■ 平昌冬季五輪が始まりました
■ こんな激坂、本当にあるの?ベタ踏み坂
■ 境港と中海に浮かぶ江島を結ぶ江島大橋 「ベタ踏み坂」は、鳥取と島根の県境を結ぶ「江島大橋」の島根県側の坂の部分です。ベタ踏み坂のある場所は正確には島根県なのですが、最寄りの町が鳥取県の境港市のため、通常は鳥取県の観光スポットとして紹介されることが多いようです。鳥取県境港市といえば、あの水木しげるさんの出生地で、現在は「さかなと鬼太郎のまち」として観光客誘致に力を入れているそうです。この境港駅から5、6kmほどの場所に江島大橋、そしてベタ踏み坂があります。 ベタ踏み坂のある江島大橋は、境港と中海に浮かぶ江島(島根県松江市)を結ぶ全長1.446 kmの大きな橋で、PCラーメン構造の橋では日本一の長さだそうです。船が下を通れるように高い橋にしているわけです。ラーメン橋と言うのは橋台と橋桁が一体化して繋がっている橋のことで、PCラーメン橋に限れば、江島大橋は世界で第3位に入る巨大な橋なのだそうです。中海や宍道湖などのあるこの一帯は有名な観光スポット、鳥取県観光連盟のホームページをご覧下さい。
■ 株価の乱高下 日米株式相場の乱高下がすさまじいですね。ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は2018年2月5日に過去最大の1175ドル安となって、連動する日経平均株価は1071円下落、6日のダウ平均株価が567ドル高と反発すると、7日午前の日経平均株価は一時700円超上昇し、前日の下落幅の3分の2程度を取り戻すという大揺れでした。火元のダウ平均株価下落の誘因は長期金利の上昇によるもので、金利が上がるとリスキーな株は手放すという投資家心理によるものですが、米国景気は只今絶好調、世界的にも同時好況と言われているのに何故?この乱高下の理由としては、今や株取引が人間によるものではなくコンピューターを使った自動取引で行われているからということもあります。まだ途上の技術で、AI(人工知能)のレベルまで高まったものではなく、ソフトウェアによる「アルゴリズム」の段階なので、「売りが売りを呼ぶ」ということが起きるのです。週明け以降は米国予算教書や消費者物価指数の発表など金利が上がりやすいイベントが控えていることから、引き続き不安定な動きが予想されます。 ただし前から書いていますが、今回の下げは上昇のエネルギーを貯めるには絶好のものと思います。リーマン・ショックのときも日本政府は「心配ない」とコメントしていながら現実はとんでもないことになりましたが、今回はサブプライムローンなどの真の原因がありません。「上げ100日、下げ3日」というのが株式相場の格言です。下がらなければ上昇のエネルギーが貯まらないのです。恐ろしい上げから急落のバブルの頂点はまだ先です。 怖いのは仮想通貨です。ヴァーチャルですからね、夢を見ているならともかく、ヴァーチャルとリアルの見分けがつかなくなったら「錯乱」です。まさしくバブルそのものです。そもそも仮想通貨のコンセプトを考え出したサトシ・ナカモト42歳とは何者でしょう?しかも仮想通貨取引の中心は日本円、もしかして私たちが生きていること自体がヴァーチャルなのかもしれません。 (2018年2月11日) |