大井ウエスト試合結果  

東入間学童野球連盟大会

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 ■54回東入間春季大会
2015年4月25日(土) 開会式:富士見市第2運動公園B面 富士見市主管 受付7時〜7時半、開式8時

 1回戦   2回戦   準々決勝   準決勝 

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対戦表

開会式

きれいに揃った入場行進


カップ返還

 【1回戦】4月25日(土)富士見市第2運動公園B面C-3 13時06分〜14時37分

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 1 2 1 1 0 5
みずほ台ヤンガース 0 0 0 1 3 4

勝利投手:瀬戸尾侑宏  本塁打:井上陽太

戦況: ウエストは大和がジャンケンで負けて先攻、1回表ジョーフルカウントから打ち上げてファーストフライ、押されてる?ここでファウルで粘って四球出塁できるイヤらしさが備われば斬り込み隊長と言われる選手になるのになぁ〜(>_<) 侑宏ファーストゴロでしたが、ピッチャーへトスしたのより足が上回って内野安打、すぐ盗塁、大和の強烈な打球をセカンドが弾いてセンターに抜け、侑宏ホームインし先取点、大和はすぐ2盗、しかし4番頼はショートゴロ、この間に大和は3塁に進み、寛太が痛烈に引っ張って、しかし今度はセカンド飛びついてチェンジ。リズミカルですねぇ、ヨシヨシ。その裏侑宏先発、三者凡退で抑えました。
 2回表祐茉がフルカウントから打ってピッチャーゴロ、お手玉で1塁に生き、2盗、康平フルカウントからファウル2本粘って四球、このイヤらしさが本格的に身に付いて欲しい、聖が送りバントで1死2、3塁、ウエストらしい攻撃、9番陽太オレは持ってるゼ〜♪(注:
オレは待ってるゼ〜♪は裕次郎、テヘンとギョウニンベンの違いです、たいしたことじゃありません)、こういう場面をどうしても持ってくるんですね、しかし2本ファウルして6球目空振り三振、これは仕方無い、振って三振なら許す、1番に還り、チャンスに弱いジョーの汚名を先日払拭し、サヨナラレフトオーバーのジョーがまたまたやってくれました、レフトの頭越え2点タイムリー、変身、シュワッチ、もう昔のジョーではありません、明日のジョーです、なんのこっちゃ?侑宏は引っ張ってファースト正面ゴロのチェンジ、ここでたたみ掛けれればと思いましたが、打撃というのはそんなにうまく行くものではありません、強い当りでも相手の正面ではどうしようもなし。その裏ヤンガース4番打者強い当りが1、2塁間を抜け、ライト後逸1ヒット1エラー、ピッチャーフライ1死後ストレートの四球、暴投で2、3塁、ナンカ変、しかしピッチャーライナーを侑宏の反射神経でキャッチ、3塁送球、ランナー帰れず併殺で切り抜けました。エラーと四球、ワイルドピッチの3点セットが揃えば、「どうぞ」と点差し上げます路線でしたが、ツキがあります。
 3回表大和が痛烈にセンター前、しかし打球が速過ぎてセンター捕って1塁送球、ヤバイ、センターゴロだ!これをファースト落球、ボールデッド〜テイク2ベースで2塁へ、1塁手グラブを叩きつけて口惜しがります、地獄と天国同時なら、
勝って来るぞと勇ましく♪ 誓って故郷(くに)を出たからにゃ♪ 手柄立てずに死なりょうか♪ 進軍ラッパ聞くたびに♪ 瞼に浮かぶ旗の波♪ 行け行けどんどん、3盗だ!頼はストレート四球でしたが、この4球目がワイルドピッチ、見逃さず大和ダッシュしてホームイン、俊足ですから、キャッチャーが拾って本塁カバーのピッチャーへトスしましたが間に合いません。ここで当たっている寛太はカキーンと打ってライナーがセンターめがけてまっしぐら、ところが、頼が1、2塁間で見ている、捕られたのを見て慌てて戻ろうとしましたが、センターがまたしても速い球を1塁へ、今度は逃がしません、ファーストガッチリ、併殺です!今度は1塁手ガッツポーズ、ナニヤッテマンネン、ツルはセンネン、カメはマンネン、こんなことでヤッパ、アッチー!とツキが逃げて行きます。祐茉はフルカウントから低い球、見送って、三振!これは仕方無い、見逃しでどうして仕方無い?だってしょうがないじゃない♪ アタシも弱いから♪ 何度ほれてみたって♪ 恋だけはアホやね♪ あの球は振ったら逆に監督に怒られます。こういうところが野球の「流れ」なんですよ。ツキを逃したら、ボールもストライクになるんです。その裏8番打者を空振り三振にとり、9番ショートフライ、走者が1・2塁または満塁なら「インフィールドフライ!」と宣告したくなるようなイージーフライをナント!名手(だったはずなんだけど)ジョーがポロリ、1番好打者木村の強い当りがショートへ、ヨシ!ゲッツーだ、ところが1塁ランナーの動きを見て2塁に向かったジョーの後ろを打球が抜けてレフトヘ、ランエンドヒットだったにせよ、捕手が捕って送球動作に入ったのならともかく、ランナーの動きだけでベースカバーは深読みし過ぎ、待っていれば定位置でゲッツーでした、オカシイ、ナンカ変、2番ピッチャーゴロ、侑宏捕って速い球!ではなく緩い球を2塁へ、封殺で2死、しかし祐茉が1塁送球しません、「何で投げないんだ〜!」と監督が怒っています。この場面、ピッチャーから速い球が行けば、1塁送球〜併殺だったでしょう。しかし内野手がベースカバーに入るのに合せて送球したのでこうなりました。悪いというわけではありません、フツウのチームなら、しかし大井ウエストではダメです、2塁ベース上に速い球を投げれば、遊撃手か2塁手が捕って、その勢いのまま1塁送球アウトになります。2塁手は捕球してベースタッチ後、振り向きざまに1塁送球、これは見せ場ですが、ショートなら捕球した勢いのままベースタッチして流れるように1塁送球アウト!を取れます。2塁走者の牽制の関係でこうなったのでしょうが、1死1、2塁でピッチャーライナーの場合どうするか、1-4-6のトライアングルで連係プレーをどうするか、普段の練習で鍛え上げておかないと咄嗟の場面で美しい併殺はとれないのです。ベースボールはビューティフルにやらないと女神はやってこないのです。1塁走者2盗して2死2、3塁から3番ファーストフライでチェンジ、ふ〜〜、助かった。
 4回表康平見逃し三球三振。聖の打席で2球ボールが続いたところでヤンガース渡辺監督ピッチャー交代を告げました。キャプテン放生が捕手から投手へ、投手の郡司はショートへ、守備の上手いショートの木村が捕手へ、感じるところがあったのでしょう。結局聖は四球出塁、ところがキャッチャー木村からの1塁送球で帰塁できずタッチアウト、「何狙ってんだ、オマエは!」と監督から怒られました。打席には陽太がいますから、焦らなくても何かが起きるのに・・・、ホラ、行った〜〜〜、ライト左を破るホームラン、先週も右中間2塁打がありましたが、好調の打者は逆方向へ打てる、野球とはそういうものです。これでまた流れが続き、ジョーがファウル1本、6球目をヒット、侑宏ファウル3本粘って8球目四球、代った投手からこのように簡単に打たないことがイヤらしい野球なのです。当然キャプテン大和も6球投げさせ、ファウル1本、四球選んで2死満塁、バッター4番、ここで打たなきゃオトコじゃない、ピッチャーゴロ(@,@)なんなの? 陽太のホームランで5点差となったので、楽勝ムード、余裕こいてその裏、侑宏から大和に投手スイッチしたら、死球で出したランナーが2盗、暴投で3塁へ、すぐさまレフトヘのヒットで1点返され、2球で2盗、3盗、四球〜2盗、1死2、3塁と怒涛の攻撃、何かこれは
いつか来た道、あぁ〜そうだよ〜〜♪ アカシアの花が咲いてる♪ 俄かに雲行きが怪しくなり、天から雨まで落ちてくる始末....なんとか1点で抑え、ヤレヤレ、ふ〜〜。
 5回表寛太はまたもや痛烈なセカンドライナー、祐茉センターフライ、康平は左中間にヒットしましたが聖はセカンドゴロ、軽快にさばかれました。渡部2塁手は上手いねぇ〜、敵ながらアッパレ。迎えた5回裏、1番から、守備も怪しくなりエラー、センター前ヒット、レフト線の2塁打が送球のまずさを誘ってランナー3塁到達し2点差に、これはイカン、守りのリズムが悪くなる反面、相手の攻撃はリズミカルになって、再び侑宏をマウンドに戻したもののこの勢いは止められず、5連打でついに1点差、それどころか、1打サヨナラのピンチを迎えましたが、バッテリー奮起してショートフライ、キャッチャーファウルフライ、そしてサードゴロ、ヨシ!乗ってる選手のところで助かった、何とか切り抜けて試合終了、なんか負けた試合のように肩落とし、首うなだれて引き揚げました。埼玉南部大会決勝戦を翌日に控えるチームとは思えません。ただ、最後の最後のバッテリーの頑張りは収穫です。


 【2回戦】4月29日(水・祝)富士見市運動公園C面B-3 12時41分〜 5回コールドゲーム

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 1 1 2 4 8
富士見スピリッツ 0 0 1 0 0 1

勝利投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:無し

戦況: ウエストは打線組み換え、南部大会決勝で若松ブルーウィングス相手に3打点をあげて敢闘賞に輝いた5年生康平を6番に上げ、陽太を7番、祐茉を9番としました。康平は3盗塁、1得点、1打点、陽太は3塁打2本で2打点、聖がセンターへ犠牲フライを打ち、陽太がタッチアップホームインしました。祐茉は四球で出て2盗、ジョーがバントで送り、侑宏の内野安打の間にホームイン。クリーンアップは1本ずつヒットを打ち、大和1得点、1打点、頼1得点、寛太2得点でした。大和の当りはいずれも痛烈で、レフト、センター、ライトへライナーを打ち分けました。レフトライナーとライトゴロはアウトになりましたが、センター前はタイムリーになりました。ライトゴロは当りが強過ぎました。寛太のライト線ライナーはホームランになるかと思ったら、ライトが良い位置に守っていて追いつかれ、シングルとなりました。首位打者ジョーは四球出塁して1得点。9人それぞれに活躍しましたが、肝腎なところでイマイチ、不満が残りました。1失点は8番打者が泳いで出したバットに当たった球が小フライとなり、サードが飛んで捕るべきところ生かしたためにその後2安打1四球でホームインされてしまったものです。エラーではないので侑宏の自責点になりますが、あれくらいは捕ってあげなければカワイソウという当り、ショートでは到底間に合いません。通常であれば大量点に繋がりかねない場面でした。3番打者のセンター前タイムリーの打球で3塁ランナーホームインは仕方ありませんが、2塁ランナーが3塁回ったのを8→6→2の中継で本塁タッチアウトにしたのが大きかった・・・これも寛太から送球を受けたジョーが一瞬状況を見たため本塁ベース上の際どいプレーになりましたが、大和がガッチリブロックしました。「この場面は迷わずホームだ!」と監督が「喝!」を入れておりました。4番打者をファーストフライに仕留めてピンチを脱しました。陽太は攻撃では活躍しましたが、守りは小フライを捕りきれなかったことと、サードゴロの1塁悪送球で唯一のエラー、課題を残しました。侑宏は1四球、62球のいつもながらの安定したピッチング、このバッテリーは段々良くなってきました。

 【準々決勝】5月4日(月・祝)富士見市運動公園B面C-2 10時48分〜

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 0 0 3 0 0 3 1 7
水谷フェニックス 1 2 0 0 0 0 2 5

勝利投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:無し

戦況: ウエストは、埼玉南部春季大会3回戦で水谷フェニックスと対戦し、7安打7四球2塁上死、9残塁の拙攻で3点しか奪えなかったのですが、エース瀬戸尾がバントヒット1本に抑える好投で勝って以来の対戦です。バッテリーは互いに同じですが、今度は打って変わって激しい打ち合いとなり、水谷フェニックスが序盤得点して大井ウエストが3回に追い着き、その後互いに譲らぬ状態から、6回、7回大井ウエストが下位打線の連打でドドンと突き放したら、昨年東入間新人戦準優勝の水谷フェニックスが意地を見せて7回裏反撃し、ホームランが出ればサヨナラというところまで行きましたが一歩及ばず、埼玉南部春季大会準優勝の大井ウエストが逃げ切りました・・・と東入間学童野球連盟春季大会のホームページに書きました。どうして前回打たれなかった侑宏が今度は打たれたか?ウエストは今回も7残塁だけれど、同じ様な出塁数で前回の倍以上得点できたか?試合を振り返って良く考えてみて下さい。野球は頭脳スポーツなので、とにかく考えることです。考えて分かったことは、次回の戦いに反映することです。どんなに頑張っても力及ばないことはあります。
まず守りから考えて下さい。1回裏は2安打で1点取られました。2回裏は2安打で2点取られました。ただ、2点目は2塁ランナーへの牽制球がセンターへ抜け、これをあろうことかセンターが捕れず後方へ・・・、その間に2塁ランナー一挙ホームインというまずい守備でした。ところが6回裏は2安打で無失点、ライト前ヒットで本塁を狙った2塁走者を好返球で刺しました。しかし7回裏は2四球で走者を出し、2死2、3塁からこの日3安打の3番田中にレフト前、4番今井にライトへ上手く打たれて2点取られました。クリーンアップがキッチリ仕事をするチームはやはり強いけれど、その前に走者を出してはイケマセン、特に四球はバックを守る選手たちのリズムを乱します。その前の打席でセンター左へ上手く打たれている5番斉藤を迎え、万が一ここでサヨナラホームランでも打たれたら負けてしまう場面でしたがピッチャーゴロで試合終了。
攻撃では1〜3番が各1安打、侑宏1打点、大和2打点です。4、6、9番は無安打。5、7、8番が2安打です。ジグザグ打線ですね。でもまあ、ほころびながらもつながってる。陽太が2打点、聖が1打点です。ウエストは下位打線で点を取る、これが特徴です。じゃあ打順をいじれば良い?そう単純なモンダイではありません。むしろどこからでも点が取れる、これが相手から見たら脅威ではないでしょうか。埼玉南部春季大会の閉会式で橋本会長がおっしゃいました。「
準々決勝、準決勝の粘り、最終回に追い着いてタイブレークに持ち込み、しかも準決勝では3点差で2アウト、勝負あったと思われた場面から逆転サヨナラ、諦めない姿勢に驚きました」・・・と。実は当のベンチの方も驚きました。どんなに追い込まれても諦めるな、野球は最後まで分からないとは常日頃言っていますが、そうは言っても奇跡はそうそう起きないものです。
侑宏と陽太が3出塁、寛太と聖が2出塁、ジョー、大和、祐茉が1出塁、頼と康平はゼロ。ただし康平は進塁打2本。大和は空振り三振1個のほかはいずれも引っ張ってライトへ、2塁打1本とライトライナーとライトゴロ、皆いい当たりで「惜しい」と言う人も居ます。確かに惜しいけれど、好調のときは野手の間に飛ぶものです。ライトゴロは1-2塁間を抜けていますから、これでアウトになるのは少年野球ならではの現象です。ちなみにもしライトがゴロを弾いて1塁送球できなかったり、送球したがセーフだった場合はライトのエラーではありません。内野手を越えたゴロ打球はヒットです。ライトフライポロリはエラーです。ライトがゴロを弾いたのを見て打者走者が1塁を蹴って2塁に到達した場合は2塁打ではありません。1ヒット1エラーです。同点の6回先頭打者の頼は2本ファウルし、ボールを3個見極めて、フルカウントから外角低めの球を見送って、バットを放り1塁へ歩きかけたら球審が「ストライク、アウト!」のコール、本人はボールと見たのでしょう。良い球は振ってファウルしてますから、ボールと見えたなら仕方ありません。この日、インコースの投球がユニフォームをかすったらしく、のけぞってみぞおち付近を触った仕草がありました。頼の性格からしてデッドボールだったでしょう。演技など出来るタマじゃありませんから。冨士川監督がタイムを取って、「当たってるんじゃ?」と球審に問い質しましたが認められません、ついてないオトコです。この場面は判定が覆るワケが無いことを承知で球審に言っているのです。バットが回ったかどうかならば塁審に聞くことはありますが、死球かどうかは目の前の球審の専権事項です。これで判定が覆ったら、逆に相手ベンチがおさまらないでしょう。ちなみに持ってるオトコ陽太はただいま6年生の打率トップですが、同点の6回2死3塁で、走者寛太の場面でショート後方に打ち上げました。スコアラーは「落ちる!」と叫びました。レフト、センターが突っ込んで来たけれど到底間に合いません、ショートが背走してグラブに当てましたがポロリ、これで勝ち越しました。「アレはエラーでしょ」という人がいましたが、これはヒットです。「上手いショートなら捕れる」と言うかもしれませんが、水谷フェニックスの選手たちは皆守備が鍛えられていて上手いのです。もしアレを捕ったら「上手い!」と褒められて然るべき、そういう打球をエラーにされたらやってられません。辞表を叩きつけて「辞めてやる〜」と言われかねません。スコアラーが「落ちる!」と叫んだくらいの打球ですから、打った陽太が良かったのです。この後持ってる陽太は暴投で2塁へ進み、聖がレフトヘガツーンとライナーヒットして一挙3塁蹴ってホームイン、祐茉はショートゴロ、今度はエラーで2死1、2塁、イケイケドンドン、ワッショイウエストの雰囲気に乗ってジョーがレフトへスコーンとライナーヒットして満塁、陽太はホームインしたのに聖はできない、これは課題ですね。しかし2アウトからこれだけ連打されて、たまらず小峰監督ベンチを出て球審にピッチャー交代を告げました。田中はサードへ、守備の上手い飯田がサードからショートへ、ショートの菊田がキャッチャーへ、キャッチャーのキャプテン今井健太郎がマウンドに上がりました。今シーズン対戦した中ではナンバー1の速球投手です。しかしいきなり交代したところが満塁の場面では誰しもキツイ、速球投手は、立ち上がりが難しいのです。侑宏は1球目思い切って振ってファウル、2球目からボールを見極め四球〜押し出し、この回3点目、次が大和で初球ファウル、2球目ライトゴロで三者残塁、チェンジでした。競り合って緊迫した場面ならジックリ行きますが、この場面の3番打者はガンガン打って構いません。野球は、展開に応じて対応を考える心理戦、メンタルスポーツと言われる所以です。だからこそ日本人には向いているし、ゲームをやってる子どもと違って、考える力が着くのです。押し出しの後ですから、ストライクが欲しいピッチャーの球を狙い打つのは当然です。ただ陽太のようにツキが有ればヒットになったでしょう。ちなみに陽太は7回表にも2死3塁、走者が寛太の場面でライトへ打って、ライトが弾いて2塁へ、寛太がホームインしました。これが上で書いた1ヒット1エラーです。陽太の当りより強烈だった大和の打球はうまく捌かれたのに、何故でしょう?これは当のライトもよく分からないのでは?打球に妖怪か何かがとりついているのではないでしょうか?一説によると、妖怪バットを使っているのでは、とも言われます。¥高いでしょうね。右打者の陽太の打球は通常左へ飛びます。今井投手の速球に振り遅れた?それが正解かもしれませんが、実は今期陽太は左中間や右中間にタイムリー2塁打というのを結構打っているのです。このように打球が飛ぶ方向が拡散しているということは、ヒット確率が高い、インコースは引っ張り、アウトコースは流す、球に逆らわないバッティングが出来れば打率は上がっていきます。天才的な打者になるとインコースをおっつけて逆方向に打ちますが、そこまでは少年野球の打者に言ってはいけないでしょう。守る側は引っ張り専門の右打者ならセンターを左中間に寄せる、左打者なら右中間に寄せるものです。しかし右にも左にも打つ打者の場合はセンターは寄せられません。だから間に落ちる打球が出て打率が上がります。最近対戦した中では若松ブルーウィングスの中軸が凄かったですね。センター中心に右左、決して極端な引っ張りや流しはしません。あれをやられたらピッチャーお手上げです。何しろタイミングを外すために抜いた球でも、貯めてミートされました。こういう相手は、四球覚悟で際どいところを突いて打ち損じを待つしかありません。それと打者に向かって行く気迫のピッチングです。「打てるものなら打ってみろ〜」という球は結構打ち損じてくれるものです。守備側は、打者の振りを見て、どちらに狙っているかわかったら守る位置を都度変える、これが強いチームの守備です。1球1球見て、対応を考える、バカではできません。自分のところに来るだろうと思っているレフトやライトは、ピッチャーの投球と同時にかかとを浮かせて、どの方向に来てもダッシュできるように備えます。だから、打球が正面を突く、悲運の打者、というのは一見正しそうですが、これでは高打率は難しい、野手の頭をガンガン越すのなら正面でも一向に構いませんが
(^-^) ウエストキャプテンの名誉のために一言付け加えておきますと、大和は引っ張り専門ではありません。レフトにもライトにもライナーを打ちます。ただ、真正面でアウトになるのです。これは一部寛太にも同じ様な側面があります。ウ〜〜ム、どうして?性格が愛らしくて、相手の守備陣に「来い、来い」と招かれているのかもしれません。「いらっしゃいませぇ〜〜〜」ダメヨ、ダメ、ダメ!

 【準決勝】5月10日(日) 南畑小学校9時 VS

チーム 1 2 3 4 5
大井ベースボールクラブ 2 4 3 0 3 12
大井ウエスト 0 0 0 0 1 1

敗戦投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:長久保佳敬、小林友陽

戦況: ウエストは昨年第52回東入間春季大会で優勝しました→クリック。6年生が3人だけだったので、今年の6、5年生はおおかたそのときの主メンバーです。昨年の西部夏季大会準優勝の水谷フェニックスといきなりぶつかって、4-0撃破したのが優勝できた要因でした。このときの準々決勝では大井亀少クラブと対戦し10-3で勝ちました。強打で中川、長久保を打ち崩し、ドドンと得点して、守りで浮き足立たせたことが大勝の要因でした。準決勝では、勝瀬キッズの一瞬のスキをついて勝ちました。勝てるときというのは、やはり何かが「憑いている」ものです。今年の埼玉南部春季大会準優勝というのも、その過程を見ると、ついていました。野球は力だけでは勝てません。憑き物を引っ張って来る必要があります。祈りましょう・・・いえいえ、そういう問題ではありません。ウラガクのように、素振り千本です。こんなに努力したんだから・・・と自分を納得させることです・・・と書きましたが、結果は5回1-12のコールド負け。憑き物は大井ベースボールクラブにとりついていました。それどころか新井主将が1ヒット1四球2死球、長久保が4-3(1本塁打)、小林が4-3(1本塁打)、コテンパンで、グ〜の音も出ず。侑宏が2回3分の2投げて自責点9、寛太が2回3分の1投げて自責点3、大井ベースボールクラブは決勝戦に備えて長久保を2回で引っ込めました。40球、肩慣らしみたいなもの、2回なので勝ち負け付かず、後は小林が3回投げて自責点1の勝ち投手。

   友がみな 我より偉く 見ゆる日よ

     花を買い来て 妻としたしむ   石川啄木 ・・・この歌の意味、分かりますか?こういう心境ですね。

石川啄木は我が高校の先輩です(宮沢賢治も先輩です)。来週は啄木歌碑を盛岡第一高等学校に寄贈したので、その除幕式のため盛岡に行って来ます。その後、ホテルメトロポリタン盛岡でパーティです。

第3位 応援有難うございました

埼玉スポーツセンター金子守取締役から第3位カップ受領


入賞行進


6年生4人、5年生7人のチームで良く頑張りました


 ■55回東入間秋季大会  ふじみ野市主管
2015年9月6日(日) 開会式:ふじみ野市多目的グラウンド 開式9:15(受付8:30〜9:00) 組合せは東入間学童野球連盟のHP参照

 1回戦   2回戦   準々決勝   準決勝 

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対戦表

開会式


返還カップ携えての入場行進 今や当たり前の光景 後に続くは前回同じ第3位の鶴ヶ岡少年野球クラブ、続いて大井少年ファイターズ
春に比べてバラバラですね、ツッチーは何見てるの?11番目の人は何してるんだろう?

熊倉柚は連盟旗持って入場行進、理由?デカイから

この大会は水上さんが事務方で仕切っています。進行は斉木さん(上福岡第五クラブ)

 【1回戦9月6日(日)11時45分〜 A-1西原小学校

チーム 1 2 3 4 5
富士見コンドルス 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 0 4 0 3 × 7

勝利投手:田口 成 本塁打:松原寛太、瀬戸尾侑宏

戦況: キャプテン大和は「勝ったら先攻取って良いですか?」と監督に聞いて、じゃんけんで負けて後攻、相手は6年生ひとりのチームです。1回表先発エース侑宏、先頭打者をショートのエラーで出しましたが、2番以下抑えました。1回裏5年生ジョーが四球で出たものの1、3、4番の6年生が凡退してウエスト無得点。2回からマウンドにはジョー、侑宏が痛みがあるというので交替、前日練習ではなんとも無かったのですが…。ジョーは前日ふじみ野市5年生大会で独り相撲の散々の出来、しかし失敗が付き物の野球ですから、リベンジの機会を与えました。結局3回投げて1安打、1四球(この走者は大和が2盗刺しました)、6三振の見事なピッチング。2回裏、先頭打者の寛太はライトのネットをはるかに越える特大ホームラン、審判団も唖然、開いた口が塞がりません。八柳さんがボールを探しに行って、見つけるのに随分時間が掛かりました。陽太四球から2盗、康平にはボールが3球続き、ストライク後の高い球バントして陽太3進、しかし後で康平怒られました。ストライクバントのサインなので、ボールで四球を選ぶべき、どうしてわざわざ死んじゃうの?というワケです。聖にもボールが3球続き、ストライク、ストライク、ファウル、そして四球、当然2盗、すると祐茉がやることは?当然そうですね、しかし1球目はストライク見送ります。2球目ボール、そして3球目、3塁方向へ転がした、サード捕って本塁間に合わない、1塁送球したつもりがライトへ、陽太、聖相次いでホームイン、祐茉も2塁へ、侑宏はファーストゴロで2死3塁、ジョーの打席で暴投で祐茉生還4点目。結局ジョーはファーストフライ、最近右にしか打球が飛びません。3回裏には頼が3盗図ってタッチアウト、3塁のみ連盟審判ではありませんでした。サードの真後ろですから、タッチは見えません。ウエストベンチは1塁側ですからハッキリ見えます。頼の足がベースタッチした後でグラブが下りてきました。判定には文句は言えませんが、こうも明白なセーフがアウトになるのは悲し過ぎます。巨体を押してトボトボとベンチへ帰ってきた頼は監督に怒られました。「スタートが良ければタイミングでもセーフだ、リードとスタート考えろ!」と。続く寛太がセンターオーバーのドデカイ3塁打、しかし陽太サードゴロ、どうもチグハグ。4回裏は康平四球、聖デッドボール、祐茉が送って、侑宏がレフト線流して悠々の3ランホームラン、7-0、ジョーピッチャーゴロ、大和レフト線のフライ、左打者の打球ですからインフィールドに落ちてから左ボールデッドゾーンへ転がって2塁打、文句なしの3盗を決めましたが、頼がショートゴロでチェンジ、どうもチグハグ。5回表は寛太に任せます。空振り三振、セカンドゴロ、空振り三振で10球で締めました。試合後、選手たちは監督に延々と説教されました。5回コールドで完封して勝っても、反省点はいっぱい有り、勝って怒られる今年のチームですが、勝って兜の緒を締めなければ強いチームには勝てません。
このところキャッチャー大和が2塁盗塁を刺すケースが増えてきました。盗塁阻止というのはピッチャーが一番嬉しいのですが他の野手にも勇気を与え、流れをコチラへ持って来ます。2001年の芦野真みたいに、あのキャッチャーでは走れないと評判が立って欲しいものです。2009年の内野翔太の盗塁阻止率2割3分4厘はムリでしょうが、なにしろ26回も刺しました。捕球してから送球動作に入るのが無茶苦茶速かった、ミットが右肩に上がるやいなや矢のような送球が飛んで行きました。2010年の前田夏輝、2013年の柿沼大翔も良かったね、盗塁阻止は投手とのコンビネーションなので、捕手だけでは刺せませんが、歴代の名キャッチャーに比べればまだまだ数値が低いので、後半戦ますます頑張って欲しいものです。田中将大だって少年野球ではキャッチャーだったんだよ。ピッチャーは?知ってるよね


 【2回戦9月12日(土)14時〜 B-3駒西小学校A面

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 0 2 0 0 1 1 3 7
富士見ファイヤーズ 0 0 1 0 0 0 0 1

勝利投手:瀬戸尾侑宏 本塁打:井上陽太、松原寛太

戦況: 午前中の練習に小河原瞬、吉田健太郎、伊藤優の3人の先輩が手伝いに来てくれました。さすがに先輩は上手い、体力がある、成長した姿を見て嬉しく思いました。コールドゲームで試合の進行が早いとの情報で、早仕舞いして駒西小に行きました。
 キャプテン大和はじゃんけんで負けて先攻、ウエストは富士見ファイヤーズの加治投手の前に1〜3番が三者凡退、それも侑宏見逃し三振、大和空振り三振です。しかし侑宏は相手の1〜3番を三者凡退、それもたったの6球で片付けました。打てそうな球が来るので、振ると球が来ない、引っ掛けて内野ゴロや外野フライです。
 2回表4番頼が当り損ねのテキサスヒットで出て、寛太は空振り三振しましたが、陽太がレフトオーバーの2ランホームランで先行しました。良いバットだ。3回表またしても1〜3番が三者凡退、今度はジョーが空振り三振です。加治投手は、恵まれた体を生かしてナイスピッチングです。
 3回裏富士見ファイヤーズ7番打者がライト左へ打ち上げました。ヨシ、もらったと思ったらライトのスタートが悪く、エンタイトル2塁打、8番打者この試合早くも5個目のサードゴロ、これを陽太が1塁頭越しの大暴投で1点失いました。ひとり目立っている、スター性があるのか?
 4回表頼当り損ねのサードゴロ1死、寛太と康平が四球を選びましたが陽太レフトライナー、聖ライトフライで無得点。その裏クリーンアップを侑宏三者凡退で抑えます。今年の大井ウエスト高学年チームの特徴は、相手に合わせた試合をすることです。相手の応援団に対する配慮からか、息詰った好ゲームをやってくれちゃうんです。ところが相手が強いチームだと豹変して、牙を剥き出すのですよ。そして下位打線で得点するので、2死になっても諦めません。頭が良ければ先が見えるので、ダメか(>_<)と力が抜けて負けるものですが、今年のチームは決して諦めません。しかも勝っても怒られます。だから力が出るのかもしれません。
 5回表侑宏がセンターへきれいなゴロヒット、好投手攻略の理想的なバッティングです。2盗して、ジョーがレフトヘ引っ張ってライナーヒット、侑宏は3塁を蹴る、レフトからの送球がわずかに1塁側にそれて、回り込んでベースタッチ、好走塁と暴走は紙一重の典型でした。ココで大和はストレートの四球、球数90球、限界だと見た富士見ファイヤーズベンチはピッチャー交代、センターから田口選手がマウンドへ、頼は粘って7球目選んで四球、1死満塁です。しかし、寛太空振り三振、陽太レフトライナー、ここまで3打席いずれも真っ芯でとらえていますが、最初に頭を越されているレフトは深く守っているのでこうなります。絶好調の時の陽太は右中間に良い当たりを打つのですが・・・・、三者残塁。その裏またしても7番打者にセンターへヒットを打たれます。牽制でうまく追い出したのに、頼が2塁へ投げた球が低い、ショートバウンドをジョーが捕れない、ランナー進塁、これはマズイプレーでした。ランダウンプレーは随分練習してるのに・・・。さらにパスボールでランナー3塁へ、8番ストレートの四球、9番サードゴロ、陽太の捕った位置が3塁ベースの横、ランナー戻れずタッチアウト、「何で投げないんだ!」と1塁へ直ぐ送球しないことを大和が指摘します。自分のパスボールを棚に上げて良く言うよ?いいえ、いいんです。自分に優しく、他人に厳しく、野球にミスは付き物ですが、ミスよりも、良いプレーの後にそれで満足するんじゃなくて、すぐ次のプレーに向けて行動を起こせ、と言いたかったのでしょう、良いキャプテンです。1番に還って良い当たりでしたがショート真正面のライナー。
 6回表康平がフルカウントから四球で出て2盗、3盗、このところ早射ちマックが影を潜め、良い仕事をします。お父さんがこの大会の責任者ですから、それも当然か?聖空振り三振、祐茉ピッチャーゴロ、「何で突っ込まないんだ!」と監督が康平に怒鳴りました。ピッチャーゴロは普通自重しますが、ボテゴロなのでセカンドリード大きく、スタートが良ければホームインできます、また、1塁送球を見てその間に本塁を陥れる、上手いランナーならそうします。2死3塁となりましたが、侑宏の強いセカンドゴロをエラーして康平ホームイン、打席にはジョー、侑宏2盗して2ボール、1ストライクから侑宏走った、ジョー振らない、キャッチャー3塁送球、タッチアウト、ランエンドヒットのサイン見逃しでした。その裏富士見ファイヤーズは2番から、走った直後なので、侑宏にゆっくり息をして投げろと指示が飛びました。するとセフティ、3塁線、上手い!しかし侑宏駆け下りて(実際には盛り土無いから駆け寄ったんだけど)ボールをつかんでクルリ半回転して1塁送球、間一発アウト!どちらも素晴らしいプレーでした。この回も三者凡退。
 最終回に入り、ジョー四球出塁、4-1でリードして無死1塁、普通はウエストならすぐ2盗ですが、ジョーは走らない、「走るな!」というサインが出ているのか?打席の大和の見せ場を作るためか?大和は2本ファウルしてボール2、ストライク2からの6球目痛烈に引っ張ってライナーが駒西小のライトの生垣を越えましたが、わずかにライト線右のファウル、次の球ピッチャーゴロ、ジョーは進塁、頼レフトヘヒットして2盗、1死2、3塁、打席には寛太、ボール2からスクイズ、エ?空振り、キャッチャーこぼしている、ジョー急ブレーキ、3-本間に挟まれた、しかしキャッチャーからの送球が高く、レフトへ抜けてホームイン、これまた監督から怒られました、「突っ込め、アウトになっても自分の責任じゃない、スクイズはそういうもんだ」と。こうなったら打つしかない、このところ毎試合ホームランを打っている寛太は次の球、打って左中間に大飛球の2ランホームランでトドメを刺しました。左打席であそこまで飛ばすのは並外れた打力です。良いところで以下省略。7回裏センターフライをスタート悪く前へポトリで出したランナーを大和が2盗刺してこの回も3人で始末した侑宏の7回73球のナイスピッチングでウエスト勝利。富士見ファイヤーズは、どうして打てないんだろうと不思議だったんじゃないでしょうか。この日の別の試合では、剛速球投手が四球で自滅するのを見ました。バッテリーが試合を作りますから、コントロール良く丁寧に投げていれば、連打はそうそう無いのです。3回に1回ヒットを打ったら素晴らしい打者と言われるのが野球ですから、打ってちょうだい、と投げても、なかなか安打は打ってくれません。ましてや立て続けに打たれることはなおありません。怖いのは四死球とエラーです。


 【準々決勝9月13日(日)13時〜 A-1上野台小学校B面

チーム 1 2 3 4 5
上福岡パワーズ 0 0 0 2 0 2
大井ウエスト 4 2 0 3 × 9

勝利投手:松原寛太 本塁打:松原寛太、倭 祐茉、長谷川大和

戦況: ウエストはメダルを掛けた一戦です。メダル常連のウエスト、頑張れ!上福岡パワーズは良く打つし、三芳スカイヤーズ戦ではレフトゴロとか、1、2塁からのランダウンプレーが長く続いたのに、結局先のランナーをタッチアウトにするなど好守備が光りました。強敵ですよ−−−と書いていましたが、結果5回コールド勝ち。ドドンと3発、残暑続けと打ち上げ花火、ワッショイ、ウエスト秋祭り。上野台小学校はホームランの稼ぎどころ、1回裏寛太のグランドスラムはB面左打席から引っ張ってA面の3塁手が守っている位置ぐらいまでぶっ飛ばしたので、打球はA面本塁越えて花壇まで到達、いやはやものすごい大ホームランでした。よくもまあ毎試合、打てるもんだと感心しますが、今期早9本目です。チーム記録の内藤匠之介の13本が射程に入ってきました。2回裏祐茉は1死無走者からライト左へ、右中間割ってのホームラン、仕上げは大和、4回裏、四球の侑宏、死球のジョーを塁に置いてレフト線ヘの流し打ち、ライナーが切れずに真っ直ぐ伸びて体育館まで到達する3ラン、これで7点差としました。ナント!今期初ホームランです。他の6年生3人が派手にホームランボカスカ打っている中で、ひとり蚊帳の外でしたが、キャプテンの意地で仲間入り。
エース侑宏先発して3回2安打2四球無失点、6点取って、勝ちは見えたと寛太を4回からマウンドへ、すると侑宏の球にタイミング合わなかったパワーズ打線が目覚めたように4番矢野の3塁打と6番中島の左中間真っ二つの本塁打で2点返されました。ただし侑宏は3回しか投げていないので、実質勝ち投手ですが、後から投げた寛太が記録上勝利投手、後輩に勝利のプレゼントです。
これで5回連続のメダルGET、2012年からの4年間、春、秋、合計8回中7回メダルですから、もはや東入間ではメダル常連です。,

ウエストの反省点はまずい走塁、1回には侑宏四球から2盗、ジョーのバントがピッチャー捕ったが内野安打となって無死1、2塁から大和が例によって「ウエストベンチ、天を仰いでワ〜〜〜(>_<)」というショートフライ1死の後、頼の当りはショートへのボテゴロ、どう見てもヒットになる、ショートは3塁を見て飛び出している侑宏を追いかけて挟む、ランダウンプレーは上手いパワーズですがなんとか逃げ切って3塁に戻る、3塁に来ていたジョーは2塁に戻る、1塁回ってハーフウェイの頼は1塁に戻って1死満塁、という場面がありました。この後寛太の満塁ホームランが出ますが、侑宏の走塁は反省点。2回裏1死から祐茉がホームラン、その後侑宏四球から2盗、ジョーのゴロを捕ったショートが2塁ランナーを挟もうとして結果無死1、2塁となりました。このように1回、2回とも先のランナーが単に前の塁に進むのではなく、「行くぞ、行くぞ」と守備側を牽制して、結果的に空いている1塁に打者走者を生かすというのは素晴らしい走塁です。見ているほうにはまずい走塁に見えます。送りバントは自分が犠牲になって走者を進めることですが、空いている1塁に打者走者を埋めてチャンスを拡大するのは、犠牲を先送りしてチャンスを拡大することですから、相手に対するプレッシャは増大します。これは侑宏の走塁が上手かった(ことにしておきましょう)。この後パスボールで1死2、3塁となり、大和のセンターフライで侑宏がタッチアップ・ホームイン、これも良い走塁でした。頼も四球を選び、寛太への初球にダブルスチール、かさにかかって攻めるウエスト、ワッショイ、秋祭り。しかし寛太空振り三振、これはしょうがない。2打席連続なんて願うほうがムリ。まずい走塁その2は3回裏先頭打者陽太がレフトオーバーの2塁打、3盗狙ってタッチアウト、スタートが悪かったのが原因です。まずい走塁その3は4回裏先頭打者の祐茉が四球で出ました。これはダメだとパワーズピッチャー交代、先発嘉儀がセカンドに回り、野村がファーストからマウンドへ、代ったピッチャーの牽制に追い出されてランダウンプレーの末祐茉タッチアウト。ベンチへ帰って監督に怒られました。「打線は上位、何を焦ってるんだ?ピッチャー代って、牽制来るに決まってるだろう?」ということです。侑宏四球(この日は3打席3四球3得点)、2盗してジョーデッドボール(この日は3打席3出塁2得点1残塁)、1死1、2塁、これだけ1、2番が毎回出塁すれば、クリーンアップの誰かが打てば大量点になります。ここでお待たせ大和の3ランホームラン、やっと出ました、お化けではありません、初ホームラン。大和にごちそう奪われて傷心の頼は空振り三振。寛太四球から陽太への初球に盗塁、そしてボーク!寛太3塁へ、たまらずパワーズベンチ、またピッチャー交代、野村が元のファーストへ、キャプテン香林がショートからマウンドへ、陽太四球から康平への初球に走って2死2、3塁、康平は次の球打ってサードゴロチェンジ、この日は1打席目ボール1からライトフライ、2打席目見逃し三振、そして3打席目がこれ、聖と2人だけ出塁無し。

 【準決勝9月20日(日)9時〜 西原小学校

チーム 1 2 3 4 5 6 7
上福岡第五クラブ 1 0 1 2 0 0 0 4
大井ウエスト 0 0 1 1 1 0 0 3

敗戦投手:瀬戸尾侑宏  本塁打:長田 頼

戦況: 元福小学校は富士見市勢対決、みずほ台ヤンガースVS勝瀬キッズ、西原小学校はふじみ野市対決です。シーズン前、選手たちに言わせれば今期最大のライバルと考えてきた上福岡第五クラブと、やはり対戦することになりました。今期は松本旗メダルをかけた準々決勝で6-1で勝ちましたが、点数だけ見ると楽勝のようですが、ドッコイ山口投手に8三振を喫し、しかもうち4つが見逃し三振、いかに球がキレていたかが分かります。ただ、侑宏が苦しみながら5回83球、1点で抑えたことが勝利の第一要因でした。打てそうで打てない、侑宏の本領発揮、6回寛太に代えたらダメで、すぐ陽太に代えて、何とか抑えて勝ちました。同点で迎えた4回に9番祐茉のセンターへのライナーヒット、すぐ2盗して、ジョーが送り、侑宏がクサイ球カット、ボールは見極めて四球を選びすぐ2盗、1死2、3塁で、この日捕邪飛、ショートフライ2本と絶不調の大和が、ウエストベンチ天を仰いで、ア〜〜〜〜(>_<)というのを3回もやってくれたうちの1回で2アウト、ところが2死から得点するのが今年のパターン、4番頼のときにパスボール、祐茉ホームインしてバッテリーエラーで逆転、次の球外角狙って流し打て、という指示通りバシッと叩いた強烈なライナーがセカンドのグラブを弾いて侑宏ホームイン、頼2盗して暴投で3塁へ、寛太が強烈ライナーでライトオーバー、この回3点目、もってる陽太はショートゴロ、妖怪バットがトンネルのエラーを誘い4点目、康平も外角狙って流し打て、という指示通りライト線流し打ちの2塁打で陽太ホームインして5点目、怒涛の攻撃でした。光ったのは侑宏が4打席4出塁2得点(2打数2安打、2四球)、寛太が3打数3安打2打点、陽太が2四球、1エラーですべて出塁、康平のタイムリー2塁打等、一言で言えば大和と聖以外は皆良かったということです。ウエストの特徴である走塁は10盗塁、走りまくりました。ただこのときは板橋が肘を痛めていてセンターでした。今度は本来のキャッチャーで、しかも盗塁を刺しています。強かった頃の第五クラブに戻っています。しかしウエストも大和にやっとホームランが出て、守備でもキャッチャーとしてグングン伸びて、キャッチャーフライへの抜群の反応、毎試合盗塁を刺していますし、寛太が毎試合ホームラン、侑宏は相変わらず打てそうで打てないピッチングを展開しています。控えのピッチャーも育ってきました。下位打線で得点する、2死から得点するのが今期の特徴でしたが、ここに来て、どこからでも点が取れるウエストになって来ましたから、ガップリ四つに組んだら・・・・楽しみです
 ・・・・と書いていましたが、結果は惜敗、一言で言えばバッテリーの差でした。山口達也−板橋将吾のバッテリーは素晴らしい、攻守共にこの二人に負けました。大井ウエストとしては今期の中で最も充実して迎えただけに負けるはずが無いと思っていましたが、総合力では上でも、やはり優秀な投手・捕手にはかないません。つくづく野球はバッテリーだと痛感させられた試合でした。詳細は東入間学童野球連盟第55回秋季大会のホームページをご覧下さい。7回投げて山口投手118球、瀬戸尾投手88球、球数から見たら、どうして山口投手が勝ち投手なの?と思います。第五クラブ打者29人4得点7安打4打点2盗塁1盗塁刺殺1本塁送球タッチアウト4犠打4四死球0三振4残塁、ウエスト打者27人3得点4安打1本塁打3打点2盗塁2盗塁刺殺1併殺1犠打3四球4三振3残塁、どうですか、山口投手苦心の投球の原因はウエストの打者が良くボールを見ていたということです。塁打数は第五クラブ8に対してウエスト9で上回っています。四死球の差も1です。明白な差は三振です。ウエストは侑宏1K、寛太2K、陽太1SOでした(K=空振り三振、SO=見逃し三振)。主要打者が三振を奪われました。松本旗の対戦で山口投手を打ち込んでいる寛太と、ツキの陽太が無安打で仕事をさせてもらえなかったことが僅差の敗戦につながりました。侑宏は4失点のうち3点が四球で出した走者で、これが悔やまれます。山口投手は3失点すべてヒットや本塁打の走者に得点され、これは仕方ありません。第五クラブ板橋4打席すべて出塁、1四球、3打数3安打、2得点、2打点、山口3打数2安打2打点、すなわち板橋、山口で全打点、やはり野球はバッテリーだということを打撃でも見せ付けられました。ウエストのピッチャー侑宏は攻撃では1四球、2打数1安打、1得点と働きました。1安打も3回裏、ライトネット直撃のシングルヒットです。西原小学校だとこれがあります。上野台小学校ならホームランでした。これもウエストには不運でした。3番捕手で主将の大和が3打席凡退、得点圏にランナーを置いて1打が出ず、これが板橋との差でした。大井ウエストは3番と5番、6番、8番で打線が切れました。これだけ切れればもはや「打線」とは言えません。松本旗のときは1-1の息詰る展開から、9番祐茉から始まって途中3番大和で途切れましたが、7番康平まで打線が再び繋がって、8番で切れるまで一気に5点取りました。今期侑宏、ジョーの1、2番は脅威の出塁率を誇ります。従ってクリーンアップが仕事をすればドドンと得点できるのです。すなわち上福岡第五クラブは4番で打線が切れましたが、強打の山口を何故3番に置いているかが分かります。板橋が出て山口が返す、このパターンです。3番で打線が切れたら得点力が半減します。第五クラブのヒットはすべて6年生、しかし打てなくても5年生の4つの送りバント、鍛えられた守備が光りました。ベンチの指示にきちんと応える、主軸が打つ、攻守が思い通りにはまって第五クラブには快心の勝利だったでしょう。
 試合は途中から流れがウエストに向きました。3回裏、1死から9番祐茉が四球を選び、2盗狙いましたがスタートが遅れ板橋に刺されました。この後1番侑宏がライトネット直撃のシングルヒット、2盗成功後、板橋からの送球で挟まれましたが逃げ切って3塁へ進み、2番ジョーはセンターフライ、バックして捕ったと思ったらグラブからポロリで1点返しました。ジョーはこの後2盗図り、板橋の送球が逸れましたがタッチアウト、2塁ベース上でタッチされていないとアピールしましたが認められず。ジョーの性格からしてこれはセーフだなと思いました。ベンチに帰って来て「タッチされてない」と言ってましたが、審判の判定はしょうがありません。この直後の4回表に5番岡本を四球で歩かせ、6番斉木が送り、7番柴田がショートゴロ、ジョーは1塁送球して2アウトになりました。この打球は岡本の足ですから3塁送球すれば悠々アウトだったので、岡本のまずい走塁でしたが、第五クラブから見ればラッキー、2死3塁と2死1塁では大違いです。どんな時もまずアウトカウントを重ねれば良いわけではありません。先行のランナーをアウトにするというのが野球の鉄則です。勝っている場面で、アウトカウントを増やせ、という場合と違ってここは1点差で負けている、3塁タッチアウトを狙うべき、自分のところへ打球が来たらどうするということを常に考えろというのが冨士川監督の口癖ですが、それ以前に野球がまだ分かっていないことを思い知らされた場面でした。こういうひとつのプレーが微妙に投手心理に影響します。守備の流れがピッチングや攻撃に影響する、流れをコチラに手繰り寄せるにはまずきちんとした守備です。8番長井にも四球を与えました。オイオイ、どうしたという場面です。9番那須へは初球死球で無死満塁、9番那須は打てなくても、ぶつかってでも塁に出るという姿勢があるのでこうなるのです。この後板橋にライトへ2点タイムリーされて、これが決勝打でした。その裏ウエストは3番大和から、セカンドフライ、5年生の長井はこの日たびたび好守を見せました、こういうイージーフライは逃しません。4番頼は深い守りのレフト、センターをものともせず左中間ドデカイホームランで4-2、この後5番寛太この日2個目の空振り三振、陽太ファーストゴロでチェンジ。侑宏はこの後ナイスピッチングで5、6、7回3人ずつで切って取り、味方の反撃を待ちます。こうなると流れはウエストです。5回裏7番康平がレフト前にヒットし2盗、8番ですからこういうところ第五クラブならきっちり送ってくるところ、聖はキャッチャーファウルフライで1アウト、祐茉がまた四球を選び、侑宏もファウルで粘って四球、1死満塁、ジョーのセンターフライで康平タッチアップ、犠牲フライで1点返しました、4-3です。3番大和にはボールが3個続きます。さすがに投球数が90球を越えていますから山口投手も苦しい。ストライク1個の後大和打ってドン詰まりのサードフライ、斉木ガッチリでチャンスを逃しました。横森代表にすぐ「何故待てを出さないんだ」と言われ、シマッタと思いました。フライが上がった瞬間同じ事を思ったからです。ウエストベンチ、天を仰いでワ〜〜〜(>_<)」という場面、今シーズン何度あったことでしょう。ココは待たせるべきでした。フルカウントになってもココで見られたほうがバッテリーにとってはイヤだからです。2死1、2塁、2-3、次は当っている4番頼ですから、山口投手は何が何でもここで切らなければならない、ストライクを投げるしかありません、甘い球が来る確率大、追い込まれていてもバッター有利だからです。相手の嫌なことをやる、勝利の秘訣を逃した瞬間でした。6回裏ウエストは4番頼から、当たっています。1回もライトゴロにはなりましたが、目の覚めるような強い当り、ライトの那須の見事な1塁送球でアウトになりました。この打席もセンターへライナーでヒット、5番寛太の強い打球はセンターに抜けるかと思いましたが、セカンド長井が追い着いて捕ったら目の前が2塁、ベースを踏んで1塁送球、素晴らしいダブルプレー、これが勝負を決めました。5年生の長井はこの日3つの守備機会をことごとくアウトにする堅守を見せましたが、中でもこの打球に対する反応は素晴らしいものでした。第五クラブは打者ごとに守りを変える、良く研究して頭を使った野球をします。7回表1死から板橋がセンターへ打ち、寛太がセンターゴロを狙って1塁送球しましたがこれを頼が弾きボールデッド、1死2塁から山根のバントを侑宏1塁送球、2ラン狙って板橋が3塁回る、これはウエスト合点承知の助、頼が本塁送球、大和ブロック、タッチアウト!見たか、ウエストの守り、という場面がありました。7回裏ウエスト7番康平はライトへおっつけたフライ、ライト那須はスタート良くキャッチ、3回山口の同じようなフライをテキサスタイムリーヒットにしたウエストのライトとの違いを見せ付けました。5年生の那須はこの日たびたび好守を見せました。8番聖セカンドゴロ、長井の守備は堅実、この日2打席とも四球出塁の祐茉はキャッチャーフライでゲームセット。3番の打力の差とライトの守備力の差が勝敗を分けました。

第3位 応援有難うございました


 ■第26回東入間新人戦大会  三芳町主管
2015年10月4日(日)開会式:三芳町総合グラウンド8時半〜

ウエストは初戦2回戦です

 2回戦   準々決勝   準決勝 

東入間学童野球連盟新人戦大会のページ

対戦表

開会式


ジョーのプラカード持つ手が下過ぎます・・・もっと高く掲げて堂々と先陣切って欲しいのですが・・・慣れてないもので

10月の朝日は太陽高度角が下がり、影が尾を引きます・・・ウエスト12人、行進の練習して、琉立以外は揃っています


 【2回戦10月4日(日) 12時〜 富士見スピリッツと対戦…自然の森レクリエーション公園グラウンド(駐車場は三芳町役場の駐車場で、一番奥の第5駐車場がお勧めです) 地図はコチラです

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 1 0 3 4 4 12
富士見スピリッツ 0 2 0 0 1 3

勝利投手:松原寛太 本塁打:松原寛太

戦況: 寛太が先発、ストライクが入れば6年生でも打てません。強打の初雁フェローズ6年生との8/8練習試合で完投勝利、みずほ台ヤンガース6年生との9/22練習試合ではジョーとの完封リレーですから、5年生相手に負けるわけがないと見ていました。しかし、4回投げて2点も取られました。5回1イニングはジョーが投げて1点取られました。5年生7人中、5人が高学年チームのレギュラーで、すでに今シーズン公式試合38も経験しているのに、そのレギュラーがエラー4個で投手の足を引っ張りました。これがウエストか(>_<)と、恥かしい思いをしました。打っては寛太が今期第11号の2ランホームランとタイムリーヒット、6年生を尻目にウエスト三冠王ですから、出塁率の高い祐茉と康平に続き当っている寛太を3番に置いたのが奏功して3打点、4番キャプテンジョーが3塁打2本で4打点、3、4番がこれだけ打てば勝つに決まっています。柚に待望の2塁打も出ました。斗空はセフティ狙って、まとも過ぎて惜しくもヒットにはなりませんでしたが、この俊足は相手チームには今後脅威となるでしょう。試合経験が少ないので1番に繋げる意味で9番に配置しましたが、斗空が1番に定着して、柚が打つようになったら、恐怖のウエストになるでしょう。斗空はもう少しメシ食ってくれ、柚ほどじゃなくて良いから、と願います。守りでは柚がセンターをきちんとこなし、3年生の蓮がライトで働きました。近代野球ではセカンドとライトが守備の要、そのライトに3年生を配置したのは冨士川監督がそれだけ蓮を信頼しているということです。富士見スピリッツは1塁手のキャプテンが良く声が出て、守備陣を励まし、素晴らしい主将でした。大柄なピッチャーも5回で135球も投げる力投でしたが、ウエスト打線が10四球、1死球と球を見極めるものですから、苦しいピッチングになりました。素質的には良い選手が揃っていますから、鍛えれば良いチームになるでしょう。13盗塁と走りまくったウエストですが、得点は1番から5番の高学年チームのレギュラーだけ、今後試合経験の少ない下位打線がどれだけ試合ごとに成長してくれるかがカギです。


 【準々決勝10月12日(月・祝) 9時〜 C-1 三芳町自然の森レクリエーション公園グラウンド

チーム 1 2 3 4 5
三芳スターズSH 1 0 2 0 0 3
大井ウエスト 0 0 5 0 2X 7

勝利投手:田口 成 本塁打:無し

戦況: スコアラーは仙台で不在、東入間学童野球連盟事務局次長の水上さんに試合の状況メモをお願いしました。詳細にメモを頂いたので、以下のように試合展開を記述することが出来ました。有難うございました。
ウエストは寛太が先発、1回表三芳スターズSH1番荒江にサード後方レフト前に落ちるヒットを打たれ、2盗され、四球を与え、3番加藤がセカンド後方ポテン、2塁封殺、1死1、3塁から4番福井がセンターへ打ち上げ、捕ってすぐ投げません、荒江タッチアップからホームインして犠牲フライで1点先制されました。1回裏ウエストは祐茉見逃し三振、康平1-1からレフトオーバーの2塁打、3番寛太はサード後方レフト前ヒットで3塁までランナーを進めながら、4番ジョーファーストフライ、5番聖セカンドゴロで2者残塁。
2回表6番にぶつけて、2盗され、見逃し三振1アウト、3盗、送球それ、本塁狙った走者を送球タッチアウト。三振でチェンジ。その裏6番柚がショートゴロエラーで出塁、2盗狙ってタッチアウト、キャッチャー見ながら走ったら蟹走り、スピードがつきません。7、8番三振で結局3人で終わり、この辺りで切れなくなれば打線になるのですが・・・、他のチームなら仕方ないけれど、ウエストでは許されませんと言いたいけれど、ヒトが居ない(>_<)
3回表三芳スターズSH9番に四球を与え、1番荒江がセンター前、2塁送球封殺、2盗され、2番サードゴロ、エラーして、打者走者2塁を狙う、セカンドへの送球を見て2塁ランナーは3塁回る、康平本塁送球、聖タッチしてアウト、2死2塁、3番加藤がレフトオーバーの2塁打で2塁走者ホームインして2-0、4番キャプテン福井もレフトオーバー3塁打で3-0、どうなることやらという展開に、ウエストベンチたまらずピッチャー交代、キャプテン田口をマウンドへ送り、5番セカンドゴロに抑えました。寛太はいつもの腕の振りではなく、慎重に球を置きに行っている感じだったようです。その裏3点ビハインドという思いがけぬ展開に、ウエストとしてはとにかく出塁し、打者一人ひとりが繋ぐ意識で、自分はアウトにならないぞとランナー貯める作戦に出なければなりません。ウエストは打順良く先頭打者9番斗空、四球で出て、1番祐茉がレフト前ヒット、この二人なら当然ダブルスチール、2番康平レフト前タイムリー2点打、3-2、ヨシ!良い流れだ、3番寛太2塁後方へ打ち上げてセカンドがバンザイ、2、3塁から4番ジョーセンターに落とし、2者生還して4-3逆転、ヨシヨシ!ワッショイウエスト秋祭りの雰囲気になってきた、5番聖四球を選び無死1、2塁、6番柚の1球目にワイルドピッチで無死2、3塁、結局四球でなお無死満塁、7番蓮叩き付けてサードゴロ、1塁送球の間に5-3としました。8番三振で2アウト、打者一巡、9番斗空またしても四球を選び2死満塁のチャンスが続きましたが、祐茉がショートフライ、打ち上げたらオシマイです、三者残塁。
4回表、三芳スターズSHは6番ショートゴロ、7番ピッチャーゴロ、8番に代打でしたが三振で三者凡退、ジョーのピッチングが冴えます。その裏三芳スターズSHはバッテリー交換、福井がマスクをかぶり荒江がマウンドへ、ウエストは康平センターフライ、寛太ファーストゴロ、ジョーファーストフライ、こちらも三者凡退、荒江の球はじっくり見極めろと言っておいたはずなのに指示が伝わっていなかったか?
5回表三芳スターズSH9番サードゴロ1死、1番荒江はスイッチヒッター、左打席に入り、1塁へ高いバウンドのゴロ、打ち取った当りでしたがグローブに当てながらライトへ転がるエラーでランナー出し、2番投ゴロで2死2塁、当っている3番加藤にファウルで粘られ、ピッチャーとバッターの気力のぶつかり合い、差は2点、ホームランで同点です、結局12球目三振に打ち取ったジョー、見事なピッチングでした。投手の頑張りに応えよう、その裏ウエストの攻撃、残り時間は12分です。5番聖は空振り三振、6番柚はデッドボール、制球の定まらない荒江投手ですから、ここは軽々に打つべきではありません(
実は打っても打てません)、サインは「待て」(だったんじゃないかと想像します)、蓮が四球を選びました。悠人に代った柊哉、ボール球に手を出し(てベンチからボロクソに言われたんじゃないかと想像し)ながらも四球を選んで1死満塁、9番斗空サードゴロ、3塁ランナー柚、3-本間で止まる、オイオイ柚、ここは満塁、トコロテン、前に進むしかないのだよ、本塁送球封殺、1塁は斗空の足なのでホームゲッツーは免れました。チト恥かしい。無死または1死満塁の時は、3塁ランナーは真っ直ぐ本塁めがけて走るしかありません。柚のような走者がドスドスドスと戦車のように向かってきたら、キャッチャーにはとても恐ろしいのです、しかもあの顔で、よくお寺の門の両側にいるでしょう、雷みたいなのを背負って、わしづかみみたいに両手を開いたコワイヤツ、おっと、ヤツなんて言ってはいけません、南無阿弥陀仏。サードは走者に当らないように投げなければいけないので、相当練習を積んでもなかなか難しいプレーなのです。得てして悪送球が起き易いので、一心不乱に本塁めがけて走るべきなのです。勉強が必要です。野球は頭でやるスポーツ、ゲームなんかやっていないで野球をやりましょう。2死満塁で1番に還り、祐茉のサードゴロエラー、レフトへ抜ける間にランナーホームイン、6-3、2番康平のときにワイルドピッチで7-3、結局康平は選んで歩き、なお2死満塁で3番寛太、最後にドカンと一発サヨナラコールドを期待するも時間切れ、ゲームセット。
ジョーのナイスリリーフでした、アッパレ!負け惜しみではないけれど、苦しんでGETしたメダル、イイじゃないですか。大勝するよりも苦しんで勝ち上がったほうがチームの結束は高まります。5年生チームは今期まだ4試合しかしていません。チームワークを作り上げる、連係プレーを磨くにはちょっと不足、準決勝、決勝までに南部大会も始まりますが、短い時間で必死の練習をしなければ...


 【準決勝10月24日(土) 9時〜 三芳町自然の森レクリエーション公園グラウンド 9:00〜10:41

チーム 1 2 3 4 5
三芳ドリームズ 0 0 3 4 1 8
大井ウエスト 0 0 4 0 0 4

敗戦投手:松原寛太 本塁打:無し

戦況: ウエストは先発ジョー、リリーフ寛太の両投手がストライクが入りません、合計11四球、こうなると守りの集中力も切れてエラー連発、もはや野球とは言えませんでした。詳しくは東入間学童野球連盟のホームページを参照下さい。情けない試合は年に2試合ぐらいはありますが、これほどまでの試合はほとんどありません。これからはスプーンと白いタオルをドッサリと持って来なければ、と思った試合でした。選手たちも可哀そうでしたが、野球はピッチャーが試合を作れないと手の打ちようがありません。チームワークも何も発揮できないままの敗戦、マウンド上の投手も何故?どうして?と自問のまま試合が終わったのではないでしょうか。優勝したのは大井ベースボールクラブです。水谷フェニックスとの試合は野球で負けて試合に勝ったという感じ、安藤が苦しいピッチングで負けそうでしたが、キャプテン石川がリリーフして1ヒット、1四球、1エラーで2点取って同点に追い着くと言うBBCらしい点の取り方で、最後は相手のボークもありサヨナラ勝ち、劣勢を耐え忍んで最後は勝つ、事実上の決勝戦、うれしい優勝でしょう、さすが西部ジュニア大会優勝チームです。大井ベースボールクラブにしても水谷フェニックスにしても、決勝は大井ウエストとの対戦と思っていたでしょうから、ウエスト何やってるんだ、とあきれたでしょう。恐らく決勝は大井ベースボールクラブとの対戦と予想していました。その場合、バントでかき回し、出塁したら走りまくって相手の守備をかく乱する機動力野球なので、落ち着いてアウトを取る守備をしないと、打たれなくても負ける、今のウエストでは厳しいな〜と思っていましたが、その前にボロボロの自滅、これはさすがに予想外、一から出直しです。決勝戦は三芳ドリームズが今度はボロボロ、自滅では有りませんが、大井ベースボールクラブがやりたい放題で4回コールド、決勝とは思えない試合でした。ウエストが決勝へ進めなかったことで、申し訳ない結果となりました。
なお、意気消沈して帰宅し、着替えて新宿へ向かい、大学の同窓会に出席し、始まったばかりの時スマホがうなりました。来賓挨拶が終わったところで中座して室外に出て、着信したのを見たら弟から、イヤな予感がして電話したら、ヤッパリ94歳の母が逝去したとのこと、どうやらこの試合中に具合が悪くなり、電車で新宿へ移動中に逝去したと推定されます。誰にも看取られず、老衰大往生、南無阿弥陀仏、見事な死でした。後々考えてみるとこの試合中、母は今わの際だったわけで、野球にならなかったのもそのせいか?そう考えると、「スプーンと白いタオルをドッサリと持って来なければ」、なんて失礼なことは言ってはなりません。今後は晴れて戦える、天国から応援してちょうだい。


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