66 監督休養
■ 梅雨入りと梅雨明け予想 2014年6月1日(日)は猛暑で、日本各地で最高温度記録を更新し、熱中症が続発、こんな暑い中での少年野球大会を紹介し、「この暑さもこの日が峠で、やがて梅雨寒になるでしょう。エルニーニョの影響で今夏は冷夏と予報されています」と書きました。
■ 除湿の話
■ 除湿には電気エネルギーがかかる
■ 植物が生長する梅雨時
■ 西武ライオンズ伊原監督休養
■ しつけや暴風雨練習で選手との関係悪化 団塊の世代である伊原さんは、名選手が監督になる日本プロ野球界では異色の存在です。かつては阪急の上田監督のような方もいましたが、メジャーでは当たり前のことが日本では違います。選手のしつけが厳しいことで知られ、「鬼軍曹」と呼ばれる指導者でした。「選手に好かれようと思ったら、指導者も選手も成長しない」と公言していました。11年ぶりに西武監督に復帰したとき、選手に対する訓示で「長髪、ヒゲは御法度、ユニホームのダブダブズボンはダメ」と宣言しました。遠征中の5月16日、札幌から秋田に移動すると、暴風雨にもかかわらず屋外でランニングをさせました。負けが込んでいるチームにカツを入れたかったのでしょう。しかし選手たちは、理に合わない練習、と受け止めたようで、終了後にかなりの不満が漏れたそうです。関係者によると、これで監督と選手の関係悪化が決定的になったと報道されています。 下記は、伊原さんほか西武OBに少年野球教室をやってもらった時のものです。当時、岩手県に「赤べこ野球軍団」というものが出来て、そのオーナーの盛岡市出身のタカハシ・プランニング:高橋社長(下の赤ジャケットの方)が所沢に事務所を構えていた関係で、西武ライオンズを支援しており、かつ岩手の矢巾町に「赤べこ野球軍団」を作って筆者の知り合いの方が関係しておりました。お世話になっているからと、岩手と埼玉で伊原さんを中心に西武OBに少年野球教室をやってもらいました。岩手の雫石や矢巾でも実施されました。なお「赤べこ野球軍団」はアッと言う間に都市対抗に出場するなど、当時野球界で注目されましたが、アッという間に消え去りました。カネの切れ目が縁の切れ目?我が家にはマスコットの赤べこ人形が残されました(>_<)
■ 現代企業社会と似た構図
■ かつての巨人、西武とは違う
■ 熱血と浪花節で感動を共有 団塊の世代である伊原さんには当たり前のことも、現代では当たり前ではなくなりました。野球はメンタルスポーツですから、選手たちの連帯感、信頼感、団結が第一です。今やプロ野球チームは高額年棒のスターと、そうではない大多数の選手で構成される超差別化社会、格差社会です。監督よりスター選手のほうがはるかに年棒が高いのです。そういう選手たちにヤル気を起こさせてチームワークを醸成するには、上から目線のガンコ親父ではダメなのです。野村監督などは試合後のインタビューでさりげなく選手を褒めました。面と向かっては厳しいことばかり言われている選手は、今日は何と言ってもらえるかな?と期待していたと言います。みんなが見ているテレビ画面で褒められたら、こんなうれしいことはないでしょう。後を継いだ星野監督も、かつての厳しい姿ではなく、上手くキャプテンを使ってチームの一体感を作り上げました。伊原監督は、敗戦時にはメディアの前で選手を容赦なく個人攻撃することも少なくなかったので「あの人は勝ったら自分の手柄で、負けたら選手の責任」と吐き捨てる選手もいたそうです。厳しさの中に愛情がほの見えて、選手と共に感動を共有する熱血と浪花節が必要なのです。叱りながら、褒めながら、徹底的な会話が必要なのです。 ■ 田辺さんに期待します
■ オリックスが強いのは森脇監督が良いのでしょう
■ 硬くて香りがする蕎麦が好き
■ 嵯峨谷の蕎麦は美味い? 蕎麦チェーン嵯峨谷は2014年2月9日(日)にTBSテレビ「がっちりマンデー」で放送された『東京そばウォーズ』で、十割そばがなんと280円で食べられる、ということで人気沸騰、その儲かリの秘密が紹介されました。社長は38歳の若さ、行列が出来る店舗が都内に出来つつあります。「この十割蕎麦が食べてみたい」と話題になっていたので行ってきました。池袋駅東口の南池袋寄り、マツモトキヨシとかドンキがあります。駅から道路を渡って服部珈琲店脇の路地を入ったところ、ひとつ十字路を越えて進み、ミニストップ跡地にできた十割そば屋で、パチンコ店「楽園」と同居した角地です。立ち食い蕎麦店程度と思ってはイケマセン。別蕎麦チェーンの社長が絶賛するくらいちゃんとしたお蕎麦を出す店です。立ち食いでは無く、高い椅子があり、10席ぐらいなので、食事時でなくても混んでいます。しかも立ち食いソバ屋と違って、上品なレディが座っています。それだけ、口コミで有名なのでしょう。店の中に製麺機があります。蕎麦は黒いので全層粉でしょう。もりそば¥280を頂きましたが、硬い!山形まで行かなくても、池袋で食べられます。香りはあまりありませんが、この価格では仕方ありません。歯応えだけで十分です。もう一度来たいと思いました。それがめんオタク筆者の感想です。
■ 日本で増える蕎麦作付け ゴリさんは多分更科系の蕎麦が好きなのだと思います。蕎麦としての高級さで言えば、中心部を使った更科(更級)のほうがゼイタクです。しかし蕎麦というのはやせた土地や、寒冷で他の穀物が育たない土地でもできるので、言葉は悪いですが、貧者の食べ物です。ロシア人の主食であり、生産量も圧倒的にロシアが多いのです。日本では北海道の生産量が圧倒的で、次いで山形県です。ところがルチンを含み、ビタミン豊富な健康食品なので、日本人は大好きであり、手打ち蕎麦ブームから、「自家栽培の店」というのが増えてきました。こういう店は高価なのですが、「高くてもおいしいものを食べたい」という日本人の国民性があるので、国産のソバは増えています。コメ消費が年々減っているのに何故でしょう?コメは栄養豊富なので太る、ソバは食べても太らない、というイメージのせいでしょう。我が家の近くにも一面に蕎麦の白い花が咲く蕎麦畑があり、その中心に『みよし蕎麦の里』というのがあります。テレビでも紹介されて人気スポットです。歩いてすぐです。 ■ 十割そば ゴリさんの立ち食いそば評価は「かき揚げ天ぷらそば」です。したがって評点が麺と天ぷらと汁です。そばについては農水省のホームページを参考にしてください。一般的に食べるそばは二八そばです。十割そばを気取って「とわりそば」と言う人がいますが、私達が普段、「この粉はそば粉とわりですよ」なんて言いますか?「そば粉じゅうわりです」と言うはずです。岩手県盛岡市には株式会社十割そばという会社があります。いわゆる信州系の白い蕎麦と山形など東北の黒くて硬い田舎そばは、人それぞれに好みがあります。しかし、本当に蕎麦の香りがする本物中の本物の蕎麦は、福田こうへい・南部蝉しぐれの歌い出し「南部 盛岡 雫石」でしか食べたことがありません。それを宅急便で送ってもらって翌日食べてもダメなのです。打ちたてでないとあの香りがしないのです。 (2014年6月6日) |