567  大切な言葉

 2024年1月20日(土)は二十四節気「大寒」でした。今が一番寒い時節ということです。21日(日)のふじみ野市は冷たい雨でした。午後は雨が上がり、夕方からは晴れとなりました。23日(火)から24日(水)にかけて日本は冬型の気圧配置になり、上空に-42℃以下の寒気が、北陸付近まで流れ込む予想です。今季最強の寒波で、通常、真冬でも何度もない強い寒気だそうです。26日(金)は冬型の気圧配置が緩み、その先、寒波を過ぎて一転暖かくなり、さっそく春の暖かさを感じられる四温(しおん)の雨になると予想されていますが南関東はしばらく雨は無く、晴天予想です。2月3日は「節分」、季節を分ける日で、暦の上では翌日4日(立春)から春です。

■ 人間関係に大切な四つの言葉
 毎日新聞の「女の気持ち」というコラムの愛読者です。たまに「男の気持ち」になることがあります。2024年1月18日は千葉県柏市の46歳の主婦の投稿「笑顔とあいさつ」でした。前回は八代亜紀さんが大切にしていた言葉が「ありがとう」だったことを紹介しましたが、今回のコラムは「ありがとう」、「ごめんね」、「おはよう」、「おやすみ」などの基本的な言葉が人間関係を築き、継続して行くために大切なのだというお話でした。強く共感しました。

■ 政治の混迷
 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、会計責任者らが立件された安倍、二階、岸田の3派閥は解散を決定しました。岸田首相は岸田派から離脱したはずなのに、どうして解散すると表明することができるのか?笑っちゃいますね。ここに派閥というものの本質が見えます。派閥の解散は対策ではありません。解散したってどうせまた新しい「研究会」が出来るでしょう。会計責任者しか処罰しない法律では、検察が罪を立証しようとしても困難です。安倍派の幹部たちも会計責任者と会長に責任を押し付けて逃げる算段、今は亡き細田氏や安倍氏に対し、余りにも卑怯なのではないでしょうか。なぜ政治資金収支報告書への虚偽記載を続けてきたのか、裏金は何に使ったのかなどを明らかにしたうえで、法律を変えようとする潔い政治家はいないのか?こういう政治家を選んできた有権者の責任が問われますね。

■ アンテナ工事
 2024年1月16日は強風が吹き荒れました。この日のこどもエコクラブの作業は竹林のメンテナンスでしたが、畑に強風で障害が起きて、一部の人はその補修後に竹林作業に来ました。川越街道を竹林から自転車で北上するのに往生しました。真っ向から北風の、それもものすごい強風を受けて、ペダルが重い!やっとのことで帰宅しました。PC作業中だった午後、ドタンと大きな音、何事かと窓を開けてみたら、テレビのアンテナが倒れて屋根からベランダ方向に飛び出ています。アンテナポールを支えていた針金が強風で切れたようです。もう8年8ヶ月ですから限界でした。ただケーブルで支えられているので屋根上に倒れて、ぶら下がっている状態です。とりあえずUHFアンテナをポールから外し、ベランダにロープで縛り、東京スカイツリー方向に向けて、テレビが見えるようにしました。修理はこの強風では危険です。
 翌日は風も無く温かい、ビバホームで太いビニールコーティングの針金と、壁に打つ太く長い木ねじを買って来て、屋根に上って作業しました。梯子を支えてもらって屋根に上りました。梯子や脚立は実はとても危険な用具です。電気工事は我が本業なのですが、足を滑らせたり、用具が倒れたりするのが危険なので、慎重に作業しました。


高所作業・・・夕方なので上だけ西日が当たっています
我が家は耐震建築のため窓は小さくなっています
壁は2023年に光触媒塗料で塗り替えているので、いつも光り輝いています

■ TVが面白くない
 最近のテレビのゴールデンタイムはお笑いばかり、昔はワイドショーと言っていた昼の情報番組もコメンテータにお笑い芸人が含まれたり、お天気解説や天気予報に時間を割いています。旅の番組や食レポが多くの時間放送されています。中にはためになるものとか、楽しいものもありますが、全般に面白くないものが多いように思います。ドラマも然りです。もちろん楽しんでいる人も居るでしょう。最近、出演者からのテレビへの苦情をよく見るようになりましたね。出演者もいよいよテレビはヤバいと思い始めているのでしょう。
 スマホでテレビを見る時代になったわけですが、若者は本当に楽しいのでしょうか?またジャニーズ問題や宝塚歌劇団に続いて今度は吉本興業がヤバイですね。あるあいみょんファンが、「あいみょんの生まれは西宮と言ってるけど、実は小学校2年生まで尼崎だったらしい。しかし尼崎だとガラが悪いから西宮と言ってるのかも?」と言うので、「西宮には甲子園が有るが、西隣の芦屋市なら高級住宅地だけれど、東隣の尼崎市は特別ガラ悪くも無いんじゃないの?」と言ったら、「ダウンタウンは尼崎出身だよ」とおっしゃるので、「納得!そりゃガラ悪い」と答えました。松本人志も終わりですね。

我が少年野球チームではOBコーチの農園で野菜収穫体験

■ 火球
 2024年1月15日(月)午前6時55分頃、散歩中に火球を見たとこどもエコクラブの代表が言ってました。緑色で、ソフトボールぐらいの大きさに見えたそうです。ほんの数秒で消えたそうです。流れ星は見たことがありますが、火球はありません。貴重な経験ですね。

6年生が抱えてこの大きさですよ

■ アジアカップサッカー
 日本が緒戦のベトナム戦で2点取られ、4点取って勝ったものの、第2戦のイラクには2点先制され、1点返した後、ほとんど一方的な猛攻撃を仕掛けたものの及ばず敗れた試合、サッカーというのは難しいなと思いました。引いて守りを固められたら、容易に突破できないのがサッカーです。ベトナムもイラクも日本をよく研究していました。カタールワールドカップで日本がドイツやスペインを撃破したのも、守りに守って少ないチャンスに賭けるというものでした。2戦で2点ずつ取られるというサッカーは日本チームにとっては屈辱です。まずは守りを考え直さないとヤバイですね。

■ JAL 初めて女性社長就任へ
 日本航空(JAL)は2024年1月17日、鳥取三津子取締役専務執行役員(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表しました。赤坂祐二社長(62)は代表権のある会長に就くそうです。鳥取氏は客室乗務員(CA)出身で、CA出身者の社長就任は初、JAS出身の社長就任も初、女性社長も初と初尽くしです。鳥取さんは1985年に、旧東亜国内航空(TDA)に客室乗務員として入社。社名変更後の旧日本エアシステム(JAS)を経て、日航との経営統合以降も客室関連の業務を中心にキャリアを重ねました。安全部門での経験もあり、最近は顧客サービスの責任者として、今月24日に就航する国際線の新主力機の内装やサービスの決定にも深く関わったそうです。
 1月2日の羽田空港での海保機との衝突事故では、海保側に5人の死者が出た中で、JL516便エアバスA350-900型機の乗客乗員379人は全員が脱出して「奇跡」と海外でも報道されましたが、これについて社長交代会見で鳥取氏は「客室乗務員は1年間の大部分を費やして訓練を受けて乗務している。客室乗務員は安全とサービスの両方を担っており、使命感がものすごく強いと思う。9人の客室乗務員は本当は自分もものすごく怖かったと思うが、一人残らず必ず脱出させるという思いがあり、乗客の協力があってこそ全員が脱出できた」と、客室乗務員の訓練だけではなく、乗客の協力なくして今回の全員脱出はなし得なかったと語りました。
 この会見で赤坂社長は「お客さまを第一に、社員の能力を最大限に引き出して欲しい。ここ数年で課題が多様化しており、チーム経営ができるかが非常に重要。長くお客さまのサービスや安全に従事してきた鳥取さんがふさわしい」と、鳥取氏への期待感を述べました。赤坂社長はまだ62歳、大企業なら社長に就任するぐらいの年齢でバトンタッチ、しかも女性、今政治の世界では、派閥とか老害とか女性登用の遅れが問題化している中で、それらをすべて吹っ飛ばすJALの姿勢は素晴らしい!
 サービス業としての企業姿勢をお客様にアピールする上で、こうしたフラグシップは日本の企業が目指すべき在り方です。2013年8月にサラ・カサノバさんが40代で日本マクドナルドの社長に就任した時はビックリしましたが、その後日本マクドナルドは業績が急伸長、2021年には日本マクドナルドホールディングスの社長に日色保さんが就任、サラ・カサノバさんは会長になると発表、当時お二人とも55歳、伸びる企業とはそういうものです。

鳥取三津子氏(JALのホームページより)

■ 日経平均株価高騰と円安進行
 2024年1月19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばい、前日と同じ1ドル=148円10〜20銭で取引を終えました。円安相場は終わりと思っていたら、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が一段と後退し、米長期金利が上昇したため、日米金利差の拡大から円が売られ、ドルが買われる三度目の円安の流れとなりました。ただこの先は再び円高傾向へ戻るでしょう。円安となれば株価は上がります。1月19日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、終値は前日比497円10銭(1.40%)高の3万5963円27銭、1990年2月以来33年11ヶ月ぶりの高値となりました。ただ、株買いには海外投資家が入っており、為替も株も海外要因だということがポイントです。

雨が降ってきたのでハウスの中に入ってファイナルミーティング、野菜の話を聞きました
農園長曰く「この大根はでっかいけど、柔らかくておいしいですよ、ほうれん草は霜が降りて甘くなってます」
また「皆さんが食べてる給食には、うちのサトイモとネギが使われてるので味わって食べてね」とのことでした
ちなみにこの農園の野菜は、「あぐれっしゅふじみ野」やららぽーとの「いるマルシェ」でも販売されてます
ここでひとつお勉強・・・・冬野菜はなぜ食べたときに、甘くておいしいと感じるのでしょう?
答え・・・・寒さで凍ることがないよう、細胞に糖を蓄積するために糖度が高くなるのです
これを応用して「氷温貯蔵」が実用化され、野菜、果物、魚の干物が季節を問わず供給されてます
また、ビタミンやカロテンなどの栄養価を多く含む野菜は、免疫力を高め、風邪の予防にも効果があります
冬の寒さに負けない丈夫な体を保つためには、野菜をいっぱい食べましょうと宮澤賢治さんも言ってます

OBのKさん、ありがとうございました!

■ 歌手の小金沢昇司さんが死去
 「ありがとう…感謝」などのヒット曲で知られる演歌歌手小金沢昇司(こがねざわ・しょうじ)さん(本名同じ)が2024年1月11日午前2時30分 神奈川県内の病院で呼吸不全のため 息子2人と姉に看取られ死去したそうです 65歳でした 昨年から歌手の訃報が連続し ガックリです やすらかな眠りを祈ります  合掌
 小金沢昇司さんは ラーメン店を営む両親の元に生まれ 若いときは地元で有名な不良だったそうです しかし一念発起して親のように飲食業に就こうと考え 調理師免許を取得して 東京・歌舞伎町の飲食店などで働きました 演歌界の大御所:北島三郎さん(87)のコンサートで感動し 一生懸命お願いして北島音楽事務所の社員にしてもらえました 5年ほど付き人兼運転手をした後 1988年に「おまえさがして」で歌手デビューしました 大柄でワイルドな容貌ながら 甘く張りのある歌声で歌謡番組やバラエティーで活躍しました 北島ファミリーの旗頭的存在だった「みちのくひとり旅」の山本譲二さん(74)に可愛がられたのは 全く同じような苦労をして北島ファミリーの一員となったからでした 2014年には兄貴分山本譲二さん同様 のれん分けの形で北島音楽事務所から独立 個人事務所を設立したものの 2020年2月に始まったコロナ禍で仕事が激減しました 2020年11月28日正午過ぎ 杉並区方南の路上でトラックに追突事故を起こし 呼気量から基準をわずかに上回るアルコールが検出されたため 道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に逮捕され 30日に釈放されるや「運転前に仮眠をとったもののアルコールが抜けていない状態で運転してしまったことは事実であり 弁解の余地がないものと深く反省しております」と 被害者や関係者に対して陳謝した上で 「今後の芸能活動につきまして謹慎自粛いたします 関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」と報道各社に謝罪文を送り 以降活動自粛しました すごく潔いですね このような経緯から東京地検は不起訴処分としました しかし2022年夏に新型コロナウイルスに感染し入院 回復するも肺の調子は戻ることがなく 誤嚥性肺炎を何度も発症し 2023年からは入退院を繰り返していたそうです そんな中1女2男をもうけた妻とは3年ほど前に離婚していたことが 訃報が流れた日に明らかになりました 悲し過ぎますね 
故・小金沢昇司さん
(2024年1月21日)


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