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高校同期会
9月27日(土)は恒例(高齢?)在京高校同期会でした。今は筆者が世話人ですが、初代世話人は生保で営業担当していた人でした。大学を卒業して社会人となった20代半ばから都内で年に一度集まっていました。一緒にピクニックに行ったり、海水浴に行ったりもしました。ところがこの初代世話人は途中から行方不明になりました。一度都内でバッタリ会ったことがありますが、その時の話では高校同期のホームページを見て動向把握しているみたいでしたが、詳しい話をしようと思ったら逃げるように居なくなりました。二代目世話人は防衛省に勤めていた人でした。防衛大学校を出て、最終的には海佐でしたが、55歳定年ですから勤務終盤は市ヶ谷で、その縁でグランドヒル市ヶ谷が会場となりました。この人はやがて岩手に帰り、筆者が三代目世話人となって現在に至ります。
■ 岩殿山と猿橋
二代目世話人は城が趣味で、一緒に各地の城に仲間を案内していました。印象に残っているのは山梨県大月市の岩殿山ですね。織田信長に追われた武田勝頼が頼った城ですが、城主小山田信成は固く門を閉ざし、勝頼一行を受け容れませんでした。覚悟を決めた勝頼は天目山で妻子と共に自刃します。戦国の悲劇ですね。ちょうど紅葉の時期で、猿橋が美しかった...
大月駅から歩いて岩殿山に向かいます
丸山公園から見た岩殿山
標高634mの岩殿山は急峻で、上部は岩肌が露出している一級の要害です
岩殿山頂から南側真下には、東西に走る中央道、JR中央線、国道20号線などが眼下に
岩殿山頂から富士山を展望、中央の煙のたなびく向こうにJRリニア山梨実験線が見えました
歴史的建造物『猿橋』と紅葉のコントラストに感嘆
■ その他
他にも高校同期ではいろいろなハイキングや城巡り、スキーなどを楽しみました。また三陸大船渡東京タワーさんままつりに同期の市長が来る時は前夜祭やら当日のさんままつりに出掛けました。同期には様々な職業の人が居て、特にお医者さんなどは診療があるためになかなか同期のイベントには出られない人も居ました。
2002年11月30日秋のハイキングは袋田の滝
2002年12月には北海道・富良野スキー場へ、十勝連山が美しい
三陸大船渡東京タワーさんままつりの会場
モウモウと煙が上がり、東京タワー周辺は煙と匂いで溢れます
さんまを焼く人たちは免許皆伝のプロ焼き師
焼いてますね
焼きサンマには大根おろしとスダチが欠かせません
「さんますり身汁」も用意されてました
■ 始まりは新年会、現在は秋になりました
ホテルグランドヒル市ヶ谷での定例会は2011年から始まりました。その前は虎ノ門や新宿でした。昔懐かしい写真を見ると、亡くなられた人も結構おられます。相応に年齢を重ねて、体調不良で出席できなくなった方もおられます。さて、いつまで続けられるでしょうか?あと10年、無理かなぁ?
2015年頃の市ヶ谷の地図 カラオケ「ヘチマックス」はコロナ禍の折閉店しました
皇居には二重の堀が施されていますが、市ヶ谷堀は外堀と呼ばれるお堀のうちのひとつです
JR市ヶ谷駅改札を出てすぐ左折したところに架かる市ヶ谷橋の上からグランドヒル市ヶ谷を眺めたところです
立食ではなく丸テーブルに椅子の着席形式
料理を自分で取って席に持ち帰り
和洋両方の料理あり 年齢を重ねて皆さんあまり食べなくなりました
お刺身です なお飲み物はフリードリンク
■ 大谷翔平最終戦自己最多の55号、3年連続本塁打王はならず
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は9月28日(日本時間29日)、敵地でのマリナーズ戦に1番指名打者で出場し、七回にシーズン自己最多となる55号ソロ本塁打を放つなど、5打数3安打1打点で今季のレギュラーシーズンを締めくくりました。ナ・リーグ本塁打ランキングでは56本のシュワーバー(フィリーズ)にあと1本及ばず、3年連続のリーグ本塁打王はなりませんでした。メジャー8年目の今季は、打者では打率2割8分2厘、172安打、55本塁打、102打点、20盗塁でした。2季ぶりに復帰した投手では14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87、62奪三振でした。このラストゲームには、今季限りで現役を引退するカーショーが先発し、六回途中4安打無失点で今季11勝目(2敗)、通算成績223勝96敗、まだまだできそう、惜しいなぁと思いますが、散りぬべきとき散りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれということかもしれませんね。
■ マンション価格、金価格高騰、それでも円安続くのは何故?
不動産調査会社が9月24日に発表した、東京23区の“中古マンション”の平均価格は1億721万円でした。新築だけでなく中古でも、いわゆる“億ション化”が進んでいます。昔の金融バブル崩壊を経験した感覚からすれば、バブルが膨らんでいる感がありますね。国内の金の販売価格の代表的な指標となる田中貴金属工業の店頭小売価格は、9月29日午前9時30分の時点で、前日に比べて78円上昇し、1グラムあたり2万円を初めて超えました。アメリカで政策金利を引き下げる利下げが続くとの観測から、ドルを売って金を買う動きが強まって、金の相場を押し上げているのです。米ドルが売られるなら円高になるはずですがなりません。何故でしょう?
■ 日米金利差は依然大きく、日本の物価上昇は小さい
米国の利下げと言ってもまだ4%以上の金利ですから日本との差は凄く大きいのです。しかも米国のインフレは収まっておらず、トランプ大統領が利下げを強く求めているにもかかわらず、新任のミラン理事以外のFRB理事は慎重です。日本円の信頼度は以前のような「有事の円」という側面は影を潜め、今やスイスフランが最も信頼度が高いのですが、円は主要通貨の中で最も弱い通貨となってしまいました。米国のベッセント財務長官は日銀に対し利上げを求めていますが、日銀の理事も皆慎重です。どうみてもバブル的な金価格、不動産価格なのになぜでしょう?それはインフレと言いながら物価上昇が3%未満ですから、利上げによって景気を冷ましインフレを抑制しようという状態ではないということなのです。「ウッソー」と思いますよね。これほど何もかも上がっているのに、何言ってるの?と思いますが、今日本で起きている消費者物価指数の上昇は、食品価格の上昇なのです。だからエンゲル係数が跳ね上がっているわけで、多くの人が生活が苦しくなったと感じています。
■ 食品価格は上昇しているが...
消費者物価指数には「総合」という指数、エネルギーを除いた「コア」指数と、エネルギーと生鮮食品を除いた「コアコア」指数があります。総合指数でのインフレ率は3%近くですが、「コアコア」指数は1.6%なのです。日銀の目標とする2%未満なので、日銀の腰は重いのです。今起きているのは、海外インフレや国内の人手不足が要因の供給サイドのインフレなので、利上げをしてまで景気を冷やす金融政策はしてはならないことなのです。いま日銀が利上げしても、国内需要の加熱が要因のインフレでないために、むしろ必要以上に景気を冷まして日本経済に悪影響を及ぼす可能性があります。ですから、現状の生活苦の解消は金融政策ではなく、むしろ財政でやるべきなのです。政治家たちが掲げている消費税の減税や、ガソリンの暫定税率廃止、電気ガスの補助金など、実質賃金を上げる形での物価対策ですね。そうした積極財政は日本の財政に対する不安材料となり、それもまた円安を後押しする要因となり得ます。前回の参院選では、財政出動的な政策を掲げる党が票を伸ばしましたので、少数与党である自民党は誰が総裁選の勝者になろうとも、ある程度は野党の意見を聞かざるを得ません。日本の政治状況を見ると円安が続かざるを得ないのです。
■ 米国への投融資やデジタル赤字も円安要因
他にも円安要因があり、それは通商交渉で決まったアメリカへの投融資です。日本は総額5500億ドルにのぼる融資・投資を約束させられました。実際には投資に占める割合は1割ぐらいで、残りは融資保証ということですが、融資の実行には円を売ってドルを調達する必要がありますから、これが円安要因になります。政府が約束した以外にも、民間企業による大規模な投資が続いています。例えば日本製鉄によるUSスチールへの投資や、ソフトバンクグループによるアメリカのAI関連企業への投資がありましたが、そうした巨額の投資や日本企業によるアメリカ企業のM&Aも、ドル調達の需要から円安ファクターとなります。更にGAFAやNetflix、ChatGPTへの有料課金によって、日本の巨額なデジタル赤字も、円売りドル買い、すなわち円安の要因となっているのです。円安は輸出企業の収益を押し上げ、ドル建て日経平均株価の割安感を演出することになりますので、引き続き円安・株高の状況が続くものと予想されます。
■ Tiktok
アメリカのトランプ大統領は9月25日、中国系の動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカでの事業をめぐり、IT大手「オラクル」などの買収計画を認める大統領令に署名しました。「TikTok」をめぐっては、アメリカでの事業を売却しなければ国内でアプリ配信などが禁止される法律が今年1月に発効しましたが、トランプ大統領は法律の施行を猶予して事業の売却を求めてきました。バイトダンスの「TikTok」を、IT大手の「オラクル」などの企業連合が買収し、アメリカ事業の継続を認めました。トランプ大統領は「アメリカ側がすべて運営する。この取引を承認した習近平国家主席にとても感謝している」と述べました。またアプリで表示されるコンテンツの順番などを決めるアルゴリズムについてもアメリカ側が管理するとして、安全保障上の懸念はないと強調しました。バンス副大統領は、事業価値はおよそ2兆円規模になるとの見方を示しました。「TikTok」を巡っては、自分が興味を持つ動画が次々と出てきてやめられなくなる「中毒性」が指摘されています。電車に乗っていると若者たちがスマホでよく見てますが、なるほどこれは面白いなと思います。大麻や覚せい剤で逮捕される事案が跡を絶ちませんが、もしかしてこれも同じようなものではないでしょうか?実はトランプ大統領は「TikTok」のお蔭で大統領選に勝利したと思っているようで、バイデン政権が禁止しようとしたものを復活させた裏側にはこれがあるようです。現実に米国でのユーザ数1億7千万人以上という数値を見たら禁止などできなかったでしょう。禁止できるとしたら中国ぐらいです。
ちなみに米国で人気のSNSベスト10を列挙しますと
1.
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6.
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8.
9.
10.
Facebook
Youtube
LinkedIn
Instagram
TikTok
Snapchat
Pinterest
X(Twitter)
Reddit
Twitch
だそうです
■ あんぱん最終回、秀逸の終わり方
NHK連続テレビ小説「あんぱん」最終回が9月26日放送されましたが、その終盤には、RADWIMPSが手がけた主題歌『賜物』の後半が流れました。最終話は、のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)夫婦だけの時間でした。ガンが発見され、「今年の桜は見れんかんもしれんね」、「わたしの残りの命はたかしさんにあげる」と言っていたのぶでしたが、「そんなことはないよ」と励ます嵩、その通り、のぶは元気になってそれから5年間を生きます。『賜物』がしっとりと流れ始め、画面下部にキャスト紹介のテロップが流れます。やがて主題歌の音が大きくなり、歌詞が表示されます・・・「
時が来れば お返しする命 この借り物を 我が物顔で僕ら 愛でてみたり 諦めてみだりに思い出無造作に
」・・・背を向けて並んで歩く嵩とのぶが桜並木の道を会話を交わしながら、歩みを進める映像とともに、再度、歌詞が表示されました。「
あわよくばもう『いらない、あげる』なんて呆れて 笑われるくらいの 命を生きよう 君と生きよう
」。夫婦がともに歩む・・・余韻を残しつつ、曲が終わりました。「たかしさんはわたしのアンパンマンや」というのぶ、『賜物』の歌詞は中園ミホさんの脚本を読み込んで、これを見事に唄にした作品でした。野田洋次郎さんの才能に感服するとともに、ラストの細かい演出には「秀逸」、「完璧」、「感動」といった声がネット上に溢れました。そして朝ドラ「あんぱん」のテーマは「何のために生まれて、何のために生きるのか」、借り物の命だけれど、生きて行こうと前を向く、困った人が居れば自分を差し出してパンをあげる、まるで我が先輩・宮澤賢治の世界じゃありませんか。
(2025年9月29日)
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