2019年元日は、見事な初日の出とともに明けましておめでとうございます。前回、「本日は大晦日です。昨日、本年最後のエコパのバーデプールから、東武東上線のふじみ野駅南側、池袋寄りに2棟建つリズムタワーの背後に、オレンジ色の夕焼けの空を背景にクッキリと群青色に聳え立つ富士山の雄姿を見ました。富士山が見えるからふじみ野なのです。そこで平成最後の富士山を撮って載せようと努力したのですが、雲が多くてハッキリ見えません。西側の秩父連山はクッキリ美しく、見えるのですが...残念ですが年越しにしましょう」と書きました。明けて元旦は朝から晴れて、我がPC部屋の窓から赤々と朝日が射し込んで来て感動的でした。夕方、本日こそ富士山を撮ろうと出掛けました。
■ 2019年は課題とイベントがいっぱい さて明けて2019年はどんな年になるのでしょうか?2018年は「災害の年」でした。2019年は5月に新しい元号になりますし、これに伴って10連休になるそうです。いよいよ年明けから日米貿易交渉が始まります。America firstに対抗できるでしょうか...心配です。春闘と言う言葉は死語化した感もありますが、果たして賃上げはどうなるか?これまで実質賃金が下がってきた日本ですから...しかも10月には消費税が8%から10%に税率アップします。当然物価は上がりますし、政府も賃上げしろと経済界に迫るでしょう。実質賃金が下がったら消費が減り、景気が冷え込むからです。実は意識ある高齢者がこの消費税アップに反発していますが、ほとんどの人は知らないでしょう。後になって怒るのではないでしょうか。したがって参議院の選挙後でないとマズイのです。年金生活者の出費が増えるからだけではありません。収入が減るからです。2018年度から年金のスライド調整率のキャリーオーバー制度が導入されたため、消費税率が10%に引上げされた後は、公的年金の実質的な価値が以前よりも下がるため、多くの年金受給者の生活が苦しくなってしまうのです。ただし低所得者は、キャリーオーバー制度による年金の減額よりも、「年金生活者支援給付金」を受給できればこちらのほうが多いので少し得になる場合があります。 いきなり話題は変わりますが、3月16日には埼玉県飯能市宮沢湖周辺にムーミンがテーマの「ムーミンバレーパーク」が開業予定です。3月末で無料ホームページサービス「Yahoo!ジオシティーズ」の提供が終了します。4月21日には都道府県と政令市以外の市区町村の首長、議員の統一地方選挙が実施されます。6月下旬には主要20か国・地域(G20)首脳会議が大阪で開催され、併せてG20財務相・中央銀行総裁会議が福岡市で開催予定です。7月には参議院議員通常選挙(半数改選)が実施されます。9月20日〜11月2日の会期で、ラグビーワールドカップ2019がアジアで初めて日本で開催されます。 ■ 「不安の年」だと予想
■ 為替レートの円安が大問題 このような不安の中で為替レートも昨年は113円前後で安定していましたが、一気に108円ぐらいになりました。比較的安全とされる円を買ってUSドルを売るからです。米国FRBは景気の良い米国の現状に水を差すようなことはしません。トランプ大統領に罵詈雑言を浴びせられても、冷静に立ち回って、過熱と見れば利上げし、先行き不安が出てくれば手綱を緩める、実に名裁きです。ユルユルドンドンの日銀が手詰まりになっているのとは対照的ですが、利上げできるということは経済が上昇していることを示しています。お金を預けていれば増えるんですよ。昔の日本でも五百万円預金したら受け取るときは一千万円になっていたという時代があったのです。今はず〜〜〜っとデフレでゼロ金利、マイナス金利ですから、金融機関は手の打ちようがありません。内部留保を貯め込んだ大企業はお金を借りませんから、ユルユルで溢れかえったマネーはどこに向かうのか?お分かりですね。 国内の経済が上昇していれば企業は設備投資して資金需要が出ます。円安になれば輸出が活況を呈し、インバウンドが増加します。ドルの価値が増しますから、日本旅行が割安になるからです。円高になれば日本人の海外旅行は割安になりますが、平成の30年間で海外経済に差をつけられたので今やどこへ行くにも昔のような金額では行けませんし、時間もカネもある高齢者は年々元気が無くなりますから、海外旅行はそんなに増えません。長期的には減るでしょう。むしろ円高で日本企業が設備投資に慎重になり、インバウンドが減少するほうが大問題です。 ■ 眼を覆うばかりの日本の停滞 平成の30年間はバブル崩壊で始まって「失われた○○年」と呼ばれ、経済が停滞しました。これはしかし日本のことで、米国も欧州も中国も韓国も、言わば日本以外は順調に経済発展しました。世界二位のGDPを誇っていた国の凋落振りは眼を覆うばかりです。それなのに、どんどんビルは建つし、ホテルは建つし、人々は外食を楽しみ、一見景気は悪くなさそうなのです。例えば小池百合子都知事が輪の中心で見守る中で行われた1月5日早朝の豊洲市場「初競り」では、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)が、青森・大間産の本マグロを一番札3億3360万円で競り落としました。278キログラム、キロ単価120万円はこれまでの最高額で、2013年に同じく喜代村が落札した222キロの大間産クロマグロ1億5540万円(1キロ当たり70万円)を一気に倍以上更新したのです。どうみてもバブリーです。
■ 最悪の日韓関係 韓国海軍による海上自衛隊哨戒機への射撃管制用レーダー照射問題で、日本政府は韓国側に謝罪と再発防止を求めたのに対し、韓国国防省は、反論の上、逆に謝罪を求めてきました。徴用工をめぐる韓国最高裁の判決も、日韓の外交問題に発展しています。1965年の日韓補償協定で、日本は経済協力をするから、韓国はこれ以上、日本政府に補償を要求しないでくださいという趣旨の合意に達しました。この補償協定でカバーしきれなかった問題については、日本政府は温情的な対応で切り抜けてきました。慰安婦問題でのアジア女性基金設立や2015年の日韓合意です。原理原則は曲げないが、心情的な同情の余地があれば支援するという立場を日本政府取ってきました。日本との関係が悪化して困るのは韓国です。日本政府ももう少し柔らかい対応をすべきではないですか?感情的になって得することはありません。 ■ 四国一周の旅;高知県室戸岬へ 2018年12月13日(木)は羽田空港→徳島空港→白砂の景勝地・大浜海岸→宍喰温泉の徳島県の旅を紹介しました。同じ13日ですが海陽町宍喰温泉で昼食後、出発して西南方向へ海岸線を走り、東洋町に入るとここから高知県です。
■ 室戸市→奈半利町→田野町→安田町→安芸市→芸西村→香南市→南国市→高知市 室戸岬を出て国道55号線の海沿いの道を今度は北上しました。V字に突き出た岬の突端から坂本海岸北上です。ハイビスカス通りと言うだけあって花がきれいです。
■ 随所に津波避難タワーが・・・ 途中道路脇に津波避難タワーが随所にあります。南海地震津波が予告されているからです。仁淀川までの海岸は、東日本大震災で大被害を受けた三陸沿岸のようなリアス式海岸ではないので、波高はそれほど高まらないと予想されています。ただ仁淀川を過ぎると所々V字に切り込んだ入り江があって、そういうところでは30数mの津波が想定されているそうで、30数mと言えば、10階建ての建物が必要です。しかしそういうところは概して海から崖が切り立っているので避難するには近いわけです。むしろ広い入り江で高い場所まで遠いところに津波避難タワーが建っています。 ■ 中岡慎太郎や岩崎弥太郎の出身地;安芸市 「童謡の里」としても知られる安芸市に入りました。“お〜てて〜♪つ〜ないで〜♪”で始まる「靴が鳴る」や、「春よ来い」「鯉のぼり」と言う、誰でも知っている有名な童謡ですが、これらを作曲したのが安芸市生まれの作曲家・弘田龍太郎です。また、中岡慎太郎や岩崎弥太郎の出身地でもあります。大河ドラマでは岩崎弥太郎の生家は大したことのないところに見えましたが、とんでもない、広大な土地に弥太郎生家が修復保存されています。生家の西側と後方にある土蔵の鬼瓦に「三階菱」の岩崎家の紋がつけられていて、現在の三菱のマークの原型といわれています。
■ 光の祭りの高知城 四国には高知城、宇和島城、松山城、丸亀城と言う名城があります。これらの城を今回の旅ですべて見れるというのはスゴイ!他にも徳島城、高松城、今治城、湯築城、大洲城と、日本100名城のうち9つも四国にはあるのです。中でも随一の名城と謳われるのが「高知城」です。日本にわずか12しかない現存の天守閣を誇るこの城は、近年の大河ドラマ『功名が辻』や『龍馬伝』の舞台としても脚光を浴びました。
■ 日本三大ガッカリの「はりまや橋」 高知、いや土佐は奮闘した幕末の志士たちの出身地、海援隊の前身・亀山社中を結成した坂本龍馬、陸援隊を組織した中岡慎太郎、土佐勤王党を組織した武市半平太、の三志士が有名です。高知市と言えば、「土佐の高知のはりまや橋で ぼんさんかんざし買うを見た・・・」で始まるよさこい節や、ペギー葉山を一躍有名にした『南国土佐を後にして』という歌が思い浮かびます。純信とお馬の恋物語で知られている「はりまや橋」、どんな橋だと思いますか?とバスガイドさんが言いました。
■ 高知市で宿泊 その後、高知市内のホテルに宿泊して「鰹のタタキ」等の夕食を頂きました。土佐・高知の名物といえば、鰹のタタキです。ポン酢風のタレたれをつけるか、塩だけで頂くか、生姜醤油か、レモン汁で食べるか、いろいろ好みによるそうです。このホテルで驚いたのは、食事の世話をしてくれる人、掃除をする人、とにかくみんなおばあちゃん。こういう宿は最近増えてきて、お年寄りに働く場所を提供してくれるのは良いですが、これだけ徹底してるのも珍しい。言葉悪いですが、老人ホームに泊まるみたいでした。さあ、明日は四国2日目、ホテルを出て、清流四万十川に向かいます。続きは次回です。 ■ こうだ(行田)邦子さん来訪
■ ジャンプ小林陵侑躍進
■ 松尾村出身、今は八幡平市
■ 松竹映画・同胞が縁で交流続く 先日テレビを見ていたら山田洋次監督の映画を特集していて、山田洋次監督がいまだに交流している地域の一つとして松尾の名前を挙げていました。そして映像には倍賞千恵子さんが登場、筆者の知り合いである農業農村指導士の高橋松雄さんや、自宅に同胞塾(はらからじゅく)を開いている工藤金子さんはじめ、松尾の方々と交流しているところが映し出されました。1975年に松竹が80年記念作品として制作、同年10月25日に公開した山田洋次監督の映画・同胞(はらから)の撮影に地元の人たちが出演して、それ以来山田洋次監督をはじめ、映画出演者、関係者との交流が続いているのです。71『同胞』(2014年7月12日)をご覧下さい。 ■ 伊香保に来ています 本日より3日間伊香保です。今ホテルですが、さすがに寒い。雪はありません。伊香保電気軌道の電車が第1日曜と第3日曜だけ内部公開されていて見ることが出来ました。ラッキー!後日報告します。 (2019年1月6日) |