214 コインランドリー
■ コインランドリー
■ 土地活用と節税対策の面も 一方、コインランドリーのオーナーになりませんか?という呼び掛けに応えて増えてきた面もあります。コインランドリーは現金商売であり、代金回収も機械が行うため、人件費がほとんどかかりません。遊休地を有効活用したくてオーナーになった人も多いようです。所有する土地を「空き地」にすると、建物がある時よりも固定資産税が6倍にもなり、都市計画税においては3倍も課税されます。郊外で駅から遠い土地でも、駐車場があればお客さんが来てくれます。車で大量の洗濯物を運べますから、利用者にとっては、駐車場がない近所の店舗よりも、駐車場がある店舗のほうが便利です。初期投資も比較的少なく、何より人を雇う必要がないので、経営がうまくいかなくなっても撤退が容易です。最初に建物と洗濯機を用意する必要はありますが、これすらリースを利用する手もあり、購入する場合でも減価償却で節税効果が期待できます。土地活用には良い手なのです。 ■ ベトナム人女児殺害事件・・・容疑者逮捕 千葉県我孫子市で3月24日午前8時ごろ、ベトナム国籍で小学3年のレェ・ティ・ニャット・リンちゃん(当時9歳)=同県松戸市六実(むつみ)5丁目=が、松戸市立六実第二小学校に行くため家を出た後行方不明になり、2日後の26日朝、約12キロ離れた我孫子市北新田の橋の下で遺体となって見つかった殺人・死体遺棄事件で、リンちゃんの自宅近くに住む男が逮捕されました。この男…渋谷恭正容疑者(46歳)はナント!リンちゃんが通っていた小学校の保護者会長とのこと。近所の人によりますと、男は通学路で普段から小学生の登校を見守っていたということです。捜査本部はリンちゃんとみられる女児と成人とみられる人物が一緒に映っているドライブレコーダーや監視カメラの映像を複数回収していました。聞き込みなどから、リンちゃん宅の近くに住む男が事件に関与した疑いのあることがわかり、遺されたDNAが男のものと一致したということです。 この事件ではベトナムに無言で帰って埋葬されたとき、多くの人々が集まって嘆き悲しむ様子がテレビで何度も放映されました。あんな可愛い女の子を殺した日本人は絶対に逮捕されなければならないと思っていました。それなのに子どもを護るべき人間が犯人となると、何を信じてよいか分からなくなります。この意味でこの犯人は絶対に許せません。 ■ 栃木小1女児殺害事件・・・裁判中 小学生が登下校時に殺された事件と言えば、栃木小1女児殺害事件を思い出します。2005年12月1日栃木県今市市(現:日光市)の大沢小学校に通う小学1年生の女児が、下校途中に行方不明となり、翌日自宅から60kmも離れた茨城県常陸大宮市の山林で、遺体が発見されました。胸を数ヶ所刺されていたことなどから、栃木県警は殺人と断定、県境を跨いだことから茨城県警との合同捜査本部が設置されました。犯人が被害女児の遺体を隠そうとせずに遺棄していたことから、犯人がフィギュア(人間の像、人形もその一種)愛好家ではないかという見方が報じられたこともありましたが、有力な情報が乏しく、事件は迷宮入りかと思われました。8年半後の2014年4月17日、栃木県警が栃木県鹿沼市内の当時32歳の男が事件への関与を認め、裏付け捜査中と発表しました。そして6月3日この男を逮捕したと発表しました。こんなに長い間別件で逮捕していながら取り調べていたということは、物証がなかったのでしょう。容疑者は1982年に台湾で生まれた男で、台湾出身の母親と今市市で暮らし、骨董市出店の手伝いなどをしていましたが、偽ブランド品販売の疑いで母親とともに逮捕・起訴されていました。児童ポルノや猟奇趣味の画像データなどが自宅パソコンから多数見つかったと報じられたほか、ナイフを多数所持していました。子供のころは日本語に不自由し、友達も少なく、中学卒業後は引きこもりがちだったそうです。この男は2009年5月に台湾から帰化しています。栃木県警は9月10日、容疑者逮捕に繋がる情報を提供した2名に、捜査特別報奨金及び遺族による謝礼金計500万円を支払ったことを発表しました。2016年4月8日、宇都宮地裁は「自白の強要は認められない」として検察の求刑通り被告人に無期懲役を言い渡しました。裁判はまだ継続中です。 ■ 広島小1女児殺害事件・・・判決確定 前述の栃木小1女児殺害事件の9日前に発生した広島小1女児殺害事件は悲惨でした。広島県広島市安芸区矢野西で帰宅途中の女子児童がペルー人の男によって強制猥褻のうえ、殺害された事件です。女児の頬には涙の跡があったのです。どんなにか苦しく、悲しかったことでしょう。犯人は母国に、被害者と同じくらいの年齢の子供を残してきていたのです。信じられません。この事件は無期懲役が確定しています。 ■ 津山小3女児殺害事件・・・未解決 2004年9月に、岡山県津山市に住む小学3年生(当時9歳)の女児が、自宅で刺殺体となって発見された事件です。下校した姉が妹の遺体を発見しました。犯行時間は帰宅直後と見られており、すべて正面からの刺し傷で、抵抗の跡はありませんでした。凶器は発見されていません。半年前の3月には女児宅の車庫で、自動車のタイヤホイールのボルトが、4本とも何者かによって緩められており、同じ時期に、もう1台ある自動車のワイパーも、もぎ取られていました。何らか関係あるか不明です。 ■ 円高ドル安の進展 円高ドル安が進んでいます。トランプ大統領がドル高の原因として日銀の金融緩和を問題視していました。これが為替操作であるかのような発言で、コレに対して安部総理も、黒田日銀総裁もソレは無いと反論していました。ただ現実に日銀は金融緩和の手綱を引き締めたのです。だから円高ドル安に転換して、結果的にトランプ大統領のつぶやきは功を奏しました。日本側がトランプ発言を「忖度」したのですかね。 米財務省は貿易相手国の為替政策を分析する半期ごとの外国為替報告書を公表し、多額の対米貿易黒字などを理由に、日本や中国、ドイツなど6ヶ国・地域を引き続き「監視対象リスト」に入れています。「円は(対ドルで)過大評価ではない」との見解で、一段の円安・ドル高をけん制しています。日本は昨年の対米貿易黒字が689億ドルです。「日米間には持続的な巨額の貿易不均衡がある」と米財務省は懸念を示しており、引き続き円高を迫って来るでしょう。中国は対米貿易黒字が3,470億ドルに上っており、「米国の労働者や企業に困難を強いた」と批判して、貿易黒字削減に向け市場開放を迫っています。ただ、日本の5倍もの貿易赤字でありながら、米国は中国には為替操作について、さほど厳しい表現をしません。恐らく安保上の配慮と思われます。 (2017年4月16日) |