
10月は自分史上最多のイベントに出なければなりません。岩手県人連合会の会議や広報活動のミーティング、在京雫石町友会の総会、各種ふるさと会への来賓出席、国立大学法人岩手大学の会議で盛岡へ2回行き、土日祝日は少年野球の秋の大会目白押し、そんなわけで出費も過去に無く多く、時間的余裕も無い、しかし温泉オタクとしては空いた時間を見つけて温泉に浸かりたい、じゃあ近場でということで、我が家から100kmの伊香保温泉連泊で行って来ました。今回のテーマ「政治と経済」は何やら昔に戻って学校のお勉強みたいですね(^_^)
■ 伊香保の紅葉は始まったばかり
伊香保温泉の紅葉は、例年10月中旬から11月上旬にかけて色づき始め、10月下旬から11月中旬が見頃の時期とされています。特に、河鹿橋は有名な紅葉スポットで、11月上旬がピークとなることが多いとされています。ただ気温が10℃以下にならないと紅葉が始まらないし、昼夜寒暖差が大きければ鮮やかな紅葉になると言われております。今年は10月中旬まで夏日が続き、下旬に一気に冬のような寒さになるとの予報、10月下旬に行ったもののまだ紅葉は始まったばかり、石段街を昇り、勝月堂から伊香保神社へ、365段到達して、さて河鹿橋へ歩いてみよう、案の定、河鹿橋のモミジはまだ青々としていました。






■ 本庄早稲田のマリーゴールドの丘公園
2025年10月22日朝、NHK朝のニュース「おはよう日本」で、埼玉県本庄市の「マリーゴールドの丘公園」が見頃ですよ〜とやっていたので、ヨシ、行ってみようと思いました。JR上越・北陸新幹線/本庄早稲田駅の隣で、新幹線の線路に隣接しているので、時折ゴーッと新幹線の走る音が聞こえます。隣にベイシアスーパーセンターやカインズホームセンターがあり、日時計が設置された小高い丘の上からは、赤城山、榛名山、妙義山の上毛三山を始め、男体山や浅間山など、北関東の山々が展望され、「あぁ絶景なり」と思わず息を吸い込みました。ベンチがたくさん設置され、「希望の鐘」があったので鳴らしてみました。あちらでもこちらでも、みなさんパチパチ写真を撮る姿が見られます。薄曇りでしたが、鮮やかなオレンジ色の丘でした。

■ 高市早苗首相誕生
前回公明党の自民党との連立政権離脱について書きました。すると急転直下、日本維新の会が自民党に擦り寄って連立を組むとの動きが出て、自維連立政権が誕生しました。しかし自民党麻生派の河野太郎氏などは維新とは連立ではないと言います。何故かというと、閣外協力という形で、いつでも離れられる体制だから、これは連立とは言えないのだそうです。しかし世間では自維連立と言っており、この「急転直下」の経緯は面白いと言っては失礼でしょうが、将来語り草になるのではないでしょうか。

■ 哀れな国民民主党の玉木雄一郎代表
麻生派、旧茂木派、旧安倍派の国会議員たちによる石破降ろしを受けて、菅元首相や小泉進次郎大臣が石破茂総理を説得し、その辞任表明から始まったこの騒動、高市早苗総裁選出後も公明党の連立離脱により「総理にはなれないかもしれないかわいそうな高市早苗です」と自虐的な挨拶をしていた高市氏でしたが、「何が何でも総理になってやる」との執念が自民党員の心を動かし総裁に選出されたものの、公明党が連立を離脱したことを受けて、公明党の天敵である維新・吉村代表が高市早苗総裁に近付いたのです。かわいそうなのは、それまで高市氏と組むのでは?として、政局のキャスティングボートを握るキーパーソンと見られていた国民民主党の玉木雄一郎代表でした。
■ 「玉木る」というネットスラングまで誕生
経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏の解説を見て、なるほどと思いました。新たな政権の枠組みが固まった権力闘争の渦中で、それまでメディアの寵児であった玉木代表は、自民党からのラブコールを受け、立憲民主党からは野党結集の軸として期待され、両方から腕を引っ張られる状態でした。しかし維新の吉村代表から「決断できないオトコ」と批判されて、電光石火の自民・維新合意のニュースが流れた時には、完全に「蚊帳の外」状態でした。テレビカメラの取材に「自民党とやるんだったら最初から言ってよ」「二枚舌みたいな感じで扱われて残念」と不満を漏らしました。SNS上では、彼の優柔不断さを揶揄する「玉木る」という不名誉なネットスラングまで生まれる始末で、「次の総理候補」とまで持ち上げられた男の権威は、かくも無残に地に墜ちた・・・という解説でした。

■「二枚舌」と憤慨されても無理はない維新の裏切り行為
小倉健一氏の解説によると、今回の政局で、日本維新の会が見せた立ち回りは、政治的不信を増幅させる最悪の見本だそうです。当初、維新は自民党の派閥裏金問題を受けて、「政治とカネ」の問題を「改革の最重要課題」に掲げていたはずだと言うのです。「企業・団体献金の禁止」を自民党に突きつけ、改革政党としての矜持を示そうとしていました。現実に大阪ではこれによって改革政党として圧倒的な強さを見せて、自民党を蹴散らし、関西に強い公明党の天敵となり得たのです。しかし、企業・団体献金は自民党の存立の基盤であり、これを禁止されると解体の危機に陥る自民党はその要求に当然ながら難色を示すと、維新の吉村代表はあっさりとその旗を降ろし、代わりに「国会議員の定数削減」を持ち出しました。玉木代表が「二枚舌」と憤慨したのも無理はないと小倉健一氏は言います。ついさっきまで野党結集のテーブルで共に語らっていた相手が、その一時間後には敵陣に駆け込み、寝返る・・・この行動は、単なる政治的駆け引きの巧みさではなく、政治家として最も重要な「信義を欠いた裏切り行為」だというのです。
■ 木原アレルギーの維新
日本維新の会は小泉進次郎氏が総裁に選出されるだろうと見通していました。小泉進次郎氏と吉村洋文代表が大阪万博の会場内を3時間ほど歩き回り、お互いを「改革意欲がある」と褒め合ったのは有名な話です。藤田文武共同代表も「小泉氏とは同世代で、とてもウマが合う」と周囲に語っていました。さらに、小泉氏の後見人の菅元首相は公明党と仲が良いばかりか、維新の松井一郎元代表をはじめ、馬場伸幸前代表、遠藤敬国会対策委員長らに太いパイプを持つため、小泉総裁が実現すると自民党の国会運営はそれほど苦労しないだろうと見られていました。ただ、そんな維新のなかでも、馬場氏や遠藤氏は「木原だけはあかん。あのうそつきが官房長官や政調会長をやるなら連立なんて組めるか」と強烈な木原アレルギーを語っていました。木原誠二氏は、東大から財務省、英国留学などを経て自民党から2005年に立候補して当選、財務省の同期は国民民主党代表の玉木雄一郎氏です。石破茂自民党総裁の下でも自民党選挙対策委員長という四役の一角を占めるほど重用されてきた木原氏は、総裁選になると小泉陣営のキーマンになったのです。

■ 木原だけは許せない
2024年の通常国会で、岸田自民と維新は、維新が長年改革を訴えてきた調査研究広報滞在費(旧文通費)をめぐって連携しました。岸田政権は派閥の「裏金事件」を受けてつくった政治改革法案において維新の協力を得たかったのですが、政権側の交渉役は岸田首相の最側近の木原氏でした。歳費とは別に毎月100万円が国会議員に支給される旧文通費は非課税で、所得税もかからず100万円が毎月支給されます。さらに使い道も公開しなくていいお金です。そのため、飲み食いに使っても何に使っても分からない不透明なお金なので、維新は橋下徹代表時代から改革を訴えてきました。木原氏が仲介し、2024年の通常国会中に成立させるという約束で、維新は岸田政権の政治改革法案で賛成に回りました。しかし、その後、自民党が国会日程を理由に改革を先送りしたので、「裏切られた」、「嘘つき内閣」と批判し、反発したのです。しかし木原氏は「国会日程は国対が決める。自分の責任ではない」と謝るどころか開き直ったのです。その結果、馬場氏も遠藤氏も党内で「自民にだまされた」と批判され、創設者の橋下氏もSNSなどで「永田町で飲み食い政治ばかりしているからだまされるんだ」と馬場氏を酷評し、その後の維新の支持率低下など凋落のきっかけともなった事件でした。恥をかかされた馬場氏と遠藤氏にしてみれば、「木原だけは許せない」となるのも無理はありません。
■ 昨日の敵は今日の友
総裁選で小泉氏は「木原依存症」と言われるほど政策面で木原氏に頼り、カンペを基に答弁してましたが、そのカンペを書いたのは木原氏でした。そしてナント!小泉氏は高市氏に敗れ、高市総裁になったまでは良かったのですが、公明党が自民党との連立政権を離脱するのでは?という話が流れ、吉村代表から「エンちゃん」と愛されている遠藤敬氏は、心配になって「サナエちゃん」にショートメールを送ったそうです。すると『ウチとも一回話しようよ』と高市早苗総裁から返信を受けた遠藤氏は、万博閉会日に吉村代表と高市総裁にお互いの携帯番号を伝え、40分間電話で話し合ってもらったそうです。二人は一気に意気投合して、手を組むことにしたという経緯でした。高市総理になったら首相は木原氏を官房長官に、遠藤氏を首相補佐官に起用したのです。結局木原氏は小泉氏を潰した形になったのに、またしても内閣の要として登用されました。「木原だけは許せない」と言っていた遠藤氏は首相補佐官になって、木原氏と連携する・・・政治の世界は「一寸先は闇」、「昨日の敵は今日の友」と言われます。「二枚舌」なんて日常茶飯事、しかし裏切り、裏切られ、こんな人たちがいつまで手を組んでいられるか、見ものですね。

■ 高市首相の政策の先は?
では、これからの日本政治はどうなるのか。高市首相は、安全保障政策においては、かねてからの主張通り、自身の保守色を前面に押し出してくるでしょう。問題は、経済政策です。片山さつきさんという強力な仲間がいるのは心強いでしょう。高市首相は、尊敬するサッチャー元英国首相のように、信念に基づいた政策を断行できるでしょうか。発足時の支持率はとても高いそうです。安倍総理以前、以降の首相はみな短命で、しかもソフトでした。それに対して高市首相は決断が早く、ハッキリモノを言うため、若い層から人気だそうです。国民民主党と玉木代表は政策ごとに是々非々で対応すると言っています。国民民主党の主張は135万円の壁など、比較的低所得層の救済と就労でした。失われた30年の間、格差が拡大し、他国にドンドン追い抜かれ貧しくなったニッポン、ところが国の予算はドンドン拡大し借金が増えて行く、アベノミクスで財政ユルユルにして円安を図ったら、今度は円安が止まらない、物価が上がる、そこで財政規律派の小泉氏が出て来たけれど財政ユルユル派の高市早苗氏に敗れた、というのが現在です。自民党の岩盤支持層の聖域はこの歳出のおこぼれにあずかることです。既得権益の根幹、すなわち歳出削減に切り込めば、自民党はガタガタになるでしょうが国民は再び豊かになることが出来るでしょう。維新はもともと自民党から出て行った人たちですから、元のさやに戻っただけです。高市首相の経済政策はアベノミクス同様、円安・株高・インフレ・格差拡大、財源は赤字国債です。歴史を振り返ればその先がどうなるか?自明ですね。日本国民もそれほどバカではありません。

■ 加谷珪一氏の経済評論…円安、インフレが続く
近年人気の経済評論家、加谷珪一氏のおっしゃることを以下掲載します。これは高市首相誕生前の論です・・・高市早苗氏の経済政策サナエノミクスはアベノミクスの継承なので、株式市場は株高、為替市場は円安の展開となっている。ドル円相場は過去3年にわたって円安が進み、それに伴って国内の物価も上昇してきたが、アメリカと日本の金融政策の違いもあり、これ以上は円安に進みにくいとの見方が出ていたところ、高市早苗氏が自民党総裁に選出されたことで、150円を超える円安になっている。
ドルの信認がゆらぎ、金価格がトンデモナイ上昇になっている。ドルが下がっているのに日本円はそれ以上に下がっている、実はドル以外の通貨に対しても日本円は一貫して下落が続いている。対ユーロでは過去5年間でドルと同様、約3割の下落となっており、その動きに大きな変化はない。このほかオーストラリアドル、人民元、香港ドル、タイバーツ、シンガポールドルなど、周辺国の通貨に対しても日本円は軒並み減価している。私たちは基軸通貨であるドルと円の交換レートにばかり目を奪われがちだが、他の通貨(クロス円)においても、着実に円安が進んでいるのが実情だ。日本円の価値が下がっている最大の理由は、やはり日銀の金融政策と財政にあると考えてよいだろう。
● 拡張的な財政を続けることで何が起きるか?
アベノミクスに伴う日銀の大規模緩和策は、日銀が大量に国債を買い入れて市場にマネーを供給。意図的に通貨安と物価高を引き起こす政策である。日銀は金利の引き上げに転じたものの、全体としてはまだ国債の買い入れを続けている状況であり、市場は大量のマネーであふれ返っている。日本の物価は諸外国と比較すると動きにくい性質を持っているが、大量のマネー供給を続ければ、当然のことながら円安が進むと同時にインフレ(物価上昇)も激しくなってくる。拡張的な財政によって国債発行の総量が増えれば、その動きに拍車がかかる。
多くの専門家が経済の規模に比してマネーの量が多すぎると判断している以上、日本でも今後、物価上昇が激しくなるとの予想が一般的である。基本的に為替というのは購買力平価に基づいて動くものであり、物価の上昇が激しい国の通貨は売られるのが大原則と考えてよい。あらゆる通貨に対して日本円が売られているということは、市場参加者の多くが、今後も日本では物価上昇が続くと考えていることの証左にほかならない。
● ドル円だけで為替市場を判断するのは適切ではない
これまでの時代は、基軸通貨としてのドルの地位が圧倒的であったことから、ドル円相場だけを見ていれば日本経済の状況について把握できた。だがアメリカ社会はグローバル経済を否定する方向に傾きつつあり、基軸通貨としてのドルも徐々にその地位を失っていく可能性が示唆される。
こうした経済環境においては、ドル円相場だけを見て為替市場を判断するのは適切ではなく、他通貨との動向にも目を配っておく必要がある。
現在、日本の政局は混乱した状況だが、次のリーダーが誰になるにせよ、緩和的な金融政策や拡張的な財政が続く限り、日本の物価は上昇基調が続く。そうなった場合には、円安傾向が継続となり、さらなる物価上昇を引き起こすと考えるのが自然だろう・・・あ〜怖い、日本円を持っていると価値は下がるばかり、だから金(Gold)を買ったり、株を買ったり、不動産に投資したり、外貨に替えようとするんですね。すなわち格差はますます拡大していくということです。日本の政治と経済、怖すぎます

■ コメ政策でまたもや議論沸騰
鈴木憲和農水大臣が就任して、石破−小泉ラインのコメ増産、価格低下路線を否定しました。今年はコメが豊作で、やがてコメ余りで価格が暴落するかもしれないので、2026年は減産するというのです。しかし5kg小売価格は4千円以上が定着し、ブランド米は4千5百円以上、国民の悲鳴が聞こえているはずなのに、「価格は市場が決めるもの」と言いながら「価格低下の恐れがあるので減産する」というのです。それは価格を誘導すると言っていることに等しく、「市場が決める」のではなく「農水省が決める」と言っているようなものです。現在の高止まり価格は、JA農協が買取価格を上げたせいであり、市場が決めたものではありません。コメが豊作でもコメ余りにはならないから価格が高止まりしています。備蓄米在庫が減ったので、補充を考えるとコメ余りにはならないのです。備蓄米政策を捨て、足りないときは輸入に頼れば良いのです。農業者を守る=消費者に負担させるのが農水省の政策です。折角石破−小泉進次郎ラインで正常化に向かうかと思ったら逆戻り、鈴木憲和農水大臣は元農水官僚なので、以前の路線に戻ったということです。欧米の農業政策は、市場価格が下がったら農業者を救済するために国家予算で所得補償するものです。したがって農業者は安心して農業に従事できます。ところが日本では市場価格が下がったら農業者が泣くしかありません。そのために下がらないように減産するのです。その結果、国際価格よりずっと高いコメを消費者は買わなければなりません。海外の安いコメが市場に出回らないよう、高い関税をかけています。5kgで1,705円の関税を掛けてもカリフォルニア米は3千円台で売られています。昨年から今年にかけてふりかけの売り上げが大きく伸びているのはなぜでしょう?鈴木憲和農水大臣は「備蓄米なんて売っているところを見たことが無い」と言いました。筆者はスーパーで何度も見かけました。朝山積みで並べてあっても、夕方にはありませんでした。鈴木憲和農水大臣は恐らく、午前中にスーパーに行ったことが無いのでしょう。ハッキリ言って、備蓄米の品質は良くありません。高くてもブランド米を買う消費者が多いのは当然です。しかしうどんやパスタ、蕎麦、パンではなくご飯が食べたい、けれどおかずも凄く高くなった、食材価格が上がってしまったからです。仕方ない、ご飯にふりかけという消費者が増えたのです。悲しいですね。高市首相はこれで良いと言うのでしょうか?
■ 近所のオジサン逝去
我が家のすぐ近くのオジサンが亡くなられたそうです 建設会社を経営しているようで いつも事務所の前を通るとパソコンに向かっていました タバコや清涼飲料水の自販機を設置していて 時折タバコの補充をされていました 沖縄出身と聞いていました 最近姿を見ないな と思っていたら 町会報で訃報を知りました そういえば タバコの自販機が最近閉じられたのは気付いていましたが その背景までは思い至りませんでした 残念です 安らかな眠りを祈ります 合掌
(2025年10月26日)
つぶやき最終回