586  スッカラカン

 5月は土日イベント続きで都内に出掛けることが多く、少年野球の試合が有ってもゴメンナサイが多かったのですが、平日にも会議があって飲んで帰宅することがありました。実にカネがかかりました。例えば5月25日(土)は東銀座で岩手県人連合会の役員会、その後天狗で懇親会、5月26日(日)は池袋駅東口で日赤の献血呼びかけボランティア、通常は50名も献血してくれれば御の字なのだそうですが、50名以上のボランティアが集まって呼び掛けてくれたのと、やはり「岩手県」のイメージが良いのか、若者中心の62名も献血に応じてくれて、中には待ちきれなくて帰った人も居るほど、日赤の方が喜んで、6月2日(日)の岩手県人連合会総会には感謝状を持って駆け付けます、とのことでした。



今回から帽子が新しくなりました


まずは朝礼


横断歩道信号機赤の時は人通り少ない



 一方ふじみ野こどもエコクラブの畑は、雨で耕作できない日もありました。梅雨前なのに雨続きで、野菜が高い状態が続いているのは、収獲できないのと、やはり雨後の晴天のメリハリがないためでしょう。ただし雨後のタケノコがスゴイことになってるそうで、一部サポーターが竹林整備を部分的にしてくれたそうです。

■ 第50回岩手県人の集い
 まずは標題のワケについて説明しましょう。6月2日(日)上野・東天紅で「第50回岩手県人の集い」がありました。役員なので朝7時過ぎに家を出て、東武東上線で池袋駅へ、山手線に乗り換えて上野駅へ、不忍口を出て、不忍池を巻いて東天紅に行きました。


本郷の東大は高台にあり、無縁坂を降りて行くと右に旧岩崎邸庭園、左に東天紅があり不忍池にぶつかります


不忍池の蓮の葉 先日亡くなった中尾彬さんは不忍池を見下ろすマンションの高層階に住んでいたとのこと


上野・東天紅、ここの3Fで集いが開かれます

■ 誰もが平等に教育を受けることができる社会を
 第50回岩手県人の集いでは達増岩手県知事が岩手愛に溢れた祝辞を述べ、懇親会の乾杯は階猛衆議院議員が音頭を取りました。このお二人とも我が高校後輩です。階猛さんは立憲民主党の幹部ですが、その挨拶のポイントは「教育の大切さ」でした。自分は岩手・雫石町の名も無い家に生まれ、父は高卒、母は中卒でした。私は高校、大学と進み、今は政治家となりましたが、これは本当に皆さんに支えられた結果であって、親が自分に与えてくれた教育のお蔭でもあります。今東京に居て、近頃では何かというと「自己責任」という言葉が溢れていますが果たしてそれでいいのでしょうか?私は違うと思います。誰もが平等に教育を受ける権利が与えられる、そのための社会システムがある、それが段々と失われた、終いには失敗したら自己責任だ、と言われる、こんな世の中になったのはオカシイ、変えなければならないと思います。母は近所の人に「おめさんの息子さんはいまどごにいるのす」(あなたの息子さんは今何処にいらっしゃるのですか)と聞かれて、「とうだいにおりやんす」(東大に行ってますよ)と答えたら、「ありゃま、宮古でやんすか」と言われたという話をして、会場が笑いに包まれました。岩手県宮古市は本州最東端にある「とどが埼灯台」が有名なのです。喜びも悲しみも幾年月ですね。岩手県人連合会の白土会長は東京宮古同郷会の会長でもあります。階猛さんは、誰もが平等に教育を受けることができる社会が大切なんだという話をして、これには会場中に共感の声が溢れました。今国会議員の多くは二世、三世が多く、まるで政治家は家業継承のような状況で、政治家になるには三バンが必要だと言われます。当選するのに必要とされる三つの条件、ジバン(地盤)、カンバン(看板=肩書)、カバン(鞄=金)ですね。そうじゃなくて、何もない自分が政治家になれたのは教育とみんなの支えがあったからだと言いたかったわけです。ちなみに我が父の姉(つまり伯母さん)はJR雫石駅前(寺の下という地名)の階さんに嫁いだんですよと言ったら、「あぁそこは親戚ですよ」とのことでした。親戚ならば支えなくちゃということで、サポーターになりました。

2019年の階猛さんの政策広報誌「MISSION」の表紙

■ カラオケが6千円
 いよいよ標題のワケについての説明です。筆者は財布に多額の現金は入れてません。何故なら支払いはほとんどカードだからです。6月2日(日)家を出る時、ちょっと少ないかな?と思いました。上福岡駅でPASMOチャージに現金を使いました。岩手県人の集いの会費は今年千円上がって9千円です。会場入り口に能登地震の募金箱がありました。会場外には「いわて銀河プラザ」の岩手県産品出張販売コーナーがあり、岩手県人としては買わないわけには行きません。二次会は上野広小路の居酒屋「夢吉」です。三次会はカラオケ「まねきねこ」です。2曲歌いました。鳥羽一郎の「男の港」と福田こうへいの「南部蝉しぐれ」です。鳥羽一郎さんは我が友人・名郷根さんが社長を務める日本クラウンミュージックの看板歌手、福田こうへいさんは同じ雫石町観光大使だからです。ハイボールを何杯か飲み、つまみはフライドポテトです。2時間も経たずに一旦お開きとして、残りたい人は残る、帰る人は帰ると言われて、幹事が「会計おひとり6千円です」とおっしゃる、財布には5千円しかありませんでした。一人だけカード払いとも行かないので、ある人から千円借りました。現金書留で送らなければなりません。財布はスッカラカン、これが標題です。ただ翌日、待てよ、小銭入れがあったな、と思って見たら千円以上ありました。しまった、現金書留経費540円と手間は要らなかったな、と思いましたが後の祭りです。それにしても、1日で何万円もが消えて行く、つくづくインフレを実感しました。カラオケが6千円だなんて過去には経験ありません。日銀の植田総裁が現在はインフレ状態にある(だから金利を上げても良い)とおっしゃるのに、日本国政府は未だデフレ状態を脱却していない(だから金利は上げず円安対策は為替介入で行う)と言って対立していますが、我が財布の現実を見た時、どちらの言うことが正しいか一目瞭然です。

東大安田講堂


岩手県の全容 とどが埼灯台は三陸リアス式海岸の「陸」の辺りです


本州最東端:とどが埼灯台

■ あさみちゆきさんのコンサート
 岩手在住の歌手;あさみちゆきさん(公式ホームページ)はデビューしてから20年を越え、間もなく21年となります。2001年頃から始めた井の頭公園でのストリートライブでスカウトされ、2003年4月23日、テイチクレコードより「紙ふうせん」でデビューしました。「井の頭公園の歌姫」として有名になり、2016年12月2日(金)かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで開催された第1回「全日本こころの歌謡選手権大会」決勝大会で見事日本一の歌手の座に輝きました。その模様は、コチラのホームページで紹介しております。〜私らしく歩き続ける…21年目の誓い〜として、縁のある吉祥寺の「武蔵野公会堂」でコンサートを開きました。小さな会場なのでチケットはすぐ売り切れたそうです。この日は夫婦で出かけ、吉祥寺駅から、井の頭公園に行って、その後武蔵野公会堂方面に引き返してきました。あさみちゆきさんは我が友人と結婚して今は盛岡に住んでいるので、盛岡広域の様々なイベントやラジオなどにも出演されております。今後ともますますのご活躍を祈ります。

あさみちゆきさんのホームページより


武蔵野公会堂は昔ながらの小さな施設


井の頭公園の湖面にはスワンボートがウジャウジャ

■ 素晴らしいコンサートで感動しました
 あさみちゆきさんはソングブック6月号の表紙を飾りました。昨年デビュー20周年を迎え、今年から本格的に歌手活動を再開するので、それはやはり井の頭公園からということでした。観客はほとんどお父さんお母さん以上の世代、森山良子や中島みゆきより上の世代です。娘を応援するようなファンばかりで、熱狂的で、歌に合わせて踊ったり、掛け声掛けたり、熟練ファンたちだなということが良く分かりました。結婚して盛岡に引っ越し、出産〜子育てのため歌手活動を停止、その後コロナ禍があって、やっとまたステージに立てるというのが現在です。心友:竹川美子さんも駆け付けました。もちろんデビュー曲でヒットした「江釣子の女」も歌唱しました。山口県と広島県のお隣同士の出身、同じ年にデビューし、あさみちゆきさんの方が1歳年上とのこと、江釣子は岩手県北上市ですから、共に岩手に縁があります。「あさみこ」としてデュエットするほど仲が良いのだそうです。あさみちゆきさんは、かつての仲間たち、バンマスのリードギター、ベース、ヴァイオリン、鍵盤(ピアノとエレクトーン)、ドラムの5人の生演奏をバックに、自らもギターを抱えて歌唱しました。アンコールに応えて、ギター一本だけでマイク無しで歌唱しましたが、それはさながら井の頭公園の野外ステージライブのようでした。感動する素晴らしいステージでした。ちなみに井の頭公園ではFMラジオの周波数を合わせてイヤフォン視聴するスタイルでしたね。「井の頭公園の歌姫」は有名だったので、それが知り合いと結婚したのにはビックリしました。

■ 鮨藤
 コンサート終了後、吉祥寺駅前の「鮨藤」という名前の寿司屋に縁を感じて入ったら、もう70年以上続く武蔵野市最古の店だそうです。隣の客は若い白人男女、鮨を美味そうに食べてました。店の人に具材の質問をして、おかみさんが写真に英語が入ったパネルを持ってきて説明してました。マグロとかエビとか言いながら、会話ではありませんがコミュニケーションが成立していました。ただ、カンピョウの説明には苦労してましたね。
 インバウンドが日本に来て感動するのは「本場の味」だと言われます。今やロンドンでもパリでもニューヨークでも、日本料理店はたくさんありますが、やはり日本に来て食べると「本場は違う」ということになるそうです。それは水や醤油、ダシの違いや具材、作り手などいろいろあるでしょうし、外国にある店は現地の人の好みに合わせて少しずつ工夫しているからということもあるかもしれません。例えば寿司ならば、シャリが違います。米の銘柄、炊く水の違い、微妙な温度、職人の手の温もり・・・とか。蕎麦もそうですね。蕎麦の風味を良く引き出している店は日本でも滅多にありません。牛肉なども違うと言いますね。特に米国人などは和牛の美味しさに感動するみたいです。それからラーメン、特に豚骨ラーメンに感動するようです。一蘭に行列してます。アメ横で一蘭のカップラーメンが5百円以上で陳列されてたのにはビックリしました。それだけ名が通っているのでしょう。

この寿司は鮨藤とは無関係だけど...

■ 梅不作
 523『越生旅』(2023年3月20日)で越生(オゴセ)梅林について紹介しました。この回は長いですよ〜 各地の桜をたくさん紹介し、日高ちゃんぽん、越生が太田道灌ゆかりの地であること、山吹伝説、渋沢平九郎自決の地であること、ニューサンピア埼玉おごせ、pH10.3の強アルカリ性温泉、箭弓稲荷神社、東松山市役所の「めざせ世界一!侍ジャパン・東松山ゆかりのヌートバー選手を応援しよう!」という掲示幕、藤井聡太棋士が史上最年少“六冠”達成、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所がプーチン大統領に逮捕状、米国のシリコンバレーバンク(SVB)の破綻で世界的に金融不安がまん延、貴景勝休場・・・横綱・大関不在で大相撲ピンチなど色々なことに触れています。
 ところが越生名産の梅が不作で大ピンチだそうです。昨年比3分の1という悲惨さで、恒例の「梅まつり」も中止となりました。我が家では南高梅を漬けるのですが、全国トップの収穫量を誇る和歌山県産の梅が、今年は例年にない大ピンチとのこと。地球温暖化の影響がここにも波及し、主力の南高梅の収穫量は平年の半分程度と予測されています。暖冬と開花後の気温低下の影響らしく、開花後に気温が下がり、受粉を助けるミツバチがあまり活動しなかったことが要因と言われています。農林水産省の統計によりますと、2023年の梅の収穫量は全国で9万5500トンで、うち和歌山県産は6万1000トン、占有率はナント!6割以上で、59年連続で全国トップでした。5520トンで2番目に多かった群馬県とは大きな差がありますが、群馬県の収穫量は平年の8〜9割となる見通しで、収穫量上位の福井、三重両県では平年の8割と見込まれ、奈良県では平年の5割と、軒並み不作なので、今年の梅の価格は店頭でも、すごく高いという印象です。

今年は梅干作れるかな?.

■ 全米女子オープンで快挙
 女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権は6月2日、米ペンシルベニア州のランカスターCCで最終ラウンドが行われ、首位と3打差の5位でスタートした笹生優花(22)が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーで逆転優勝、2021年以来、2度目の全米女王となり、優勝賞金240万ドル(約3億7200万円)をGETしました。2度目のメジャー制覇は、男女を通じて日本勢初の快挙です。但し2021年は母のフィリピン国籍で出場、今回は父の日本国籍で、両親への素晴らしい贈り物になりました。2位は3打差の渋野日向子(25)でした。全英優勝以後不振でしたが、一気に2億円GETしました。あの笑顔を待ち望んでいた世界中のファンたちから拍手喝さいを浴びました。それにしてもBEST10に日本人選手が5人並ぶ・・・まさに日本女子黄金時代到来を世界中に印象付けました。

笹生優花と渋野日向子

■ 港区長選は5期現職の自公推薦候補敗北
 東京都港区の区長選は6月2日投開票され、無所属の新顔で元区議の清家愛氏(49)が、いずれも無所属のお二人、区長を5期20年務め、6選を目指した現職の武井雅昭氏(71)=自民・公明推薦=と、新顔の元都議・菊地正彦氏(71)を破り、初当選を決めました。投票率は30.62%(前回30・04%)、当日有権者数は20万617人でした。このところ与党の名前が出たほうが落選すること続きで、有権者の意識の変化がここでも顕れました。

中央が清家愛氏(朝日新聞デジタルより)
(2024年6月4日)


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