546  石垣島U

 今回は石垣島旅行の続きです。台風6号が先島諸島近辺で停滞した時には、飛行機も飛ばず沖縄は大変な目にあいました。我らが旅行した時は一転良い天気で、存分に楽しむことが出来ました。今また台風9号、そして台風11号発生で、再び先島諸島や沖縄地方は大荒れの天候に見舞われそうです。一方我が住むふじみ野市はと言えば、三陸沖を北上している台風10号の直撃は無かったものの、連日午後に急な雷雨に見舞われ、お蔭様で庭の植物や鉢植えには水やりしなくて済みますが、厳しい残暑が続き、関東は内陸で35℃以上の猛暑日が土曜日まで続くとの予報です。

■ 石垣島ドライブ
 石垣島二日目は・・・ドライブで島巡りです。ホテル→バンナ公園→米原のヤエヤマヤシ公園→野底マーペー→石垣サンセットビーチ→平久保埼灯台→平久保のサガリバナ群落→玉取埼展望台→石垣市公設市場→ホテルというルートを考えました。




ホテル駐車場に置いたカローラフィールダーに乗っていざ出発

■ バンナ公園
 バンナ公園は、石垣島中央に位置する標高230mのバンナ岳を中心とする県立森林公園です。ここでは、八重山の島々でしか見ることのできない蝶や植物に出会えるとされていて、石垣島観光には欠かせない場所と事前にテレビ番組で見ていました。230mと一般的に言えば低い山ですが、回りが海ですからニョキっと高く見えます。石垣島の透き通った海が見える展望台や異国情緒漂う南国の木々、大自然の中でのびのびと遊べる広場など、市民の生活には欠かせない場所が、観光スポットとしても確立しています。園内は5つのゾーンに分かれており、それぞれに目的やテーマが設定されていて、一日では周り切れない充実ぶりです。
 バンナ岳稜線を走るバンナスカイラインを走り、エメラルドの海を見る展望台、渡り鳥観察所、南の島の展望台から、のどかな島風景の先にコバルトブルーの海が広がる絶景が見えました。東京ドーム約60個分もある広い園内には、整備された広場や森林散策路などがあり、亜熱帯気候を感じさせる多くの動植物が観察でき、バードウオッチングをはじめ、森林散策や自然学習等、自然と触れ合うことが出来る公園です。幻の花とも言われるセイシカ(3月頃開花)が植栽されているつり橋「聖紫花の橋」が石垣ダムの湖の上に架かっていました。 

バンナ公園紹介ページより転載


バンナ岳頂上にはアンテナが...


エメラルドの海を見る展望台から見た南方・石垣市街


駐車場に車を置いて展望台に登ります


渡り鳥観察所はドローン禁止


奇異な形をした渡り鳥観察所


北西方向;名蔵ビーチ方向を俯瞰、遠くの岬は御神埼


北方向;於茂登岳を望む、下にある変な岩の建造物は南の島の展望台


石垣ダム湖の上に架かるつり橋「聖紫花の橋」


「聖紫花の橋」から眺望する石垣ダム湖

■ 米原のヤエヤマヤシ群落
 石垣島の北部にある米原キャンプ場に隣接する米原ビーチは石垣島で特に人気のビーチです。サンゴ礁が発達しており、浜辺から数mのところで青色や黄色の熱帯魚を見ることができます。シュノーケリングにも人気のスポットですが、潮の流れが速いため遊泳危険区域に指定されています。米原ビーチの近くにあるヤエヤマヤシ群落は、国の天然記念物に指定されている八重山諸島の固有種「ヤエヤマヤシ」の群落が見られるスポットです。ヤエヤマヤシは幹約30cm、樹高は高いもので約25mと他のヤシよりも大型で、大きな羽状複葉が特徴的です。石垣島と西表島でしか見られない貴重な存在なので、一見の価値があるというので行って見ました。遊歩道は整備されていますが、靴はそれなりのハイキング用が必要です。ヤエヤマヤシを見られるところまで登る間、いかにも八重山諸島らしい大きなシダの葉が行く手を遮ります。

遠浅の米原ビーチ


大きなシダの葉が行く手を遮る


大きな羽状複葉、背の高いヤエヤマヤシ

■ 野底マーペー
 野底岳は、石垣島で2番目に標高の高い山で、別名野底マーペーと呼ばれています。山頂にそびえる大岩には琉球王国時代を生きた「マーペー」という女性の切ない恋物語が秘められているそうで、それが野底岳の別名の所以だそうです。近道の登山口から30分ほどトレッキングを楽しめば、石垣島の全貌が見渡せる絶景スポットに到着するそうで、海だけでなく山も楽しみたいという人におすすめのスポットとのことでしたが、さすがにそんな時間は無いので遠望に止めました。

79号線の道路わきから望む野底マーペー サトウキビ畑の未舗装道路を走って登山口まですぐだそうです

■ 石垣サンセットビーチ
 景観の良い白砂の浜辺で、水泳、シュノーケリング、水上スポーツが楽しめるビーチで、名の如く夕陽を見るには最高だそうですが、車で入って行くと、何やら碁盤の目の道があるものの、浜へ行く案内がありません。どうやら道路わきの有料駐車場に車を置いて行きなさいという感じで、泳ぐとか目的があって行く人なら緑をかき分けて行っても良いでしょうが、単に景色を見たいだけならそこまでする必要無しと判断して79号線に引き返しました。

■ 平久保埼灯台
 平久保埼は、石垣島の北東にある平久保半島の最北端にある岬です。この平久保埼にある灯台からの眺めは、右手に太平洋、左手に東シナ海が見える絶景ポイント、雄大な自然に感動して、皆さんパチパチ写真を撮っていました。写真好きな方や石垣島をゆっくりと散策したい方には絶好のロケーションです。周辺は星空保存地区にも指定されているので、夕日を見た後、その足で星空観測をするのもおすすめだそうです。また、この灯台は「恋する灯台」として恋愛の聖地にも認定されています。

平久保埼灯台へ向かうために登った山の上から駐車場を振り返ると、高度差が一目瞭然


平久保埼灯台へはこの道を下らなければなりません


平久保埼の東に拡がる平野ビーチ


平久保埼灯台

■ 平久保のサガリバナ群落
 石垣島の旅で実は最も行きたかったのが「サガリバナ群落」でした。ガイドブックによると、ここは案内が全くなく、それは貴重な自然を守るためだろうとのこと、そういわれたら行って見たくもなろうというものです。ネット検索したら旅行記が出て来て「Seven Colors石垣島」というホテルの真ん前の道を入るとあります。「Seven Colors石垣島」は、平久保エリアの隠れ家的存在のリゾートホテルだそうです。ゲストルームは全7室で、コンセプトは「五感で楽しむ美ら旅」とのこと。シュノーケリングや海水浴、SUPやヨガまで体験できて、なんとホテルの周辺には隠れたビーチが5つもあるので、海を独り占めしたい方には特におすすめだそうです。爽やかな海風を感じながら、テラス席や展望デッキ席で食事もでき、街の光が届かないところに位置しているため、島内でも有数の星座観察スポットとなっているため、運が良ければ、国内最多の84星座が見られるという、石垣島で優雅に過ごしたい方におすすめのホテルとのこと。

平久保エリアの地図


Seven Colors石垣島

 「サガリバナ群落」に行くであろう未舗装の道を入り、すぐ左折すると、有った!サガリバナの森」という大きな標識がありました。そして説明板が設置されていますが、いかにもメンテナンスがされておらず、秘境感が悲壮感と共に漂っています。実はこの群落、地元の人が発見したのが2005年、つい最近のことだそうです。

環境省が設置した看板


洞窟もあり 木の根が長く伸びています


これがサガリバナの群落です 約300本の木が自生しています


まだサガリバナが咲いていました 本来は真夜中でないと満開にならないそうです


夜中に咲いたときの画像はこんな風になるそうです

 サガリバナは夜に咲いて朝に散る一夜限り咲く幻の花です。月下美人みたいなものですね。一つの枝葉からいくつものサガリバナが咲き誇り、ピンク色の幻想的な花で、似た花にはゴバンノアシとかフトモモがあります。またサガリバナは、バニラのような甘い香りが漂う花でもあります。白や淡いピンクの綿毛のような花を、ぶらりと垂れ下がる茎の周りに連なって咲かせる姿が「フジの花」に似ていることから、「沢藤」とも呼ばれています。

■ 玉取埼展望台
 平久保から玉取崎展望台へ行く間に「明石ビーチ」があり、明石食堂という有名なお食事処があります。ここで八重山そばを食べようというプランでしたが、あいにく混んでいてパス、玉取崎展望台へ向かいました。駐車場からハイビスカスが咲き乱れる小道を登ると、そこは辺り一面サンゴの海!小高い丘からの眺望はまさに絶景で、「シーサーのしっぽ」とも呼ばれる平久保半島が見えました。展望台の近くには海を望めるカフェ&レストランがあるので、ここで食事をしようとしたら、ここも「貸し切り」、ついてません。

花が咲乱れる先に東海岸 遠くに見える突端は白保埼でしょうか


北方向には平久保半島が見えます


バナナの木には実がなっています


駐車場から展望台までの木道は立派です

■ 遅い昼食
 玉取崎展望台を出て6kmぐらい走ったところに伊野田オートキャンプ場や漁港、浜があります。遅い昼食を食べようと思いましたが、昼営業終了というところばかり、すると「リコ食堂」というところが「営業中」と幟を立てていました。ここに入り、メニューを見ましたが八重山そば単品は無いとのこと、ジューシーおにぎり付きのセットで¥1,100、アイスコーヒーなどセルフの飲み物1杯付き、ちょっと高いけれど観光地だからしょうがない、味は?まあまあですね。

八重山そばセット

■ ファミリーマートで買い物
 「リコ食堂」で満腹になったので、石垣市公設市場に行くのはやめようということになりました。もうホテルに直帰です。途中でファミリーマートが有ったのでQUOカードで買い物しました。風呂上がりの冷たい飲み物です。そしてホテルに帰り、冷蔵庫に飲み物を入れて、お風呂に行き、サウナを存分に楽しみました。部屋に帰ってクイ〜〜ッと冷たい飲み物を飲んだのは言うまでもありません。

内風呂、サウナ・水風呂付き


露天風呂

■ タクシー不足
 夕方タクシーで鉄板焼きの「雪塩ステーキ石垣」に行きました。予約したタクシー先島交通1台は来たのですが2台目が来ない、先に乗って市街地に着いて、メイン通りをちょっと散策し、土産物屋などを覗きました。やはりお客様の数に比べて、時間帯によってはタクシー台数が足りないので、予約してもなかなか来ないようです。

石垣市街地のメイン通り


夕日が当たって明るいですが、18時28分ですよ


お土産屋さんの店内

■ 雪塩ステーキ石垣
 事前予約していた「雪塩ステーキ石垣」では石垣牛を楽しみました。コースは高価ですが、価格はホームページをご覧ください。他に生ビール、高級なワインやシャンパン、日本酒の獺祭などを頼んだので会計は凄かったでしょうが息子持ちなので、ご馳走様。鉄板で炊き上げる特選米、これも美味しかった。ゆし豆腐の味噌汁や香の物、デザートは雪塩ソフトです。イヤ〜よく飲んでよく食った

雪塩ステーキ石垣の外観


眼の前に大きな鉄板がコの字形に配置されてます


お客様の目の前で焼いてくれます 手前は鉄板で炊き上げるお米のお釜


サイコロステーキにして取り分けてくれました


石垣牛と島野菜


料理別雪塩がズラリと並びます


前菜「石垣の恵み」


左:ゴーヤチャンプルーをオムレツ仕立てで


石垣牛はレア、ミディアム、ウェルダンをお客様ごとに好みで焼いてくれます


雪塩で仕上げた石垣牛のシチュー


やはり肉にはワイン

■ ホテルに帰りました
 流しのタクシーを拾いましたが、ちょっとヘソの曲がったようなドライバーだったので、会話が弾みません。帰りの時間なので予約で呼ばれることが少なく、流しはすぐつかまります。ホテルに帰って、もう一度お風呂に入りました。

部屋のバルコニーから見た夜の海、市街地の灯りがキラキラ

■ ホタテが安い?
 ふじみ野こどもエコクラブの畑で作業していたとき、室蘭・噴火湾のホタテをこよなく愛していた当地出身の女性が、中国の日本からの水産物禁輸のお蔭で、近所のスーパーでホタテがすごく安く販売されていた、ラッキー!と思ってすぐさま買って食べたという話をしていました。確かに日本産ホタテは中国が買いあさっていたため、価格が高騰して、なかなか日本人の食卓には縁遠いものになっていました。中国がいつまで続けるか分からないけれど、ホタテを食べるなら今がチャンス!と言っていたその女性、なるほどそういう考え方もあるんだ、たくましいなァ、日本女性!と思いました。ちなみに旦那はアメリカ人だそうです。
(2023年8月29日)


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