大井ウエスト試合結果  

東入間学童野球連盟大会

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 ■67回東入間春季大会 富士見市主管  東入間学童野球連盟春季大会のページ

開会式 2022年4月29日(金・昭和の日)8時半 富士見市第二運動公園 組合せ


整列した選手たち、下向いて元気無さそう 大井亀少クラブの溝江主将はひと際デッカイですね(富士見市第二運動公園にて)
[1回戦]2022年4月29日(金・昭和の日)富士見市運動公園(羽根倉橋北)D面12時からA-2 11:55〜13:26
チーム 1 2 3 4 5
富士見ファイヤーズ 2 0 6 0 1 9
大井ウエスト 0 2 0 1 0 3

敗戦投手:加藤蓮大  本塁打:小山結士(ファイヤーズ)

戦況:ファイヤーズは2番、7番、9番が女の子です。1番、3〜5番は体が大きく怖そうです。「今日こそ野球をやろうぜ」を合言葉にしたウエストでしたが、やはりダメでした...試合前に監督が選手たちに「緊張しないで、愉しんで野球をやろう」と言い、選手たちも「オーッ」と答えていました。スコアラーはジョーに「守る時は深呼吸して備えれば、慌てなくてすむよ」とアドバイスしました。さて先攻ファイヤーズ1番打者は打ち上げてセカンドイージーフライ、これを構えて・・・落としました。しかもテンテンテンと横に転がってこれが歩夢の横をすり抜ける、打者走者は1塁、2塁と蹴って3塁へ、唖然として声も出ません。2番は女の子ですがスラリと背が高い、初球軽くミート、しかしショート正面ライナー、大和が捕って3塁送球、ランナー戻れず絵に描いたような併殺、見たか、これがウエストだ!しかし怖いクリーンアップ、特に3番はいかにも運動神経抜群そう、やはりレフトへライナーで運ばれ二塁打、4番は巨漢のキャプテンこれまたレフトへライナー、抜かれて2ランホームラン、5番はセンター左へライナー、壮汰捕れるか?と思ったらわずかに届かずグラブに当ててこぼれた、しかし抜かれなかったことで単打に止めました。盗塁され、6番はサードゴロ、これが手に着かずアウトにできない、この回2個目のエラーで二死1、3塁、しかし7番打者への2球目、3塁ランナーのセカンドリードが大きく、キャッチャー虎輝が3塁送球、3−本間に挟んでランダウンプレーの末タッチアウトでチェンジ。その裏ウエストの攻撃は大和ショートゴロ、城ストレートの四球から盗塁、壮汰はショートフライ2アウト、虎輝の打席でパスボール、城は3塁へ、虎輝サードゴロでチェンジ。三遊間ですべてのアウトを取られましたが、この鉄壁の三遊間は打ってもなかなか破れそうにありません。
 ウエストは2回表ファイヤーズ7番打者のサードゴロ1塁送球をファーストこぼすエラーで出したランナーが8番の1塁ゴロアウトの間に3塁へ、一死3塁で9番の女の子がバシッと強打しましたがセンターライナー、壮汰捕って3塁送球、ランナー戻れず絵に描いたような併殺、見たか、これがウエストだ!その裏蓮大のセンター前ヒットから2盗、輝も四球選び重盗で無死2、3塁から真希がストライク1後の2球目スクイズ成功、ピッチャー1塁送球、輝が2ラン狙い3塁蹴って本塁へ向かう、アッ、1塁手は投げようとしましたが間に合わない、見事な2ランスクイズで真希も1塁に生きました。歩夢の初球に2盗、歩夢は空振り三球三振、真愛斗の2球目に真希3盗、一死3塁、こうなったらアレしかない、アレですよアレ、何ソレ?とバッター無視、投球と同時に真希スタート、良いスタートでしたが「イラッシャイマセ」、本塁憤死、結局バッター見逃し三振でチェンジ、何なの?コレ。「今日こそ野球をやろうぜ」、「愉しんで野球をやろう」と言う監督の言葉が、今にも降り出しそうな曇天の空に虚しく消えて行きました。これでは勝てません。でもみんなまた一つ学習したでしょう。シーズンが終わる時に笑い話にしましょうよ。
 ところが笑っておられません。空からポツリポツリと雫が落ちてきました。逆転をふいにしたウエストに待っていたのは3回表のファイヤーズの猛攻、1番打者は高く打ち上げてレフトフライ、これは捕れるでしょう、捕れません、これは安打にはできません。この日4個目のエラー、2番の女の子は3ボールから4連続ファウルで粘る、負けじとストライクを続けた蓮大でしたが根負け、8球目ボールで、これがこの日唯一の四球、3番への初球にパスボールで1点、ここからクリーンアップが3連打、これはどうしようもありません。この後セカンドフライエラーもあって9番の女の子のレフトへのフライを3塁打として計6点、勝負あり。その裏ファイヤーズはピッチャー交代巨漢小山主将がマウンドへ、どうやらこれが定番のリレーのようです。速くて重い球を大和がライトへはじき返して出て2盗、3盗したのですが捕手の3塁けん制タッチアウト。城と壮汰は空振り三振、手が出ません。
 4回からは虎輝がリリーフ、蓮大がマスクをかぶる1⇔2チェンジ。2番の女の子は強烈なショートライナーでしたが大和のグラブにスッポリ。3番ショートゴロ、大和さばいて2アウト、これでスンナリ終わらせないのがウエストの守備、4番サードゴロをエラー、この日6個目のエラーです。しかし5番セカンドゴロでチェンジ。その裏虎輝がサードファウルフライで1アウト、蓮大四球から2盗、3盗、キャッチャーがこぼしたすきに本塁突入してセーフ、良い判断、良い走塁でした、見たか、これがウエストだ!ただこの後は輝空振り三振、真希サードゴロでチェンジ。
 5回表ファイヤーズ6番はセンター左に痛烈に運びますが、壮汰が抜けたと思われた打球を判断良く追って際どくキャッチ、見事なファインプレー、見たか、これがウエストだ!7番ピッチャーゴロで2アウト、虎輝ナイスピッチング、と思ったら8番を歩かせて盗塁され、この日当たっている9番の女の子はセカンドゴロ、迷わず1塁送球すればチェンジでしたが、2塁ランナーに気を取られ1塁送球間に合わず野選となってしまいました。後で監督に「いつも言っているが、次に自分のところに球が飛んで来たらどうするか考えて置け、考えていたら迷わず1塁だろう、考えていないから迷うんだ」と言われていました。1番は1-2塁間のゴロ、真希が捕れない、セカンドが捕って投げようとしましたがピッチャーのカバーが遅れ、この間に打者走者は1塁駆け抜けて、3塁ランナーはホームイン、ピッチャー経験少ない虎輝はカバーリングがまだ不慣れです。やらずもがなの1点でした。その裏もう試合時間は過ぎています。ウエスト最後の攻撃は8番歩夢に代わってライトに入っていた陽樹から、三振1アウト、9番お兄ちゃんに代えて代打彪雅です。ストレートの四球、ここからワイルドピッチ2個で3塁まで行きます。しかし大和見逃し三振、ここで三振は有っても見逃しは有り得ません。城は空振り三振でゲームセット。結構雨に濡れて、気力も抜けて、悲しい雨になりました。
 打力で圧倒されての負けは致し方ありませんが、1試合6エラーでは大量点に繋がります。コールドゲームにならなかったのは与四球が少なかったことと、2併殺や挟殺プレーで、肝腎なところで3塁ランナーを3つアウトに仕留めたためです。サード〜レフトの左ライン、セカンド・ファースト〜ライトの右ラインでエラーが出る一方、ピッチャー・ショート〜センターの中央ラインは見事な守備で、相手チームから見ると良いのか悪いのか分からないチームと感じたでしょう。収穫は蓮大が1四球に止めたこと、2打席2得点と活躍したこと、バッテリー交換して虎輝が良いピッチングをしたこと、負けはしましたが、この試合のように6年生が引っ張って行けばなんとかなるかもと、先行きにかすかな燈明が見えたことです。それにしても驚きはファイヤーズ3番背番号6の石川選手、打っては2塁打2本、3打席目は大和の好守備に阻まれましたが、どのチームもショートは上手いものですが、石川選手は素晴らしい打球への反応で、実に見事な守備でした。サードの野本選手も上手い、この三遊間は鉄壁、こういうチーム、選手たちは見習わなければなりません。
 負けてもただ虚しくトボトボとは帰れません。試合前に富士見市運動公園の荒川土手下の野原でセリを摘みました。帰ってセリ鍋にしました。「負けてもただでは帰らない」・・・スコアラー歴31年で身に着けた知恵???イヤ、ただの食い意地かも...


セリ

 ところで富士見ファイヤーズは、2022年4月30日(土)準々決勝に臨みましたが、前夜の雨で富士見市第二運動公園のグラウンドがぬかるみ、B面は開始を遅らせて何とかやることにしたものの、A面は無理、と諦めて、ファイヤーズのホームである富士見市役所隣の諏訪小学校に会場を移し、2時間遅れでA-1鶴小ニュースカイヤーズ−上福岡JFG、Aー2富士見ファイヤーズ−大井亀少クラブ戦が行われました。上福岡JFGは前日の三芳ドリームズ戦3X-2のサヨナラ勝ちに続いて強豪鶴小ニュースカイヤーズにも3X-2のサヨナラ勝ち、神ってる感じです。

2022年4月30日(土) 諏訪小学校A-1 12:02〜13:12 サヨナラ
チーム 1 2 3 4 5 6
鶴小ニュースカイヤーズ 0 0 2 0 0 0 2
上福岡JFG 0 0 0 2 0 1X 3


続く試合は大井亀少クラブが鍋倉投手先発、富士見ファイヤーズの強力打線を抑えます。1回裏富士見ファイヤーズ先発井戸川投手から大井亀少クラブ溝江主将が見事な2ランホームランで先行、3回表に富士見ファイヤーズ1番野本選手がお返しのソロホームランで2-1と迫りますが、大井亀少クラブがすぐさま1点取って突き放します。富士見ファイヤーズはその後マウンドに巨漢小山主将を送ります。5回裏大井亀少クラブが1点加えて4-1、3点差となって迎えた最終回、大井亀少クラブが余裕の勝利に見えました。ところが代わった八木投手に対して富士見ファイヤーズの強力打線が火を噴きます。3点取って同点に追い着きました。しかしその裏地力に勝る大井亀少クラブがサヨナラ勝ち。こうしたもつれた展開に持ち込んだのも、富士見ファイヤーズの鉄壁の守り、特にショートの石川選手の守備は芸術的でさえありました。飛んできた打球をスパスパアウトにします。特に驚いたのは、セカンド後方、センターもライトも捕れないフライを追って後ろ向きキャッチしたプレー、思わず拍手してしまう素晴らしい守備でした。守りに守っていればいつかはチャンスが来るという典型的な試合で、両チームにアッパレ!と言いたい試合でした。

 諏訪小学校A-2 13:43〜 サヨナラ
チーム 1 2 3 4 5 6
富士見ファイヤーズ 0 0 1 0 0 3 4
大井亀少クラブ 2 0 1 0 1 1X 5

 ■68回東入間秋季大会 ふじみ野市主管  東入間学童野球連盟秋季大会のページ
開会式…2022年9月4日(日)ふじみ野市多目的グラウンド、8時半受付、9時開式 実施せず
大会期間:9月4日(日)〜9月24日(土) 登録名簿2部、参加費\3,000/チーム(開会式時に持参)
組合せ抽選…8月20日(土)の連盟理事会で、事務局次長が各チームに代わり抽選実施
試合時間…1時間30分、6イニング(コールドゲーム/3回10点差・4回以降7点差)
[1回戦]2022年9月4日 駒西小学校B面 13時59分〜15時18分 勝瀬キッズと対戦

チーム 1 2 3 4 5
大井ウエスト 0 0 0 0 0 0
勝瀬キッズ 2 2 0 2 1X 7X
敗戦投手:加藤蓮大  本塁打:無し

戦況: 試合前にエースの林明奈さんが捕手の柳恒生主将と投球練習をしていました。ビュンと速い球が柳捕手のミットに吸い込まれ、パーンと乾いた音を立てます。ダメダコリャ、打てないな、と思いました。その通り、ウエストは5回打者18人で10三振、クリーンヒットは大和のセンター右へのライナーのみ、虎輝が三遊間ゴロ、ショートが捕ったけれど内野安打の2安打だけ、四球は大和の1個だけ、盗塁も大和の1個だけで、ノーノーを免れただけでも良しという有様。陽樹は最後は空振り三振でも、強く振ってファウル出来るようになってきたので、そろそろヒットが出そうという雰囲気になってきました。努力はいつか報われます。蓮大は被安打6、与四球4で苦心の投球、失点7で自責点2・・・ということは?そう、エラーです。1試合でエラー5個では野球になりません。サードが2、レフトが2、ピッチャーが1、パスボールも2個ありました。最後はサードゴロを2塁悪送球で1塁ランナーが一挙ホームインして、7-0のコールドでゲームセット。蓮大は奪三振4、緩い球にキッズ打線のタイミングが合わず、上福岡イーグルス戦とタイの4三振を奪いました。打てないので勝てませんが、守備がしっかりしていればコールドゲームにはならず、競ったゲームができるはずです。守備練習に多くの時間を割いているのに、どうしてこんなにエラーが出るのでしょう?



 ■第31回東入間新人戦大会  三芳町主管 2019年以来3年ぶりの新人戦大会です
開会式…2022年10月2日(日)三芳町自然の森グラウンド、8時半受付、9時開式
大会期間:10月2日(日)〜10月30日(日) 参加費\3,000/チーム
組合せ抽選…9月18日(日)の連盟理事会で、事務局次長が各チームに代わり抽選実施、登録名簿2部
試合時間…1時間30分、6イニング(コールドゲーム/3回10点差・4回以降7点差)
初戦…10月2日(日)10時半 三芳町総合グラウンドB面A-1

チーム 1 2 3 4
富士見スピリッツ 0 3 3 2 8
大井ウエスト 4 0 0 1 5
敗戦投手:平林大和  本塁打:無し

戦況:ひどい試合でした。スピリッツはジャンケンで勝って先攻、しめたと思いました。先発は真希、1番空振り三振、2番にはセンター前にライナーヒットを打たれましたが、なっちゃんが止めてウエスト応援団拍手喝采、ここで後ろへ逸らしたらホームランです。3番にぶつけてしまい、1死1、2塁、4番サードゴロ、5番空振り三振で抑え、ナイスピッチングです。。その裏相手投手の女の子から連続四球選び、3番壮汰がレフトオーバーの三塁打で2点、真希もレフトライナーヒットで3点目、ワイルドピッチと3盗で真希は3塁へ、輝空振り三振1アウト、真希はキャッチャーの送球がレフトへ抜ける間にホームイン、歩夢四球から盗塁、陽樹は空振り三振、怜大は3-1からファウルでフルカウント、四球を選び、なっちゃんはボカンと打って、エッ、サードライナーでチェンジ、打者9人の猛攻で4点、これは勝てる!ところがそうは問屋が卸しません。2回表6番からの打者はストライクさえ投げてれば打たれても守ってくれるという打者、何故かストライクが入りません。4四球1安打で3点返されました。その裏ウエストは3四球頂きながら無得点。3回表真希を見限って大和をマウンドへ、壮汰をショートへ、キャッチャー輝、ファースト真希としました。スピリッツは5番の女の子から、投球がナチュラルカーブして球審から注意され、2者連続ストレートの四球となったところでピッチャー交代、壮汰をマウンドへ、大和はショートへ戻します。7番打者への壮汰の初球を輝がパスボール、結局ストレートの四球で無死満塁、8番2-2からの5球目パスボールで1点、見逃し三振で1死2、3塁、9番も四球で満塁、1番に還りました。全くストライクが来ません。結局この回は5個の四球にパスボールやら暴投のバッテリーエラーでノーヒットで3点献上して逆転されました。これでは野球になりません。4回にはまた真希をマウンドへ、壮汰をキャッチャーへ、輝をファーストに戻しました。先頭3番打者にレフトオーバー三塁打を打たれ、4番は三球三振に仕留めたと思ったらこれをパスボールして振り逃げ、ランナーホームイン、ナンタルチヤ、サンタルチヤ、この後ランナー2盗、ピッチャーゴロで1アウト、1死3塁でまたピッチャーゴロ、3塁ランナー見て1塁送球2アウト、3塁ランナー突っ込む、輝が本塁送球、悠々タッチアウトだ!と思ったら壮汰がボールを逸らしランナーホームイン、7番ショートフライでチェンジ。4点を追いかける最終回、城がレフトライナーに倒れ、3番から4連続四球で押し出し1点を頂きましたが、陽樹空振り三振、怜大見逃し三振ゲームセット。ウエストが与えた四死球は10個、頂いた四球は12個、野球ではありません。どうして負けたのか?バッテリーエラーです。特にキャッチャーです。捕手がしっかりしていないチームはダメです。敗け投手が何故大和か?ビハインドの原因となった走者を出し、その後ずっとビハインドのままだったからです。


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