ふじみ野エコクラブというのに引っ張り込まれて、毎週火曜日、金曜日に農作業をしています。つくづく思うのは、農業に必要な水の大事さです。ペットボトルで水を運んで水やりするのは大変です。梅雨よ来い、と強く思いました。お蔭で我が家の庭の作業が後回しになる間に、きゅうり、ミニトマトがグングン大きくなり、青紫蘇も一面に生えてきました。なす、ピーマン、カボチャ、ゴーヤも成長しています。 ■ 梅雨入り
■ 高齢者の暴走事故 高齢ドライバーによる深刻な交通事故のニュースが続きます。2019年6月7日早朝、千葉県・海浜幕張駅でタクシーが歩道に突っ込む事故がありました。タクシーを運転していた80歳の男性は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているそうです。プロでもトシには勝てないんですねぇ。6月4日、福岡市早良区の交差点に車が突入し、運転していた81歳の男性と、同乗していた76歳の妻が死亡し、男女計9人が死傷した事故、車は約600メートル手前から、対向車線を猛スピードで逆走し、歩行者ら7人も巻き添えにしました。事故を起こした男性は周囲に自主返納しようかなと漏らしていたそうです。結果的に、自らと妻の命を失う結果となりました。4月に東京・東池袋で88歳男性の暴走運転で3歳女児と母親が犠牲になった事故は社会問題化しました。重大事故が起きる度に運転免許の定年制や強制返納制度の必要性が言われます。悲しいかな、人は老いるものです。認知症が進む人もいますが、正常そうに見えても運動神経も反射神経も判断力も衰えるのは仕方ありません。これらすべてが事故の要因となり得ます。 ■ 車を捨てることは人生を捨てること 内閣府の調査によれば、80歳以上の4人に1人が車を運転しており、このうち6割近くは、ほぼ毎日運転しているそうです。運転を続ける理由はさまざまであり、継続して運転しているほど自主返納への関心は薄いと言われます。家族の説得にも応じない高齢者も多いようです。ただ、田舎へ行って見て下さい。野菜の直売場へ軽トラを運転してやってくる人、後期高齢者のおじいさんが多いですよ。コンビニが無い、ガソリンスタンドが無い、病院が無い、郵便局も無いという地域は日本で増えています。こういうところで車が無くて生きて行くことははなはだ困難です。だから田舎でも、できるだけ町へ移住して、ふるさとのむらを捨てる人が増え、過疎化がジワジワ進行しています。極論すれば、車を捨てることは人生を捨てることと言うのが田舎で起きている事象なのです。 ■ 杉良太郎さんが運転免許証を自主返納
■ 危険運転防止機能を搭載せよ 警察庁の発表によりますと、昨年に運転免許を自主返納したのは全国でおよそ42.1万人で、そのうち75歳以上が29.3万人とのことです。年々返納者数は増加しているものの、返納率は75歳以上の免許保有者の5%だそうです。車は凶器にもなりますから、年老いて死亡事故でも起こしたら悲惨です。良くある「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進」、制御不能になって焦ると人間は足が突っ張るものなので、ますます加速するのです。今の車は電子制御ですから、これを防ぐソフトウェアは搭載できるはずです。運転操作のブレとカメラによって居眠り運転を察知して警告する機能さえ実用化されていますから、危険運転も防止できるはずです。場合によってはあおり運転を検知して「危ないよ」と警告することさえ可能ではないですか。車を凶器にしないために、そういう機能装備をメーカーに義務付けることも課題だと思います。 ■ 健康寿命の延伸=予防医療の推進
■ 老後に備え2000万円必要だよ
■ 年金支給水準の見通し公表は参議院選挙後? 国民年金や厚生年金などの公的年金は、物価や賃金の見通しや人口推計などを基に、今後100年間の支給水準の見通しを示すため、5年に1度、財政を検証することが定められています。5年振りの今年の検証は、中長期の実質経済成長率がプラス0.9%からマイナス0.5%までの6つのケースを想定して行うほか、受給開始年齢を引き上げた場合の支給見通しなども試算することにしていて、政府・与党は検証結果を踏まえて制度改正に向けた議論を本格化させる方針です。政府・与党内からは、現役世代が減少し高齢化が進む中、将来の支給水準が現在よりも低くなることは確実で、参議院選挙の前に結果を公表すれば争点化するおそれがあると懸念する声も出ています。このため財政検証の結果の公表は参議院選挙後にずれ込むのではないかという見方が強まっており、厚生労働省は「丁寧に作業を進めている」とし、過去例なら5〜6月発表ですが、今年は具体的な公表時期が決まっていません。 人口が急減していてなおかつ平均寿命が延びている、誰がどう考えたって年金支給は下がります。あたかもこれからの世代の問題のように言う向きもありますが、とんでもありません。今現在の受給者も確実に下がって行きます。いわば年齢が上がるのと支給額が下がるのとの追いかけっこですね。それでも仕方無いと諦める人たち、GPIFでの大損は仕方無いのですか?人口減対策も含め、つくづくと徳川幕府は偉かったな、と感心します。第5代将軍の頃までの施策は素晴らしい!今はウソが多過ぎます。「丁寧に」とか言われるとむかつきます。 ■ 丸山穂高衆議院議員(3期) 6月6日、衆議院本会議で丸山穂高議員に対する「糾弾決議」の採決が行われ、「全会一致」で可決されました。「北方領土取り返すには戦争」発言や「女を買いたい」発言に加えて、“新潮砲”がロシア人幼女へのセクハラ問題も報じており、もう目も当てられません。本人は辞職しないという弁明書を出し、病気だという診断書をもとに国会にも出てこず行方不明です。信じられない人ですね。大阪19区(貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、泉南郡)選出です。関空があって、あのふるさと納税で総務省と真っ向対立した泉佐野市がありますね。政策・主張は、●選択的夫婦別姓制度の導入→どちらかといえば反対、●日本国憲法の改正→賛成、●集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直し→賛成、●日本の核武装について→今後の国際情勢によっては検討すべきだ、●女性宮家の創設→反対、●日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加→賛成、まあ大体どんな人かわかりますね。
■ 米中日独韓;GDP40年の推移 下のグラフをご覧下さい。GDP(国内総生産)の40年のトレンドです。左は名目GDP、右は購買力平価で見たGDPです。左で見ると日本は15年上昇して、その後25年上下しつつも横ばい、増えていません、低迷していることがわかりますね。米国はどうですか、うなぎのぼりです。中国はこの15年で急上昇、まさに天にも上る勢いとはこのことです。グラフの縦軸を変えれば分かりますが、ドイツも韓国も安定して上昇しています。まさに日本だけ停滞しているのです。 出典:「世界経済のネタ帳」 近年、日本を訪れる外国人が増えています。日本の物価はこの10年で3%しか上昇していませんが、例えば、インドネシアの物価は62%も上昇しました。この間に調整力が働いて円とルピアとの為替は28%円高になりましたが、物価上昇率の差には及びません。来日したインドネシア人は、一昔前に比べて日本の物価がずいぶん安くなったと感じるはずです。こうしたことが、訪日客増加の要因なのです。 (2019年6月9日) |