439  東京五輪閉幕

 8月7日(土)は「立秋」でした。道理で、庭から秋の虫の鳴き声が聞こえます。太平洋南方、西から東に台風9号、10号、11号が綺麗に三つ並び、更に10号と11号の間に熱帯低気圧があって、これが関東沿岸部に8月8日(日)は大雨をもたらすとの予報でした。そして午後には雨が上がってオリンピックの閉会式は降雨無し...最近の天気予報は信用できます。


我が家の壁をカニクサが這い上がっています。隣家との境界にはネットを張り朝顔が咲いています
カニクサは自然に生えたもので、つるのように見えますが、1枚の葉が長く伸びたシダです
別名ツルシノブと呼ばれ、他のものに絡まりながら2〜3mにも伸びます

■ 少年野球の練習しながらも霞ヶ関カンツリークラブが気になって...
 7日(土)は少年野球の練習ですが、川越の霞ヶ関カンツリークラブで東京オリンピック女子ゴルフ最終日、稲見、畑岡、笹生(フィリピン代表で出場)が頑張っていました、天気もってくれ...と祈りながら時々スマホをチラリ 昼頃に突然の強い雨・・・しかし間もなく止み、雷雲ではないのでそのまま練習続行、下写真はバント練習しているところです。台風で黒雲が湧いています。ずっと向こうのやや明るい空の下辺りが霞ヶ関カンツリークラブです。


■ 東京五輪メダル数
 東京五輪の獲得メダル数は下記の通り、米国は金メダル数で最後に中国を抜き面目を保ちました。ロシアは国としてはドーピング問題で参加できないので、ROC=ロシアオリンピック委員会としての参加でした。前々回書いたように開幕前に世界大手のグレースノート(イギリス)がメダル獲得数を予想しました。総数では日本60で第4位、金メダル数では日本26で第3位でした。下表には予想と東京の結果、リオの獲得数を載せました。総数では米国と中国、英国、豪州が頑張って数を伸ばし、日本は予想に届かず、やや取りこぼしたというところです。全体的にスポーツ先進国のメダル寡占化が進んでいる印象です。金メダル数は中国と英国が頑張ったという結果で、日本はほぼ予想通りでした。日本は開催国の地の利で金メダル数第三位になりましたが、コロナ禍で無観客になったため、取れるメダルが取れなかったという面もあります。全体的に中国の躍進が目覚ましく、スポーツはいわば戦争をやらずにそのエネルギーを平和的に転換したものですから、中国の国力が上がっていることを示しています。経済面でも中国がアメリカを抜くのは時間の問題ですが、スポーツでも同じことでしょう。それを感じているだけにアメリカが頑張ったという結果です。韓国は金、銀メダルを取りこぼしたもののそれを銅メダルでカバーして、やや不本意な結果だったでしょう。
金獲得順位
GN予想 東京 リオ GN予想 東京 リオ GN予想 東京 リオ GN予想 東京 リオ
米国 40 39 46 27 41 37 29 33 38 96 113 121
中国 33 38 26(3位) 11 32 18 22 18 26 66 88 70
日本 26 27 12(6位) 20 14 8 14 17 21 60 58 41
英国 14 22 27(2位) 23 21 23 15 22 17 52 65 67
ROC 21 20 19(4位) 26 28 18 21 23 19 68 71 56
豪州 16 17 8(9位) 12 7 11 12 22 10 40 46 29
オランダ 16 10 8(9位) 14 12 7 18 14 4 48 36 19
フランス 7 10 10(7位) 13 12 18 22 11 14 42 33 42
ドイツ 13 10 17(5位) 9 11 10 13 16 15 35 37 42
10 イタリア 8 10 8(9位) 15 10 12 18 20 8 41 40 28
16 韓国 7 6 9(8位) 9 4 3 4 10 9 20 20 21

■ ソフトボール13年ぶりの金メダル
 日本チームに勢いをもたらしたのは「ソフトボール」です。13年ぶりに復活し、また次回パリ五輪では競技種目から外れます。競技人口が少ないので仕方ありませんが、日本では野球と共に人気のスポーツです。その理由は、サッカー等ほかの球技と違い、体力面以外の頭脳的プレーが勝敗を分けるので、日本人に向いているからです。どうしても日本人は体力で欧米人やアフリカなどには劣りますが、頭を使うスポーツは得意です。ただし上野由岐子さんだけは体力でもガイジンには負けていません。金属バットをへし折るなんて考えられません。
 日本は予選リーグ、4勝同士の全勝対決で米国に1-2サヨナラ負けしましたが、決勝進出が決まっていて、いわばこの試合は文字通り試し合いでした。上野投手、後藤投手を温存してもここまでできるんだと示したことで、金メダルは可能だと思いました。決勝は7月28日横浜スタジアムで行われ、世界ランキング2位の日本は世界1位のライバル・アメリカと対戦しました。試合は1回表先攻日本、米国の先発はこの五輪のために一度競技をやめたのに戻ってきたキャット・オスターマン投手、言ってはナニですがベテランが顔に滲み出ています。1番山田恵里選手がピッチャー強襲ヒットで出て、内野ゴロの間に三塁まで進みましたが、無得点。その裏米国は一死から2番がセンターオーバー三塁打、3番三振ですがこれを我妻悠香捕手が後ろへ逸らし打者走者振り逃げ、サードランナー本塁突入、ホームベースをカバーした上野由岐子投手が捕手からの送球を受けてタッグ!アウト!うまく足でブロックして、ホームベースを完全に隠さないようにしてオブストラクションを避けた見事なプレーでした。2回表日本は8番市口侑果選手がライトへ大きな当たりを放ちましたが、米国の好守に阻まれました。2回裏四球で出したランナーをピッチャーゴロ併殺で切り抜けました。3回表日本は9番渥美万奈選手がクサイ球カット、10球粘ってフォアボールを選びます。これを見てアメリカはピッチャーをカルダに交代、デッドボールでチャンスが広がりますが抑えられました。3回裏上野投手が三者凡退に抑えたことで日本に流れが来ます。4回表、5番指名打者藤田倭選手がヒットで出て山ア早紀選手がバントで送り、我妻悠香選手のピッチャーゴロの間に3塁に進み、2アウから9番・渥美万奈選手がセカンドゴロ、1塁ヘッドスライディング〜セーフ!タイムリー内野安打となって日本が1点を先制しました。続く5回には2アウトから当たっている4番山本優選手がセンター前ヒット、アメリカはピッチャーをエース;モニカ・アボット投手に交代、バッテリーミスの間に山本優選手はセカンドに進塁、5番・藤田倭選手が外角球を狙いすましてライトへ流し打ちのタイムリーヒットを打って追加点をあげました。投げては先発したエースの上野由岐子投手が5回まで無失点に抑えました。6回表には我妻悠香選手がセンター前ヒットで出ますが後続倒れ、その裏先頭バッターをレフト前ヒットで出したところで今大会絶好調の後藤希友投手にスイッチします。後藤投手は怖い1番を三振に切って取りますが、2番打者にセンター前ヒットされ一死1、2塁のピンチを招きました。これまた怖い3番のイイ当たりがライナーでサード山本優選手を襲い、左腕に当たって跳ねた球を三遊間方向に走っていたショートの渥美万奈選手がダイレクトキャッチ、すぐさま2塁送球、市口侑果選手キャッチしてランナー戻れずダブルプレーという信じられないような好守があって無失点で切り抜けました。この場面、普通ならグラブをはじいて打球が落ちるのに、何故か腕に当たったためにライナーのままだったのが幸いしたわけで、滅多に見ないケースでした。7回表にはセンター前ヒットで出た原田のどか選手を置いて5番藤田倭選手がレフトへ大きな当たり、ホームランを腕を伸ばしてキャッチするというファインプレーで阻まれました。両軍勝ちたい思いが必死のプレーに現れます。さあ、いよいよ米国最後の攻撃、7回裏には先発した選手は1回だけ再び出られるため、上野投手が再登板、センターフライ、ファーストゴロ、そしてキャッチャーファウルフライで抑えて、日本が2対0で勝ち、13年前の北京大会から3大会ぶりに復活し、その時以来の金メダルを獲得しました。ここまでの経過を見てお分かりのように、日本は毎回ランナーで攻めに攻め、米国は大会を通じてノーエラーの日本の守備力と上野由岐子投手の力投の前に抑えられ、日本が勝つべくして勝った試合でした。宇津木麗華監督は、「今まで上野のおかげでソフトボールで優勝することは夢じゃないと思わせてくれたし、今回も上野が必ずやってくれると思った。本当に上野に感謝したい」と活躍をたたえていました。そして決勝戦のヒーローは皆ですがあえて一人挙げるなら渥美万奈選手ですね。好守もさることながら、非力なのに何が何でも自分の役割を果たすんだという気迫が打席で感じられて、素晴らしい選手だと思いました。

日本勝った、ヤッター!上野由岐子さん(読売新聞オンラインより)

■ 金メダルをかじられた後藤希友投手
 試合終了後、両軍監督が抱き合い、両軍選手が互いの健闘を讃え合っている姿を見て、やっぱりスポーツはいいなと思いました。宇津木麗華監督が第二の上野と言う後藤希友投手は「登板したときは今までに感じたことのない緊張感を感じた。金メダルは重く、夢のようで実感がわいていない」と笑顔で話していました。後藤希友投手はトヨタでモニカ・アボット投手と同僚です。チームに戻れば仲間で、教えてもらうところも多いでしょう。ただ、「重く、夢のよう」な金メダルを持って河村たかし名古屋市長を表敬訪問したのはまずかったですね。かじられてしまいました。やっぱり表敬訪問する相手は選ばなければなりません。トヨタがこれに明確に抗議したのは立派でした。

■ 日本が野球で初の金メダル
 東京五輪・野球競技は予選全勝の日本が、2021年8月7日(土)、横浜スタジアムで行なわれた決勝に臨み、日本がアメリカにソフトボールと同じく2−0で勝利、1984年のロサンゼルス大会以来37年ぶり、正式競技となった1992年のバルセロナ大会以降では、初の金メダルを獲得しました。3回裏に8番・村上宗隆(ヤクルト)のソロホームランで先制した侍ジャパンは、8回裏にも3番・吉田正尚(オリックス)のヒットで三塁に進んだ山田哲人(ヤクルト)が、外野からの送球が逸れて捕手が捕れないのを見て本塁突入、滑り込んで・・・セーフとなって加点しました。この勇気のある走塁が、貴重な追加点を呼び込み、ここまで何とか持ちこたえてきたアメリカには、決定的ダメージになりました。このリードを、先発の森下暢仁(広島)以下、千賀滉大(ソフトバンク)、伊藤大海(日本ハム)、岩崎優(阪神)、栗林良吏(広島)の無失点継投で守りきり、隙のない野球で頂点に輝きました。当たっていない4番鈴木誠也をどうするか決勝戦前には話題になっていましたが、稲葉監督の性格からして、あくまで4番鈴木誠也を崩さないだろうと見ていましたがその通りでした。この試合で鈴木誠也はマルチヒットを放ち期待に応えました。予選・決勝を通じて、投手陣も良く、守りも良い日本が金メダルを取れたのは当然という海外メディアの見方でしたが、ハッキリ言って楽な試合は一つもありませんでした。初戦など負けるかと思いましたが、選手たちが采配の拙さをリセットする頑張りで勝利しました。MVPには山田哲人(ヤクルト)が選ばれました。韓国戦での走者一掃の一打は特に見事でした。ベストナインには、日本からは右投手部門で山本由伸(オリックス)、捕手部門で甲斐拓也(ソフトバンク)、遊撃手部門で坂本勇人(巨人)が選ばれました。柳田悠岐(ソフトバンク)は全5試合にフル出場、直前に右脇腹の違和感のアクシデントもありましたが、稲葉監督から見たらこの選手は日本の中心として欠かせません。初戦のドミニカ共和国戦で2点を追う9回1死から、サヨナラ劇につながる内野安打を全力疾走でもぎとったプレーなど、日本代表のプライドを感じさせたプレーでした。山田哲人のMVPは文句無しですが、大会を通じて一番のヒーローは日本チームから見たら甲斐拓也(ソフトバンク)捕手ですね。決勝では5人の続投による完封リレーを引き出した甲斐のリードの巧みさが際立ちました。相手も強肩を知っているため走れない、打撃でも曲者ぶりを発揮して走者を進める、相手から見たら一番イヤな選手だったでしょう。米国メディアは「オリンピックのアメリカチームは、現役メジャーリーガーは招集できないため、元メジャーやマイナーの選手で構成されたチームです。それが日本のオールスターを相手によく戦ったと思います」とコメントしました。元メジャーとは言え、日本のNPBでプレーしている選手たちは米国へ帰れば現役メジャーですからちょっと失礼な言い方ですが、確かに現役プロ野球のバリバリの選手で構成されたのは日本と韓国ぐらいです。韓国は国内のメディアやネットで叩かれて大変みたいですね。

金メダルを喜ぶ侍ジャパン(オフィシャルサイトより)

■ 皆よく頑張りました、感動をありがとう!
 メダルラッシュに湧いた日本でしたが、陸上競技は短距離と400mリレーが前評判通りとは行かず、それでも各種頑張りました。マラソン男女ともメダルは届かなかったものの一山、大迫アッパレでした。MGCという選抜方法はやはり問題ありますね。一発選考ではなく、実績や精神面も要素にしなければいけません。一山、大迫両選手はMGCに漏れて残り1枠に滑り込みましたが、そのトレーニングなどから、期待できるとすればこの二人だけと思っていたら、やはりその通りでした。東京は暑いので札幌にしたら、記録的な猛暑日が続き、マラソン当日はやや気温が下がったものの湿度が高くて、世界の一流選手でさえ3割が棄権するという過酷なレースとなりました。男子20km競歩で、この種目の日本勢歴代最高となる2位に入った池田向希選手、ミチョパのハトコだそうです。3位の山西利和選手の頑張りも見事でした。高橋英輝選手を応援していましたが32位に終わりました。柔道ニッポン見事でしたね。テコンドー発祥の韓国のメダルゼロとは対照的でした。レスリング男女も頑張りました。体操男子の橋本大輝選手、女子の村上茉愛選手、競泳女子の大橋悠依選手はスゴイ!フェンシングエペやスケートボード、ボクシング女子で日本が金メダルにはビックリ。ゴルフの松山英樹もメダルは逃しましたが見事でした。女子の稲見萌寧の銀メダルは圧巻、世界チャンピオンのネリー・コルダ(米国)に追い着きながら最終18番ボギー、惜しい!それでも前回リオ五輪銀メダルのリディア・コー(ニュージーランド)とのプレーオフを制しての銀メダル、その精神力はアッパレ!畑岡奈紗、笹生優花も頑張って9位タイに入りました。サーフィン、卓球、空手、自転車、スポーツクライミング女子、アーチェリー、素晴らしかった。そして最後に女子バスケットボール、アメリカとの決勝戦なんて夢みたいでした。競泳は全体は不振、バレーボール女子とサッカー女子はかつてトップを極めましたが出直しです。バレーボール女子は同じように体が外国に比べて小さいバスケットボール女子が何故強くなったか学ぶべきですね。なでしこジャパンは気迫の問題です。期待が大きかったバドミントンも残念でした。重圧に押しつぶされた場合もあれば跳ね返した場合もある、男子サッカーもよく頑張りましたが、メダルを取れるとすれば今回と言われながら、最後取り切れなかったのは何故かを追究すべきでしょう。

■ 藤井聡太二冠が豊島将之叡王に王手、三冠が見えてきました
 藤井聡太二冠が7月の対局を全勝で終え、絶好調で8月を迎えましたが、8月に入っての初戦は8月3日甲府「常盤ホテル」での叡王戦第2局でした。藤井聡太二冠優勢で終盤に入り、ここから豊島将之叡王が開き直って劣勢を跳ね返し見事逆転勝ち。最後1分将棋になりましたが、得意なはずの終盤戦で負けたのは、時間配分の悪さもありました。続く8月6日関西将棋会館で指された第34期竜王戦決勝トーナメントの準決勝では、藤井聡太二冠が八代弥(わたる)七段(27)に96手で勝ち、竜王戦挑戦者決定三番勝負進出を決めました。対戦相手は永瀬拓矢王座(28)で、挑戦者決定三番勝負の第1局は8月12日(木)です。叡王戦第3局は8月9日、名古屋市の老舗料亭「か茂免」で行われ、先手の藤井聡太二冠が、今度は時間配分を上手く使い、豊島将之叡王を破り、シリーズの対戦成績を2勝1敗とし、史上最年少三冠に王手をかけました。これで対豊島二冠戦は5勝8敗です。前回の大逆転負けの後、今回は盤石の将棋で勝利したところを見ると、もはや苦手意識は払しょくされたと見て良いでしょう。叡王戦は3局続けて「角換わり」でした。並行して戦っている王位戦も含めると、両者は5局連続で角換わりの将棋を指しています。一方、渡辺明名人を迎え撃った棋聖戦五番勝負では、藤井二冠は1局も角換わりを採用しませんでした。藤井二冠が豊島叡王と渡辺名人というトップ棋士二人を相手に、戦い方をがらりと変えているのは何故でしょうか。叡王戦第4局は8月22日、名古屋市の「名古屋東急ホテル」で行われます。後が無い豊島叡王がどのような戦法を採用するかが見ものです。その前に8月18、19日には王位戦第4局と二人の戦いは続き、もしかするとその後の竜王戦も?

日本将棋連盟ホームページより

■ 若生正廣さんご逝去
 高校野球の名監督のひとり 若生正廣(わこう・まさひろ)さんが2021年7月27日午前6時18分 肝細胞がんのため仙台市泉区の自宅で死去されたとのこと 70歳でした 高校野球を愛するものとして 心よりご冥福をお祈り申し上げます 若生さんは仙台市出身で 1987年に埼玉栄高の監督に就任しました 1993年に母校・東北高の監督となりまそたが 当時上福岡シニアで関東大会出場など活躍していた嶋重宣(赤ゴジラ・現埼玉西武ライオンズ三軍コーチ)は若生監督を慕って東北高校に進学し 春夏3回甲子園出場し その後広島東洋カープに入団して首位打者となったこともあります 2003年夏の甲子園でダルビッシュ有(現米大リーグ、パドレス)を擁して準優勝した若生さんは2004年春・夏の甲子園で優勝候補ながらいずれも9回2死までリードしていて逆転負けという不本意な結果に終わり 健康上の理由で退任しました 翌年には福岡・九州国際大付高の監督に就任しましたが 2007年に靱帯が骨のように固まり両足に痺れや痛みを伴う難病難病の「黄色靱帯骨化症」を患って歩行に杖が欠かせない身体となってしまうも指揮を執り続け 2009年夏に27年振りに同校を甲子園出場に導き3回戦まで進みました 2011年春の選抜大会直前に宮城の自宅が東日本大震災で被災しましたが 九州国際大付高の選手たちは監督の不幸を跳ね返すように奮起して決勝で東海大相模に敗れたものの準優勝に輝きました 2015年に埼玉栄高の監督に復帰し 2019年に勇退しました 急に埼玉栄高が強くなって やはり監督の力とはすごいものだと思わされました 甲子園に春夏計11度出場の名将のご功績に感謝し・・・・合掌

選抜高校野球大会の試合に向けたダルビッシュの投球練習を見つめる若生さん=2003年3月 大阪市の南港中央球場で(河北新報より)
(2021年8月9日)


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