579  春の栃木旅

 我が家の雪柳と花桃はそろそろ終わりですが、スオウは満開で、ムラサキツツジや赤いサツキが咲き出しました。1年中咲いているアブチロン・チロリアンピンクは大量の釣鐘状の花をぶら下げて小鳥を呼んでいます。橙色のカランコエ、ピンクやオレンジ色のゼラニウム、深紅のキンギョソウ、紫の大きな葉の間から可憐な花を咲かせるオキザリス・トリアングラリス、色とりどりのパンジー、チューリップ、日本サクラソウ、花ニラなども花盛りですが、満を持して大きな薔薇の花が咲き出しました。白いマーガレット、紫色のラークスパーや紫蘭も今にも咲くゾ〜とばかり準備中、真っ赤なアマリリスはにょっきりと花芽を伸ばし、開花寸前です。百合やグラジオラスは地中からたくましく成長しています。隣の4階建てのビルには早くもツバメがやってきて、古巣で今年も子育てです。


我が家の横を走る川越街道(国道254号)は春らんまん、新緑が目に鮮やかです
手前側は池袋方面、向こう側は川越方面 桜が咲き チューリップがきれいです

■ 春の花見ドライブへ
 今年はソメイヨシノの開花が遅れました。埼玉の桜の名所と言えば、いの一番は幸手の「権現堂堤」ですね。ソメイヨシノと菜の花のコントラストが素晴らしい、今年は満開が2週間遅れの4月7日(日)との予報でした。日曜日は少年野球があり行けないので、翌日出掛けました。その後、定宿の「ホテルサンバレー那須」へ、メールは来るし、割引券付きハガキは来るし、その営業努力を多とし、たまには顔を出さなければ...ところが翌日;4月9日は春の嵐との天気予報、風雨強く、南関東の桜は一気に散るのではないかと言われていました。それならば那須高原や平家落人の里「湯西川温泉」へ、標高が高いので桜はこれからだろう、那須温泉、湯西川温泉に泊まり、その後「あしかがフラワーパーク」に寄って帰る二泊三日のドライブです。

2024年4月上旬のドライブコース

■ 幸手権現堂堤の桜と菜の花
 権現堂堤を通ったのは間違いでした。平日なのに車の大渋滞、とても駐車場に停めて花見する気にはなれません。車の中から下のような光景を眺めて通り過ぎました。桜の薄ピンクの花と黄色い菜の花の対照は圧巻です。

■ 那須温泉
 那須に向かう途中でいつもの通り「道の駅しもつけ」に寄りました。水曜日ではないので休みじゃないのは承知です。箒川を越えたところで国道4号線から分かれて左方向、県道185号線を進みます。やがて関谷の十字路、左手に「道の駅湯の香しおばら」が有ります。先日も那須塩原温泉に連泊したばかり、ここにも寄ったので今回はスルー、県道30号線を進み、紀尾川を越えて、戸田水辺公園を通過、広谷地交差点で左折、那須街道を北上、グングン標高を上げてホテルサンバレー那須に到着しました。那須高原の山麓、標高730mに位置する湯本温泉地区に、広大な敷地をもって広がる「ホテルサンバレー那須」は、9つの宿泊施設に3つの大浴場・美術館・プール・教会を併せ持つ総合リゾートホテルです。もう少し標高が高い那須湯本温泉では桜はまだ開花していません。ホテルサンバレー那須近辺でやっと咲き始めです。広谷地の道の駅「那須高原友愛の森」では三分咲きぐらいでした。

那須岳山麓のホテルサンバレー那須


オリエンタルガーデンの湯処ひのき 森の中の硫黄泉は癒されます


朝食を済ませてレストラン万里の外を見たらものすごい雨でした

■湯西川温泉
 那須から日光市の湯西川まではさして遠くありません。しかし4月9日は春の嵐で、観光も出来ないし、途中の道の駅「那須高原友愛の森」で休憩、お客さんも建物の中に避難しているような状況でした。観光センターを見て、直売所で買い物して嵐の収まるのを待ちました。天気予報では午後になれば雨も止むとのこと、関谷から県道400号線を箒川に沿って北上、左手にもみじ谷大吊り橋を見て、みかえりの滝や連珠の滝の辺りで大きく左カーブ、西へ向かうと那須塩原温泉です。更に進んで尾頭峠を過ぎて、野岩鉄道会津鬼怒川線上三依塩原温泉口駅のところで国道121号線とぶつかり、戻るように左折して、今度は男鹿川に沿って南下、やがて五十里(イカリ)湖が現れました。赤夕大橋を渡ってすぐ湯西川温泉方面へ右折、県道249号に入り野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅を越えたところに「道の駅湯西川」があります。大きな水陸両用バスが置いてありました。ここから湯西川湖に沿って進むのですが、ほとんどトンネルです。よくぞこんな道路を作ったな、と感心します。湯西川温泉に着いた頃には確かに雨は止んでいました。湯西川温泉には「平家の里」という観光施設が有ります。日本全国に平家落ち武者の里がありますが、白川郷(岐阜県白川村)や富山県の五箇山、長野県伊那市長谷浦、群馬県利根郡片品村、茨城県久慈郡大子町など、どこもなるほどと思わせる山深いところです。湯西川に沿って佇む温泉街は風情のある建物が並びます。しかし平日なので車も少なく人通りもありません。こうした鄙びた温泉街はこれから段々と過疎化して、やがて・・・・となって行くのでしょう。

平家の里の入り口


湯西川温泉は湯西川に沿って展開します(これは以前の秋の光景)


湯西川温泉街には車も人も見当たりません

■ 五十里ダム
 さて翌朝、湯西川温泉から県道249号を走り、「道の駅湯西川」を過ぎて国道121号線に入りしばらく行くと、国交省関東地方整備局鬼怒川ダム統合管理事務所の「五十里ダム管理支所」の前を通りかかり、おっと、これは寄らなくちゃとPにイン。実は何を隠そう、川マニア、ダム好き、湖好きなのです。管理支所の中を見学しました。五十里ダム、川俣ダム、川治ダム、湯西川ダムの4ヶ所を管理しています。

満々ときれいな水を湛えています


立派な堰堤ですね


上から下を見下ろすと...


下流の谷

■ 龍王峡
 五十里ダムを出てちょっと行くと川治温泉です。以前も詳しく紹介しました。廃墟もあるし、リニューアルした宿もあります。321『川治温泉』(2019年5月6日)をご覧ください。更に進むと「龍王峡」に差し掛かりました。鬼怒川の流れによって侵食され、まるで龍がのたうつ姿を思わせるような迫力のある大景観は、山間のいで湯、川治温泉と鬼怒川温泉の間、約3キロに渡り続いています。

龍王峡の滝見茶屋、めし処が軒を連ねています 滝がたくさんあります


野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅の改札 ホームは階段をず〜〜っと降りて行きます


駐車場に見事な桜の木がありました 満開です

■ 道の駅にしかた
 鬼怒川温泉を過ぎて、日光杉並木に入りました、いつ走っても見事ですね。JRに沿って今市から日光線を南下します。やがて鹿沼に入りますと、土の販売の看板が目に付きます。思川を越えて、栃木市にある国道293号の「道の駅にしかた」に着きました。

道の駅にしかた
左から交流物産館「さくら」、農産物直売所「ふれあいの郷」、農村レストラン「ふるさと一番」


駐車場に見事なしだれ桜がありました

■ あしかがフラワーパーク
 道の駅にしかたを出て佐野市出流原町の赤見バイパス/県道175号まで国道293号を進み、山形入口(交差点)を左折して県道175号に入りました。やがてJR両毛線と並行し、「あしかがフラワーパーク駅」前を通過してぐるっと回り込んで足利市迫間町607の「あしかがフラワーパーク」正面入り口ゲートに向かいました。ちなみに栃木県内では35年ぶりに2018年4月、JR新駅「あしかがフラワーパーク駅」が開業したのだそうです。「あしかがフラワーパーク」は誰もが知っている藤の名所です。PR動画をご覧ください。西ゲート前の駐車場はまさに「あしかがフラワーパーク駅」の真ん前です。JR両毛線に沿ってソメイヨシノが満開、見事でした。

 あしかがフラワーパークの入場料は花の咲き具合によって変動します。大人の昼の部は最低で400円、最高で2,200円です。4月10日は900円でした。正面ゲートの向こうには白鴎大学足利高等学校富田校舎がありました。

駐車場には大型観光バスも多数、ゲートを入り、チケット売り場で入場料を払います


入り口入るとショッピングエリアが有り、ここは入場料が取られません
奥に係員が居て、チケットを渡して入園します

 あしかがフラワーパークの園内は、色とりどりの花が咲いています。入園者の9割はガイジンです。特にインド人が多い印象でした。韓国や中国北東部は日本と植栽がそれほど違いませんが、中国南部や東南アジア、インドはまるで違います。春爛漫のニッポンは、特にインド人などにとっては魅力的なのでしょう。今は各種の桜も咲き、八重桜も咲き始めています。藤も紫、黄、白・・・各種、ツツジも咲き始め、ツツジの海は5〜6月豪華でしょう。

色々な花が咲き乱れています パンジー、ラナンキュラス、アネモネ・・・


チューリップ


昇りフジと呼ばれるルピナスがニョキニョキ ガーベラも...


赤いシャクナゲが豪華です


白いシャクナゲも 根元にはワスレナグサやネモフィラ


色とりどりのマーガレット


いやはや見事な造形美です


藤の蕾が今にも開きそうにぶら下がっています


ソメイヨシノ満開 ガイジン大喜びで桜バックに写真パチパチ...


フジが咲いたら見事だろうと予想できます


新緑の山に大きなアルミの骨組み三つ、これまた藤がぶら下がるんでしょうか


スゴイ大木の藤棚


米国CNNトラベルスタッフが2014年に世界の夢の旅行先10ヶ所を選定
日本から唯一、あしかがフラワーパークの奇跡の大藤が選ばれました


園内のトンネルはいろいろ、藤や薔薇ほか...

■ 旅の終わりはエコパへ
 あしかがフラワーパークを出発、県道128号〜20号、渡良瀬川を越え、行田/国道50号方面へ進みます。やがて栃木県足利市から県境を越え、群馬県邑楽町へと入ります。千代田町のジョイフル本田千代田店の真っ黒な建物の脇を通り、利根川に架かる利根大堰の上を走ると、利根川の真ん中で道は群馬県道20号線から埼玉県道306号線へと名称を変えます。よく来る行田市を通り、さきたま古墳公園の脇を通過、上越新幹線高架を潜り元荒川を越え鴻巣市に入ります。荒川の糠田橋を渡り、「道の駅いちごの里よしみ」のところを通過、「みどりの道」を走り、虫塚交差点で右折、圏央道川島IC近くのカインズホーム前で国道254号線に合流、そのままひたすら走って、ふじみ野市三芳町余熱利用施設エコパ到着。バーデプールで運動して、露天風呂に浸かり帰宅しました。


今の時期はバーデプールから秩父の名山;武甲山脇に沈むデッカクて真っ赤な太陽が見えて感動します

■ 元横綱の曙太郎さん死去
 若乃花、貴乃花の兄弟横綱のライバルとして1990年代の大相撲人気の一翼を担った第64代横綱の曙太郎さんが54歳の若さで亡くなられたそうです 外国出身力士として初めて横綱に上り詰め 通算11回の幕内優勝を遂げました 明るい性格で そのパワー相撲は圧巻 大相撲に新しい面白さを加えて下さいました 2017年に病に倒れ 長い入院生活の末 家族に見守られながら4月上旬 東京近郊の病院で 眠るように息を引き取ったとのこと 安らかな眠りを祈ります  合掌
(2024年4月15日)


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