570  春節

 昨週はふじみ野こどもエコクラブの活動はお休みでした。2月4日(日)は「土中の微小な動物の観察会」が行われ好評だったそうですが、筆者は岩手県人連合会の「新春の懇親会」準備のため朝8時過ぎに上野・東天紅に出掛けたので参加できませんでした。翌日5日は神宮球場向いの日本青年館ホテルで「盛岡広域企業立地セミナー」があり、この時期としてはアリエナイ「雪の無い盛岡・雫石」から見えた盛岡市長や雫石町長と外苑前の居酒屋で二次会、これについては前回紹介しました。寒い地域では雪は観光資源なので、この雪を持って帰りたいと冗談をおっしゃってましたが、竹林のメンテナンスも雪が残っていて中止でした。

■ 春節
 「春節」は中国の旧正月です。中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国やシンガポールなど12ヶ国・地域では数日間の祝日が設定されます。2024年の春節の休日は2月10日から17日の8日間で、大晦日にあたる9日は大半の企業や団体が休業としているため、国民の多くは実質9日の連休が取れることとなり、「史上最長の春節休暇」と言われます。今年の「春節」では延べ90億人が帰省や旅行などで移動すると中国当局が発表していますが、これは本当とは思えません。人口14億人の国で延べ90億人が移動するということは「春節」の間中、全国民が移動しているということに匹敵し、どんな国であれそんなことアリエナイからです。そういうことを堂々と発表しなければいけないほど、今の中国の経済状態は悪いということです。中国は景気が減速し、国民の消費意欲も振るわないと言われています。こうした実態と、当局が発表する数値がかけ離れているのを見ると、やはり焦りを感じますね。


■ 春節での中国人海外旅行の変化
 2022年末までゼロコロナ政策を続けていた中国は2023年8月に訪日団体旅行を解禁し、日本側の期待も高まっていると報じられながら、筆者は懐疑的でした。処理水問題の影響で激しい日本叩きが起きて、海産物の輸入が禁止されるだけでなく肌につける化粧品など幅広い日本製品が中国人消費者に忌避され、その流れのまま2023年10月の国慶節休暇に突入しました。やはり中国人インバウンドは少なかったですね。中国市場がドル箱(元箱?)だった資生堂やポーラは、広告を控えざるを得ず、業績急降下しました。リスクを恐れ、中国では日本ブランドのマーケティングが縮小しています。アリババグループも昨年11月の独身の日セールでは、中国の消費者向けに日本ブランドの売り込みを控えました。海外旅行でも同じことが起きています。日本に行きたい人向けには旅行商品を販売していますが、当局の意向を汲み積極的なプロモーションは仕掛けにくい状況が続いており、日本旅行の団体ツアーは激減しています。一部の日本好きリピータが個人旅行する程度です。ただ春節に関しては日本旅行が振るわない理由は別にあります。中国のSNSや検索サイトで「春節」「海外旅行」と検索すると、上位にはシンガポール、マレーシア、タイをまとめた「新馬泰」という言葉が並びます。東南アジアの中でも観光地として人気の高いこれら3つの国が相次ぎ中国人へのビザ免除を発表したことで、どの旅行予約プラットフォームでもこれらの国の検索数と予約数が激増し、春節のトレンドは東南アジア一色になり、「日本に行くのは今でなくてもいい」という空気感になっているのです。これが日本で中国本土からの観光客がコロナ前ほど見かけない理由であり、一方で韓国や香港からのインバウンドはコロナ禍前の水準に戻り、台湾などは中国本土への旅行を避けて日本が人気なのです。

香港の夜景

■ 春節で日本人もタイへ?本当の狙いはインバウンド
 ANAグループが立ち上げた国際線の新ブランド「AirJapan」が2月9日就航し、最初の便が午後6時半ごろ、成田空港からタイのバンコクへと向かいました。ローコストキャリア=LCCに近い価格設定でありながら、フルサービスキャリアのサービス提供を目指した新たな国際線ブランドです。324席ある座席はすべてエコノミークラスです。ビジネスクラスを廃止したことで、前の席とのシートの幅はおよそ81センチと足元が広めの設計で、深めにリクライニングができるなど、通常のエコノミークラスの機内よりも快適に過ごせるということです。運賃プランは3種類あり、このうち「シンプルプラン」は片道の最低価格が1万5500円からとなっていて、国内線より安い!事前の座席指定や機内食がないものの、7キロ以内の手荷物のみ持ち込みができます。ANAグループは、今後も伸びると予測されているアジアを中心にしたインバウンド客を取り込みたいとしていて、今月にはソウル便、今年4月にはシンガポール便がそれぞれ就航する予定です。

■ 中華圏の観光客が岐阜や青森へ?
 かつては中国人の爆買いが話題となりました。今は影を潜めましたが、日本に来て薬やオムツ、炊飯器などを買い占めている光景が懐かしいですね。今や日本では薬が品不足で、これは製薬業界の問題なので、中国人のせいではありません。
 テレビ朝日のニュースで春節の観光客の話題を採り上げていました。中華圏の人がよく利用するツアーサイトのランキングで急上昇しているのが青森県や岐阜県だそうです。中華圏のSNSを分析してみると、過去に日本の定番の観光地を訪れた人が、その後は“知られざる観光地”を探して楽しむ、という傾向がみられるそうです。日本好きリピータがSNSで次は何処へ行こうかと調べてやって来るわけです。春節の人気観光地ランキングで、東京、大阪、北海道、京都といった定番の観光地に続き、岐阜が5位にランクイン、しかも、前年比200%だそうですよ。岐阜と言えば郡上八幡が有名です。お盆に徹夜で踊り明かす「郡上おどり」で知られる観光地で、“天空の城”とも呼ばれる郡上八幡城が街のシンボルです。郡上おどりの良いところは地域外の人も自由参加でき制限がないことです。踊りの難易度も低く、浴衣姿で下駄を鳴らして踊りにいそしむ人もいる一方で、毎年県外から訪れてはTシャツ、短パンにスニーカーで短時間雰囲気を楽しむ人もいるそうです。代表的な盆踊り『郡上おどり』の体験レクチャーも人気だそうです。台湾からの観光客の皆さんが踊りを真似て楽しそうです・・・「とてもにぎやかで素晴らしいです。台湾に帰ったら、親戚や友達に踊りを紹介します。機会があれば、夏に皆を連れてもう一度やって来たいです」とのことでした。
 郡上市は食品サンプルでも知られており全国シェア60%と言われます。昔は食堂や喫茶店の店先などで食品サンプルを見かけましたが、現在はほとんど見なくなりました。代わりに食品サンプルの工房では観光客に向けたお土産を豊富に取り揃え、体験イベントもやっています。寿司やフルーツなどのサンプルをストラップやスマホスタンドに作り替え、斬新な見た目と実用性で観光客を楽しませます。精緻な作品を見て、観光客が喜んで、購入して行きます。実演販売もありますよ。

寿司の食品サンプル

■ 北海道や北東北の雪は観光資源
 中国人の“青森人気”の背景にはSNSの存在がありました。中国のSNS「ウェイボー」で開設された青森県観光局のアカウントの登録者数は、なんと130万8000人。青森県の人口118万人を上回る数字です。青森県観光局の職員がせっせと投稿したお蔭で、「青森に行きたい」と人気が高まったそうです。特に雪を見たことのない中国南部の人や台湾の人にとっては、白銀の世界は憧れなのでしょう。青森駅前にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」は筆者も大好きな施設です。東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」のお囃子(はやし)を聞いたり、踊りを体験できたりと、海外でも話題を集めている観光施設です。青森市の南側にそびえる八甲田連峰も人気です。中国・広州から樹氷を見に来た観光客は、SNSで青森の写真を見て、その自然の美しさに惹かれたと言います。標高1324メートル、気温マイナス8℃の地で樹氷を見て、「すごい。本当にきれいな景色、一生忘れられない思い出になると思います」と感動していました。「日本の四季を楽しみつつ、より“穏やか”に過ごしたい」という思いから、人が集中する大都市を避け、青森などを旅行先に選ぶのが中国の旅のトレンドだと話していました。

八甲田連峰の樹氷…スノーモンスター


初夏の八甲田も美しい 紅葉の八甲田も素晴らしいですよ

■ 心配な中国経済
 「盛岡広域企業立地セミナー」で(一財)日本立地センターの部長が講演されたのですが、その中で気になることをおっしゃっていました。いま記録的円安で、海外からの製造業回帰が言われているが、実はそれほど多くないのが実態なのだそうです。むしろ日本メーカーの海外への投資が相変わらず増え続けているというのです。日本における人手不足や人材不足はリスクですが、円安は、海外からは投資にはプラスと受け止められているのだそうです。安いニッポンが買えるからですね。米国が中国を締め付けて、ハイテク投資を禁じ、中国への技術流出に罰則を強めており、日本企業もこれに従わざるを得ません。中国巨大市場をターゲットにしてきたEU諸国も、中国のEV攻勢、レアメタル禁輸、ロシアのウクライナ侵攻も相俟って中国への警戒を強めています。西側諸国では今や「脱中国」が合言葉になっており、世界最大の半導体メーカーである台湾のTSMCも中国から日本へ製造設備投資先を転換しました。日本には海外企業から見ると「安心感」があり、外資が日本に目を向け始めたとのこと。日本企業は中国に膨大な工場設備を持っていますが、「中国リスク」の台頭で新規投資は考慮外、むしろ撤退を検討する会社が増えているそうです。日米欧から見放された中国はこれからどうするのでしょうか。経済第一ではない習近平政策ですから、これからどうしようとするでしょう?不動産バブル崩壊で、土地を貸して収入を得ている役所はさあ困った、公務員への給与不払いや、上海などでも公務員の給与3分の1カットなどが行われていますから、消費の冷え込みが心配です。日本は金融バブル崩壊後「失われた30年」のデフレを経験しましたが、中国が不動産バブル崩壊で同じようなことにならないか、日中韓は何のかんの言っても親密な経済関係ですから、心配ですね。中国とロシアは共に西側諸国から締め付けられて脱ドルを図り、金を買っています。中国とロシアはエネルギーでますます緊密化しています。なおかつ軍備増強に走っています。世界情勢はドンドン不穏な方向に向かっています。

青森ねぶた

■ サッカーアジアカップはカタールが優勝
 優勝候補が次々と姿を消し、快進撃が続くヨルダンと開催国カタールの「中東対決」となった決勝戦は2/10(土)日本時間24:00からルサイル スタジアムで行われ、カタールは相手のお株を奪うような戦い方で流れを手繰り寄せ、決して多くはないチャンスをモノにし続けて3-1で勝ちました。アフィフもハットトリックの活躍で得点王に輝き、大会MVPと併せて個人タイトル2冠を達成、試合のカギは盤石の守備でゴールにカギをかけたことです。開催国が意地を見せる形で連覇達成、波乱続きの今大会は幕を閉じました。それにつけても森保ジャパン...やめましょう。

■ パリ五輪出場を決めた“アカツキジャパン”
 ハンガリーのショプロンで開催された「FIBA女子オリンピック世界最終予選(WOQT)」の女子バスケ日本代表、世界ランキング9位の“アカツキジャパン”は、初戦で強豪スペイン(同4位)を撃破したものの、続く第2戦で地元の大声援を受けるハンガリー(同19位)にまさかの黒星。グループの4チームがすべて1勝1敗で並び、迎えた最終戦、同5位のカナダと対戦し、勝てば3大会連続の五輪出場が決まる大一番を86−82でモノにしました。昨夏のワールドカップでは男子代表がパリ行きを決め、日本バスケットボール代表が男女揃って予選を突破し五輪本大会にエントリーするのは、1976年のモントリオール大会以来、実に48年ぶりの快挙です。ブラボー!ニッポン。

■ さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜
 TBS日曜劇場はいま、『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』が放送されています。今作が初共演となる西島秀俊さんと芦田愛菜さんが不器用な父と素直になれない娘を演じています。実は親子の愛の物語なのだそうです。アパッシオナートとは・・・イタリア語で appassionato 音楽の発想標語の一つで「熱情的に」「激しく」の意だそうです。
 主人公・夏目俊平を演じるのは西島秀俊さんで、映画やテレビドラマに数多く出演し、昨年の第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」では主演を務めました。夏目俊平は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)で、大好きな音楽に対して常にアパッシオナートに向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯すのです。しかし、5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていましたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国しました。

ドライブ・マイ・カー
 夏目俊平の娘・響(ひびき)を演じるのは芦田愛菜さんです。子役で有名だったのが今や大学生ですが、ドラマでは市役所に勤務する20歳の女性を演じます。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別しました。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まります。世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか?そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない俊平が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく・・・という物語だそうです。
 本作のオーケストラを全面監修するのは、東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一さんです。また、オーケストラの演奏部分は東京音楽大学が全面バックアップしています。

■ さよならマエストロ〜小澤征爾さんが死去
 海外の名だたるオーケストラで活躍し、「世界のオザワ」と評された指揮者の小澤征爾さんが2月6日、都内の自宅で心不全のため逝去されたそうです。88歳でした。その訃報を各国メディアも大きく報じたことが、この人の存在の大きさを知らしめます。米ボストン交響楽団の地元紙ボストン・グローブは、「ボストン交響楽団の先駆者的音楽監督、小澤征爾さん88歳で死去」との見出しで速報しました。米紙ニューヨーク・タイムズは「魅惑的で変革的な指揮者だった」とし、広範囲にツアーを行い、欧米人が持っていた「東アジアのクラシック音楽家に対する偏見を払拭することに貢献した」と報じました。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストも「日本の指揮者の先駆者、小沢征爾氏心不全のため88歳で死去」との見出しで伝え、小澤さんが少年時代、2つの大きな愛情を注いだのはピアノとラグビーだったと記事の中で説明しました。ラグビーで指を骨折し、ピアノ演奏から指揮に転じたエピソードです。ロイター通信は、小澤さんを「世界で最も知られた指揮者」とし、その死を速報、「ふさふさの髪と笑顔は、特に米国で聴衆を魅了し、ボストン交響楽団の音楽監督としての在職期間はほぼ30年にも及んだ」と伝えました。桐朋学園の音楽科で、数多くの指揮者を育てた齋藤秀雄さんから本格的に指揮を学びました。後世語ったことがあります・・・「ぼくは若い頃、日本を追い出された。自分から海外に出たわけじゃない」。NHK交響楽団の楽団員と対立して単身、フランスに渡ったのです。結果としてその行動が世界への扉を開きました。パリで井上靖さんと話していたとき、日本に帰ろうかなと言ったら引き留められたというエピソードも有名です。大指揮者のカラヤン、バーンスタイン、ミュンシュ(いずれも故人)・・・3人を「先生」と呼べる指揮者は他にいません。才能と情熱が融合した魅力的な人柄で気に入られ、深い教えを受けました。アメリカの指揮者、バーンスタインに認められて、25歳でニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者に就任、その後もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など世界的に有名な数々のオーケストラで指揮者として長年活躍しました。アメリカのボストン交響楽団では1973年から29年間にわたって音楽監督を務めたほか、世界屈指の歌劇場として知られるオーストリアのウィーン国立歌劇場でも音楽監督を務めるなど、その活躍によって「世界のオザワ」と評されました。3巨匠から受けた評価もさることながら、本当の師はチェリストで指揮者の故斎藤秀雄氏だったと語っていました。「斎藤先生はすごく厳しかった」・・・小澤さんが生前、最も重視していた活動のひとつが、恩師の齋藤秀雄さんの名前を冠して1992年に創設した「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」です。2015年からは「セイジ・オザワ松本フェスティバル」として開催され、昨年9月にも顔を見せました。晩年は「小澤征爾音楽塾」を主宰し若い音楽家を育てました。「世界中に才能をもった若者がいる。それが日本人だったりするとうれしくてね」。音楽人生の総仕上げは次世代に芸術を託すことでした。この人の交友の幅広さは有名です。なにしろ真っ直ぐで、自分に厳しいけれど、お茶目で、この人の指揮にかかるとどんなオーケストラでも音が変わると言われました。演奏家の音を引き出すということは、その音楽性にみんなが心酔したからこそと言われました。ただ若い頃のN響との対立は若気の至りという面もあったようです。「N響事件」と呼ばれ、政財界を巻き込む社会問題に発展し、青柳正美、秋山邦晴、浅利慶太、安倍寧、有坂愛彦、一柳慧、石原慎太郎、井上靖、大江健三郎、梶山季之、曽野綾子、高橋義孝、武満徹、谷川俊太郎、團伊玖磨、中島健蔵、黛敏郎、三島由紀夫、村野藤吾、山本健吉、由起しげ子といった面々が「小澤征爾の音楽を聴く会」を結成するという有様でした。その後和解しますが、ショックを受けた小澤さんが次にN響の指揮台に立つのは32年3ヶ月後、1995年1月のことでした。息子は俳優の小澤征悦(ユキヨシ)さんで、その妻はNHKアナウンサーの桑子真帆さんです。数々の有名女性と交流のあったモテ男の小澤征悦さんでしたが、ことごとく父親に「NO!」と言われ、唯一の「GO」が桑子真帆さんだったと言われています。そういう意味では幅広い交友関係と言われながら、人を見る目は厳しかったと言えそうです。
故・小澤征爾さん
 安らかな眠りを祈ります  合掌
(2024年2月12日)


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