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 この標題は何でしょう?今回はお店の開店、閉店をテーマとしようと思いました。英語で言えば、「Open/Closed」ですが、これは店が開いている/閉じているという状態を表します。今回のテーマは開業、閉業ですから、開業は「Open/Start a business」、閉業は「Close/Shut down a business」でしょうか。「興廃」の意味では「Rise and Fall」ですかね。ちょっと複雑な気持ちになる言葉です。

前回紹介した写真です

ふじみ野市川越街道(国道254号線)のマクドナルドと東武東上線上福岡駅ココネタワーを結ぶ
ハナミズキ通りに有る河津桜。福岡中央公園や富士見市第二運動公園にもたくさん植えられてます

■ クローズあればオープンあり
 前回、川越市鴨田にある「埼玉医科大学総合医療センター」隣にあるオレンジ色の建物、「爆弾ハンバーグ・フライングガーデン」というファミリーレストラン埼玉医大前店は2026年3月22日(日)で閉店することを紹介しました。クローズあればオープンあり、すぐ近くに、蕎麦屋でありながらカフェみたいな雰囲気の「十割蕎麦と揚げたて天ぷら よし蔵 川越鴨田店」が2026年3月18日(水)オープン予定とのこと。お店の場所は先日まで「山田うどん食堂 鴨田店」が営業していたところです。


■ 外食業界における栄枯盛衰
 外食業界は、コロナ禍からの急速な回復で2023年度は2年連続の市場拡大(24兆円超)を見せた一方、慢性的な人手不足(非正社員不足率85%超)や材料費高騰に直面し、一転嵐に見舞われています。1兆円超の売上を記録したゼンショーHD(すき家、はま寿司など)など大手が有ると思えば、ブランドの鮮度が落ちて瞬時に廃れる「レッドオーシャン」状態です。日本マクドナルドも全店売上高が過去最高を更新、堅調な業績です。FOOD & LIFE COMPANIESはスシローを中心に世界展開を拡大しています。トリドール(丸亀製麺)はデータを活用した運営で成長し、買収で騒がれた「大戸屋」はコロワイド傘下に入り、経営刷新とメニューの男性・リピーター向け強化で営業利益がV字回復です。我が家の目の前ですが混んでますね。一方で上福岡駅前のやよい軒が無くなって、その後どうなってるんでしょう?
 寿司店は原材料価格高騰で経営が厳しい状況です。町の寿司屋は後継者不足で閉じる、これは豆腐店や蕎麦屋、町中華も同様です。焼肉店の2024年度の倒産が過去最多を更新、ハンバーガー店も2025年に倒産が過去最多、大手と高級路線の二極化になっています。
 縮小する業態は居酒屋です。和食のワタミの店舗縮小や、かつて主流だった低価格系居酒屋が苦戦しています。若者の居酒屋離れも要因でしょうか。一方でカフェは絶好調ですね。我が家向いのハワイアンカフェ「コナズ珈琲」は開店前行列、いつも混んでます。「スターバックス」は狭いふじみ野市に4店舗もあります。


我が家近くの大戸屋

■ 焼肉店の倒産ラッシュ
 我が家近くの「安楽亭」が閉店し、「十割蕎麦と揚げたて天ぷら よし蔵 ふじみ野店」が2026年4月下旬オープンに向けて工事中です。近傍4店目です。人気だった豚骨ラーメン「一指禅」も閉店して、再開のうわさもあって看板もそのままですが、動きが見えません。「安楽亭」が閉店したのは「一指禅」を挟んで「焼肉きんぐ」がありますから無理からぬことだったかもしれませんが、埼玉ブランドだけに惜しいと思っていました。ただ「安楽亭」各店のすさまじい閉店ラッシュにもかかわらず、株価が下がらないので決算短信を見て見たら、25年3月期に対し26年3月期はわずかに売り上げが増えて、わずかに経常利益が減っています。そう言えば我が家も「ステーキのどん」に行くようになったな、と納得、安楽亭グループです。ただこの2年ほど全国の焼肉店の倒産ラッシュはすさまじく、2024年度の倒産が過去最多を更新しました。原因は材料の肉や野菜、調味料、油、人件費など、すべてにおいて上がっているからです。特に米国産牛肉の生産減少を受け、牛肉がものすごい値上がりですから、致し方ありませんね。


閉店した「安楽亭」
跡地には「十割蕎麦と揚げたて天ぷら よし蔵 ふじみ野店」が
2026年4月下旬オープンに向けて工事中


閉店した「一指禅」

■ オープン/クローズが激しい業界
 クローズあればオープンありで最も激しいのはラーメン店ですね。出来たかと思えば無くなっています。後継者がいない町中華は致し方ありません。そんな中で「日高屋」は絶好調、「幸楽苑」も頑張ってます。ラーメンチェーンはいっぱいあり、浮き沈みが激しいですが、「吉野家」がラーメンチェーンの買収に動き出し、ナント!今や17ブランドの店を展開しています。

  

 一時期デフレの象徴だった牛丼業界は、「すき家」が牛丼値下げで「吉野家」、「松屋」と勝負に出ました。「松屋」はとんかつ「松のや」で「かつや」と勝負に出て、「松軒中華」という冗談みたいな名前の店も出しています。「吉野家」はラーメンチェーンだけでなく、「はなまるうどん」を傘下に置いて「丸亀製麺」を追いたいようです。しかしここに「資さんうどん」が現れて、大人気です。近くにも新河岸店が2月にオープン、九州発の人気うどんチェーンをスカイラークが買収して、「ジョナサン」→「桃菜」→「資さんうどん」となりました。ふじみ野市には3軒あった「ガスト」がすべて無くなりました。

    

■ レストランの興廃
 2025年から2026年にかけてのレストラン・飲食業界は、空前の「興廃(繁栄と衰退)」の渦中にあります。過去最高レベルの倒産件数が記録される一方で、新たなコンセプトや高い価値を提供する店舗は人気を博しています。不思議なのは「サイゼリア」です。ふじみ野市には2店舗あります。あの安さで、どうしてやって行けるのでしょう?女性に圧倒的な人気です。後期高齢者のおじいちゃん4人で、有楽町に二次会で行ったら、店内ほぼほぼ女性客、ワインを飲みピザなど注文して会計時ビックリ!おひとり様千円未満でした。

■ 小売業における栄枯盛衰
 富士見市にある「三井ショッピングパークららぽーと富士見」で最近テナントの閉店ラッシュです。専門店は、お客様の支持を得られるかどうかが生命線なので、難しいのでしょう。2月にはふじみ野市内でコンビニが2店舗閉店しました。コンビニエンスストア (CVS)は、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンがトップを独占していますが、減りつつあります。閉店後はコインランドリーなどになります。ドラッグストア (DgS)はウエルシアHD、ツルハHD、コスモス薬品などが高い成長率を見せ、食品スーパーの需要を奪っています。増える一方です。オンライン小売・ECではアマゾンが市場シェアを急速に拡大し、ウォルマートなどを凌駕する勢いです。楽天も頑張っています。今やお店に行かない、スマホで注文〜宅配という流れですかね。百貨店は従来のビジネスモデルが通用せず、小売り上位から姿を消しつつあります。閉店のニュースは聞き飽きたというぐらいで、大都会の百貨店は一時期中国人の爆買いやインバウンドで盛り返しましたが、今やコワーキングスペース誘致や衣料サブスクなど「脱百貨店」へ必死の転換を図っています。1990年代にオバサマ客に対象を絞ったのが裏目でしたね。
 一方、地方の大型店は店舗の陳腐化と、合併による累積赤字で体力を消耗するケースが見られ、ドンドン無くなっています。日本国政府がかつて予測した規模よりはるかに速いスピードで人口が減少しており、地方では街中に人影がないという状況も見られます。総合スーパー (GMS)は、衣料・日用品の低調が続く「イトーヨーカ堂」など、どんどん無くなっています。そして「イオンリテール」だけが残った、と言う状況になりそうです。

■ 好調な食品スーパー
 この2年食品スーパー業界は増収増益です。コンビニが減る、スーパーの売上が増える、インフレで、「便利」より「安さ」を求める消費者が増えたからです。売上高ランキング(単体決算ベース)では、トップの千葉県本社「イオンリテール」が1兆8,777億600万円で、2位の東京本社「ドン・キホーテ」以下を大きく引き離しています。スーパー業界は、大手スーパーによる地場・中堅スーパーの統合、ドラッグストアや投資ファンドなど異業種からの参入などで活発化している一方で、過当競争に耐えきれず、小規模の地場スーパーの倒産も相次いでいます。好調なのは大阪本社「ライフコーポレーション」、福岡県本社「トライアルストアーズ」、神奈川県本社「オーケー」、埼玉県本社「ヤオコー」などですが、神奈川県本社「食生活ロピア」の躍進も見逃せません。

■ ディスカウント・スーパー「サンディ」が「Big-A」に替わりました
 以前紹介しましたが、我が家に最も近いスーパー「サンディ」が昨年末閉店しました。建物はそのままに内部リニューアルして2月にはイオングループの「Big-A」が新規開店、ふじみ野市3店舗目です。










 上福岡駅ビルの東武ストアが3月末で閉店しますが、これは「攻めの閉店」のようです。建物自体をリストラクチャするみたいですが、他の駅でも新たになった東武ストアが人気を博しています。すぐ横の「西友」が閉店して、マンションになるようですが、ふじみ野市ではイトーヨーカ堂が無くなって、ヤオコーが出来るというパターンですね。

■ スーパーでのコメ価格はジワジワ下落
 消費者米価の高止まりが続き、農水省が発表するスーパーコメ価格は5kg4千円台がずっと維持されています。3月3日時点では5kg当たり4,129円でした。「令和のコメ騒動」は、農水省が需給の見通しを誤ったために起きました。「流通のどこかに隠れている」と農水省は疑っていたのですが、ならばと備蓄米を放出すれば慌てて出て来るだろうと思ったら、出て来ません。最終的にわかったのは、そもそもが絶対量が不足していたということでした。そこで石破首相や小泉農水大臣はコメの大増産に方針転換、しかし衆議院解散で高市首相に変ったら鈴木憲和農水大臣は一転「需要に応じた生産」へと逆戻り。需要を見通せなかった農水省がどうやって生産をコントロールしようというのでしょうか?


時事通信より

■ コメ価格高値維持は農政の失政
 コメの絶対量が不足していたことを受けて農協は、米の流通業者に買い負けしないように、2025年産(令和7年産)のJAによる米の買取価格(概算金)を、前年比で約3割から7割以上引き上げた結果、60kgあたり25,000円〜30,000円超の過去最高水準となりました。新潟県産コシヒカリが33,000円、栃木県産コシヒカリが28,000円です。2024年産(16,000〜17,000円台中心)から大幅に上昇です。鈴木憲和農水大臣は「コメ価格は市場で決まる」と言いましたが、現実は農水省と農協が決めています。買取価格(概算金)を上げれば、高いコメを買い取った業者は高く卸に渡すしかありません。2025年産米は農協と買取業者が競って農家から買い付けたため引き取り価格が上がりました。これを卸し→精米業者→小売りと渡しますが、夫々のところで利ザヤが乗りますから高くなります。そもそも買取時点が独占ですから、競争になりません。「市場が決める」ことは出来ないのです。高いから消費者は買わない、スーパーのうどんやパスタコーナーが目立つようになりました。外食業界は、関税を払っても日本米より安い外国産米を買い付けるようになりました。2025年の外国産米は前年比95倍の輸入量です。慌てた農水省は2026年産のコメのうち、業務用米の生産に補助金を出すと言ってます。結局消費者や外食業界の日本米離れを招き、倉庫はコメであふれています。農政の失政で焦っているのは米作農家です。2025年の米価は「一夜の夢」に終わるのではないでしょうか。

■ 下落に転じたコメ価格、新潟コシヒカリの没落
 ところがここにきて、異変が起きています。2025年産米が出回り始めた昨年10月の取引会での加重平均価格は1俵3万5千117円(税別、以下同)でしたが、取引会が開催されるたびに値下がりし続け、2月26日に開催された取引会では2万4千471円で、当初より1万646円、前回1月15日の取引会価格に比べ1,832円(7%)値下がりしました。家庭用精米の御三家の売り唱え価格は、北海道ななつぼし2万2千660円、秋田あきたこまち2万1千510円、新潟コシヒカリ2万2千160円でした。アレ?新潟コシヒカリが北海道ななつぼしより安いの?と首傾げた人もおられるのではないでしょうか。各産地コシヒカリの売り唱え価格は、山形2万4千60円、福島会津2万2千510円、福島中通り2万2千660円、茨城2万2千910円、栃木2万2千810円、千葉2万2千360円、新潟2万2千160円となっていて、新潟県産が最も安いのです。これまでコシヒカリと言えば新潟県産が産地ピラミッドの頂点に君臨しており、コシヒカリだけではなく全国の銘柄米のプライスリーダー的な役割を果たしてきました。新潟コシヒカリより高値で買われた栃木コシヒカリには特殊事情があり、著名なディスカウントショップで他銘柄に比べ安く販売していた卸がおり、販売進度が好調で手持ち在庫では足らなくなり、スポット的に高値になったようです。新潟コシヒカリは出回り初期から高値になっていたことから販売進度が大きく落ち込んでいるのです。高いから在庫がはけなかったのです。とは言え、スーパーの棚では相変わらず新潟産コシヒカリは高価、だから売れません。「コメが高くなって変わったこと」という民間調査会社の調査では「産地銘柄にこだわらなくなった」と答えた人が41%もいたという結果になっており、コメ価格高騰でこれまでのような産地銘柄に価値を見出さない消費者が増えたことが新潟コシヒカリの販売進度にも現れています。相変わらず新潟コシヒカリが最も高価なスーパーは、消費者の意識変化を把握できていないか、わざとそのままにして他の銘柄を売りたいかのどちらかでしょう。卸業者の中には近年新潟コシヒカリの品質や食味の低下が指摘されていることから、買い付けを抑えているところも出ています。温暖化に弱いコシヒカリは年々品質が落ちており、一等米比率が下がっています。一昨年の一等米比率トップは岩手県産「銀河のしずく」でした。2025年産米の食味「特A」は全国で43銘柄、今やコシヒカリにこだわる人は現実を知らないと言えます。実際、地方に行ってご飯を食べて、「何コレ?美味しい、何と言うコメ?」と聞いた経験ありませんか?知らぬは都会人ばかりなりなのです。しかしながら筆者は3月早々栃木県産コシヒカリ5kg(下写真)を買いました。「え?言ってることと矛盾してるんじゃないの?」と思われますよね。でも岩手県産「銀河のしずく」は5kg5千円ぐらいするのです。我が家に一番近い「Big-A」で税抜き2,980円、税込み3,218円でした。思わず手が出てしまいました。


■ ブランド米も続々値下げ
 「BigA」で販売した栃木県産「コシヒカリ」5kgは飛ぶような売れ行き、やはりこのあたりの価格が消費者の求めているところなのでしょう。上福岡駅の東武ストアでは千葉県産「ふさおとめ」が同価格でした。「ジャパンミート」ではなんと、茨城県産「にじのきらめき」と、宮城県産「ひとめぼれ」を税抜き2,980円、税込み3,218円で入口や野菜売り場、コメ売り場に山積みにしていましたが、飛ぶように売れていました。身体の小さいおばあちゃんが、カートに4袋載せていました。孫のためでしょう。同じ売り場に米国産「カルローズ」も山積み、5kg税込み3,003円でしたが、隣に安い日本のブランド米があると、お客様手を出さない感じでした。
 ヤオコーでも「おっ、安い」というブランド米がたくさん並んでましたが、よく見たら4kg、それはないでしょう、と思いました。正々堂々と勝負して欲しいものです。

■ 安く販売されていたブレンド米
 木徳神糧(きとくしんりょう)と神明(しんめい)は、日本の米卸業界における「2強」とも言われる主要企業ですが、2025年に合弁会社を設立するなど、連携を強化しています。「木徳神糧」という社名は、2000年に「木徳株式会社」(創業:木村徳兵衛)と「神糧物産株式会社」が合併してできた社名です。この「神」は神明の「神」ではなく、旧神糧物産に由来するものですが、やはり日本人にとってコメは「神」なんですね。 木徳神糧はベトナム等で海外生産拠点を持っています。神明は加工食品や外食事業に強みを持っており、両社の強みを組み合わせるシナジー効果を狙っているのでしょう。両社の経営者は、今の米価は高過ぎると危機感を公の場でたびたびアピールしています。米卸としては安く売りたくても、買い付け価格が高過ぎるので安くできない、小志者や外食業界の日本米離れを危惧するからです。そこで木徳神糧は複数原料米(ブレンド米)「楽しき我が家」を5kg税込み3,218円ぐらいで近所のイトーヨーカ堂で販売していましたが、ブランド米の安いコメが現れ出したので、更に値下げする動きを見せています。

 ところでJA全中(全国農業協同組合中央会)の会長が代わりました。2026年3月6日の臨時総会で選任された、JA長野中央会会長の神農佳人(じんのう・よしと)氏(68歳)です。ここでも「神」なんですね。システム開発失敗の責任を取る形で退任した前会長の山野徹氏の辞任に伴う交代で、任期は2029年8月までとなります。

■ イオンで販売されている「あかふじ米」
 イオンで販売されている「あかふじ米」は、主に株式会社神明が手掛ける「あかふじ いつものお米」(5kg)が一般的です。複数原料米(ブレンド米)で、価格の安定した品質が特徴です。これも木徳神糧の「楽しき我が家」と同価格ぐらいです。イオングループの「Big-A」でも売っていますが、棚に並ぶと間もなく売り切れるので、見たことないという人も多いのではないでしょうか。。


■ 更に下落すると思われるコメ価格
 以前から指摘していましたが、3月は決算月、在庫を軽くしたい卸が精米の特売価格を提案するだろうと見通してきました。高値で仕入れていますから、安く販売するということは損切りです。しかし2026年産のコメ価格はさらに下がるのは確実と言われていますから、2025年産が古米にならないうちに倉庫に山積みのコメを売り切りたい、損切り合戦です。冷蔵倉庫費用がかかることもひとつの要因です。5kg税別2,980円、税込3,218円の銘柄米が量販店店頭に並び出し、これから、安売り競争が激化すると見られています。安売り競争は量販店店頭だけではなく、ネット通販でも激安米の販売を計画している大手卸もいるそうです。5kg税別2,980円が、2,400円まで行くかもしれないと流通卸業者は言っています。

■ コメの自由な生産と、輸入食糧の増産支援を
 全農新潟は2026年産米の価格維持を図ろうと、概算金の保証価格を設定すべく販売業者に価格を盛り込んだ事前契約を働きかけていますが、地元の卸によるとその価格で契約に応じるところは無いそうです。それは2025年産米の価格が下げ止まらない現在、あえて2026年産米を事前契約するリスクを懸念しているためで、買い手の卸としては当然の判断でしょう。
 大規模農家らでつくる「日本農業法人協会」は、政府が今国会に提出する食糧法改正案や、2027年度からの見直しに向けて検討が進む水田政策に関する提言書を鈴木憲和農相宛てに提出しました。鈴木大臣がコメ政策の原則に掲げる「需要に応じた生産」の推進を同法案に明記することについて、「販路を独自に確保している生産者は自由に生産できなくなることを懸念している」とし、農家が自らの意思で生産や販売をすることを規制しない制度とするように求めたのです。主食用米の生産抑制ではなく、外国産で多くをまかなっている小麦や大豆、ソバ、トウモロコシなどの増産支援が重要との認識を示し、「(これらの作物を栽培する)中山間地域の土地利用を促すことがこれからの政策に必要だ」と主張しました。

■ 次回予告…テミスの不確かな法廷
 NHKで放送中のドラマ10『テミスの不確かな法廷』(毎週火曜 後10:00、全8話)は久々に面白いドラマです。3月10日(火)が最終回、ドキドキの展開となりそうです。次回テーマとします。
(2026年3月8日)


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