649  熊谷

 8月第一土日は所属する少年野球チームの夏合宿でした。この時期は夏祭りの季節ですが、合宿と複合する東北夏祭りには残念ながら行けません。青森ねぶた/ねぷた、秋田竿灯、岩手さんさ踊り、仙台七夕、山形花笠まつり、福島わらじまつりです。なお、福島と言えば相馬地方で3日間にわたって行われる祭典「相馬野馬追」が有名です。国の重要無形民俗文化財に指定されており、約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながらの威風堂々にして豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げます。今年は5月24〜26日の3日間行われました。5月24日南相馬市鹿島区横手において馬とJR東日本の列車が衝突する事故が発生し、馬の一頭が命を落とす結果となりました。二度とこのような事故を引き起こすことのないよう安全管理の徹底に努めるとともに、一千有余年続く伝統を次の世代へ引き継いでいけるよう日々努力して行くと関係団体が声明しました。

■ 少年野球チームの夏合宿
 今年の夏合宿は埼玉県入間市のROUND1でボーリングの後、埼玉県小鹿野町赤平川の川岸でバーベキュー、須崎旅館に宿泊した翌日長瀞町で自然の博物館や陶芸体験などを行いました。宿泊した須崎旅館には、何やらリオのカーニバル風の大胆な衣装(と言ってもあまり布が無い)の女性たちが次々と入ってきました。オ〜〜〜〜、なんじゃこりゃと眼が点になりました。

おがの七夕フェスティバルのポスター


ブラジル・サンバダンサーの控え所は須崎旅館

【小鹿野町・須崎旅館】ホームページ
明治40年創業 秩父で百年続くおもてなし、大正時代の懐かしさを感じられる宿です
【公式】須崎旅館|秩父・小鹿野町の宿泊/貸切露天風呂がある温泉宿

住所 〒368-0105 埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1815 TEL:0494-75-0024

名物女将・須崎真紀子さん(四代目)

旅人の疲れを癒すpH値の高い大竜寺源泉、泉温は低いので加温してますが
メタケイ酸、メタホウ酸数値で「温泉」定義を満たす低張性弱アルカリ泉です
夕食は秩父の山間部で育った地元の名産、牛・豚・鹿の
地場産お肉料理を主に、小鹿野の野菜が彩りを添えます

外観

旅館にしては大きいなという印象です(6月の光景)


奥に長い構造となっています(同上)

玄関



チェックアウト時記念写真


大変勉強になる博物館です


長瀞の埼玉県立自然の博物館前にある宮澤賢治歌碑
つくづくと「粋なもやうの博多帯」荒川ぎしの片岩のいろ


長瀞の埼玉県立自然の博物館前にある日本地質学発祥の地の碑
 楽しい合宿でした。

■ 日本の暑さが激変
 日本の暑さランキングの変遷は、過去の最高気温記録の更新と、近年特に顕著になっている猛暑日の増加傾向が特徴です。1933年に山形市で観測された40.8℃が長らく最高記録でしたが、2007年に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9℃が観測され、2018年には熊谷市で41.1℃を記録しました。熊谷市は「日本一暑いまち」として暑さを逆手に取り町おこしを図っていたところ、2020年8月17日には凧揚げ/うなぎ/餃子で有名な静岡県浜松市が41.1℃の最高気温に並びました。ところが今年、最高気温更新地点が相次ぎ、群馬県伊勢崎市が一気に41.8℃でトップに躍り出ました。熊谷市は埼玉県鳩山町にまで抜かれてしまったと、肩を落としているそうです。
 関東は、一端収まった暑さがぶり返し、8月17日(日)から最高気温35℃以上の猛暑日地点が急増、内陸では体温並みの暑さが続く所もあり、前橋や熊谷では39℃予想の日があるなど危険な暑さが続く予報です。朝晩も気温が高く、お盆明けも南部を中心に熱帯夜が続きそうで、昼夜を問わず、熱中症対策が必要とのことです。


■ バレーボール全日本クラブカップ選手権
 8月9日(土)彩の国くまがやドーム(熊谷スポーツ文化公園体育館)に行きました。JVA第 44 回全日本クラブバレーボール選手権大会に岩手県代表として出場する滴石クラブを、在京雫石町友会として応援するためです。結果は白熱の大接戦の末惜敗で残念でしたが、応援にかけてはどこにも負けていませんでした。優勝は同じ岩手の岡崎建設OWLS、前年度第三位のため招待されていました。6年振り4度目の優勝とのことです。岩手県紫波町のオガールにある会社のチームですが、ここにも雫石町出身の選手が居て、一緒に滴石クラブの応援をしていました。滴石クラブが負けた北海道のEZOLUDYは第三位に入り、ここにも雫石町出身の選手が居ました。地元だけでなく、いろいろなクラブに行って活躍している、スゴイことですね。久し振りにバレーボールの生観戦でしたが、さすがに全日本の戦いだけあってどこのクラブもレベルが高く、スポーツが盛り上がってることはいいことだなと改めて実感しました。大会結果(PDF)。。

熊谷スポーツ文化公園 ラグビー場が有名ですね


くまがやドーム外観・・・巨大です


在京雫石町友会応援団


試合が終わって滴石クラブと記念写真(逆光です)
 熊谷スポーツ文化公園には4つのラグビー場やラグビーボールの森、陸上競技場、投てき場、西グラウンド、体育館、ソフトボール場、多目的広場4ヶ所、各種の池、芝生広場、親水広場、子どもの広場、にぎわい広場、四季の丘、セラピーガーデン、特別養護老人ホーム、市立あかしあ育成園、ホテル、カフェ、ファーマーズレストラン「くまどん」などがあります。日本でのラグビーワールドカップ2019の開催に合わせて埼玉県と熊谷市が改修しました。言わずと知れたジャパンラグビーリーグワン1部の「埼玉パナソニックワイルドナイツ」のホームグラウンドでもあります。ここで8月16日(土)ラグビーの聖地では男女を通じて初となるサッカーの公式戦が行われました。2025−26年シーズンの第2節で、節目の40周年を迎えた「ちふれASエルフェン埼玉」が「セレッソ大阪ヤンマーレディース」を迎え撃ったのです。この試合でセレッソ大阪ヤンマーレディースは史上最多の観客動員数を記録しました。

■ 日本最後の熊谷空襲
 熊谷と言えば熊谷空襲を思い出しますね。太平洋戦争末期の1945年8月15日0時23分から1時39分にかけてアメリカ軍により行われた埼玉県熊谷市に対する空襲のことです。太平洋戦争最後の空襲かつ埼玉県内における最大規模の空襲であり、市街地をほぼ焼き尽くしました。市内の各所に中島飛行機の軍用機の部品工場がいくつもあったことで標的になったと言われています。終戦の日の空襲で熊谷では266人が死亡、さらに秋田県土崎、群馬県伊勢崎、神奈川県小田原などにも空襲がおこなわれ、この終戦の日に600人以上の犠牲者が出たとされています。

■ 経済情勢
 トランプ関税に世界中が振り回されていますが、米国のダウ平均株価はグイグイ上昇し、日経平均株価も史上最高値を更新し続けています。いったいどうしてでしょう?ひと言で結論を申せば「カネ余り」だからです。どこにそんなカネ有るの?と思う人がいるかもしれませんが、有るところには有るのです。そもそも4〜6月期日本GDPは予想に反してプラス成長でした。名だたる経済評論家はトランプ関税によって日本GDPが下押しされると言っていたのになぜ?と思いますが、彼らによればそれはこれからで、現在は関税の分を日本企業が値下げして輸出しているので、米国でも値上げによるインフレが起きないのだそうです。トランプ大統領は関税を理由に値上げする企業は承知しないゾと言ってますから、値上げできないのが本当のところです。モデルチェンジや新製品発売時点で価格改定するしかないのです。しかし、自動車メーカーの中で値下げ輸出により損失が出たマツダなどはともかく、赤字にならないトヨタやホンダはいかにこれまで儲かっていたかが分かりますね。ホンダはフィットのマイナーチェンジに合わせて値上げしました。米国輸出は値下げして、日本での販売価格は値上げする?それで良いのでしょうか。日本企業の利益が減っているということはイコール国の税収が減ることを意味しますから、米国が関税で潤う分、日本国が苦しむということで、これは他の国も同じことです。
 米国のベッセント財務長官はトランプ大統領がFRBのパウエル議長に繰り返し金利下げを求めていることに同調して、「FRBは9月の定例会合で金利を下げるだろう」との見通しを示したうえで、日銀に対して「日本はインフレだ、金利を上げてインフレ抑制すべきだ」と述べました。これによってドル安円高の方向へ基調転換しましたが、おいそれとは円高にはなりません。日本は円安政策を取っているので輸出が減らず、米国の貿易赤字が続いているとトランプ政権は主張しています。現実には日本国政府は円安阻止したいのですが、日本の個人投資家がドルを買うので円安が続いているというのが正しい見方です。それだけ日本人のドル信仰が強いということです。

■ 千玄室さん逝去
 茶道裏千家の前家元で大宗匠の千玄室(せん・げんしつ)さんが8月14日未明、呼吸不全のため京都市内で亡くなられたとのこと 102歳でした 特攻隊の生還者として戦争の悲惨さを語り継ぎ 「一碗(いちわん)からピースフルネスを」を掲げ 茶の湯を通じた国際平和活動に生涯を捧げられました 同志社大学在学中に学徒出陣で海軍へ入隊し 特別攻撃隊員として出撃命令を待つ中で終戦を迎えました 国内外で茶の湯を広めた功労者で 国連やバチカンなどでも献茶を行い ユネスコ親善大使 日本・国連親善大使などを歴任 「お茶の精神の根幹には『どうぞ(After you)』があります」と語り その一服を通じて相手を尊重し 国や立場を超えて心を通わせる外交を実践されました 献茶の席では要人も一般の参加者も同じ位置に座らせ 茶碗を回す所作の中に「平等」の理念を込めました 「一碗の茶が心を開き 人を結ぶ」という信念は 国際平和活動の現場や 茶の湯に触れた人々の間で生き続けています 高い地位にあっても威圧感を与えず 目の前の相手を対等に見つめる姿勢は 多くの人を魅了しました 安らかな眠りを祈ります  合掌
(2025年8月18日)


次へ    前回へ    最新ページへ    つぶやき最終回