124 企業の学校
昨週はいろいろありました。梅雨明けとともに猛烈な暑さ、7回目の在京盛岡広域産業人会総会、セキネ楽器創業65周年記念クラウン徳間演歌夏祭り、埼玉県営大宮公園野球場に行って炎天下の高校野球応援・・・・。それはそうと今回は企業にとって大切な人材教育についてご紹介します。というのは前回「ホリバカレッジ」について紹介しましたが、企業内の人材教育のみならず、より開かれたHONDAの学校が近くにあるからです。またTOYOTAはあくまで企業内ですが、こちらも紹介しましょう。 ■ 技術だけでなく、世界に歓迎される人間を作りたい・・・ホンダ学園 ホンダ テクニカル カレッジ 関東
「技術は人間社会に貢献するひとつの手段である」・・・創始者、本田宗一郎のこの言葉は、そのままホンダ学園の建学精神です。技術というのは、人のための技術であってこそ価値があります。技術や理論だけに偏らない人間教育を実践し、人のため、社会のために奉仕できる、使命感に燃えた技術者の育成を目指しています。初心者からでも2年という短い期間で、自動車整備士や開発エンジニアを目指すことが出来ます。 ■ 世界のトヨタを支えるモノづくりのプロ育成「トヨタ工業学園」 トヨタ工業学園は、1937年(昭和12年)のトヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)設立の翌年に開校した豊田工科青年学校にそのルーツがあります。 創業者豊田喜一郎の「日本人の頭と腕で自動車を造る」という理想の下、トヨタ自動車工業株式会社は自動車製造を開始しました。2014年3月22日(土)、23日(日)の2夜連続でTBS系列でドラマ放映された「LEADERS」の主人公のモデルが豊田喜一郎です。これについては86『LEADERS』(2014年10月25日)で紹介しました。自動車製造にはエンジンのシリンダ・ブロックの鋳造、歯車などの機械加工、ボディーの板金・溶接、塗装などの幅広く高度なモノづくりの技能が必要となります。そこで、「モノづくりは人づくり」の考えに基づき、自動車製造に携わる技能者の育成が開始されました。 ■ 「モノづくりの基礎・基本を現地・現物で学ぶ」、「トヨタのモノづくりの精神を学ぶ」、「グローバルに活躍できる人材の育成」
■ 夏の高校野球本番 夏の高校野球本番ですね。野球好きな人がもっとも好きなのが高校野球、それも夏季大会です。体力的には大人の高校生ですから、投げる、打つ、守る、どれもダイナミック、ハイテンポな展開、攻守交替時の全力疾走、負けたその瞬間、3年生は高校球児に別れを告げます。その瞬間の選手たちの脱力感を見て目頭が熱くなります。
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