184 愛しています
変な天気が続きます。夏はいつまでだったのか?秋なのか?「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、今週で暑さは終わります。問題は雨、各地で豪雨災害が頻発しています。東京の水がめの水不足が心配されていたアレは何だったのでしょう。東京都の水源は、約8割が利根川水系及び荒川水系、約2割が多摩川水系です。荒川水系と多摩川水系のダム貯水量はほぼ満杯に近く、半分強を占める利根川水系のダムも8割近くまで溜まって来ています。東北、北海道の豪雨災害で野菜の高値が続いています。我が家の周辺でも雨が降ったり止んだりで、農家の皆さんは大変でしょう。葉物野菜の収穫も雨ではままなりません。雨でうれしいのは里芋ぐらい?こういうときに威力を発揮するのが施設栽培です。だからトマトや水耕栽培野菜は年間通して価格が安定しているのです。 ■ はじめまして 尾野真千子と江口洋介主演のテレビ朝日系ドラマ「はじめまして、愛しています。」(木曜、後9時)の最終回2016年9月15日放送の視聴率は、過去最高の11.6%だったそうです。過酷な条件が課せられる「特別養子縁組」を題材に、“本当の家族とは何か”という問いを時にシビアに、時にコミカルに投げかけて来る、とても良いドラマでした。余貴美子さんや藤竜也さんといった実力派俳優も交えて、しっかり楽しめる作品になっていました。
■ 愛しています それから様々な子育てが始まります。いつもは温厚な信次が、ハジメに父親の威厳を示したつもりの言葉に、ハジメは家出します。夜中に一人児相の事務所に行き、堂本さんにおとうさん、おかあさんに謝る手紙の書き方を教わります。「愛」と言う意味はまだよくわからなくても、「アイシテイマス」という手紙を渡し、「捨てないでください」と信次と美奈に言葉で伝えるシーンには涙が出ました。哀れ、そして愛しいと思いました。 しかし順調な展開が一転します。ハジメの事を虐待していた母親の母親、つまりおばあちゃん(富田靖子)の出現です。試験養育期間がようやく3ヶ月ぐらいとなって、やっと本当の親子になってきたな〜と思っていた矢先、このおばあちゃんがハジメを引き取りに現れたのです。児相は産みの親のもとへハジメを返す決定をしました。実はヒカリという名前だったのです。 ハジメを失い、本来支え合わなければならない二人は、お互いを傷付け、ケンカして別居状態になります。しかし信次と美奈はそれぞれ、親やきょうだいに助けられ、励まされて、堂本さんの助けもあってハジメを育てる権利を手に入れる事が出来ました。ハジメを産んだ母親が、おばあちゃんに「この人たちにハジメを育ててもらいます」と告げたのです。ハジメの出生のヒミツがこのとき明かされました。そしてどうして虐待したのかも分かります。一番の感動はやはり養子縁組が決まり、ハジメが堂本さんに手紙を渡し、その内容が、「あいしています」と書かれていたところです。思わず堂本さんも感動してウルッと来てしまいます。ハジメも子供ながら、堂本さんがいろいろとハジメのために陰ながら尽くしてくれた事を理解していたのでしょう。ハジメのお蔭で、信次も美奈も、それぞれの親兄弟と仲直りします。まさに、「子はかすがい」を実感させました。それも実子ではなく里子ですよ。ハジメの産みの親もやがてこの親子と交流していくことになるのだろうと思わせる結末でした。 ■ さんりく大船渡 東京タワーさんままつり 9月22日(木・秋分の日)はさんりく大船渡 東京タワーさんままつりです。お出かけ下さい。昨年の模様→クリック ただし筆者は、母親の1周忌法要のため、娘や息子夫婦、孫とともに岩手に行って来ます。途中、花巻・鉛温泉愛隣館に泊まり、鶯宿温泉森の風鶯宿に泊まります。たいへん豪華な旅になりますが、1周忌は二度とありません。まあいいでしょう。 |