我が家の百合、カサブランカが今にも咲きそうです。キュウリやミニトマトは収穫期に入ってきました。しかしどうも今年の気候は変です。暑い、寒いのヒートサイクル、いわゆる熱衝撃試験(ヒートショックテスト)を受けているような状態で、機械でさえもこれを行うと劣化が進行するくらいですから、人体に良いはずはありません。2018年6月16日(土)に日暮里で行われた在京雫石町友会に来た岩手県雫石町役場の職員の方が、「東京は涼しいですね」と言っていました。北国の人から涼しいと言われるなんてビックリです。 ■ 新幹線受難 只今、岩手に向かう新幹線車中でこれを書いています。と書くと何事も無かったかのように思われるかもしれませんが、実は大変でした。大宮駅一番の東北新幹線に乗るために自宅を5時5分に出て、6時3分に大宮駅に着きました。ところが何やら改札口付近に乗客が溜まり、駅員と話しています。案内放送があって、15分ほど遅れて出発予定だそうです。しかも掲示板を見ると東北新幹線は「やまびこ」ばかり、6時58分発のはやぶさ・こまち1号は1時間遅れとのこと、予約していた切符をキャンセルして自由席に買い替える人たちが窓口に並んでいます。ホームには既に長い行列、しかもそれがどんどん長くなって、ホームは溢れんばかり、皆さん何らかの情報を得て早出してきたのか、あるいは前日、すなわち2018年6月17日(日)古川近辺で発生した下りはやぶさ・こまち21号の非常ブレーキ作動事故で、5時間40分にわたって停まった影響で、諦めて泊まった人たちなのか?これはどうやらバードストライクだったみたいですね。ホームに入ってきたやまびこは既に乗客が通路に立っている、すなわち東京駅で既に満席以上だったわけで、これでは大宮駅で乗れない人がたくさん出るはず、宇都宮で降りたいお客様はなるべく中に入りたくないのでドア近辺が満員電車以上のぎゅうぎゅう詰め、押し込み押し合い、発車できません。ようやく22分遅れで出発、宇都宮駅でドドッと降りる、しかし乗る人もいて、やや混雑は緩和されました。郡山駅で座れましたが、まだ立っている人はいっぱいいます。福島駅で更に込み具合は緩和され、仙台駅でやっと立っている人が居なくなったのでパソコン開始、仙台駅出発は26分遅れです。インターネットでニュースを見たら、ナント!大阪北部で震度6弱の地震があって、死者も出て、山陽新幹線も東海道新幹線も止まっている???なんということだ! 先日山陽新幹線博多−小倉間で自殺とみられる人との接触があり、その前は東海道新幹線で横浜を過ぎたところで無差別殺人犯による事件があり、このところ新幹線はご難続きです。 ■ 伊香保温泉・・・蟻忠臣蔵
■ 米朝首脳会談
■ 世紀のから騒ぎ? 金正恩委員長一行が引き揚げ、夕方トランプ大統領が記者会見を行いました。質問する記者たちは口々に「コングラッチュレイション!」と述べてから話に入りました。しかし聞いているとどうやら素直に「おめでとう」と言えるような話ではないんじゃないか?と皆さん懸念するようになって行きました。中には「世紀のから騒ぎ」だったと酷評するメディアさえ現れました。北朝鮮の「完全で検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)の具体的な道筋はおろか、米朝対話が続いている間は米韓軍事演習を一方的に中止するとまで約束してしまったからです。これが不動産物件のディールだったら、売り手、つまり金正恩委員長に完全に値切られて、大損したような感じです。体制の保証の確約を得て、シンガポールから借りた中国民間航空機で帰路を急いだ金委員長は、機内で満足の笑みを浮かべていたのではないでしょうか。 ■ 米メディアが注目した「人権問題」の扱い 曖昧な核廃絶を巡る取引とともに米メディアが会談前から注目していたのが「人権問題」でした。日本にとっては拉致問題に尽きますが、米国人にとっては、北朝鮮の自国民に対する「ヒトラー級の筆舌に尽くしがたい弾圧、虐殺」(2014年の国連報告)を問題視していたのです。自分の政治生命に対する脅威を取り除くためには親族まで処刑してきた金正恩委員長、米国的価値観からすると許せないわけです。ABCテレビとのインタビューでもこの点を突かれるとトランプ大統領は答えに窮しました。「あの男を信頼できるのか」と追い打ちをかけられるや、「私は彼を信頼している。だが、1年後に信頼しているかと聞かれたら変わるかもしれない」と本音を吐露しました。 ■ 米国民の世論調査では米朝首脳会談に好意的 米メディアは多くが米朝首脳会談に批判的ですが、米国民の世論調査では51%が「評価する」とのことです。これは当然でしょう。戦争より平和が良いに決まっています。米韓軍事演習は金がかかるからやめた、というのも経済的には合理的です。安全保障第一主義の人から見ればとんでもないことかもしれませんが、米国人から見れば遠い韓国に米国の若者を駐在させて、米国の金を使って守ってやるなんてなんの得があるんだ、ということで、「アメリカ・ファースト」のトランプならばそんな無駄遣いはやめる、良いことだ、ということでしょう。 ■ 拉致問題の成果は
■ パワハラ栄和人至学館大監督が解任される! 日本レスリング協会副会長である至学館大の谷岡郁子学長が突如記者会見し、栄和人氏について「私たち至学館大学は栄和人監督を解任することを決断いたしました」と発表しました。栄監督はパワハラが認定された4月に協会の強化本部長を辞任、その後は至学館大の監督として、選手たちを指導しており、この大会で“現場復帰”しました。大会初日の試合前に、パワハラ認定後初めて公の場に姿を見せ、20分間の謝罪会見を行いましたが、谷岡学長は栄氏の態度に不満を感じ、「謝罪会見、その後の様子を見て、まったくまだ分かっていない。反省できていない」と感じたそうです。大会2日目の昼に栄監督の居場所を関係者に聞いたところ、友人と昼食に出かけており「これは駄目だなと。陣頭指揮をとる人のやることではない」と、解任を決断したということです。しかし栄氏をこれまで守ってきた谷岡郁子学長の不明をこそ、恥じなければならないのではありませんか。 (2018年6月18日) |