梅雨入りはいつになるのだろうとヤキモキしている人が居られるのではないでしょうか?我がふじみ野こどもエコクラブでは、畑の雨水貯留タンクの水が常に満タン状態で、、お蔭様で水には困っていません。しかし、新潟・十日町市では、田んぼの一部にひび割れが発生し、雑草が生えている状態で、この水不足は、日本を代表するブランド米「魚沼産コシヒカリ」にも影響を及ぼしているそうです。
■ 梅雨明け、梅雨入りは?
沖縄は記録的な大雨に襲われましたが、平年の梅雨明けは6月21日ごろなので、梅雨明けも秒読みです。九州南部は梅雨入りしましたが、この先梅雨前線が北上して、本州付近に延びるようになれば、梅雨入りの発表が遅れていた九州北部から東北にかけて、続々と梅雨入りする見込みです。6月18日(火)は、梅雨前線が本州の南岸付近に延びて、関東から九州、南西諸島にかけて大雨が降り、このタイミングで関東甲信地方では梅雨入りの発表があるかもしれません。
■ 水不足
岩手・花巻市の豊沢ダムでは、例年だと水に浸かっている場所が、渇水により、10メートルほど下まで水かさが減ってしまってニュースになっています。宮澤賢治が「ヒドリノナツハオロオロアルキ」と書いた状況です。雨不足により、ダムの貯水率が20%まで低下、記録的に雨が少なかった1973年を下回る水準だそうです。このため下流では、地域を区切って交代で田んぼに水を送る「番水」を始めたそうで、農家の皆さんは雨乞いのためお天道様に手を合わせているそうです。渇水の発生については国土交通省のホームページを参照ください。

花巻市の豊沢ダム
■ コメよお前もか?
普段買い物をしている人ならば、コメ価格の上昇に目を瞠っていることと思います。食品が何もかも値上がりする中で、「コメよお前もか」と思っている人も多いかもしれません。昨年からインバウンド急増のニュースの中で、インバウンドの皆さんが日本に来て、美味しい、安いと言って日本食を食べる姿が紹介されています。一方円安で小麦やソバの価格も上がっていますから、パンや麺類の価格に波及せざるを得ず、安い日本のコメを食べましょうというテレビ報道もありました。しかし、ご飯大盛り無料とか、お代わり無料などという店が最近減ってきたと思いませんか?いま都内の繁華街で目に付くのは「おにぎり屋さん」です。見ると値段が高いですね。以前も書きましたが、ロンドンやパリで日本のおにぎりが大人気だそうです。おにぎりにはいわゆるタイ米は向きません。だから日本のコメが人気なのは分かりますが、何故価格高騰しているのでしょう?

稲穂が垂れる姿は豊かな実りの象徴です
■ 魚沼産コシヒカリも、いわて純情米もピンチか?
上で、今の水不足が
日本を代表するブランド米「魚沼産コシヒカリ」にも影響を及ぼしていると書きました。558『
StellaWestオープン』(2023年11月5日)の中で、昨年の異常な暑さによって、稲の出穂から成熟期までの、いわゆる登熟期の気温が適温を超す高温で推移したことで米の品質や作柄の低下が日本各地で問題になっていて、1等米比率の全国平均は59.6%と低い数値にとどまったことを紹介しました。品種別に見ると、全国の「コシヒカリ」の1等米比率は47.4%(前年同時期より23.2ポイント下落)で、とりわけコシヒカリの本場:新潟県ではわずか3.6%(同76.6ポイント下落)と大きく下がり、もはやブランド米;魚沼コシヒカリの価格も期待できませんね・・・と書きました。それに引き換え、岩手では1等米の割合が92.5%となり、酷暑の影響で例年よりは悪いとは言え、特に岩手が誇る金銀米、「銀河のしずく」が96.2%、「金色の風」が94.2%と高く、全国平均と比べると圧倒的、これからはいわて純情米を食べましょう!・・・と書きました。しかし、今年の水不足によって魚沼産コシヒカリだけでなく、いわて純情米もピンチとなるかもしれません。

岩手県のPRと言えば「のん」さんです いわて純情米
■ スポット取り引きの影響で安いコメが急騰
コメ価格はついこの前までは安いままでしたが、このところ急騰しました。昨年秋に新米が出回った時に、米の品質や作柄の低下の影響で価格が上がるのなら理解できますが、今年の田植え前になって何故急騰するのか疑問に思いました。すると昨週NHKがこれについて報道しました。農林水産省が6月12日に都内で開いたコメの需給状況に関する意見交換会の内容です。農林水産省の担当者は、流通段階のコメの在庫は一定の水準を確保できているものの、JAグループなどが卸売業者に販売した去年産のコメの価格は、前の年より1割程度高くなっていることなどを説明しました。また、卸売業者からは、価格が値上がりする中でも家庭向けの販売が順調なほか、インバウンド需要もあって外食向けの販売も好調だといったことが報告されました。一方で、供給については、去年の猛暑の影響でコメの品質が低下したことから流通量が比較的少なく、卸売業者の間で必要な量を調達し合う「スポット」と呼ばれる取り引きでは、価格が高騰していて、特に低価格帯のコメは不足気味となっていることなどが説明されました。JAグループなどが卸売業者に販売した去年産のコメの価格は、ことし4月の段階で、すべての銘柄の平均で60キロ当たり1万5526円と、前の年の同じ月より1600円余り、率にして12%高くなっています。ところがスポット取り引きでは、さらに価格が高騰していて、5月後半の段階で、「関東地方のコシヒカリ」は、60キロ当たり2万5958円と、前の年の同じ時期に比べて90%以上、値上がりしているそうです。
これで理解出来ました。コメの需給は引き締まっているとはいえ、卸値段階では12%高くなっているのに消費者に売られる段階ではスポット価格の影響で急騰したということです。つまり元々高価格な「魚沼産コシヒカリ」やいわて純情米「銀河のしずく」、「金色の風」はやや値上げですが、安いコメの価格がドンと上がったということです。

鰹ワ米いわてのホームページより
■ 久我美子さんと桂ざこばさん死去
清廉さと意志の強さを併せ持つ女性像を演じて 日本映画を代表する監督たちの作品に次々と出演した俳優の久我美子(くが・よしこ、本名・小野田美子=おのだ・はるこ)さんが2024年6月9日 誤えん性肺炎のため死去されたそうです 93歳でした 1984年に死去した俳優の平田昭彦さん(本名小野田さん)が夫でした
また上方落語界の重鎮で 人情味あふれる高座と熱い人柄で愛された桂ざこば(かつら・ざこば、本名・関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが2024年6月12日 ぜんそくのため亡くなられたそうです 76歳でした お二方の 安らかな眠りを祈ります 合掌
久我美子さん
(2024年6月16日)

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