447  引退

 隣家の柿が赤くなりました。驚いたことに、塀の向こうの木の枝にネズミの姿が...木に登って柿を食べています。例年ならいよいよ食べ物の無くなったころにムクドリやヒヨドリが来て食べるのですが。そもそもネズミなんて見たことも無かったのでビックリです。

■ 白鵬引退・・・間垣親方に
 横綱白鵬が引退しました。45回の優勝というのはもはや不滅の記録でしょう。一代年寄にという声もかつては有ったようですが、相撲協会が設置した有識者会議がこれをあっさりと否定しました。大鵬、北の湖、貴乃花に与えられ、千代の富士は辞退しましたが、大相撲に並外れた功績を残した横綱に与えられました。間垣親方を名乗ることについても、白鵬は異例の「誓約書」を書かせられました。外国出身だからではないかと疑って、これはフェアではないと論評する外国人も居ますが、大相撲という日本の国技にはしきたりというものがあって、勝てばよいという格闘技ではありません。横綱には他の力士の模範となるべき「品格」が求められるのです。かつての白鵬は、まさしく模範力士でした。朝青龍という「ヒール」が居ただけに、余計に模範的と讃えられていました。それが変わったのは、朝青龍が事件を起こして辞めて以降です。横綱は強くあらねばならないという意識が、張り差し、かちあげなどの横綱にあるまじき相撲に変わり、急速に大相撲ファンの支持を失って行きました。残念なことです。親方となって心機一転、後進の育成に頑張って欲しいものです。


■ 日本ハム・斎藤佑樹投手引退
 甲子園で田中マー君と投げ合って、ハンカチ王子として人気を博した斎藤佑樹投手もついに引退です。早実から早稲田大学、そして日本ハム、正直言ってよくぞ日本ハムが我慢してきたなぁというのが実感です。大谷翔平がMLBエンゼルスへと飛び立って行ったのと対照的です。他の投手ならとっくに戦力外通告を受けていたでしょう。それだけ強い人気があったのだと思います。ご苦労様でした。

■ ノーベル物理学賞に真鍋叔郎さん
 ノーベル賞の季節です。お隣韓国では、日本人の受賞者が27人も出ているのに韓国はゼロと嘆いているという話が聞かれますが、ノーベル賞は本来応用研究より基礎研究に与えられることが多いので、いま日本人で対象となっている人たちは、日本が高度成長期だったころに学生だったり研究者だった人たちですから、前回紹介したような日本の大学の現状を見れば今後は減らざるを得ません。逆に中韓では今後続々出てくるはずです。特に中国は今や論文数でも米国を抜いて世界一、それもまさしく「うなぎのぼり」という言葉がふさわしいような凄まじさですから、いずれ中国人の受賞が続出するでしょう・・・と書いていたら、ピンポン、臨時ニュースで米プリンストン大上席研究員の真鍋叔郎さん(90)にノーベル物理学賞授与というニュース、イヤ〜ビックリ、米国籍ではありますが日本人のノーベル賞受賞者28人目です。大気と海洋の循環を考慮した気候変動のモデルを世界で初めて開発し、二酸化炭素などの温室効果ガスに着目し、地球温暖化の予測に関する先駆的な研究を続けた業績が高く評価されたものです。ご本人もテレビインタビューでまさか地球科学研究が物理学賞なんてと驚いていましたが、90歳でいまなお研究員というのが凡人からするともっと驚きですね。いったい研究者に「引退」なんてあるのでしょうか。

■ 春の花がまた咲き出した
 前回庭のスオウが咲いたことについて紹介しましたが、その時に「先般ふじみ野こどもエコクラブの畑で、本来5月〜7月に咲く春の花『スイカズラ』の花が咲いた」けれど今はもう咲いていませんと書きました。ところがです・・・また咲き出しました。暑さ寒さも彼岸まで・・・のはずなのに、10月になっても真夏日が続き、青森県では10月の真夏日は観測史上初めて、福岡県では10月の真夏日日数が新記録だそうです。一旦涼しくなってからまた暑くなったので『春が来た』スイッチが入ったのだと思われます。

ふじみ野こどもエコクラブの畑に咲いた「スイカズラ」の花

■ 畑の黄色い花
 ふじみ野こどもエコクラブの畑にはコスモスの赤白ピンクの花がきれいに咲いていますが、もう一つは黄色い花が今綺麗です。キクイモは背が高く、人の身長を越えていますから、花を見るには踏み台が必要です。ヒマワリもきれいですよ。もうすぐ菊が咲くでしょう。食用菊も植えています。畑で鍬をふるい、全身汗まみれで自転車をこいで帰ってくる途中、地蔵院というお寺の山門の掲示板を見ます。本日は「昨日に学び 今日を生きて 明日に期待しましょう」でした。いつもこの掲示板の言葉に触れて、自分を戒めます。

キクイモの黄色い花 左側はふじみ野高校グラウンドのネット 照明灯、電柱、真ん中にふじみ野市の防災無線塔

ふじみ野こどもエコクラブの畑の片隅に咲いた「ヒマワリ」の花 奥の高層ビルは「アイムふじみ野」のツインタワー
ちなみに左下はサツマイモ

■ 初めてCT検査受診
 健診で肺にD1が疑われる線が見えるというので精密検査することになり、生まれて初めてCT検査を受けることになって、上福岡総合病院担当先生御侍史という紹介状を書いてもらいました。御侍史というのは医療用語ですね。機械は、東芝メディカルシステムズ(株)の高精細CT装置「Aquilion Precision(アクイリオン プレシジョン)」でした。これは、従来に比べ面内・体軸方向にそれぞれ2倍の空間分解能が得られるCT装置で、高精細画像を収集するために「X線検出器」「X線管装置」「撮影寝台」などCT装置の核となるすべてのコンポーネントを刷新した最新の装置なのだそうです。これまで検出不可能だった細かな生体情報を得ることができる高精細CTだそうです。結果はCD に記録してもらいましたが、かかりつけ医のところへ行ったら、まだ上福岡総合病院担当先生の所見が届いていないということで待ち状態です。

東芝メディカルシステムズ(株)のAquilion Precision

■ 稲刈りが終わった田圃にダイサギが...
 上福岡総合病院のCT検査の前に新河岸川周辺を自転車でぐるっと回りました。エコパから新河岸川に架かる「新伊佐島橋」を渡り、左折して土手を新河岸川に沿って北上します。ふじみ野市第二運動公園では土曜日ということもあってふじみ野リトルシニアの中学生たちが野球練習中です。介護老人保健施設「秋桜の里」の前を過ぎた田圃に白い大きな鳥がいました。

稲刈りが終わった田圃にはまた青い芽が出ています。そこにダイサギが居ました

きれいな大形鳥は何を食べているのでしょう?オンブバッタやイナゴがたくさんピョンピョン跳ねています

■ 新河岸川の土手
 やがて福岡橋に出ました。ここから上福岡総合病院は目の前です。福岡橋からエコパ方面を俯瞰した写真が下です。南南東方面を見ているわけです。江戸時代にはわざと新河岸川を蛇行させて、流れを淀ませて、舟運で荷物を運びました。川越から米俵を運び、帰り船で雑貨や、人糞なども運んだようです。人口の多い江戸は「肥料の宝庫」だったわけです。今でもところどころに船着き場(河岸)の跡が残っています。空は秋晴れです。雨が降った後なので川の水は濁っています。問題はこの土手を覆う草です。

中央前方の煙突が「ふじみ野市・三芳町環境センター」で余熱利用施設・エコパが隣接しています
その右側に見える煙突が「富士見環境センター」です

■ アレチウリ・セイタカアワダチソウ・ススキ
 新河岸川の土手にはところどころにコスモスなど花を植えてありますが、これはボランティア団体が県土整備事務所などの機関と連携して整備しているものです。ふじみ野市でも「花と緑部会」を始め各種団体が取り組んでいます。ところがそれをあざ笑うかのように「アレチウリ」がびっしりと覆って手が付けられません。埼玉県生態系保護協会ふじみ野支部などが駆除活動をしていますが焼け石に水です。ウリ科の一年草で、凄まじい繁殖力を持ち、日本の侵略的外来種ワースト100の特定外来生物です。北アメリカ原産で、長野県などでは県をあげて駆除活動に取り組んでいますが、今や日本全土に拡がりました。関越道の土手にもビッシリ生えています。アレチウリこそ、「引退」してくれないものかと願います。

アレチウリ
 同じように北アメリカ原産の「セイタカアワダチソウ」が最近目立たなくなってきたと思いませんか?キク科アキノキリンソウ属の多年草で、花粉症の原因となる帰化植物のブタクサと時折間違われます。日本では代萩とも呼ばれ、茎を乾燥したものは萩の代用としてすだれなどの材料に利用されますから、人間にとって役に立つ面があります。蜜源として養蜂業者から有難がられ、「セイタカアワダチソウ」を追って養蜂家が南から北へと旅したものです。そもそも切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの日本の在来種と競合して、一時期は日本全土を席巻しましたが、今では目立たなくなってきたのはススキに負けて生息地が縮小してきたのと、背が低くなってきたのです。「セイヒクアワダチソウ」ではシャレになりませんね。土壌養分を摂取し過ぎて拡散が止まったのです。逆に土壌養分が少なくても育つススキは、アメリカなどで侵略的外来種として猛威をふるって問題化しています。

セイタカアワダチソウ

磐梯熱海温泉で2018年10月、川端のススキが心地良さそうに風になびいています
手前の北米原産セイタカアワダチソウは背が低く、日本産ススキに負けていますね

■ ロジスクエアふじみ野
 福岡橋から新河岸川西方は「福岡新田」という地域で、ここを眺めると、429『開発』(2021年6月4日)で紹介した「ロジスクエアふじみ野」の開発予定地の測量が始まっていることが分かります。

「ロジスクエアふじみ野」の開発プラン

■ キノコの会話
 少年野球の練習がやっと再開されました。昼食時「離れて食べなさい」とお母さんたちが口酸っぱく言う中で小学生たちの会話を聞いていたら面白かったですよ。好き嫌いの話題が野菜の話になって、やがて、きんぴらが好きだ、嫌いだ・・・ニンジンですね。すると誰かが「ウチではレンコンを入れるよ」と言ったり...話はキノコに展開して、シイタケが嫌いだとか、シメジは?マイタケは?ナメコは?エノキは?エリンギは?とケンケンガクガク...超偏食だという4年生が、「マツタケは好きだよ」と言うと、一斉に「エ〜〜〜!」という声が上がって、「お母さんにそう言いなさいって言われてんじゃないの?」などということで大爆笑。マツタケなんて滅多に食べれません。永谷園の「松茸の味・お吸い物」のことかなぁ。

友人が築地場外市場で撮った写真をメールしてきました・・・高いなぁ

■ ガソリンが高い
 このところガソリン価格がどんどん上がっています。エネルギー価格の高騰で世界的にインフレ懸念が高まっていることを受けて、産油国で構成する「OPECプラス」が2021年10月4日、テレビ会議で閣僚級会合を開き、従来計画を上回る大幅増産の見送りで合意しました。原油価格の代表的指標となる米国産WTI先物相場は急騰し、1バレル=78ドル台に上昇、2014年11月以来、約7年ぶりの高値を付けました。世界的な景気回復が背景だそうです。「OPECプラス」には今年4月20日の、1バレル=-37.63ドルの悪夢が払しょくできないのでしょう。これは一時的でしたが、20ドルを切ったあたりからジワジワと一方的に上がってきています。それでもおよそ60ドルで落ち着くかと思っていたら、勢いが衰えません。ガソリン車がやがて無くなることが分かっていますから、原油生産国としては価格を下げたくないのでしょう。この価格なら米国のシェールオイル生産者も採算がとれて、景気も維持できるでしょうが、デフレ日本にとっては原油価格が一番の冷や水です。これから冬に向かうのに、灯油価格は1リットル100円を突破しました。連動して電気代も上がるでしょう。10月から小麦粉を始め、いろいろなものが値上がりしており、日本は泣きっ面に蜂状態ですね。

■ チクチク刺さるトマ・ピケティの言葉
 前回日本経済がずっと低迷してきたことと、その背景について紹介しました。「失われた20年」という言葉が一時定着しましたが、その後これを打破しようとした「アベノミクス」によっても一向に上向かず「失われた30年」と言われています。そればかりか格差が拡大して、日本社会は豊かな者と貧しき者に分断されてしまいました。それなのにこの10年、「緩やかな景気拡大」などと言われ、いったい景気とは何だろう?と思わされました。言うまでもなく景気とは人々の「気持ち」です。すると悲壮感漂う人は少なかったということです。これはいったい何故でしょう。日本では安倍晋三元首相を中心とする「新自由主義」が拡がった結果、政界の軸は右に移動しました。かつては中道と言われた人が左派とみられるようになったのです。経済界でも株主資本主義が顕著になり、企業も経営者も株主のほうを向いて活動するようになりました。こうした中でフランスの経済学者トマ・ピケティの著書『21世紀の資本』がアメリカ発で世界中で大ベストセラーになりました。ピケティはアベノミクスについて問われ、「物価上昇を起こそうという姿勢は正しいが、消費増税はダメ。金融政策に頼り、資産バブルを誘発するアベノミクスのやり方は間違いだ。インフレ率を上げる唯一の方策は賃金の上昇、特に公務員の給与をあげることだ」と指摘しました。高齢者を中心とした富裕層への課税を薦め、固定資産税への累進制の導入や相続財産への課税も主張する一方で、低所得者層への課税の引き下げや若者に有利な税制改革を提言したのです。逆に日本がしてはいけない事として「歳出削減」を挙げ、「予算を黒字化させて公的債務を減らすという、オーソドックスなやり方で財政問題を乗り越えたイギリスは、教育への投資を減らした」と指摘、日本や欧州は「同じ轍を踏まない」ように求めました。指摘がチクチク刺さりますね。これまでの日本政府の経済政策の真逆のことを言っています。

■ 「新しい資本主義」を標榜する岸田首相の政策に期待
 2021年10月4日発足した岸田内閣は、「アベノミクス」を修正し、子育て世帯や中小企業への分配を手厚くして、格差を是正して中間層を拡大し、新たな成長につなげる経済政策にかじを切る、と表明しました。まさしくピケティが言っていた路線ですね。これが自民党内の新自由主義派の抵抗を抑え付けて実現できるか否かが注目です。

読売新聞Onlineより
 岸田首相の言う「新しい資本主義」とは、これまでの株主資本主義と一線を画して、かつての宏池会;池田勇人首相が実現したような分厚い中間層による成長回帰、所得倍増の実現でしょう。金持ちは金があっても使いません。使い道が無いからです。それは金融資産として蓄えられています。しかし、いま貧しくて使うお金が無い人たちにおカネが回ればそれはすぐ消費に回り、経済は活況になるという理屈です。上図をご覧ください。日本の世帯あたりの所得は、ピークだった1995年の550万円から減少傾向が続き、2018年で437万円です(2021年の貧困率は未発表)。アベノミクスが始まった2012年から所得減少は終わり、底這いになりました。貧困率はやや下がってきました。これは一定の成果です。低賃金でも仕事にはあぶれなくなったためですが、非正規雇用が増えたら所得は増えません。小泉改革に始まった新自由主義では「規制改革」が唱えられ、非正規雇用が増えたことが現状をもたらしました。第二次安倍政権での「働き方改革」の捉え方も日本国民は概ね誤解しています。これによって労働者間の格差が増大しました。成果を上げる人は労働時間の縛りなく高額報酬となりますが、そうでない人は...なのです。副業の勧めはすなわち十分な報酬が無いから他で稼げということで、国立大学法人に対する国の方針と同じです。副業で稼げる人なんて少数です。雇用を保証して教育に力を注ぎ、豊かな中間層が高度成長を支えたかつての日本型経済に回帰して世帯所得を増やそうとする岸田首相の政策に期待しましょう。特に大学教育にお金を付けると表明されていることに大いに期待しています。分厚い中間層の復活には、教育が大事だからです。ちなみに付け加えれば、野党は以前からこれを主張してきました。野党から見ればソフトでハト派イメージの岸田首相によって争点がぼやけたことで、衆議院議員選挙はにわかに厳しくなりました。

■ 最悪の日中韓関係のハザマで...
 前回、韓国の労働者が明らかに豊かになっていると書きました。実はムンジェイン大統領の経済政策は、日本の新自由主義派のそれとは真逆です。財閥を締め付けて労働組合活動を支援して最低賃金をバンバン上げました。これが若者雇用を減らすことにも繋がったものの、労働者全体としては賃金が上がったのです。日本は政治的にはいま韓国とは最悪の状態です。「河野談話」で折角落ち着いたのに、安倍晋三元首相が慰安婦問題を持ち出して韓国人の怒りに火を点けました。パククネ大統領とは何とか仲直りしましたが、それを批判して登場したムンジェイン大統領とは犬猿の間柄となりました。日本では在日コリアンへのヘイトスピーチが拡大して、ネトウヨがこれを煽りました。頭に来た韓国では日本製品不買運動が起きました。これで困ったのは日韓経済界です。日本政府が中国、韓国とバッシングする一方で、日本企業と中韓企業はもう切っても切れない仲になっていたからです。お互いに分業して最後は一体となっているような間柄です。中韓企業は日本企業から技術援助してもらって大きくなった面があるので、その恩義は感じています。だから政治とは一線を画しているのです。やむを得ず日本企業は面従腹背を貫かざるを得ませんでした。前回紹介した下図は、この20年での平均賃金を米、仏、独、そして韓国と比べたものですが、この20年で韓国の賃金が140%以上になったのに日本はゼロ伸長、2020年で韓国労働者の平均賃金は日本を追い越して9%上回ったのです。今はコロナ禍で日本への観光客は来ませんが、日本の観光施設の案内板やパンフレットが英語、中国語、韓国語、日本語併記なのを見ても、いかに日本がインバウンド需要を取り込んできたか顕著です。お願いですから、国民を豊かにする政策をとっていただいて、いたずらに反〇感情を煽らないでいただきたいものです。

■ かんぽの宿をマイステイジ他に売却
 日本郵政は2021年10月1日、赤字が続いていた宿泊施設「かんぽの宿」について、営業中の全33施設を民間企業や自治体に売却すると発表しました→詳細。2007年の郵政民営化に伴い、前身の日本郵政公社から「かんぽの宿」の71施設を承継した日本郵政(JP)ですが、経営不振に陥った不採算施設を中心に施設の廃止を段階的に進めてきました。現在営業中の33施設のうち、29施設はマイステイズ・ホテル・マネジメントとYakushima特定目的会社(ともにフォートレス・インベストメント・グループ・エルエルシーの関係会社)に、かんぽの宿石和はシャトレーゼホールディングスに、かんぽの宿いわきはノザワワールドに、かんぽの宿日田は日田淡水魚センターに譲渡するとのこと。なお、譲渡先未定のかんぽの宿恵那については、今後、関係自治体と協議を行うそうです。フォートレス・インベストメント・グループ・エルエルシーはソフトバンクグループの傘下にあり、マイステイズ・ホテル・マネジメントは日本全国に100以上のホテルを展開しています。直近では日暮里のホテル・ラングウッドの運営も受託しました。筆者が何度も宿泊した草津温泉湯畑前の大東舘も傘下に持ちます。羽田から早い飛行機で出発する際に前泊するホテル・マイステイズ羽田も良いホテルです。

記者会見する日本郵政の増田寛也社長=2021年10月1日午後

■ 秋篠宮眞子さまと小室圭さん結婚
 宮内庁は10月1日、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)が小室圭さん(29)と10月26日に結婚すると発表、同じ日に、小室さんとともに記者会見に臨まれる予定だそうです。結婚に伴う儀式は行わず、皇室を離れる際に支給される「一時金」の受け取りを辞退されたとのこと。同時に眞子さまは、「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状態になっているとのことでした。これまで女性週刊誌や文春、新潮などが心無い記事を載せ、ネット上でもバッシングが続いて、さぞ苦しかったことと拝察します。小室さんはテレビの情報番組などでもパパラッチまがいに追跡されました。昔から部落差別に代表されるイジメ社会の日本だとしても、結婚は両人の同意によってなされるもので、回りがとやかく言うべきではありません。皇室ジャーナリストなるヤカラが出て来てペラペラと、恥ずかしい限りです。

■ 雫石町議会
 我がふるさと岩手県雫石町の議会議長が議員辞職し、我が小中同級生の加藤眞純君が議長に就任しました。ご苦労様です。いろいろあったみたいですが、議場が全国ネットのテレビで画像中継されるのは、良いことなら結構ですが、そうでなければ勘弁してほしいものです。

■ ゴルゴ13のさいとう・たかをさん死去
 劇画「ゴルゴ13」で知られる漫画家のさいとう・たかを(本名斉藤隆夫=さいとう・たかお)さんが2021年9月24日午前10時42分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内で死去されたそうです 84歳でした 国籍不明のA級スナイパー;デューク東郷の活躍を描いた「ゴルゴ13」は 1968年に連載が始まり 今年7月には単行本201巻が発売され 「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されました スタッフの分業制を取り入れた「さいとう・プロダクション」は 故人の遺志に基づき 今後も同プロダクションや脚本スタッフが協力し 連載を継続するそうです

2017年 外務省とのコラボ作品を発表した際 岸田外相(当時)と記念撮影に応じるさいとう・たかをさん
(2021年10月6日)


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