2月3日(月)は節分でした。連れ合いの作ってくれた恵方巻きを食べましたが、恵方向いてガブリといった”作法”など気にしません。輪切りで頂いたので、正確に言えば太巻きでしょうか。何でも買えばある時代、手作りは逆に有難い・・・感謝して食べました。4日(火)は立春でしたが、天気は冬に逆戻り、7日(金)には厚い氷が張りました。2月9日は満月です。娘夫婦、息子夫婦が一家揃って来て、古希祝いしてくれます。 ■ フェイクニュース フェイクニュースと聞いたらトランプ大統領かな?と思いますね。聞く人によって本当か嘘か、ニュースはその真実性が問われます。そもそも、何が本当で何が嘘か、実はその絶対的基準なんて無いのではありませんか?本当だと思う人と嘘だと思う人と、同じニュースでも受け止める人によって違うようです。ただ、そのニュースが世の中の多数の人々を幸せにするか不幸にするか、それは問題です。幸か不幸かも受け止める人によって違うと言われればそれまでですが...
■ 「ねぇねぇ聞いた?」、「ここだけの話だけど」 他にも嘘のニュースがありました。「エコパ」のバーデプールで歩いていたら、「ねぇねぇ聞いた?4月からエコパ入場料が有料になるらしいよ」と言った人が居て、このうわさはたちまち拡がりました。まさしく感染症です。実はふじみ野市・三芳町の60歳以上の人は申請してカードを貰えば入場料は無料、他の地域の人は60歳以上¥320です。60歳未満の人は¥540です。 このニュースも調べたらフェイクニュースでした。「いずれは有料化したいが、今のところそんな計画は無い」と市長が「タウンミーティング」で明言しており、それが市のホームページに載っているのです。フェイクニュースは口コミで伝染します。「ねぇねぇ聞いた?」というのは大体怪しいのです。「ここだけの話だけど」というのは、大概「拡散希望」を意味します。伝播の途中で尾ひれがついて、ドンドン話が変わって行きます。
■ ダイヤモンドプリンセス
■ 「嘘八百」の第一作テレビ放映 「嘘八百」の第一作は本日2月9日(日)22時からBS−TBSで放映されます・・・大阪・堺、千利休を生んだ茶の湯の聖地に、大物狙いで空振りばかりの目利き古物商・小池則夫(中井貴一)がお宝を探しにやってきた。出会ったのは、腕は立つのに落ちぶれくすぶっていた陶芸家・野田佐輔(佐々木蔵之介)。ある大御所鑑定士に一杯食わされ、人生の出端をくじかれた二人は結託し、“幻の利休の茶器”を仕立て、仕返しついでに一攫千金を狙う。それは、家族や仲間、大御所鑑定士、さらには文化庁までをも巻き込む、大騒動に・・・ ■ 楽しい船旅 筆者は昔「コーラルプリンセス」という英国の船で旅したことが有ります。今「コーラル・プリンセス」と言えばプリンセス・クルーズの大型客船ですが、昔は同名で別の客船があったのです。ただしコレは今の遊びの船と違って洋上研修船でした。船の中で講義があり、ディスカッションがあり、みっちり勉強して意見を戦わしました。それでも船旅は楽しいものでした。片道飛行機で、香港〜広州〜台湾〜横浜をクルーズしました。
■ さまよえるクルーズ船 新型コロナウイルス関連では、2月1日に香港を出発し、石垣島に寄港した後、那覇、長崎、福岡を経て2月15日に横浜港に入る予定だったクルーズ船「ウエステルダム号」は、台湾からも日本からも入港拒否され、日本以外の別の寄港先を探して調整を続けていると運営会社(米ワシントン州シアトル)が明らかにしました。船は日本時間2月8日未明時点で台湾沖付近を南下しており、「船がどこへ行くか、現時点では決まっていない」そうです。新型コロナウイルス感染者は確認されていないと運営会社は言っているそうですが、乗客1455人と乗員802人が乗船しており、この先どうなるのでしょう、心配です。今回の件で、いわば洋上の閉空間であるクルーズ船の旅行には翳りが出るのではないでしょうか。 ■ 「嘘八百」とは
■ NHK朝ドラ
■ 今までの朝ドラとの違いが視聴率に反映か やっと馴れた「荒木荘」の皆さんとの別れ、ふか先生との別れ、八郎と結婚したと思ったらもう武志が大きくなっていて、結婚、出産の部分が飛ばされて、視聴者と喜びを分かち合う場面なし。八郎が苦労して認められるまでの喜美子の支えは入念に描かれます。弟子の女の子が入門し、怪しい雰囲気になって去っていく、それから喜美子は穴窯にとりつかれる、八郎が家を出て行く、すると武志がいきなり高校生になっていて、八郎はどうした?と気になります。喜美子が先生と呼ばれる身分になっていて、八郎と離婚したことがアナウンスされます。ハッピーになりそうになっては、スルリと逃げていく、今までの朝ドラと違うところです。視聴者が見たい部分よりも、いかに女が男社会で生きていくのが困難なことなのか、そしてそのために犠牲にしなければならないこともある、それを喜美子を通して訴えたい、これが制作者たちの意図であり、結果が視聴率に反映しているのでしょう。 (2020年2月9日) |