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 このところ温泉と、地震の話が続きました。そんなこと言っていたら、2016年6月16日午後2時21分、北海道・内浦湾を震源とする地震が発生し、函館市川汲町(かっくみちょう)で震度6弱を観測しました。気象庁によりますと、北海道で震度6弱以上を観測したのは2003年9月の十勝沖地震の余震以来で、函館市では、記録が残る1923年以降、震度6弱を観測するのは初めてだそうです。地震の深さは11キロ、マグニチュードは5.3で、函館市の霊園ではお墓がバタバタ倒れるなど、地震の強さが示されました。

■ 地震雲
 この地震は海溝型ではないので、津波の心配はありませんでした。断層による、いわゆる直下型でしょう。実は今年4月20日に「函館に大地震が起こる」という噂(うわさ)が広まりました。その原因は、大規模な地震雲が函館で目撃されたことだったようです。阪神大震災や北海道釧路沖地震、東日本大震災でも同じように地震雲が発生していたということで、注目されています。普段見られる雲とは違い、風に流されず一定位置に止まっていることが特徴と言われています。今回の熊本地震でも、それを見た多くの人が「いつもと違って綺麗」とツイートしていました。一見、飛行機雲のようにも見えますが、このときは直前だったのですが、函館の噂はちょっと間隔が離れ過ぎています。
 地震の前ぶれとして異常な形をした雲が目撃されたと言う話は過去随分有りました。だから「地震雲」と言う言葉が定着したのでしょう。雲の形は右図のように放射状・渦巻き状・直線状の雲など様々な種類があります。気象上の雲や飛行機雲は風に流され移動するのに対して、地震雲は移動せずに同じ場所で長時間見られるのが特徴と言われます。電磁波が雲を発生させるメカニズムが証明されていることから、地殻の衝突によって生じる電磁波が上空を通過し、普段見られないような異常な形の雲が生じるとか、電磁波の強さにより形成される雲の形が変わるとの説もあります。電磁波が強く発生する震源との位置関係や、地震発生前の電磁波の量が時間とともに変化するため、時期により雲の形状が違うのではないかとも言われます。
筋状の地震雲 

筋状・帯状の雲

断層形地震雲
帯状形地震雲
波状の地震雲

波状・放射状の雲

波紋形地震雲
放射状形地震雲
肋骨状形地震雲
弓状形地震雲

竜巻型の地震雲

竜巻型の雲

たつ巻形地震雲

固まり状の地震雲

固まり状の雲

稲穂形地震雲
さや豆形地震雲

各種地震雲  地震情報サイト JIS より

 「と言われます」とか、「との説もあります」などと、なんとなく歯切れが悪いのは、筆者が地殻の衝突やきしみによって発生する電磁波との連関を信じ切れない気持ちが心の底にあるからです。もちろんそれは正しいかもしれません。なまずの挙動がおかしくなったから地震が来るかも?というのも電磁波との関係と言われていますが、こちらのほうはもう少し信憑性が高い気もします。いずれにせよ、大自然は人間の想定をはるかに超えたものですから、地震雲らしきものを見たら気を引き締めて身構えるべきかもしれませんね。

■ 無料ホームページBEST3はドラッグ&ドロップでサイト作成できる簡易ビルダタイプ
 筆者はいろいろな無料ホームページを利用しております。人気ナンバー1はWiXで容量500MB、ユーザー数は世界で7,400万人以上とのこと。イスラエルに本社があります。第2位はwebnodeで容量100MB、初心者でも簡単にプロフェッショナルなホームページが作成できるウェブサイトビルダーです。複雑なマニュアルやダウンロード・インストールはすべて不要、そのユーザーは2,200万人にも広がり、更なる成長を続けています。本社はスイスのZug に所在し、チェコ共和国のブルノで開発が行われています。第3位はJimdoで容量500MB、ドイツの3人の若者から始まり、日本ではKDDIがパートナーになっていますから、日本で人気が高いようです。ここまでのベスト3は、いずれもドラッグ&ドロップでサイト作成ができるホームページビルダなので人気があるようですが、筆者は昔ながらのプロスタイルのビルダ&FTPなので使っていません。そもそもアセンブラでプログラム作成していたので、HTMLなんてなんちゅうことないのです。逆に過去の膨大なホームページ資産を生かすにはFTP(ファイルトランスファー)をどうしても使いたいのです。

■ 筆者が利用する無料ホームページは?
 第4位はFC2で、米国ラスベガスに本拠を置きますが、日本の開発スタッフが活躍しているので日本ではすごく人気がありますが、アダルトサイトも許容しているため日本の警察からにらまれています。しかし容量1GBと多く、サーバーが安定していて応答も速いので筆者は少年野球で利用しています。ほかにXdomainは大阪のエックスサーバー株式会社が運用していて容量1GBで広告無し、筆者は産業人会のホームページで利用しています。SitemixとTOK2も日本の会社ですが、いずれも運用会社が現在は高崎のセブンアーチザン合同会社に替わりました。Sitemixは大学同期のホームページで試行中ですが、広告は入るものの容量1.5GBと大きいのが特長です。TOK2は容量無制限、ポップアップ広告が大きいので試したものの使っていません。渋谷道玄坂の株式会社サムライファクトリーが運用する忍者ホームページ(容量500MB)は高校の同窓会のホームページで利用しています。広告は入りますが、安定していて素晴らしいと感心しています。WEBCROW(容量1GB)は京都のネットオウル株式会社が運用しており、エッセイで利用させて頂いております。FTPが遅いのが難点ですが、ここも動作は安定しています。XREA.COMは大阪のGMOデジロック株式会社が運用しており、容量1GBで、これはいずれ使ってみたいと思っています。Xdomainのエックスサーバー株式会社とXREA.COMのGMOデジロック株式会社は、共にJR大阪駅(梅田)のグランフロント大阪タワーで、エックスサーバーが駅の目の前のタワーA、GMOデジロックがその隣、駅から遠いタワーBにあります。
 その他の無料ホームページは容量が小さかったり、ユーザー数が少なく人気も低くなりますが、筆者は個人ページにYahoo!ジオシティーズを使っています。広告が入り、容量も100MBと小さいのですが、インターネット20年の筆者の歴史の中で、21世紀に入って、ADSLでYahoo!BBを利用して以来ですから随分長い運用履歴となります。

■ 「終活」も考えなくちゃ
 大学同期のページはこのYahoo!ジオシティーズの中に置いていますが、同期以外でも大学に関連する情報や思い出を載せるために容量が欲しくなり、Sitemixを試行中です。何故「試行中」なのかというと、このサイトはたまに応答が遅くなったり、時にはプッツンしたことがあったので、様子を見ているわけです。いずれにせよ、無料ですから文句は言えません。ただただ感謝です。
 こんなに沢山の無料HPサーバーを利用していて、夜も眠られないのが実態です。いずれ頭と体がうまく動かなくなった時に、我が資産をどう遺産相続するか、そろそろ「終活」を考えなければいけない時期かもしれません。
(2016年6月19日)


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