
563 九州北4県旅その1
12月15日(金)、南から暖かい空気が流れ込んだ西日本では、記録的な暖かさとなり、九州各地で夏日となり、12月としての最高気温記録を更新しました。一転12月17日(日)からは東北から九州で、気温が急降下、北日本の日本海側を中心に雪が強まり、九州から北海道にかけて大雪となりました。関東地方は日本の中では例外的に穏やかではあるものの気温は10℃を下回り 、24日(日)クリスマスイブは、寒気の流れ込みのピークが過ぎ、日差しがたっぷりながら冬らしい寒さが続きました。25日(月)クリスマス以降は日差しが届き、最高気温は10℃を超え、この時期としては気温は高めになる見込みです。年末から年始にかけて、最高気温は15℃を超える日が続く予報ですが、ふじみ野市では雨の大晦日になるようです。
■ 別府へ行こう!
557『変死』(2023年11月12日)で、次のように紹介しました・・・Booking.comが33ヶ国の2万7000人の旅行者に行った調査をベースにまとめた2024年の旅行予測でトップに入ったのは、日本の別府でした。「九州・大分県に位置する別府は、日本で最も天然温泉が湧き出る場所であり、温泉旅行には最適。別府の「地獄」はこの街で最も有名な名所の一つだが、見学のみができる。決して飛び込まないように」としています。2位:ヴロラ(アルバニア)、3位:メリダ(メキシコ)、4位:ポートランド(アメリカ)、5位:ヴァルケンブルグ(オランダ)、6位:ブエノスアイレス(アルゼンチン)、7位:ケムニッツ(ドイツ)、8位:ロトルア(ニュージーランド)、9位:パングラオ(フィリピン)、10位:ケアンズ(オーストラリア)でした・・・この調査が発表される1ヶ月以上前に実は別府へ行こうと決めてツアー予約していて、我ながら先見の明に満足しました。

別府温泉
血の池地獄
■ いざ、九州4県グルメ旅へ
ところがいざ出掛けようとしたら思わぬ低温予報、九州でも山では積雪となる所があり、一日厚手のコートが必要なくらいの真冬の寒さとなるという天気予報のもと、予約していたJTB「旅物語:九州絶品グルメを食す 別府・湯布院・黒川 高千穂峡 3日間」のツアーに参加しました。大分県・宮崎県・熊本県・福岡県の4県をぐるっと効率よく観光するグルメ旅というキャッチでしたが、天気予報を見てダウンジャケットを着て出かけました。
1日目…羽田空港JAL665便12:15発→14:05大分空港着→西鉄観光バスで全国屈指の人気温泉街;湯布院・金鱗湖散策→別府・湯の里明礬温泉で湯けむりが立ちこめる湯の花小屋見学→宿泊先:別府温泉ホテルサンバリーアネックス泊。
2日目…宿→バスで別府・血の池地獄(日本最古の天然地獄)→九重高原→田ノ原川沿いに佇む湯治湯の雰囲気漂う温泉街;黒川温泉散策→瀬の本高原レストハウスで昼食;あそび豚の豆乳しゃぶしゃぶ→国の名勝・天然記念物に指定されている神秘の渓谷;高千穂峡散策、真名井の滝など→阿蘇内牧温泉宿泊先:阿蘇ホテル2号館、グレードアッププラン:阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート(昇龍)
3日目…宿→バスで柳川(堀割が町中に張り巡らされた水郷を川下り→はねや総本家で昼食;博多水炊きと明太子食べ放題→菅原道真公を祀る太宰府天満宮散策→福岡空港JAL322便17:00発→羽田空港18:35着
■ 羽田空港から富士山がクッキリ
ゆっくりした出発だし、途中経路の鉄道すべて通常運行とのスマホ情報なので、上福岡駅9:29発の電車で大丈夫と思いましたが、心配性の連れ合いの意見に負けて少し早く出発、羽田空港国内線第1ターミナルにはやはり大分早く着いてしまいました。まあ、大分へ行くのだから大分早くてもいいか・・・ダジャレです。今回はJALです。このところの旅行はANAが多かったのですが、大谷翔平をアンバサダーとして以降、JALがイメージアップしたみたいですね。いろいろなところで大谷翔平効果が出ています。下の写真のように富士山が綺麗に見えました。手前の機体は奄美大島行きです。なお大分行きボーイング737-800が女満別空港から機体到着遅れのため出発が遅れますというアナウンス、最近良くあります。今の時期だからでしょうが、結構空席があるようです。
■ 大分空港着〜西鉄観光バスで湯布院へ
14時過ぎに大分空港に着いて、JTBの添乗員さん(まだ経験4ヶ月の若い女性)の案内で西鉄観光バスの駐車場まで歩いたら、寒い!とみんなビックリ、朝の羽田空港より14時過ぎの大分空港が寒い、それもそのはず、そこここに白いものが残っています。朝雪が降っていたそうです。今回のツアー参加者は老夫婦ばっかり、女二人旅1組、男ひとり旅1人、皆70以上、80代も...老後の人生豊かに楽しんでる人たちばかりという感じでした。バスは一路湯布院へ向かいます。

大分空港には足湯があります
■ 由布院観光
湯布院は仕事の途中で営業車に乗せてもらい通過したことが二度ほど有ります。由布岳がまるで芝生の山みたいで、その美しい緑に感動したものです。会津磐梯山も良いですが、由布岳もいいなぁと思いました。ところが今回は白い山でした。勇壮です。

緑あふれる由布岳
湯布院といえば真っ先に思うのが、立命館アジア太平洋大学(APU)です。留学生と日本人が半数ずつ在籍するAPUでは、日本語と英語による日英二言語教育システムが展開され、とても人気のある大学です。
次に思うのは、別府温泉と並んで韓国人に絶大な人気のある観光地ということです。噂には聞いてましたが、実際目の当たりにしてビックリしました。かなり広い街ですが、散策する人がウジャウジャ居て、ほとんど韓国人、ここは明洞か・・・と思いました。恐らく90%韓国人、それも若い人が多く、5%台湾人、5%日本人という感じでした。なにしろお店の案内掲示が日本語とハングルなのです。まずは添乗員さんが金鱗湖に案内してくれました。途中の小川にはクレソンがいっぱい生えています。アオサギも居たので、小魚が居るのでしょう。金鱗湖には鯉ほか魚が泳いでましたが、ただの池ですね(^_^)

金鱗湖
湯布院の街中散策はかなり広いですが、碁盤の目になっています。名物のコロッケやお団子、クレープ、焼き鳥、色々なものを食べながら、観光客がゾロゾロ、楽しそうに歩いています。

背景には白い由布岳

ここは箱根じゃないのにガラスの森が...

日本に行けば昭和が見れます・・・懐かしいスバル360
オルゴールの森って、何処にでもあるんですね

あるお店の店頭に来客者の写真・・・花巻東の菊池雄星も(いまトロント・ブルージェイズ)
観光地に行ったとき、ただ表通りを観光するだけではなく裏通りにも足を伸ばすのがいオレ流なんですよ。湯布院を流れる川、畔には温泉施設があります。16時半です。関東ならもう薄暗くなってますが、九州なのでまだ明るいですね。

金鱗湖
■ 別府明礬温泉・湯の花小屋見学
続いて別府・湯の里・明礬温泉に向い、湯けむりが立ちこめる湯の花小屋を見学しました。江戸時代から300年続く製造技術を持つ「薬用 湯の花」を造る湯の花小屋見学は、無料です。茅葺の小屋で、地底から湧きあがる湯けむりで湯の花が出来上がるのをじっくりと待つのだそうです。皆さん、湯の花コスメなどお買い物してました。

湯の花ができるまで・・・ガイドの叔父さんが説明してます
遠くに大平山(810m)通称扇山が見えます。4月に野焼きする「扇山火まつり」が行われます
■ 別府温泉ホテルサンバリーアネックス泊
別府温泉のビジホタイプ;ホテルサンバリーは休館中で、ホテルサンバリーアネックスは営業中、こちらの11Fに泊まりました。外壁及び館内容室の改装工事中でした。12階建てです。やはり韓国人客がいっぱいでした。温泉の泉質はpH8.4の弱アルカリ単純温泉で、肌に優しく、美肌効果があるというありふれたキャッチですが、湯上がりで手がガサガサになったのでクリームを付けなければならなくなったところを見ると、やはり温泉なんですね(^_^) しかし草津温泉のような強酸性泉ならば手がカサカサと荒れますが、草津の癒し湯;四万温泉のような弱アルカリ泉ならば手がスベスベになるはずです。何故でしょう?部屋数の多い大きなホテルの割には4階の浴室はこじんまりして露天風呂もありません。しかし混んでいませんでした。

別府温泉ホテルサンバリーアネックス
夕食です
茶碗蒸し、アジのお刺身や海老、天婦羅、サラダ、煮物、和牛霜降り肉のシャブシャブなど


完食

第二日目は次回
■ 札幌五輪招致断念
冬季オリンピック・パラリンピック招致を巡り、札幌市は12月19日、市内のホテルで「招致関係者意見交換会」を開き、招致活動を停止することを決めました。仕方ありませんね。大阪万博はどうなるのでしょうか?


東京五輪1964の栄華を引きずった2020、結果は無惨...
■ クルマの品質・検査・認証不正問題
前回スズキの新型SWIFTのCM「Let’s SWIFT it篇」が面白いと紹介しましたが、12月20日に発覚したダイハツ工業の車両認証試験の不正問題、不正は1989年から行われていたそうで、64車種、174件が対象となることが発表され、ダイハツは生産中の全車種の出荷を停止しています。トヨタの子会社の不正と言えば、2023年3月に発覚した、日野自動車によるエンジン燃費試験での不正も思い出します。結局日野自動車は身売りせざるを得なくなりました。同時期には、トヨタグループの本家にあたる豊田自動織機で、フォークリフト向けエンジンの不正認証が発覚、トヨタが効率的にクルマを作るためカイゼン、カイゼンと唱えてきた
“トヨタ方式” についていけない部分があったのではないか?という話も噂されました。確かに、子会社になって、いきなりコンプライアンスを持ち込まれたって、ついて行けないという面もあったのかもしれません。

ダイハツ;ミライースの短期開発成功がきっかけに...
いやいや、ダイハツや日野自動車に限らず、三菱自動車、スバル、スズキ、日産自動車でも検査不正が起きています。つまり、自動車業界においては日常茶飯事なのかもしれないのです。今回のダイハツの生産中止は、すそ野の広い自動車業界で、ユーザーのみならず様々な企業に暗雲と報道されていますが、のど元過ぎれば熱さ忘れる日本人、これまでもイッパイあった不正の一つにすぎません。
■ 品質や検査の不正は一流企業で続々発生
クルマだけではありません。小糸製作所、三菱電機、東洋ゴム、カヤバ、旭化成建材、東亜建設工業、神戸製鋼、三菱マテリアル、東レ、日立化成、パロマ、クボタ・・・近年内部告発等によって、明らかになった品質や検査の不正は一流企業で続々と起きています。食品関係などもう、当たり前のように起きてますよ・・・雪印乳業、日本ハム、ミスタードーナツ、ミートホープ、船場吉兆、赤福、石屋製菓・・・。
■ 医薬品の供給不足も品質・検査不正によるもの
全国の薬局や医療機関で、かつてない医薬品の供給不足が続いている問題も根は同じです。ジェネリック医薬品メーカーで製造上の不正が発覚したことで、この1年余りの間に各地のメーカーが業務停止命令の処分を相次いで受ける異例の事態となっています。問題の発端となったのは、「小林化工」が製造した水虫などの真菌症の治療薬に睡眠導入剤の成分が混入した不祥事でした。小林化工の処分のひと月余り後には、国内ジェネリック大手3社のうちの1つ「日医工」が富山県から業務停止命令を受けました。その後ジェネリック医薬品メーカーだけでなく、「北日本製薬」、「岡見化学工業(京都)」、「久光製薬(佐賀)」など一般医薬品のメーカーも続々と摘発されました。ついにはジェネリック医薬品最大手の「沢井製薬」にも波及して、いわばジェネリック総崩れ、これでは医薬品が不足するわけです。
■ 元関脇・寺尾の錣山親方が死去
大相撲歴代7位の1359回連続出場で「土俵の鉄人」と呼ばれた元関脇・寺尾の錣山(しころやま)親方が12月17日、東京都内の病院でうっ血性心不全のため死去、60歳でした。父は元関脇・鶴ケ嶺の井筒親方(2006年死去)。母の旧姓から寺尾をしこ名とし、筋肉質の細身の体で回転のいい突っ張りを武器に活躍しました。2002年秋場所を最後に39歳で現役を引退し、年寄「錣山」を襲名、2004年に独立して錣山部屋を創設し、元小結・豊真将や22年九州場所に平幕優勝した関脇経験のある阿炎らを育てました。長兄の元十両・鶴嶺山、次兄の元関脇・逆鉾とともに井筒3兄弟として注目され、史上初の「3兄弟関取」となりましたが、元逆鉾の次兄は2019年に58歳で、元鶴嶺山の長兄は2020年に60歳で亡くなり、3兄弟いずれも早過ぎる死でした。

2023年12月23日江東区清澄の錣山部屋での葬儀
(2023年12月24日)

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