231 痛風
荒川水系の取水制限を一時的に取りやめた関東地方整備局の判断ですが、どうやら一時的とはならない模様です。真夏日が影を潜め、過ごしやすい日が続いています。かといってドバーッと雨が降る地域は局所的で、全般的に曇りで、時々パラパラ雨が降るという天候の南関東です。水やりは、庭には不要、鉢植えやフェンスに吊るした花鉢へは、蓋付きのポリ桶に溜めた雨水で間に合っています。 ■ 気温は西高北低 8月14日(月)から8月20日(日)の関東甲信地方の週間天気予報は、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多く、最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より低い見込み、降水量は、平年並か平年より多いということです。毎日クルクル天気予報が変わります。向こう1週間毎日傘マークが付く8月中旬なんて、おかしいですね。一方西日本は暑い日が続いています。北海道から東北は冷気が覆い、夏とは思えない涼しい気候、雨は日本全体で所々で降る状況です。気温は西高北低になっています。この原因はオホーツク海高気圧が居座っていることであり、これが冷気を北海道から東北へ送ってきているのです。そして関東には低気圧の雲がかかっていて、これまた居座っているので、曇り時々雨が、ズーッと続いています。 ■ 痛風再発
■ 北朝鮮と米国間の緊張高まる 今年4月から6月までの日本のGDP(=国内総生産)の伸び率は年率換算で実質プラス4.0%となり、6期連続のプラス成長となったという明るいニュースにもかかわらず株価は下がり、110円/米ドルを突破する円高が進んでいます。韓国企業の株価の時価総額も急減、この理由は皆さまお分かりのように、トランプ大統領が北朝鮮に対し軍事的制裁をほのめかすような姿勢を見せ、対して北朝鮮が日本上空を通過してグアム周辺に同時多発でミサイルを撃ち込む準備中という異例の予告、金正恩とトランプというこれまでに無いタイプの危険な指導者の対峙ですから、みんなハラハラして、「有事の日本円」を買い、株を売るという対応をしているわけです。ただ万が一戦争となれば北朝鮮、韓国、日本、米軍に大変な死傷者が出ることは明らかです。 ティラーソン国務長官やマティス国防長官が必死になってトランプ大統領のツイッターを否定しています。これが救いですが、米国の絶対的権力者は大統領ですから、もしブッシュ元大統領みたいにブチ切れたら・・・心配です。 ■ 終戦直前の米軍の執拗な空襲 現在の北朝鮮は太平洋戦争の頃の日本みたいです。追い詰めたらこれまたブチ切れるかもしれません。しかも、負け戦を国民に正確に伝えず、生き恥を晒すな、ということで民間人の集団自決までありました。終戦直前の米軍の日本本土への絨毯爆撃、民間人への無差別爆撃は戦争犯罪です。焼夷弾は木造家屋の日本の街並みを焼き尽くしました。航空機のみならず、釜石や室蘭などは製鉄所があったので艦砲射撃で破壊し尽くされました。しかも広島と長崎への原爆投下もありました。大日本帝国軍が、一億火の玉で本土決戦、玉砕覚悟などという、もはや狂ったような指導部の方針を維持し続けたことが犠牲者を増やしました。日本が降伏した1945年8月15日の前日から翌日にかけ、全国10ヶ所以上で執拗な米軍の空襲があり、2,300人以上が犠牲になったそうです。あと1日の差で生死が分かれた人もいたわけです。 ■ 戦争の悲惨さを語り継がなければ 1945年8月15日は日本にとっては終戦記念日ですが、北朝鮮にとっては戦勝記念日です。あれから72年、戦争の記憶があった人たちはもはや後期高齢者です。戦地で戦った生き残りは90歳を越え、だんだんと少なくなっています。悲惨な戦争を二度と繰り返すなという声を上げて来た人たちが少なくなって、勇ましい人たちが再び勃興しつつある気がします。戦争の悲惨さを親から聞かされてきた我々世代が、親の教えを次世代に語り継いで行かなければなりません。 ■ 北朝鮮を追い詰めるな、米国の暴発を抑えよ 北朝鮮が太平洋戦争の頃の日本ならば、いたずらに追い詰めてはなりません。トランプ大統領の口撃というかツイッター撃を抑え込めという米国内の世論がある一方、北朝鮮に一発ぶち込めという物騒な世論も又あります。米国民というのは、終戦直前の日本に対する執拗な攻撃のようなイケイケドンドンドン的な事が大好きな人たちです。ブッシュ元大統領のイラク攻撃のときなど、圧倒的な支持でした。有事となれば被害者は韓国や日本です。米国の暴発を何としても抑えなければなりません。 ■ インスタグラム
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