165  GWの花見

 2016年のゴールデンウィークは、2日と6日を休めば10連休と言う人も居る大型連休でした。しかし熊本地震が日本に暗い影を落としていて、GWだからとはしゃいではまずい、ひっそり楽しもうという人が多かったのではないでしょうか。筆者は毎週GWみたいなものなので、わざわざ人混みの多い時に出掛けることもあるまいというように思われるかもしれませんが、人がいっぱい居て混んでいるからこそ楽しいということもあるわけです。もっともGWでも少年野球はありますから、グラウンドで日焼けしてました。もう25年です。ただ5月5日はこどもの日なので、少年野球は休みです。そこで5日、6日、GW恒例の花見に出掛けました。

■ 今年は花が早咲き、牡丹は既に散り、芍薬はこれから
 埼玉県東松山市箭弓町の箭弓稲荷神社に牡丹を見に行くのが毎年恒例になっています。例年4月下旬から5月上旬が見ごろで、ノーベル賞受賞の梶田さんの出身地東松山市ではこのときに「ぼたんまつり」が開催されます。実際、車で箭弓稲荷神社の紅い大鳥居をくぐるときも至るところに「ぼたんまつり」の旗がはためいていました。ところが箭弓稲荷の牡丹園に入ってビックリ、牡丹が咲いていません。たまに散り掛かったぼたんがポツリ、無料ガイドのおばさんがおっしゃるには2週間ほど前が見ごろ、1週間前には満開を過ぎたそうで、例年より2週間ほど早咲きなのだそうです。藤の花はかろうじて咲いていましたが、こちらも満開は過ぎていました。毎年つつじもこの時期きれいなのですが、これまた終わっていました。がっかり。
 箭弓稲荷神社は創建西暦712年、ただいまご鎮座1300年ののぼりが随所に見られます。名前にちなんで、野球関係者が勝利を願って祈祷に訪れることで知られ、絵馬をみるとプロ野球、社会人野球、大学野球、高校野球、少年野球、学童野球と、ありとあらゆる野球関係者が訪れていることがわかります。我がチームも毎年8月第1週の日曜日にお参りして必勝祈願します。

■ 日本一広いポピー畑
 ぼたんが咲いていないのでがっかりして、藤棚の下でスマホで埼玉の花の名所を調べたら、吉見町と鴻巣市の間の御成橋の下に日本一広いポピー畑があるというのです。すぐ近くだから行ってみようと思いました。鴻巣市滝馬室555にカーナビセット、イザ出発!吉見町というのは吉見百穴で有名なところです。寒い時期は観光いちご園でも有名で、この時期でもまだやっていますが、いちごは寒冷期の果物なのでそろそろ終りです。

■ 川幅日本一2537m
 車で走ると見覚えのある標識が・・・「川幅日本一2537m」、そうだ、行田に「さきたま古墳群」と「のぼうの城・忍城」を見に行ったときに通ったなと思い出しました。確かに堤防と堤防の間は2km以上ありますが、実際の川幅(水部=地図などで青く表示される水の流れる部分)は荒川の中流部ということもあって、わずかに30mです。下流の戸田市などよりもうんと水量も少なく、川幅も狭くなっています。どうしてそんなに広大な河川敷が必要かといえば、荒川下流の東京の洪水防止を目的に貯水機能を考えて幅広い川幅が設定され、堤防が大正時代から昭和初期に造成されたそうです。広大な河川敷はいざという時には巨大なプールとなる設計というワケで、河川敷の水田も畑も、公園も飛行場もスポーツ広場も、洪水の時は水没するということで、大都市東京を守る仕組みなのです。

■ 日本一好きな鴻巣市
 鴻巣というのは、埼玉県では運転免許センターのあるまちということで有名ですが、実はここには現在、8つの日本一があります。
  (1)荒川の川幅日本一(2537m)
  (2)水管橋の長さ日本一(1100.95m)
  (3)ピラミッドひな壇の高さ日本一(31段・7.0m)
  (4)1分あたりの尺玉以上の花火打上数日本一(1分間平均約75.5発)
  (5)ポピーの栽培面積日本一(12.5ha)
  (6)サルビアの出荷量日本一
  (7)プリムラの出荷量日本一
  (8)マリーゴールドの出荷量日本一
というものです。何もそこまでして日本一を売り出すこともあるまいにと思いましたが、鴻巣市産業観光館「ひなの里」に立ち寄ってみてこれまたビックリ。まわりはいたるところ人形作りとそれを売る店ばかり、人形の町といえば岩槻や春日部と思っていたら、ここもひなの里だったわけです。

■ 川幅うどんはどうやって食べるのだろう?
 パンフレットを見ると「川幅うどん」に始まり、川幅パスタ、川幅ラーメンなど幅広い麺類でB級グルメ&町おこしに取り組んでいるようです。ついには川幅餃子、川幅海鮮丼、さらには川幅スイーツまで、悪のりかというくらいに「こうのす川幅グルメ」で押しています。実際川幅うどんを売っていますが唖然としました。こんな広いうどん、どうやって食べろというのでしょうか?

■ ひなの里鴻巣のつるし雛
 ひなの里では端午の節句のつるし雛の展示をやっていました。館内の展示では、享保雛や古今雛など古いものから、現代のコンパクトタイプまでさまざまな時代のひな人形を年表に沿って見ることができます。また、全国的に残存数の少ない約200年前の貴重な「鴻巣雛」、浮世人形、こどもの遊び相手だったぶら人形、豊作を祈って飾られた裃雛など、時代を象徴する珍しい人形たちが揃っています。製作技術が国指定無形民俗文化財に指定された鴻巣の伝統民芸品「赤物」など、鴻巣の特産品の数々が紹介・販売されていました。

■ ポピーまつりと麦なでしこまつり
 ポピー畑の隣に麦なでしこの畑もありました。前回紹介したように我が家の麦仙翁(むぎせんのう、別名麦撫子)は今を盛りと咲いていますが、ここは咲き始めで、これからです。実際ポピーまつりは5月14日(土)〜29日(日)、JR鴻巣駅から無料シャトルバスが運行されます。麦なでしこまつりは5月22日(日)だそうです。鴻巣市観光協会のホームページをご覧下さい。

■ 道の駅「いちごの里よしみ」に立ち寄り
 ポピー畑をあとにして帰路に着きました。途中、「いちごの里よしみ」に寄りました。道の駅です。以前も来ましたが、手打ちうどん体験や物産館(喫茶も)、遊具があり、芝生の広場が有り、食堂が有り、直売所があり、花や野菜苗の販売を行っています。野菜苗を買いました。

■ サイボクハム
 5月6日は久々に熱烈中華食堂日高屋創業者の出身地日高市のサイボクハム本店に行きました。埼玉県と言うのは観光名所の少ない県ですが、サイボクハムには行った事あるという人が多いのではないでしょうか。直営牧場で豚を育てており、肉やハムの直営店、レストランもあります。野菜の販売所や狭山茶、米、らんを始めとする花のショップ、カフェテリア、いろいろな遊ぶところがあって、家族で行って一日楽しんで帰るというところです。肉は高価ですが、ドッサリ買い込んで帰る人が多くいます。ハンバーグは好評のようです。これを買って、家に帰って焼いて食べると、専門のレストランのおいしさが家庭で味わえると評判です。200円のゴールデンポークメンチカツを食べてみました。これは美味い!販売個数が2万個を突破したそうです。

■ 天然温泉もあり、炭酸泉がおすすめ
 サイボクハム本店には花鳥風月という天然温泉も有ります。以前「まきばの湯」と言う名前でしたが、レジオネラ菌の問題で営業を停止し、花鳥風月という名前で新たに出直しました。特に高濃度炭酸泉がおすすめです。

■ 智光山公園の都市緑化植物園
 最終的には行きつけのアクアリゾートいるまの湯で3種のサウナと露天風呂、ぬる湯を楽しむのですが、その前にかつて度々子どもたちを連れて遊びに行った狭山市の智光山公園に寄りました。この公園は膨大な広さがあり、今回は子ども連れではないので都市緑化植物園に行こうということになりました。薬草園はじめ見所いっぱい、園内マップをご覧下さい。植物の名前がわからなかったのが、あ〜これがそうか、と納得します。何度も通いたいところです。広大な園内は今、若葉に溢れ、歩いていると緑の癒しのにおい、そう植物のフェロモンに包まれて、とても幸せな気分になりました。薬草園には薬効のある植物と西洋ハーブが植栽されています。漢方薬の原料となるシャクヤクやキキョウ、ツリガネニンジンなどのほか、民間薬として利用されてきたゲンノショウコやリュウノウギクなど235種の植物の薬効を学ぶことができます。

■ 様々な植物を楽しめます
 園内にはハンカチノキ、バラ園、アジサイ園、薬草園/ハーブ園、熱帯温室、緑の相談所があります。四季咲き大輪系のハイブリッドティローズを中心に構成されたバラ園では、62品種600本のバラを楽しむことができます。春バラの見頃は5月中旬〜6月中旬、秋バラの見頃は10月中旬〜11月上旬です。バラ園を含む洋風庭木見本園ではキバナモクレンやナツロウバイ、ベニバナトチノキなどの花木を楽しめるほか、季節ごとにデザインされる大花壇は、一年を通じてたくさんの花で彩られています。
 梅雨が近付けば、アジサイや花菖蒲、アヤメ、カキツバタが楽しめます。西洋あやめ、いわゆるアイリスが盛んに咲いていました。智光山公園には、江戸系、肥後系、伊勢系など、約2,600平方メートルに約2千600株の花菖蒲が咲き誇る花菖蒲園があります。開花の時季には朝早くからカメラを片手に訪れる人、艶やかな花の絵を描く人など、毎年多くの来園者が白や黄、紫色などの美しい花菖蒲を楽しみに来ます。

箭弓稲荷神社の牡丹の花は散り、藤も見ごろを過ぎていました


わずか30mの荒川、上流に御成橋が見えます

ポピー畑の向こうに御成橋が見えます

3000万本のポピーはスゴイ

色とりどりのポピー


ひなの里の端午の節句飾り雛


智光山公園の都市緑化植物園

べにばなとちのきの花は美しい

バラ園の美しい花、色とりどりの花が咲き誇っています

■ 沈没寸前ブラジル、大統領が停職に?
 ブラジルの政治的危機は頂点に達しています。政府会計の不正操作に関わったとされるルセフ大統領は半年の停職処分となりそうです。8月開幕のリオデジャネイロ五輪を前に懸念が深まっています。ルラ前大統領からルセフ氏が引き継いだポピュリスト(大衆迎合主義者)政治の結果です。エネルギー価格を人為的に抑え、国内総生産(GDP)の2倍以上のペースで政府支出を増やし、結果として公的債務が増大し、現在はGDPの70%に達しました。そして赤字はGDPの11%近くまで膨れ上がっています。ブラジルは今、過去80年で最悪の経済不況に直面していると言えます。失業率は約10%に達し、年間インフレ率は10%を超え、人々の生活水準は急激に悪化しました。年金改革が焦点になっています。これは日本にも当てはまることなので、注視しなければなりません。支給開始年齢を60歳から65歳に引き上げるべきだとの意見は一致していますが、給付削減には強い抵抗があるのは当然です。打開策として有効なのは、公務員の共済年金に焦点を当てることです。ブラジル政府は、民間部門の退職者2800万人に与える額とほぼ同額の給付金を、退職した公務員95万人に支給しているのです。

■ トランプが米大統領選共和党候補に
 ついに、不動産王ドナルド・トランプが共和党の大統領候補に選ばれることがほぼ確実となりました。支持率はトップでも、まさか本当に選ばれる訳がないというのが主要メディアの見方でしたが、最後まで残っていたテッド・クルーズ上院議員、ジョン・ケーシック オハイオ州知事が撤退を表明、残るはトランプ一人となり、指名が確定しました。トランプは5月6日、日米の貿易関税率について言及し、「日本から何百万台も自動車が流れ込んでいるが、ほとんど関税がかかっていない」と批判しました。日本が米国産牛肉に高い関税を掛けているんだから、我々も日本車に高い関税をかけるべきだというのです。TPPに関しては反対の立場をとっており、条件を巡って再交渉しろと言いたいようです。しかし、先頃合意されたTPPの中身は、トランプが言っていることとは違います。日本は米国車に関税を掛けていません。一方米国は日本からの輸入車に関税を掛けています。長い年月を掛けて関税を減らして行くという合意内容ですが、どう考えても不平等です。日本も米国産牛肉への関税を減らしていきます。店頭でご覧下さい。関税がかかっている今でさえ米国産牛豚鶏肉は日本産より安いですよ。これで関税が減って行けば、日本の畜産農家は?食は安全、安心、味と新鮮さが命です。日本ブランドの車の多くが米国内で製造されていることをトランプは知っているのでしょうか?日本ブランドであっても米国産ですから、関税などかかるわけがないのです。そうなったのは米国が自動車摩擦で日本に圧力を掛けた結果なのです。
 トランプは「敵」を作り、それを誹謗して、民衆が呼応して拍手喝采する、という典型的ポピュリスト、デマゴーグです。トランプは別に日本に関心はありません。米国内向けに言葉を発しているだけで、米国内で不満が高まっていることに対してそれをぶつける相手を具体的に指すのです。それはメキシコであり、中国であり、日本や韓国です。3回前に「トランプ旋風」で指摘した、「草の根保守」の考え方です。「敵」を作る言葉に対し、今後米国社会がどう向き合うのかは国民の空気にかかっていますが、民主党のヒラリーもサンダース旋風に苦戦しており、いずれにせよ米国社会でも鬱積した不満が渦巻いているということです。

■ 日銀黒田総裁「必要ならば躊躇なく」
 日銀の新たな政策措置見送りが日経平均の大幅下落と急激な円高を招いた後で、黒田総裁は「2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現する。必要と判断すれば、躊躇なく3次元で追加緩和する」と記者会見で語りました。「必要があれば、まだまだいくらでもマイナス金利を深掘りすることができますよ」というわけです。しかしもはやこの言葉は説得力を失ったように見えます。マイナス金利で金融機関の株価が下落し、金融機関が守りに入ったことは、経済界全体にとって暗い影を落としています。そもそも金融政策だけで円安誘導したり株高を狙うのは、最初はビックリした市場に刺激を与えましたが、「バズーカ」などともてはやされると、ビックリさせないといけないように市場が催促するものですから、至極まっとうな事を言うと、「な〜んだ」と市場ががっかりするわけです。これはもはや正常とは言えません。アベノミクスの「第三の矢」によって日本経済が健全な成長軌道に乗れれば、金融政策頼みから脱却できたのですが、ちょっと無理そうです。日銀はインフレ目標2%を達成する時期の予想をまたしても先送りしましたが、消費者物価が前年比で0.3%下落しているデータや、家計支出の前年比5.3%減少、小売売上高1.1%減少というデータを見ますと、国民心理が冷えて守りに入っていますから、これは企業心理にも同じような影響を与える結果、インフレ自体無理そうです。そもそも人口が減っている社会ではねぇ?

■ 反政府の動きが盛り上がらない日本
 筆者は過去書いているようにアベノミクスのデフレ脱却を支持します。そもそも日本が長期間円高デフレで頭を抑え付けられ、海外の各国が皆成長しているのに日本だけゼロ成長で、「失われた20年」などと言われてきたことに対し、安部政権が果敢に挑戦したことは評価されてしかるべきです。ただし海外から見ますと日本はゼロ成長には見えません。だから円安にならなかったのです。グローバル化という名のもとに日本企業は海外で資産を蓄積してきました。それが国内に還流しないので日本国民は先進国の中では貧しくなりましたが、もっと貧しい国は沢山あるので、日本人の多くはあまり自分たちを貧しいなどと思っていませんし、それはそれで良いのです。米国やブラジルで起きているような反政府の動きが盛り上がらない要因は、極端な貧富の差が無く、平和な社会だからで、これは悪いことではないのです。ただ日本でも母子家庭などで、貧しい子どもが問題化してきましたし、親の年金で暮らしているニートが、親が亡くなった後どうなるんだろう?と考えると暗澹たる気持ちになります。過去の戦争のきっかけは、貧富の格差拡大による国民の不満を利用した扇動者によるものでした。市場経済と言う名のもとに、1%の金持ちが、過半数の富を所有するなんてことは異常です。

■ オーストラリアでたばこ1箱3200円、愛煙家は悲鳴
 オーストラリア政府は来年度予算案に、2017年から4年間、毎年12.5%ずつ税率を上げる大幅なたばこ増税を盛り込みました。25本入りの1箱が25豪ドル(約2000円)と、今でも世界屈指の高さですが、2020年には40豪ドル(約3200円)になる計算です。1本128円を煙にする愛煙家って居るんでしょうか?ターンブル首相は「税収増だけでなく、国民を喫煙から遠ざけるのも狙いだ」と説明したそうで、現実には国民の健康のほうが狙いでしょう。
 1995年には1箱5豪ドルで、喫煙率は25%。その後の度重なる増税に加え、2012年には健康被害を警告する写真を箱に大きく表示させる規制を世界に先駆けて導入した効果もあり、現在では喫煙率は13%前後まで低下しました。お隣のニュージーランドも同様で、レートにもよりますが1箱1000円はします。

■ 喫煙規制は世界的な流れ
 喫煙規制は世界的な流れですが、いわゆる“欧米先進国”では「喫煙場所を限定する」だけでなく、タバコそのものの料金を値上げし(税額を増やし)、喫煙に歯止めをかけようとしています。ヨーロッパでは、とくにタバコの値段が高いことで有名なノルウェーやアイルランドで1箱1000円以上、日本よりも高いイギリスやフランスでは1箱700〜800円、ちなみに喫煙大国ロシアは例外で、100〜300円ぐらいの値段で、日本より安い価格でタバコが買えます。
 アメリカでは州や都市によってタバコの税額が異なり、また小売価格も自由に決められるので、同じタバコでも場所によって値段はかなり違います。“最も高い”と言われているニューヨークのマンハッタンでは1000円以上、ところがタバコ税が安い州では500円程度の所もあるというのですから、ネット購入が盛んなようです。まるで海外旅行のように「タバコが安いから」と、他の州へ行ったときにまとめ買いする人もいるとか。
 アジアではたばこが安い国が多いですね。たばこは庶民の楽しみみたいなところがありますから、それを規制するというのは、所得が多くて、健康に関心が持てる国民でないと理解されないからでしょう。

■ 日本でもたばこ値上げ
 日本では1箱400円のたばこがあれば、その内245円が税金です。JT(日本たばこ産業)は一部たばこの価格を4月1日から10〜50円値上げしました。2015年の税制改正で旧3級品の特例税率が2016年4月に廃止となり、たばこ税率が1本当たり1円引き上げられるのに伴っての改定で、「わかば」が260円から290円に、「エコー」が250円から280円に、「ウルマ」が260円から290円に、「バイオレット」が250円から280円に、「しんせい」が250円から280円に、「ゴールデンバット」が210円から260円に、1箱30円から50円値上げされました。主力ブランド「メビウス(旧マイルドセブン)」の35銘柄も便乗値上げ、「メビウス」は1箱(20本入り)が440円となりました。今後日本ではたばこ税率を引続き上げて行く政府方針ですから、愛煙家にとってはつらい世の中になります。ただ、差別語を恐れず書きますと、デブと喫煙者は貧しい人が多いのだそうです。自己規制できないから、ということでしょう。
(2016年5月9日)


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