそのおかげで、武蔵野の雑木林が残され、おおたかの森保全活動ができるようになったのです。そもそもこの一帯は「くぬぎ山」地区と言われていて、山と言っても平地です。くぬぎ山地区は、川越市、所沢市、狭山市、三芳町にまたがる約152haの平地林です。狭義のくぬぎ山は上の地図で示されるように、県道川越所沢線の東側です。詳しくは埼玉県環境部みどり自然課のホームページをご覧ください

■ おおたかの森トラスト「森の再生地」
 トタン板で囲まれているおおたかの森トラスト「森の再生地」の住所は、埼玉県所沢市北岩岡46-1です。電車で来ると、西武新宿線新所沢駅東口から西武バス[新所04]を利用します。休日のバス所用時間は西武フラワーヒル行きで「ショッピングセンター前」下車、所要18分で、ここから5分ほど南へ歩きます。


トタン板で囲まれているのは保安のためでしょう。


今回の車ご覧ください。フィットが4台とフリードが1台、みんなホンダ、埼玉愛がスゴイですね
 説明板が設置されてます 


 森の再生地中央の小屋に薪がビッシリと有ります

適度な長さに丸太を切り、割ってここで乾燥すると薪になります
薪を燃やすとCO2が出ますが、石油や石炭と違って循環型の資源です

森の中から集めた枯れ枝や、伐採した木がうず高く積まれています


森の再生地西側奥はアカマツ林ですが、松枯れが起きています

松を切って、その跡にまた松の芽がでて森が再生します

森の再生地西側の外部には畑が広がっています


ずっと向こうの住宅はフラワーヒルの南端です


森の再生地の両側にはトンネルが配置され、キノコのほだ木が並んでいます

 遮光シートで覆われているトンネル栽培場では、原木椎茸やヒラタケほか様々なキノコが収獲され、活動の原資となっています。2023年にはここで椎茸の駒打ち体験を行いました。526『駒打ち』(2023年4月10日)をご覧ください。ちなみに種駒を打ったところからシイタケが発生するわけではないそうですよ。種駒からシイタケ菌が伸びて木全体に蔓延し、木の切り口以外のあらゆる場所から椎茸が出てくるそうです。原木椎茸は、バターで、ステーキで食べるのが最高です。

■ 落ち葉ケーキ作り
 落ち葉ケーキの作り方について、まずはおおたかの森トラスト代表の足立圭子さんから教えてもらいました。3枚の板を棒で固定した組上げ板4枚を鉄棒で固定し、木枠を作ります。落ち葉を集めて、木枠の中に放り込み、山盛りの落ち葉を踏み固めます。体重が軽い小学生ではなかなかうまく行きません。大人が代って、特に四隅をグイフイと踏みつけます。次々に補給される落ち葉を、踏んで♪踏んで♪踏んで♪、回って♪、回って♪、回って♪、踏むんだよ〜♪ということで踏み固め、畳へり廃材のひもで縛って出来上がり!この落ち葉ケーキは堆肥材料として、有機野菜栽培農家に提供されます。


落ち葉ケーキ作りの説明を聞きました


まずは枯れ枝を徹底的に拾い集め、しかる後、落ち葉を熊手で集めます


木枠の中に落ち葉を放り込み、踏み固めてます


縛ったまでは良いけれど結び方で四苦八苦
なにしろ頑丈に縛りながら、ほどく時にシュッとほどける結び方というのがあるのです


落ち葉ケーキが出来ました やれやれご苦労様


■ 薪割り体験
 さて続いて薪割り体験です。アカマツの木を適当な長さにノコギリでカットします。それをナタで割るという体験です。子どもだけでなく大人も薪割りなどやったことが無いので貴重な体験です。 なたで割るのは誰しもできますが、斧(オノ)は難しい、あるお父さんが苦労してたのを見て、「私がやりましょう」とお母さん、エイッと振り下ろすと見事にパッカーンと割れました。オ〜!パチパチ!


イイゾイイゾ、その調子だ、息子を補助するお父さん


ナタで薪割りする息子たちを見つめる父母


大人も子どももナタで薪割り体験


割れたアカマツの中からマツノマダラカミキリが出て来ました・・・松枯れの犯人です
日本全国で起きている松枯れの原因は、マツノマダラカミキリとそれに運ばれるマツノザイセンチュウです


チェーンソーで丸太を切っています
森の再生地の中に太い樹木をカットした木材がゴロゴロ並んでいました
所沢市内の小学校や中学校から頼まれて学校内の木を切って運んできたそうです


斧(オノ)で薪割りするには思いっきりエイ!と振り下ろさないといけません
筆者は子どもの頃薪割りが仕事だったので、皆様の最後にお手本を見せてあげました


■ けんちん汁でお昼です
 ふじみ野こどもエコクラブのサポーターの一部はお昼のけんちん汁作り、なるべく自分たちの畑でとれた野菜を使います。畑でとれたブロッコリーもゆでます。カマドで薪を燃やし、鍋やヤカンでお湯を沸かします。体験作業が終わったところで、けんちん汁とゆでたブロッコリー、持参のおにぎり、差入れのお新香などをみんなでいただきました。皆さん、Myお椀、My皿、Myお箸を持参しています。野外で食べる味は格別です。


けんちん汁用の野菜を剥いたりカットしたり、準備に大わらわ、ご苦労様です


かまどで薪を燃やして調理しています コーヒー用のお湯もやかんで沸かしてます
実はこれ、災害が起きた時、電気もガスも無くても炊き出しができる・・・という実習体験なのです


さあ、いただきます!けんちん汁にはネギも用意されてました


小中学生とそのご家族の皆さんたちも、美味しそうに食べてます


野外で食べるのはまた格別ですね


けんちん汁はまだ残ってます


お代わりもどうぞ!行列してます


サポーターの皆様、ご苦労様でした。お蔭様で子どもたちが楽しい経験ができました


■ 体験終了、ご苦労様でした
 締めのミーティングを行い解散しました。参加した小学生や中学生たちにとっては、学校の授業や、普段の私生活ではできない貴重な体験だったでしょう。サポーターの皆さんは昭和の人たちですから、自分たちが子どもの頃を思い出して懐かしかったでしょう。東京生まれ、東京育ちの人は自らも経験したことがなかったことが出来たと喜んでいましたが、サポーターの多くは地方から出てきた人たち、老人は地方出身者が多く、その子孫を含めて大東京圏が出来たのです。
 おおたかの森トラストは「緑綬褒章」を受賞しています。リーダーの足立圭子さんから参加者にお話がありました。樹木伐採に反対する人たちが居ますが、松枯れした木は伐採しないとドンドン病気が拡がります。また武蔵野の雑木林も、人が手入れして、間伐して豊かな里山、森を維持してきました。クヌギやナラを伐採して薪にしたり、炭焼きして木炭を作ります。枯葉を集めて堆肥を作り、畑で野菜を育てます。手入れされた森林に生き物が集まってきて豊かな自然が維持される、オオタカが居るということは豊かな生態系が維持されているということなのです。生態系ピラミッドの頂点に居るオオタカは、ハトやムクドリ、スズメなどたくさんの種類の鳥を食べ、時にはリスやネズミなどの小型の哺乳類を食べることもあります。オオタカに食べられる鳥や哺乳類たちもまた、昆虫や、カエル、ミミズ、アオムシなどたくさんの生き物を食べています。これらの生き物たちは、太陽の光と土からの栄養分で育つ植物を食べて生きていけるのです。植物たちの栄養分のもとになるのは、生き物たちの死体や糞などです。オオタカも死んだ後には、分解され植物の栄養分になっていきます。地球上の生き物たちは、みんなつながって生きているんです・・・。人間が生きて行くためには他の動物や植物を食べなければなりません。だからこそそうした動物や植物が生き生きと生きている生態系を守り、維持しなければいけないんですね。
 参加したご家族の中にはキャンプ用品をお持ちの方もいらっしゃいましたが、通常キャンプは遠いところへ行かないと出来ません。おおたかの森トラストのような貴重な自然を守る活動をしている方たちのおかげで、身近なところにも自然があるということを体験出来ました。有難うございました。




■ 日本製鉄がバイデン大統領を提訴
 バイデン大統領が1月3日、日本製鉄によるUSスチールの買収計画に対して中止命令を出しました。この買収計画については、米国政府の省庁横断組織である「対米外国投資委員会(CFIUS)」が長らく審査していましたが、省庁間で意見の集約ができなかったことから、昨年12月23日にバイデン氏に判断を一任していたものです。なぜ意見が一致しなかったかというと、米国内でも本音は買収を認めるべきとの意見が多いのですが、トランプ次期大統領が買収阻止を表明したので、USスチールの工場があるペンシルベニアの票を失いたくないバイデン氏、ハリス氏も反対を表明するという政治的な動きによって、CFIUSもさじを投げたというのが真相です。
 615『一陽来復』(2024年12月22日)の中で、日鉄のUSスチール買収は困難だと書きました。バイデン大統領が言う「経済安保」の壁があるからです。ましてやトランプ次期大統領の”MAGA”は理屈ではなく偉大なるアメリカを象徴する伝統企業が外国資本に買われるなんて許せないという感情論ですから、厄介です。日鉄は「米政府が不当に介入した」などとして、バイデン米大統領らを裁判所に訴えました。米大統領を日本の大企業が訴えたことは過去になく、前代未聞の事態です。日鉄サイドとしては「経済安保」を振りかざすバイデン氏より、「ディール」を信条とするトランプ氏のほうが説得できると見ているのかもしれません。感情論ならば、まだ余地があるからです。日本政府はこの問題を政治問題化すべきではありません。あくまでこれは企業間の問題だからです。

■ ロサンゼルス山火事の被害甚大
 米カリフォルニア州ロサンゼルスで1月7日に発生した山火事は鎮圧の見通しが無く、これまでに少なくとも16人の死亡が確認され、安否不明者も16人出ています。焼失面積は山手線内面積の2倍以上にのぼり、ハリウッドスターを含む1万人以上が家を失う大惨事となっていて、今回の火災による被害総額は1500億ドル(約23兆7000億円)にもなるのではと推定されています。ドジャースの大谷翔平選手は、購入した「12億円豪邸」をフジテレビと日本テレビが新居の前から中継を行い、特にフジテレビは敷地内のバスケットボールコートを撮影した上、近隣住民に直撃インタビューを敢行したものだから、大谷翔平はプライバシーの懸念から家を売却せざるを得なくなり、フジテレビが「出禁」になったのはご存知の通りです。この豪邸はまさに山火事が襲っている地域ですが、大谷翔平が新たに購入した新居も避難地域に入るのでは?とのことです。心配ですね。

■ ニチガク破産申請
 大学受験予備校「ニチガク」を運営する日本学力振興会(東京)が1月10日、東京地裁に自己破産を申請しました。負債額は1億円超とみられます。少子化に加え、コロナ禍での対面授業の制限などで売り上げが減少し、講師たちへの給与未払いが発生しているようです。生徒たちが正月休み明け、行って見たら入口に紙が貼られていたそうです。約130人とされる生徒への影響が懸念されています。少子化で定員割れする大学が続出し、中には閉めざるを得ないのでは?と噂される大学が出て来ています。国立大学法人なども偏差値を維持するために定員を減らさざるを得ない状況です。そのあおりで予備校も大変厳しい状況に追い込まれているのでしょう。

■ 中居正広さんピンチ
 タレントの中居正広さん(52)が女性問題があったとかで、テレビ各局がいずれも放送中止を決める事態になっています。9日に謝罪文を発表したのですが、その内容は・・・この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております(中略) トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です(中略) なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました(中略) 今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります(中略) 誠に申し訳ございませんでした。2025年1月9日 のんびりなかい 中居正広・・・というものです。SMAPの元リーダーである中居正広さんは2020年2月に個人事務所「のんびりなかい」を設立し、同年3月に所属していたジャニーズ事務所を退所しました。この謝罪文がまた物議をかもしています。「のんびりなかい」が事務所名にせよ、謝罪文にこれを入れるのはどうよ?という声や、示談が成立したので芸能活動についても支障なく続けられる?マジか?といった声です。余りにも危機感が欠如していると受け止められているのです。そもそもこれが大きな問題になったのは、示談金が9千万円と巨額だったためです。同じように活動休止状態にある松本人志さん(61)より復帰は厳しそうですね。
(2025年1月12日)


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