426 八十八夜
鳥の恋の季節です。燐家の軒先に、今年もスズメがせっせと材料を運んで巣を作りました。チュンチュンとかまびすしいです。先だってスズメが追いかけっこみたいに飛び回る姿を良く見ました。オスが求愛でメスを追いかけているのでしょう。イヤだ、イヤだと逃げ回るのにしつこく追いかけて、あれはストーカースズメか?ツバメの巣は良く見ますね。カラスも集まっては「アー、アー」と鳴いています。カラスが「カー、カー」と鳴くというのは誰が言ったのでしょう。我が家の周辺のカラスは川越街道の背の高いヒマラヤ杉の天辺で「アー、アー」と鳴いています。
■ 茜襷に菅の笠
♪夏も近づく八十八夜 ♪野にも山にも若葉が茂る ♪あれに見えるは茶摘みじゃないか ♪茜襷に菅の笠 「茶摘み」という唱歌ですね。 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠という装束については右イラストを参照ください。新茶を摘むのに、かすりの着物にあかね色のタスキをして、スゲで編んだ笠を被る...こういういで立ちでお茶を摘んだのは恐らく静岡ではないかと言われています。ただ、岩手県雫石町の観光マスコットキャラクター「しずくちゃん」はタスキではなく赤と黄色の腰帯をしていますが、農家の娘さんや若い(これがポイント)お嫁さんは農作業の晴れ姿としてこういう服装だったと考えられます。 |
しずくちゃん |