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542 四万やまぐち館
暑いです。記録的です。本州付近は高気圧に覆われて、北海道から関東の太平洋沿岸は今後1週間、40℃に近い記録的猛暑が続くとの予報です。これまでも連日猛暑だったのに、もううんざりです。朝から外に出た瞬間、ワ〜〜ッと熱波が襲ってきます。しかももうずっと雨が降っていません。これは日本だけではなく、世界的にも暑さ新記録の年になるそうです。やってられません。8月7日(月)ぐらいからやっとお湿りがあるそうで、あと1週間灼熱地獄が続きそう....
■ 第105回高校野球選手権記念大会、甲子園出場校が揃いました
今年の高校野球選手権記念大会は、2023年8月6日から17日間(雨天順延。3回戦2日目、準々決勝、準決勝各翌日の休養日3日を含む)全国47都道府県の49代表校(北海道、東京都は南北もしくは東西の各代表校)を集めて行われます。組合せ抽選会は2023年8月3日午後2時より。今年の地方大会はかつてない熱い戦いでした。智辯和歌山や高岡商業が初戦敗退など、有力校が次々姿を消しました。敦賀気比、高松商業、明徳義塾といった甲子園で優勝経験がある有力校も連続出場が止まりました。今春のセンバツ高校野球で優勝した山梨学院と準優勝した兵庫の報徳学園も春夏連続出場はなりませんでした。しかも地方大会の決勝は大接戦が多く、一歩間違えばフレッシュな顔ぶれが揃いそうでありながら、やはり伝統校は強いなぁと思わせるところもありました。埼玉は浦学対花咲徳栄、浦学は強かったですね。ブッチギリで勝ち抜きました。やはり全国レベルのチームです。去年、東北勢として初優勝を果たした仙台育英のほか、佐々木麟太郎の花巻東も出てきましたよ。我が母校は岩手手大会準決勝で一旦逆転しながら花巻東に敗れました。驚いたのは無敵と思われた大阪桐蔭が履正社に負けて甲子園に来れなかったこと、これは仕方ありません。履正社は春夏連続出場、どんな強いチームでも負けることはあるし、相手は履正社ですから順当と言えるかもしれません。でももう一度前田を見たかったという気はします。もっと驚いたのは東東京の共栄学園です。9回2死から逆転サヨナラ勝ちした準決勝に続き、決勝でも9回2死から逆転、接戦を制し、春夏通じて初の甲子園出場を決めたのです。1試合ならまぐれと言えるかもしれませんが、これはスゴイ!凄過ぎます。また神奈川の決勝、横浜2点リードの九回無死一塁、慶応・丸田のゴロを二塁手の峯がさばき、二塁へ送球、遊撃緒方は併殺プレーを狙い、捕球とともに右足でベースを蹴り、土ぼこりが舞う中、一塁へ送球したように見えました。しかし、二塁審判の判定はセーフ!一塁もセーフとなりました。実はこれ、良くあることなのです。捕球と足のベースタッチのズレ、よく見ればセーフというケースは結構あります。納得できない横浜側が確認を求めましたが、審判団が集まることはなく「(足がベースから)離れている」と告げられたそうです。目の前で見ている塁審の判定を、遠くにいる審判が否定することは有りません。その直後、まさかの3点本塁打でひっくり返されて慶応が春夏連続甲子園出場となりました。この件でネットは大騒ぎとなりました。ビデオ判定導入を求めるものです。それは今後の課題として検討すべきです。審判も間違うことがあるからです。ただしこの判定には従わなければなりません。SNSでブーブー言うことは審判の尊厳を傷つけるだけです。
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NHKニュース防災から転載
■ 土用の丑の日、鰻を食べました
土用の丑の日は7月30日(日)、鰻を食べなければなりません。スーパーでも売ってますが、従来の概念はもう崩れました。一尾3千8百円、エ〜〜〜〜、ホンマかいな。じゃあ、お店で食べる鰻重はいくらなの?5千円から8千円でしょう。ひつまぶしでも、鰻をスライスしたり、ショートカットして安く見せかけています。苦心惨憺ですね。でもやはり旬の鰻を食べなければと思い、食べましたよ。そうだ、中浦和の「清水」も行かなくちゃ。
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■ 素晴らしき上武道路
暑いので避暑・・・四万温泉に行くことにしました。若いころは毎夏、会社のテニス合宿で「竹葉館」に泊りテニス三昧、かけ流しの湯量の多さに感動したものです。そのテニスコートが、あるとき町営の温泉施設に化けてしまいました。それ以来四万温泉のテニス合宿は無くなりました。四万川沿いに「竹葉館」のちょっと先が「四万やまぐち館」です。ここを予約していざ、下道を車で走って向かいました。以前は17号の「今井町交差点」で左折して50号に乗って前橋市内を走り、市役所〜群馬大学前を通り、利根川を渡って渋川に向かいました。ところが今や上武道路(17号)をそのまま走って、4車線道路のまま上細井まで行き、その先の前橋市田口町に「道の駅前橋赤城」ができました。これは後述します。そのすぐ先で利根川を渡ると、「道の駅よしおか温泉」があります。
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上武道路(国道17号)が前橋市街地を迂回するバイパスとして4車線化が進んでいます
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埼玉県深谷市から前橋市街地をバイパスして渋川へ
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国道17号上武道路4車線化進行中(国土交通省関東整備局HPより転載)
■ 四万温泉へ
四万温泉は日本の温泉保養地指定第1号、アルカリ性の良い湯で、酸性湯で荒れた肌を中和してツルツルのきれいな肌にするということで、「草津の癒し湯」と呼ばれています。草津同様高温泉で、しかも湯量豊富、こんなに旅館がびっしりあるのにどこもかしこもジョージョーと掛け流してる、スゴイです。
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四万グランドホテル前の温泉、河原の湯
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由緒ある木造建築・積善本館
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四万ブルーで有名な人造湖「奥四万湖」を構築する四万川ダム
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有名な「四万の甌穴群」
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2019年5月の甌穴は水が多くて巻いてる穴が見えません
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今年の甌穴も水多し
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以前泊った国民宿舎「ゆずりは荘」も今は休業中 大きな朴ノ木がありました
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四万のモズ
■ おもてなし日本一の宿・四万温泉やまぐち館
以前ニュースにたびたび出て来たのは、お客様アンケートで日本の旅館の人気投票をやると、おもてなし部門で常に「四万やまぐち館」が1位になることでした。素敵な女将(おかみ)さんと、徹底した従業員教育、だからと言って料金はやたらと高くはないという点が人気の理由です。下足番の人たちは高齢者、フロントはベテランの男女、お料理を出したり片付けてくれる人は若い男女、部屋の布団を敷いたり片付ける人は働き盛りのオトコという点が他の宿と違うところ、老若男女を適正配置しているところが素晴らしい。しかも皆さん愛想が良くて挨拶が良い、これはおもてなし日本一も納得、他の宿では従業員確保に苦労してますがここは従業員も十分配置されています。なによりトップがきれいな女将さんというところが、日本のこれからのあるべき姿という気がしました。
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四万やまぐち館の外観
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パンフレット 三角四角丸がトレードマークです
△やま□ぐち〇かんという語呂合わせもあるでしょうが、「はじめ三角次四角まあるくなってみんな円満」がキャッチです
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四万やまぐち館のホームページより
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ロビーにはきれいなつるしびながあります またロビーでは湯上りに生ビール一杯頂けます
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上流方向を望む
下流方向を見る![](reddownwardarrow.gif)
四万川沿いに建っています 玄関入るとそこは4階です 上写真は部屋から見下ろした四万川
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お部屋はテーブル・チェアセットの他、素敵な掘りごたつもある部屋でした
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各階にはそれぞれ「通り」の名称がつけられています ここは2階の「湯けむり通り」
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四万川に面した露天風呂 四万川の湯とお題目大露天風呂が男女入れ替えとなります
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「南無妙法蓮華経」が岩に掘られたお題目大露天風呂 1階には薬師瑠璃光如来の鎮座する薬師の湯があります
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お食事処「ダイニング春麗」の丸い照明器具が印象的でした
まるで頭の上に輪を頂いているような気分です △やま□ぐち〇かんの〇かもしれませんね
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夕食メニュー
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これは最初に並べられたもの 次々にお料理が運ばれてくる会席膳 もちろんお酒も頼みましたよ
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桑の葉饅頭 銀餡は絶品 料理をサーブする従業員も皆若い人ばかり 挨拶が素晴らしい
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4階俵町通りの先にある俵町広場で19時より女将の紙芝居
この日は宮澤賢治の「注文の多い料理店」 まるで筆者に合わせてくれたみたいです
宮澤賢治は我が先輩で、小岩井農場や七ツ森、狼森が大好きでした
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女将の田村久美子さん 後期高齢者の入口にしてこの美貌
なにしろ「くみ子温泉化粧水」がブランド化して売られています
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朝食は素晴らしい 夕食より良いという声が聞かれました
■ 道の駅前橋赤城は立派な施設
上で国道17号上武道路4車線化進行中と紹介しました。その終点で旧17号と合流する地点;国道17号と上武道路の交差地に位置する前橋市田口町に「道の駅前橋赤城」ができました。33番目の道の駅で、素晴らしい施設です。赤城山の南西に位置する、食・遊び・体験など地元の魅力がたくさん詰まった交流ステーションです。前橋・赤城の新鮮野菜や前橋特産の豚肉・加工品が買える農畜産物直売所、地元を代表するレストラン、カフェ、うどん、そば、ラーメン他の食べ物屋、ベーカリー温浴施設などがあり、ここにしかない味、選りすぐりのメニュー、上質な体験が楽しめる施設です。
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駐車場がやたらと広い ここはプレミアムな道の駅
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芝生広場には、こどもの遊び場もあります
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バーベキュー場は雨天時は屋内、晴天時は野外でも
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ハウスがずらっと並んでいてバナナ栽培中 なぜバナナ?の看板有り
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切られたバナナが転がってます
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鮮魚を販売するセンターがあります
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観光案内所の前の広場はイベント会場 屋根があるので雨天OK
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左セブンイレブン 右トイレ その先の階段を右に登れば昭和レトロな温浴施設「まえばし赤城の湯」です
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農産物直売所入口
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新鮮な農産物がいっぱい 決して安くはないけれど、物は良い
■ 帰宅後すぐ秋葉原へ
四万やまぐち館からの帰途、JAや道の駅に寄り野菜を買い込みました。帰宅して、植木鉢に水やり後、着替えて秋葉原に向かいました。高校同窓会;在京白堊会の幹事会出席のためです。そしていつもの如く酒盛り、ヤレヤレ...
■ 驚きのBIG MOTOR
いやはやビックリ、ビッグモーター・・・いまどきまだこんな会社があったとは。しかも社長会見でまたまたビックリ!コンプライアンスも何もあったものではなく、経営責任などどこへやら...6千人も従業員がいる会社なのに。しかも損保ジャパンとの関係、昔から今も損害保険を巡る不正は絶えません。やったもん勝ちみたいな風土があり、中には当り屋みたいに損害保険でメシ食ってる連中も存在します。この際徹底的に損害保険の実態にメスを入れて欲しいものですが、お上の有力な天下り先ですからどうなることやら。我が家の近くの鈑金屋さんなど昔から良心的な価格ですが、中にはトンデモナイ金額を払ったという人の話を聞くと、業界も様々なようです。
(2023年7月30日)
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