502  むべなるかな

 本日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。寒くなってきたということで、紅葉も一段と進むでしょう。ハレー彗星から放出されたデブリ(積もった塊や破片)や塵(ちり)が夜空に散らばるオリオン座流星群が2022年9月26日から11月22日まで見えるそうで、アストロアーツによれば10月22日に活動が極大となるということでした。予測極大時刻は3時ごろで、22日の未明から明け方にかけてが一番の見ごろとなるというので、10月22日(土)未明バッチリ見えるというご託宣を信じて夜空を見上げていましたが、サッパリ見えません。曇り空だったのです。ガッカリでした。でもまあ、まだ1ヶ月ぐらいあるからチャンスはあります。しかし1時間に10個ぐらいというのを、ジーっと夜中に見てるのはどうよ...


アストロアーツのホームページより

■ 事件続々発生
 事件が続々発生する2022年、最たるものはロシアのウクライナ侵攻ですが、これに伴う世界のエネルギー危機、食糧危機で世界中でインフレ傾向となっており、悲鳴が上がっています。まさにハルマゲドン(アルマゲドン)の予兆かという気がします。プーチンが核のボタンを押せば現実のものとなるでしょうが、気が狂わない限り無いように思います。ロシア軍トップも最低の良識があるでしょうが、ロシアと言う国は恐ろしいので...
 ウクライナの現状には心が痛みますが、77年前の日本などもっと悲惨でした。米軍による無差別爆撃はまさに戦争犯罪そのもので、軍事施設ではなく市民を標的に、全国の主要都市にB52による絨毯爆撃、艦船による艦砲射撃で街は火の海と化しました。東京大空襲など一晩で10万人を超す人が亡くなりました。それも1日だけでなく、これでもかと次々に行われました。それでも降伏しない日本に対して遂に広島、長崎と原子爆弾を落としたのです。この米軍の恐ろしさが身に染みた日本は今も米国の属国として、基地を提供して、対中国やロシアに対する最前線にいるわけです。ウクライナに対するロシアのやり口は、アメリカに比べれば大したことないのが現状です。とにかく戦争は恐ろしい、何としても止めなくてはならないものです。

■ 英国首相辞任
 イギリスのリズ・トラス首相が10月20日、辞任すると表明したことで、ここ4ヶ月で2回目となる与党・保守党の党首選が行われることになりました。歴代3人目の女性首相ですがわずか在任44日でした。減税策を発表したことが裏目に出ました。日本なら首相支持率が跳ね上がりますが、そこは世界の金融の中心地、それがインフレを助長し経済がメチャメチャになるのでは?と恐れたのでしょう。やはり日本とは国民のレベルが違います。このところ英国政界は保守党の人気が落ちて労働党に支持が集まっているため、労働党は総選挙を求めています。

■ イタリアは極右首相誕生
 欧州ではイタリアで極右の首相誕生というように政治の世界に嵐が起きそうです。イタリアの首相に女性として初めて指名された極右政党「イタリアの同胞」(FDI)のジョルジャ・メローニ党首(45)は10月22日、新閣僚とともに大統領府で宣誓し右派系3党を主体とする連立内閣を発足させました。先月の総選挙で上下両院の第一党になったFDIは「自国優先主義」を打ち出しており、ウクライナに侵攻したロシアへの包囲網を強める欧米諸国と協調体制が築けるかが焦点となるといわれています。FDIは第2次大戦でナチス・ドイツに協力したムソリーニ率いるファシスト党の流れをくむ政党ですが、選挙戦ではファシズムとの決別を宣言し、かつて信奉したプーチン氏を批判してウクライナ支援を掲げたメローニ氏、政権発足後もその姿勢を維持するのか、欧米諸国は注視しています。

■ 高橋治之容疑者の五輪汚職
 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は10月19日、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)を逮捕、4回目です。収賄の立件額は、紳士服大手「AOKIホールディングス」、出版大手「KADOKAWA」、大手広告会社「大広(だいこう)」、大手広告会社「ADKホールディングス」、大会マスコットのぬいぐるみを販売した「サン・アロー」の5ルートで、計約1億9600万円となりました。元電通の専務だからこそ、こういうことが出来たということで、こんな日本でオリンピック誘致なんて当分ダメですね。テレ朝の玉川さんが思わず「電通」と口走る・・・分かるような気がします。まだまだ闇は深そうです。

■ かっぱ寿司の不正
 回転ずし大手「かっぱ寿司」の運営会社元社長の田辺公己容疑者(46)が、以前勤めていた「はま寿司」(東京都港区)から商品の仕入れ先や原価に関するデータを持ち出したとする不正競争防止法違反容疑で逮捕された事件で、田辺元社長が警視庁の調べに対し容疑を認めているそうです。回転ずし業界では売り上げ順で「スシロー」「くら寿司」「はま寿司」に続く4位だった「かっぱ寿司の業績を上げたかった」という趣旨の供述をしているそうです。

■ 日本電産ピンチ
 日本電産創業者の永守重信氏(現会長)がピンチです。先日日経平均株価の対象とされたばかりなのに株価はダダ下がり、後継者問題が上手く行きません。特に東洋経済が「日本電産、カリスマ経営者が招いた大量退職危機」というニュースを流したことが影響しているようです。自社の株価に対しインサイダーまがいの疑惑と言うのは穏やかではありません。日本電産は東洋経済を告訴するとしており、東洋経済は事実を記事にしたと一歩も引かない構えです。永守氏の経営は、日本経済が元気を失った中で、昔の高度経済成長時代のモウレツ社員をよみがえらせて会社を立て直すという意味では素晴らしいものでした。それが現代のハラスメントやコンプライアンスというカタカナ社会の到来でちょっと時代に合わなくなったのかもしれません。永守経営を批判することは、弱くなった日本経済を自虐的に語ること、筆者にはおいそれと同調できませんね。

■ 9月の全国の消費者物価指数
 9月の全国の消費者物価指数は去年より3.0%上昇しました。消費税増税の影響を除くと3%台になるのはおよそ31年1ヶ月ぶりで、歴史的な上昇幅です。原油価格高騰の影響で、都市ガス代金が25.5%↑、電気代が21.5%↑上昇しました。また、輸送費の高騰や急速な円安などの影響で、食用油や食パンなど生鮮食品を除く食料が4.6%上昇しました。食料費の上昇はおよそ41年ぶりの水準です。そのほか、ルームエアコンやドラム式洗濯機など家庭用耐久財が11.3%上昇しました。企業物価は2桁上がっていますので、消費者物価への波及は今後もジワ〜ッと続くでしょう。黒田日銀総裁は来年になれば落ち着くと言っていますがどうでしょうか。ただ、日本はまだ欧米や新興国に比べれば良いほうだそうです。政府が借金してお金をばらまいているからでしょう。

■ 円安進行〜152円で2回目介入
 円安が止まりません。ついに150円を突破しました。そして2022年10月21日21時37分ごろ151.91円に達しました。見ていたら23時35分ごろから急激に円高が進み、一気に5円ぐらい下げて146円台になりました。日本政府は9月22日に146円目前で為替介入し、今回は152円でした。前に書いたように、鈴木財務大臣の「過度な」という表現がミソで、市場が慎重に円を売ってきましたが、150円突破して上げが急になったので介入したのでしょうか。米国が恐らく同意しないと見ていました。バイデン大統領はハッキリと「ドル高は悪いことではない」と言っており、「アメリカ経済は、国内情勢がものすごく強い。インフレは世界に広がっている。国内よりも他国の状況の方が悪い」とし「つまり問題は他国に経済成長や健全な政策が欠如していることだ」と言いました。つまるところ英国や日本の政治が問題なのであって、米国は悪くないと言っているということです。しかし日本政府が為替介入に踏み切ったということは、恐らく米国は「どうせ日本国政府が介入に踏み切ったところでなるようにしかならない、お好きにどうぞ」ということなのでしょう。下にSBI証券の引用グラフを示しました。この1年でホップステップジャンプ、通常3つ目の山で上げ止まるのが通則です。146円のところで下げ持続しなかったので、152円から下げたところで落ち着けばこれがヤマです。もし時を置かずに再び騰勢が強まるようなら次は160円を目指すでしょうね。

【この1年のドル円レートの推移】(Quants Reserach Inc.より) 115円→150円30%up


【この2日間のドル円レートの推移】(Quants Reserach Inc.より) 152円と146円の間で振動して149円収束
 下のグラフは2022年10月22日(土)と23日(日)の休日を挟んで2日間の値動きを示しました。150円で安定したところ、取引終了直前急騰して152円に迫ったところで為替介入で急落して、翌週朝一番取引開始直後急騰で始まったら再び為替介入で冷や水ぶっかけて急落して、結局152円と146円の二つの介入指標の間の149円前後で落ち着いているというところです。米国は相変わらずCPI指標8%ぐらいでインフレ継続していますが、この12月の金利上げの後、年が明けて2023年初めには金利上げペースを抑えるのではとの見立てもあり、そうなればドル高円安も落ち着くのではないかと思います。

■ 瀬戸際大臣
 自民党の石井準一参院議院運営委員長は10月17日夜、岸田首相らと会食後、この日の衆院予算委員会の質疑を巡り記者団と懇談した席で、「17時1分で予算委が終わるなんて、野党側は緊張感がないねと。『瀬戸際大臣』の首とれんのか、野党がだらしないね」というやり取りがあったと説明したとのこと。石井氏は翌日、「心から反省をしている」と発言を撤回し、謝罪しました。その会見で「瀬戸際大臣とは誰か」を問われ、「みなさんがご承知の大臣だと認識をしている」と述べ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題で野党が辞任を求めている山際大志郎経済再生担当相だと事実上、認めました。今の国会がいかに緊張感が無いか示すエピソードですね。議院運営委員長ともあろう人が、野党を公然と批判すること、身内の大臣の首をとるなんて、それも山際→瀬戸際なんて冗談でも普通は言いません。与党の幹部ですら身内の大臣を見限っている顕れです。

■ 記憶喪失大臣
 その山際大志郎経済再生担当相は国会質疑で「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との接点について、「記憶が無い」とトボケています。岸田首相は山際大臣を何故かばうのでしょう?従来の内閣なら石井氏に言われるまでもなくとっくに更迭ないし辞任してますね。そもそも記憶喪失症の人に大臣が務まるわけがありません。世界で事件続々、記録的円安、値上げによる生活困窮、防衛費増加など、喫緊の課題が山積する状況で、旧統一教会の問題で国会がガチャガチャ騒いでいることのほうが、何やってるの?と思いませんか?

■ 激戦NPB日本シリーズ
 期待通りの凄いことになってます。SMBC日本シリーズ2022第一戦はヤクルトがオリックスの山本由伸を攻略して絶対優位に立ちました。第二戦は逆にオリックスが3−0とリードして最終回、このまま1勝1敗で神宮からオリックスの本拠地京セラドーム大阪へ行くだろう、そうなればオリックス優位となるか?と思って見ていたらナント!ヤクルト内山が9回裏起死回生の同点3ランを放ち、その後も息詰まる攻防の総力戦、5時間を超える熱戦の末結局12回引き分け、見てるほうも見てるほうだなぁと我ながら思いました。まあオリオン座流星群より面白い。これでヤクルト優位は変わりませんが、実に凄い戦いです。ヤクルト山田哲人が絶不調なのでまだこんなことになってますが、青木や川端も出て来て、オールドファンも楽しみな展開です。

■ 小室圭さん 3度目の司法試験合格
 昨年10月26日に秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんと結婚し、11月からニューヨークで生活している小室さん。昨年7月に同州司法試験を受験し、不合格。今年2月に2度目の挑戦するも、こちらも合格点まであとわずか足らず、不合格に。今回の試験で、“3度目の正直”、ついに努力を実らせた小室さんに、ネット上では祝福の声が満ち溢れました。改めて合格おめでとうございます。

■ これは何?
 ふじみ野こどもエコクラブの畑の収穫・・・瓜、バターナッツ、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子、ピーナッツ、はて?真ん中の赤ピーマンの右にあるカポックみたいな葉が着いたものは何でしょう?

■ ムベ
 ふじみ野こどもエコクラブの代表がサポーターの皆さんに分けてくれました。見たことない珍しいもの、食べられるそうで、「ムベ」というものだそうです。ムベ(郁子、野木瓜、学名:Stauntonia hexaphylla)は、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物で、開かないアケビみたいなもの、別名トキワアケビ(常磐木通)ともいうそうです。
 前回上の「アケビ」の写真を載せました。これもふじみ野こどもエコクラブのサポーターのHさんが皆さんに分けてくれたものです。甘くて美味しかった
 「むべなるかな」ということばの意味わかりますか?「なるほど」 「本当にその通りだなぁ」という気持ちを表した言葉です。昔、天智天皇(在位668〜672年、一般に、中大兄皇子として知られ、中臣鎌足と共に大化の改新を行った事で知られます)が近江国の蒲生野(現在の滋賀県近江八幡市)で狩りをしたとき、琵琶湖に面した蒲生郡奥島庄という場所に立ち寄りました。そこで天皇はとんでもない老夫婦に出会いました。彼らは子どもを8人も持ち、とても長生きをしている上に病気一つしていないというのです。当時の寿命は50年にもならず、天智天皇も40代で死去しています。驚いた天皇は、なぜこのように健康で長生きできるのかを夫婦に訪ねました。すると夫婦は「この地に古くから伝わる果物を、毎年秋に食しているからです」と言い、アケビを小さくしたような果物を見せました。不思議に思った天皇はその果物を口にすると、一言「むべなるかな」(もっともであるなぁ)と言い、朝廷に毎年献上するように、と命じました。このとき天皇が口にした「むべ」という言葉が、そのまま不思議な果物の名前になってしまった、ということです。そして、この年から、奥島地区から朝廷へのむべ献上が始まったのでした・・・https://www.nara-wu.ac.jp/grad-GP-life/bunkashi_hp/tougashi/mube.html参照
 しかし天智天皇は結局長生きできなかったみたいで、「むべ」を食べるだけではダメなんですね。ところで天智天皇がおっしゃった「むべなるかな」の「むべ」は現代ではほぼ使われません。誰かに何か言われて「むべなるかな」なんて言ったら「こやつ何者?」と思われてしまうでしょう。むべの漢字は「宜」や「諾」で、「うべ」とも言われたそうです。
 こんなうたがあります・・・吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ(文屋康秀『古今集』秋下 / 『小倉百人一首』)
 吹くとすぐに、秋の草木がしおれてしまう、なるほど、「やまかぜ」を「あらし」(「荒らし」とかけ、さらに、「山」+「風」で漢字の「嵐」とかける)というのか・・・といううたです。「むべ」はこのように使われたようです。
 類義語に「げに」があります。明治時代、瀧 廉太郎作曲の歌曲集『四季』の第1曲である「花」は作詞:武島羽衣で、♪春のうららの 隅田川・・・で始まります。♪のぼりくだりの 船人が ♪櫂(かい)のしづくも 花と散る ♪ながめを何に たとふべき・・・3番は ♪錦おりなす 長堤(ちょうてい)に ♪くるればのぼる おぼろ月 ♪げに一刻も 千金の ♪ながめを何に たとふべき・・・あぁ懐かしい。「一刻も千金の」のくだりは、中国北宋時代の詩人・蘇軾(そしょく)の詩『春夜』に登場する次のような一節に由来しています。「春宵一刻直千金 花有清香月有陰」・・・春の夜はわずかな時間でも千金の値打ちがある。花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいるといううた、昔の中国の人は風流だったのです。習近平に言ってあげたい今日この頃...
ムベはこんな風に実がなるそうです。ちなみに頂いたムベを真ん中から切ったら下のようになりました。

中はアケビですね

■ 「夜来香」=イエライシャンと呼ばれる花たち
 「夜来香」の字のごとく、特に夜に強く香りがする小さな花たち。日本ではその名で3種あると言われ、@テロスマ(夜来香)=本種 ガガイモ科、トンキンカズラとも呼ばれます Aチューベローズ(月下香) リュウゼツラン科 チューベローズは亜熱帯原産の球根植物で月下香(ゲッカコウ)と呼ばれます。官能的とも言われる甘い香りで、香水の原料にもなっています。李香蘭が歌った「夜来香」はこのチューベローズのことだったと言われています Bケストルム(夜香木) ナス科キチョウジ属、別名ナイトジャスミン 開花期は6〜11月頃で、星型の花が咲きます。花色はグリーンを帯びた白です。

ケストルム(夜香木) 別名ナイトジャスミン
 下写真は我が家の夜香木で、星型の5弁の花が咲きました。連れ合いが友人から苗を頂いて、2鉢育てていますが、夜になると開花して香りが出るので、1鉢を玄関の中に置いたら、2階まで良い香りが漂いました。

我が家の夜香木

■ 仲本工事さん事故死
 「ザ・ドリフターズ」のメンバーでタレントの仲本工事さん(享年81)が2022年10月19日 急性硬膜下血腫のため亡くなりました 仲本さんは横浜市西区浅間町の交差点を歩いて横断していたところ 福祉車両を運転していた男性(73)のワゴン車にはねられたそうです 現場の交差点には横断歩道はなく 全部で3車線の道路と道幅の狭い車道が交わっている場所で 歩行者は横断禁止でした スピードは出ておらず 運転手の刑事責任は問われないと見られますが 民事は別で 運転手にはどんな状況でも歩行者への注意義務があるとされるからです 65歳以上の交通事故による歩行中の死者数は「横断歩道以外横断中」が最も多いそうですから要注意ですね
 これでドリフターズのメンバーで生きている人は高木ブーさん(89)と加藤茶さん(79)のみとなりました。かつて志村けんさんがドリフターズに加入される前は、荒井注さんが在籍されていましたが、その荒井注さんも71歳で肝不全で亡くなっています。リーダーであったいかりや長介さんが亡くなったのは2004年3月15日頸部リンパ節癌の転移で72歳でした。志村けんさんは2020年3月29日に新型コロナウイルスによる合併症の肺炎が原因で70歳で亡くなられました。体操選手で、抜群の運動神経を誇った仲本工事さんでもこうなる...若い頃なら有り得ませんが、寄る年波には注意しなければなりませんね。
(2022年10月23日)


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