玉県東入間学童野球連盟

第66回東入間学童野球大会




参加チーム数:21チーム(ふじみ野9、富士見9、三芳3)


10/17(日)のため23日に順延

11/28(日)決勝戦

組合せ表と結果

組合せ表はExcel(A4横)で作成して画像ファイル(GIF)にしています
生EXCELファイルを印刷する場合は、ホームページを印刷すると印刷が乱れる場合があります
一旦ファイルを保存してから、EXCELでファイルを開いて、印刷して下さい



ページトップへ  閉会式 
2021年11月28日(日) 11時30分〜 


優勝した富士見エンゼルスの表彰


準優勝の三芳ドリームズの表彰


優勝:富士見エンゼルス

今年は海の向こうでAngels大谷翔平選手が大活躍、こちらではエンゼルスが栄冠、あやかりましたね(^_^)
細貝主将の名前はルイ、NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」…男の子でも女の子でも良いように産まれる前にルイと命名
その子の叔父さんは甲子園を目指す球児、「ルイは野球の塁じゃ、いい名前じゃ」と言っていましたが実はルイ・アームストロング
腕っぷしが強いルイなわけです。ジャズの本場の”サッチモ”、知っている人はもはや70代以上でしょうね

準優勝:三芳ドリームズ


第三位…みずほ台ヤンガース

第三位表彰…2021年11月6日(土)三芳町自然の森レクリエーション公園野球場にて


第三位…勝瀬キッズ

第三位表彰…2021年10月31日(日)富士見市第一運動公園にて



ページトップへ  決勝 2021年11月28日(日) 9時54分〜11時18分
三芳町自然の森レクリエーション公園野球場
主審:村上(ふじみ野市)、1塁:下平(三芳町)、2塁:伊藤(ふじみ野市)、3塁:高柳(富士見市)

チーム 1 2 3 4 5 6 7
三芳ドリームズ 2 0 0 0 0 0 0 2
富士見エンゼルス 0 0 0 0 1 2 × 3
勝利投手:細貝留生(ルイ)  本塁打:樋口天真(テンマ)

メンバー

打順 先攻:三芳ドリームズ
見辺監督
後攻:富士見エンゼルス
荒井監督
守備 選手 背番号 守備 選手 背番号
@ 8  永渕 皓太 8 6→3  吉田 快叶 5
A 5  加邉 将太郎 5 4  竹腰 悠馬 6
B 2  彌永 俊明 10 8  大井 純也 2
C 1  樋口 天真 1 2→1  細貝 留生 10
D 4  小林 蒼史 4 3→2  武井 優弥 3
E 6  小林 拓斗 6 1→6  伊藤 明花梨 1
F 3  鈴木 太陽 3 9  森本 昴 4
G 9  多胡 敏光 9 5  森田 洋斗 7
H 7  来海 優介 7 7  加藤 航希 9
 田中 龍馬 2  菅原 旭樹 11
 西口 暁人 11  武井 直優 12
 林 琉平 12    
 山田 一輝 13    
 酒井 貴生 14    
 佐藤 優太 15    
     

【戦況】大変申し訳ありませんが、旅行のため掲載が遅くなります。悪しからずご了承ください。東京、福島、長野、新潟、青森、秋田、岩手、宮城と回ってきます。旅の途中で少しずつ更新します。
三芳ドリームズは春の第65回大会と先発メンバーは同じ、打順が少し変わっているだけです。また控え選手も全く同じ、不動のオーダーと言うところですね。一方の富士見エンゼルスも同様です。どちらもキャプテンが捕手先発で、チームを引っ張る形です。
【1回】先攻ドリームズは永渕選手がエンゼルス先発伊藤明花梨(アカリ)投手に対しまずは先頭打者の務め、後続打者にピッチャーの球筋を見させるためジックリ選んでフルカウントとし、左中間へライナーヒットしました。2番加邉選手への2球目に盗塁、次の球送りバントして一死3塁の絶好のチャンス、迎えるは怖いバッターの彌永主将、しかしバッテリーは様子も見ず強気で攻めます。ストライク、ボール、ストライク、振りませんね。振ってタイミングを合わせないと、この投手の球は伸びてきますから簡単には打てません。4球目空振り三振、捕手こぼしましたが、3塁ランナーけん制して1塁送球アウト、続く4番樋口選手はこれまた怖いバッター、ストライク1からの2球目、バシッと打ったライナーがセンターを襲います。正面かな?と思いきや、左打者の打球なので逃げて行きます、スライスしてセンターが差し出すグラブを弾きました。これはヒットですね。ただこぼれた球がドンドン後ろへ転がって行きます。結局樋口選手は一周回ってホームイン、これは本塁打とするのは簡単ですが控え審判の方たちもどう記録しようと首ひねっていました。1ヒット1エラーのような気もするからです。しかし名手大井選手がフェアキャッチできなかったわけですからこれはホームランとするしかありません。2点先制したドリームズの打席には5番小林(蒼)選手、ピッチャーさすがに動揺したか、あるいは慎重になったか、ストライクが来ません。ストレートの四球で歩かせ二死1塁、6番小林(拓)選手は初球ファウル、2球目ストライク、3球目ボール、そしてライトフライでチェンジ。伊藤明花梨投手23球。
 その裏エンゼルスは1番ストライク、ボールからの3球目サードゴロ、2番ボール、ストライクからの3球目ピッチャーゴロ、3番ストライク、ボール、ファウル、ファウル、そしてセンターフライで三者凡退、11球で樋口投手テンポ良く抑えました。ドリームズの攻撃9分、エンゼルスはその半分以下、本格派投手は立ち上がりが課題ですからジックリ攻めるのが基本なので、積極的なのは良いけれど、このペースでは樋口投手の思うつぼかなと感じました。この1回表裏の攻防を見ると、ドリームズはジックリ攻めてシッカリ守るのに対し、エンゼルスは攻守ともに強気でドンドン行こうというチームカラーのように見えますね。
【2回】ドリームズは7番からの攻撃、空振り三振、8番ストレートの四球、9番見逃し三振、1番に還ってサードゴロ、伊藤明花梨投手ナイスピッチング。その裏エンゼルスは強打の4番細貝選手から、初球打ってセカンドゴロ、徹底して積極的攻撃です。5番武井選手は体形から見るとブンブン丸みたいな気がしますが、準決勝までの戦況報告でお分かりのように、実は投球に合わせてしなやか()なバッティングをする上手い打者です。しかしここはライトフライ、6番伊藤明花梨さん投ゴロで、樋口投手打者走者にタッグしてアウト。この回も7球で、2イニングわずか18球です。
しなやかというのは英語では一般にsuppleですが、最近ではresilientという単語がもてはやされています。現代の先の見通し難い困難な時代に求められるのはレジリエントな人材だ、というように使われます
【3回】ドリームズは2番からの攻撃、ここは打順良く追加点欲しいところ、しかし1-1からセカンドゴロ1アウト、3番彌永主将はストレートの四球、声がデカイのでピッチャー気迫に押されたか?しかも走者俊足、4番樋口選手への初球にスタートを切り、バッターは進塁を助ける空振り、盗塁成功、しかしバッターショートフライで2アウト、5番小林(蒼)選手ボール1から打ってイイ当たり、センター大井選手ガッチリ、この回伊藤明花梨投手12球で調子が上がってきました。裏のエンゼルスは7番森本選手から、2-2からセンター右へライナーでエンゼルス初ヒット、8番空振り三振、9番の時にワイルドピッチでランナー2塁進塁、ライトフライ2アウト、1番に還って吉田選手はレフト線イイ当たりをかっ飛ばしましたがファウル、フェアゾーンに入っていれば1点でしたが、4球目ピッチャーゴロでチェンジ、樋口投手18球、球数増えてきました。
【4回】ドリームズは6番小林(拓)選手から、四球選び7、8番の内野ゴロで二死3塁、9番ショートゴロで残塁。その裏エンゼルスは打順良く2番から、反撃するならこの回です。打順二回り目なので積極的に振るようになってファウルできるようになりましたが空振り三振、セカンドゴロで2アウトになりました。4番細貝主将はショートゴロ、1塁送球がそれて生き、5番レジリエント武井選手が上手く流し打ってセンター右へ、1塁ランナー3塁へ、武井選手盗塁して二死2、3塁、伊藤明花梨選手はこういう場面何とかしてくれるかと思いましたがピッチャーゴロ、二者残塁、ここは樋口投手の勝ち、しかしこの回19球、段々と球数が増えています。
【5回】ドリームズは打順良く1番から、三回り目なので、エンゼルスはピッチャースイッチ、2→1→6→3→2とローテーション、すなわち細貝投手、武井捕手、伊藤遊撃手、吉田一塁手となりました。伊藤明花梨さん4回ナイスピッチングで後を細貝−武井のバッテリーに託します。代わったところに打球が飛ぶのは野球の不思議なところ、連続ショートゴロ、明花梨さんスイスイアウトにします、上手い!3番彌永主将セカンドゴロ、これまた竹腰選手が簡単にさばき、わずか6球で細貝投手マウンドから降りてきました。裏のエンゼルスは7番から、前打席エンゼルス初ヒットの森本選手にはストレートの四球、アレレ、樋口投手どうしたんだろう、イイ当たり打たれているから警戒したというよりも、細貝投手が豪速球で簡単に三者凡退に打ち取ったのを見て、ヨーシと思って肩に力が入ったのかもしれません。もっと楽に投げればいいのにと思いました。8番森田選手はストライク、ファウル、ファウルの後、打って1塁後方にポトリと落としました。これはヒットだと思ったら、ドリームズ多胡選手は上手い、1塁送球アウトにしました。ランナー進塁、9番加藤選手ファウル3本、何がなんでも打つぞとの気迫が感じられます。打ってセカンドゴロでしたが1塁送球がそれてボールデッド、先ほどのショートと言い、鉄壁のドリームズ二遊間に珍しく綻びが...森本選手3塁回ってホームインして2-1、加藤選手は2塁に進みました。1番に還りまたセカンドゴロ、今度は大丈夫、二死3塁となり、2番空振り三振で加藤選手3塁残塁。樋口投手はこの回21球、ジワジワ球数が増えてきて投球総数70球越えで握力が減り始める頃です。
【6回】ドリームズは4番樋口選手から、フルカウントから空振り三振、5番小林(蒼)選手サードゴロ、エンゼルスの内野守備は安定しています、森田選手楽々さばき2アウト、続く6番小林(拓)選手は 1-1からの3球目ヘルメットにデッドボール、頭なので臨時代走、7番鈴木選手はピッチャーの動揺に付け入る作戦か、セフティバント試みましたが、細貝投手落ち着いて1塁送球アウト。この回も死球有りながらわずか12球です。その裏エンゼルスは3番からの好打順、大井選手四球を選びました。4番細貝主将はストライク1からの2球目打ってレフト線に高〜〜く舞い上がった打球、大きい、大きい、ファウルか?イヤ、入った、大井選手は2塁、3塁と蹴ってホームイン、同点!打った細貝選手も3塁到達してガッツポーズ!いやはやすごいことになりました。しかしこれで終わりません。5番は武井選手です。ストライク、ボール、ファウル、そして4球目打ってこれがショートとセンターの間にポトリと落ちるテキサスヒットで遂に逆転、まさしくレジリエントなバッティングです。6番伊藤明花梨さんは初球コツンとセフティバント、キャッチャー拾って1塁送球しましたがセーフ!バッテリー心理に付け込んだ小憎らしいヒットです。もう頭に来たけれど、落ち着け、落ち着け、樋口投手深呼吸して気を取り直します。7番、8番と連続空振り三振、9番サードゴロでチェンジ、さすが場数踏んだピッチャー、頑張りました。
【7回】1点ビハインドのドリームズ、打順8番から、多胡選手2-2から叩きつけた打球は気持ちが乗って高く上がる、内野安打か、しかし森田選手捕って素早い送球でアウト、上手い!9番来海選手はストライク、ボール、ストライクと追い込まれましたが、ファウル2本で粘ります、気持ちのぶつかり合いです。そして6球目ズバッと、見逃し三振、天を仰ぎます。1番に還って永渕選手は2球目打ち上げる、ファースト吉田選手All right、ガッチリ捕って試合終了。互いに火花の散るような激戦は、7回1時間半かからない、好ゲームでした。両者良く頑張りました。決勝戦にふさわしい素晴らしい試合でした。
 エラーがポイントとなった点はあるも、この試合の勝負の分かれ目は、後から振り返ると5回表にスパっとピッチャー交代したベンチワークにあったと感じます。伊藤明花梨さんが70球になる前に、三回目の打席で眼が慣れてきた頃合いで細貝投手にスイッチ、春先はコントロールに難がありましたが、それが良くなって、もともと球速はスピード違反みたいなところがありますから、後からこんなピッチャーが出てきたらたまりません。それにしても初回樋口選手に2ランを浴びて以降、ギリギリの際どいところを突く制球力で毎回四球を与えながらも無安打に抑えた伊藤明花梨投手の見事なピッチングが勝利を呼び込んだと言えるでしょう。ドリームズ樋口投手が与えた四球は2個だけです。5回、6回、いずれも先頭打者でした。しかもこれがいずれもホームインしています。いかにノーアウトで歩かせるのが怖いかということが分かりますね。ただ前半抑えられながら、最後に集中打したエンゼルス打線が打ち勝ったということです。野球というのは本当に面白いし、勝てば嬉しい、負ければ口惜しい、でも全力を出して闘った両チームにアッパレです。
(文責:澤藤隆一)



ページトップへ  準決勝
連盟審判で実施


2021年10月31日(日) 富士見市第一運動公園D面@-1 11時23分〜12時59分
チーム 1 2 3 4 5 6
富士見エンゼルス 0 0 0 1 0 5 6
勝瀬キッズ 0 0 2 1 0 2 5

勝利投手:伊藤明花梨(背番号1) 本塁打:細貝留生(背番号10)ソロ 勝利打点:竹腰悠馬(背番号6)

2021年11月6日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園野球場@-1 10時00分〜11時44分 タイブレーク
チーム 1 2 3 4 5 6 7 TB
三芳ドリームズ 1 0 0 0 0 3 0 4 5 9
みずほ台ヤンガース 1 0 0 0 3 0 0 4 0 4

勝利投手:樋口天真(背番号1) 本塁打:樋口天真ソロ、彌永俊明(背番号10)3ラン2本 勝利打点:彌永俊明

【準決勝の結果】メダルを懸けた対戦は、勝瀬キッズ林 明奈さん、富士見エンゼルス伊藤明花梨さん、ともに女子投手で、アキナとアカリ対決、これがまた双方好投で、時代は変わってきたナ、これからは女子選手をいかに上手く生かすかが勝負の時代になってきたのでは?と思わされました。試合開始予定12時だったのでそのつもりで行ったら既に試合中、3回表でした。まだ0−0です。均衡破ったのは勝瀬キッズ、3回裏二死から内野ゴロでチェンジかと思いきや1塁悪送球でランナー2塁へ、ここで1番神主将がセンターへライナーヒット、センター大井選手からいい球が返ってきて走者は3塁回って止まります。打者走者はバックホームを見て2塁を狙いました。エンゼルス捕手の細貝主将が2塁送球、良い球ならタッチアウトのタイミングでしたが抜けて、突っ込んできていたセンターの横も抜けた、ランナー一気にホームへ向かって一挙2点。やらずもがなの失点のように見えますが、2アウトですから打者走者を殺せばチェンジ、3塁ランナーは止まって自重していますから、捕手としては2塁送球するのは当然、積極的な守備ですからドンマイです。4回表その細貝主将がライトオーバーのホームランで1点返します。取られた直後に自らのバットで1点取り返しました。続く5番武井選手がセンターへのヒット、6番伊藤明花梨さん、エラーを誘って無死1、2塁、ピッチャーゴロで進塁して一死2、3塁として一気に同点ないし逆転のチャンスでしたが、3塁ランナーがけん制アウト、打者も倒れて追加点ならず、林 明奈投手踏ん張りました。その裏キッズの攻撃は3番梶選手から、ライト前にヒット出塁、4番柳選手四球、無死1、2塁で5番尾崎選手が芯で捉えてセンターへイイ当たり、しかしエンゼルスセンター大井選手ライナーキャッチして素早く2塁送球、ランナー戻れず一瞬にして併殺、二死1塁となりました。これでチャンス潰えたかと思ったら続く内野ゴロ1塁送球をファーストがこぼして二死1、3塁となりました。さあここで打者は林 明奈さん、粘った末にセンター前に落とすヒット、自らのバットで追加点、ここで8番藤田詩乃さんに代打塩原選手を送りましたがピッチャーゴロ、伊藤明花梨投手踏ん張ります。5回表エンゼルス二死1、2塁のチャンスで細貝主将がショートゴロに倒れて無得点、キッズもその裏一死から神主将、松田選手の連続ヒットと盗塁で一死2、3塁の大チャンスでしたが、3番梶選手は上手く抜かれて空振り三振、4番柳選手はセカンドフライで絶好のチャンスを逃しました。両投手スゴイ!劣勢のエンゼルス、6回表は5番武井選手から、緩い内野ゴロ、1塁悪送球ボールデッドで無死2塁、伊藤明花梨さんは送りバントですがこの打球がピッチャー横を抜ける、サードは2塁にランナーが居るので前進守備ではなく安打となり、すぐ2盗して無死2、3塁、7番森本選手の打球はファースト後方小フライ、セカンドもライトも捕れない、ポトリ、テキサスヒットがタイムリーとなって1点、2盗してまた無死2、3塁とチャンスが続きます。打席には8番森田選手、空振り、ここで3塁ランナー伊藤明花梨さん突っ込んできた、エッ、サイン違い?キャッチャーがランナー追いかけて3塁送球、しかしよくあることですが、走者に当たらぬように投げて受ける野手とタイミング合わず送球がレフトへ抜けてランナーホームイン、同点となりました。無死3塁と変わり、森田選手のセンター犠牲フライで逆転しました。クリーンヒットが無いのに3点取られてキッズはやや浮足立っていたようです。9番加藤選手も出塁、打順が1番に還り足の速い吉田選手が内野ゴロ、送球をファースト捕れず、守備の乱れでエンゼルスにラッキーが続き、2、3塁で、2番竹腰選手の2ランスクイズで更に2点追加しました。思わぬ展開で勝ちそうと思っていたのに一挙5点取られて6-3と3点差にされたキッズ、バッター5番から、時間から見てポンポンアウトになれば7回まで回りますが、5、6番が出て無死1、2塁、これは6回裏が最終回になるでしょう。林 明奈さんのサードゴロの間に一死2、3塁となりました。8番空振り三振で二死2、3塁、バッター9番岩松選手、キャッチャーフライを打ち上げた、細貝主将構える、あ〜これで終わりか?と思ったらポロリ、エンゼルスベンチは「シマッター」という顔のキャプテンに明るく励ましの言葉を掛けます。命拾いした後にこれまたよくあることですが、バッター思い切りよくバシッと引っ張って、このライナーがサードのグラブを弾きコロコロとエンゼルスベンチ側へ転がってボールデッド、二者生還して6-5、打順が1番に還り神主将、怖いバッターです。もしホームランでも出ればサヨナラ、ここはエンゼルス内野陣集まって一息入れます。結局神主将には甘い球を投げず、打ってくれれば儲けものというコースへ投げ、歩かせて二死1、2塁、ここでキッズ山田監督出て来て代打を告げました。佐野凛歌さんです。空振り三振で試合終了。最後まで諦めなかった両チームの健闘に拍手です。伊藤明花梨さんも最後まで見事なピッチングでした。
          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
準決勝残る1試合は、坂戸市で行われる埼玉県西部地区秋季選抜大会の様子見でした。11月3日(水・文化の日)の1回戦ではみずほ台ヤンガースが鶴ヶ岡少年野球クラブに4-2逆転勝ち、夏季大会優勝の三芳ドリームズは坂戸ロイヤルズを圧倒して7-0勝利、共に2回戦進出。富士見エンゼルスは毛呂山DEOに敗れました。
11月6日は学校行事のあるチームが複数あったため西部選抜の試合日程が7日に順延されたので、東入間秋季大会準決勝三芳ドリームズ−みずほ台ヤンガース戦を行いました。先攻は三芳ドリームズです。みずほ台ヤンガースのピッチャーはただひとりの6年生、エースの清水大地主将、スラリとした体型で、ここまでの試合では圧倒的なピッチングで、相手チームを抑え込んできた素晴らしい投手、三芳ドリームズといえども容易には打てないだろうと見ていました。対する三芳ドリームズのピッチャーは押しも押されもせぬ大柄な樋口天真投手、力まないで楽に投げればこれまたなかなか攻略するのは難しい投手です。ただ、戦力的に見れば6年生一人のみずほ台ヤンガースの体力的不利は否めません。さあどうなるか?蓋を開けてみたら手に汗握る熱戦でした。
1回表ドリームズは1、2番倒れて3番樋口選手センターオーバーのホームランで1点先取、その裏ヤンガース1番横田選手2球ファウル後6球目ライトへヒット、2番廣岡選手四球、3番大貫選手3ボール1ストライクから打ってショートゴロ、3塁送球封殺1アウト、4番清水選手センター前ヒットで満塁、5番庄司選手の打席でワイルドピッチがあって同点に追い着きました。四球でまた満塁となります。6番渡辺選手ショートゴロ、本塁送球封殺、2アウト、7番名取選手ショートフライで三者残塁1点止まり。立ち上がり制球ままならないのは本格派ピッチャーにはよくあること、ヤンガースとしては一気にビッグイニング作りたかったところでした。
2回から4回までドリームズは毎回先頭打者出しますが後続押さえられます。ヤンガースは、力を抜いて投げるようになった樋口投手の投球に翻弄されて三者凡退が続きます。
5回表ドリームズは7番からの下位打線で初めての三者凡退となりました。ヤンガース清水投手ここまで59球、好調です。その裏ヤンガースは8番から、簡単に2アウトになって打順は1番に還り、ここからは油断ならぬ打線、横田選手ストレートの四球、2番廣岡選手フルカウントから歩きました。粘れという指示が出ていたのでしょうか、簡単には打たない、ボールを見極めて追い込まれたらカットするという意思を感じました。3番大貫選手はストライク1から打ってレフト前タイムリー、逆転です。さらに4番清水選手センター前ヒットして1点追加、先ほどまでポンポン抑えてきてリズムが良かった樋口投手、一転苦しい場面、応援団から「落ち着け、2アウトだ、バッター集中!」と声がかかります。しかし5番庄司選手の打席でパスボールがあって更に1点追加、1回裏に見た光景を再び見るようです。ドリームズ応援団から「まだ終わってないぞ、しっかり!」と声がかかります。セカンドゴロでチェンジ、四球2個と2安打、バッテリーエラーで3点、やはり四球とエラーは怖いと感じさせられました。樋口投手5回まで98球、ヤンガース清水投手の59球に比べてずいぶん球数が多くなっています。
6回表ドリームズの攻撃は打順良く1番から、3点ビハインドですから取り返すとすればこの回です。しかし1、2番がサードゴロ、ショートゴロ、3球で2アウトになってしまいました。好球必打とは言え、好調清水投手のピッチングの前にドリームズ応援団には焦りも見られますが、ベンチは強力クリーンアップを信じて冷静です。3番樋口選手はここまで本塁打とストレートの四球、この打席は1-1からフルスイング、打球は高〜〜く上がりました。これだけ高く上がると、落ちてくるとき加速度が付きますから果たして捕れるかなぁと危惧しました。二塁手が構えましたがやはり捕れません、これは安打です。4番小林(蒼)選手への初球に走って盗塁成功、打者はフルカウントからファウルして粘り四球を選びます。二死1、2塁、打席には彌永主将、春季大会での猛打が記憶に鮮やかです。左打席、ボール、ファウルからの3球目打ってズドーンと痛烈なライナーが深く守っていたライト左を抜けます。グラウンド端まで到達、彌永主将は足も速い、1塁、2塁、3塁と猛然と駆け抜けて本塁へ還ってきました。同点です。ドリームズベンチも応援団も大フィーバー、いやはや劇的...6番小林(拓)選手も四球選びましたが残塁。その裏ヤンガースは三者凡退。
7回表ドリームズは8番から三者凡退、その裏ヤンガースは9番から、2アウト後2番廣岡選手の当たりはファースト前の小フライ、ところが動きません。ピッチャーフライと思ったのでしょうか、樋口投手があわてて追いかけましたが、1塁前にポトリと落ちて、その間に打者走者は1塁を駆け抜けました。これはヒットにはできませんね。3番大貫選手はボール3つからストライク、ファウル、ファウル、そして7球目センターへヒットして1、2塁、さあバッター4番清水主将、ここまで3打数2安打、ここでヒットが出ればサヨナラとなるかもしれません。ボール1からの2球目、打った〜〜〜、しかしライナーが小林(拓)遊撃手のグラブにスッポリ、少しでも打球が高かっタラ、もしくは左右にズレていレバ、安打でしたし、左中間ですからサヨナラでした。惜しい!
さあ、タイブレーク、無死1、2塁からです。ドリームズは2番から、ヤンガースは5番から、巡り合わせはドリームズ有利です。ドリームズ2番加邉選手初球ボール見送って2球目送りバント成功1死2、3塁、まずは予定通り、3番樋口選手は申告敬遠、まあそうなるでしょう。4番小林(蒼)選手はファウル、ストライクの次の球打ってこれがセンターへ抜ける、二者生還、さあ5番彌永主将です。初球ボール、次の球打った〜〜〜、ライトオーバー、打った瞬間ホームランと分かる当り、2本目の3ラン、恐ろしや!続く小林(拓)選手にはストライクが入りません。ストレートの四球、清水投手ここまで105球、ピッチャー交代、大貫投手となりました。三振チェンジです。ヤンガースは5番から、ファウル3本の後ボール3つでフルカウントから三振、6番ピッチャーゴロ、7番四球、8番サードゴロで試合終了。樋口投手146球の熱投でした。
スゴイゲームでした。7回裏のタラレバをご覧になればヤンガースにも勝機があったことが分かります。敗戦にタラレバが付きまとうように、勝負は時の運でもあります。しかし、3ラン2本の見事なバッティングの前には、どんな言い訳も消えてしまうでしょう(文責:澤藤隆一)



ページトップへ  準々決勝  2021年10月30日(土)及び10月31日(日)

2021年10月30日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園野球場 A-1 11時53分〜13時10分 5回コールド
チーム 1 2 3 4 5
三芳ドリームズ 1 2 3 3 0 9
水谷フェニックス 1 0 0 0 0 1


同 諏訪小学校 A-1 11時57分〜
チーム 1 2 3 4 5 6
富士見エンゼルス 2 0 0 0 0 2 4
富士見ファイヤーズ 1 0 0 0 0 1 2


同 諏訪小学校 A-2 13時58分〜15時14分 5回コールド
チーム 1 2 3 4 5
上福岡イーグルス 0 0 1 0 1 2
勝瀬キッズ 1 6 0 3 × 10


2021年10月31日(日) 針ヶ谷小学校@-1 11時57分〜13時12分 5回コールド
連盟審判で実施。富士見市第一運動公園D面A-2;14時の予定でしたが、雨の予報で急遽会場変更
チーム 1 2 3 4 5
大井ブルーウィングス 1 0 0 0 0 1
みずほ台ヤンガース 3 2 1 4 × 10


【準々決勝の結果】三芳ドリームズはコロナ禍で試合勘が狂っていたようですが、彌永主将が捕手に復帰して、やっとグラウンドに響く大きな声が戻り、エンジンがかかってきました。樋口投手が投打に大車輪、本塁打2本です。富士見エンゼルスと富士見ファイヤーズ戦はナイスゲームでした。互いに強打のチーム、ところがエンゼルス伊藤明花梨投手とファイヤーズ伊堂寺主将(4回)〜石川投手(2回)の継投、共にナイスピッチングで引き締まった試合になりました。エンゼルスのセンター大井純也選手がライト後方のフライを俊足飛ばして好捕したり、6回裏1点返された後の2死3塁でセンター前へのイイ当たりを突っ込んで捕るや1塁へ矢のような送球でアウトにしてゲームセットなど華麗な守備を見せました。それにしても伊藤明花梨さんはコントロールも良く球もしなやかで素晴らしいピッチング、打っても6回表1死2、3塁のチャンスにスクイズ外されながら飛びついてファウルにし、その後もファウルで粘り、ショートゴロ野選を誘って3塁ランナーを返す活躍でした。2012年エンゼルス黄金時代の川端理紗子さんをほうふつとさせました。勝瀬キッズは打ちまくってコールド勝ち。大井ブルーウィングスは初回1点先制するも、直後に逆転され、その後はみずほ台ヤンガース・清水主将の好投の前に沈黙、5回コールド負けでふじみ野市のチームは全滅となりました【文責:澤藤隆一】



ページトップへ  2回戦 2021年10月24日(日)

富士見市第二運動公園B面@-1 13時55分〜 時 分
チーム 1 2 3 4 5
三芳ドリームズ 4 1 3 0 4 12
大井少年ファイターズ 0 0 0 1 0 1


上野台小学校 A-2 10時57分〜 時 分
チーム 1 2 3 4
上福岡パワーズ 0 0 0 0 0
富士見エンゼルス 7 4 4 × 15


三芳町自然の森レクリエーション公園野球場 B-1 9時13分〜10時47分
チーム 1 2 3 4 5 6
上福岡第五クラブ 0 0 1 0 2 1 4
水谷フェニックス 1 0 0 3 0 1X 5


同B-3 13時57分〜 時 分
チーム 1 2 3 4
三芳SS 0 0 0 1 1
勝瀬キッズ 2 4 2 3X 11


2021年10月30日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園野球場 A-2 13時57分〜15時28分
チーム 1 2 3 4 5
大井亀少クラブ 2 0 0 0 0 2
みずほ台ヤンガース 0 1 0 5 1 7


1回戦免除2回戦2021年10月23日(土) 鶴ケ丘小学校B-2 11時00分〜
チーム 1 2 3 4
富士見スピリッツ 3 4 2 0 9
大井ブルーウィングス 3 5 4 × 12


同B-3 13時00分〜
チーム 1 2 3 4 5 6 7
鶴小ニュースカイヤーズ 0 0 0 0 0 0 1 1
上福岡イーグルス 0 1 1 0 0 0 × 2


2021年10月24日(日) 上野台小学校 A-1 8時58分〜9時58分 
チーム 1 2 3 4
大井ウエスト 0 0 0 0 0
富士見ファイヤーズ 2 0 7 1X 10

【2回戦の結果】BEST8は富士見5、ふじみ野2、三芳1で、富士見勢が好調です。富士見ファイヤーズ、富士見エンゼルス、勝瀬キッズが4回コールドで勝ち進みましたが、特に富士見エンゼルスの打線の破壊力は凄まじく、1、2回戦で合計31得点、春季大会で上福岡イーグルスを破った上福岡パワーズは6年生が少ない小粒なチームではありますが、鍛えられた好チームなのに、エンゼルスは女子ピッチャー伊藤明花梨さんの好投、いきなり先頭打者ホームランの後打線が切れ目なく、2回で打者2順の猛攻、手が付けられないとはこのことだという印象でした。春季大会準優勝の鶴小ニュースカイヤーズは最終回に1点返したものの上福岡イーグルスに惜敗。水谷フェニックスは1回裏1点先制しましたが上福岡第五クラブが3回に追い着き、4回裏一挙3点取ったフェニックスが突き放すも、5回2点、6回1点取ってついに追い着いた第五クラブの粘り、これをサヨナラで下してフェニックスがシーソーゲームを制しました。大井亀少クラブは初回2点先制し、その後も何度もチャンスがありながら1本が出ず、みずほ台ヤンガース・清水主将のナイスピッチングに抑えられます。守っては、ピンチを二度も併殺で切り抜けましたが、4回裏に連続長打で同点に追い着かれた後、満塁から外野へのライナー捕球後、飛び出したランナー併殺かと思われたところ、本塁送球してこれが逸れてボールデッド、一気に2点勝ち越される痛恨の...やはり鈴木杯とのダブルヘッダーではしんどかったのでしょう。午前中に坂戸市・千代田小学校で行われた鈴木杯準決勝で強豪霞ヶ関イーグルスを13-0、4回コールドで下して三芳町・自然の森へ移動してきました。翌日の関団連読売旗決勝では強豪・毛呂山DEOを5-2破って大井亀少クラブが優勝したそうですから「勝負は時の運」みたいなところがありますね【文責:澤藤隆一】



ページトップへ  1回戦

 2021年10月23日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園野球場B-1 8時56分〜
チーム 1 2 3 4 5 6
三芳ドリームズ 2 3 0 2 0 1 8
富士見コンドルス 0 0 7 0 0 0 7


同B-2 11時13分〜
チーム 1 2 3 4 5 6 7
上福岡第五クラブ 0 0 0 0 0 3 0 3
富士見ジュニアサンデー 1 0 0 0 0 0 0 1


同B-3 13時23分〜14時48分
チーム 1 2 3 4
富士見エンゼルス 3 12 0 1 16
上福岡JFG 1 0 0 0 1


鶴ケ丘小学校B-1 9時00分〜
チーム 1 2 3 4 5 6 7
鶴ヶ岡少年野球クラブ 0 0 1 1 0 2 0 4
勝瀬キッズ 0 1 3 0 0 2 × 6


2021年10月24日(日) 三芳町自然の森レクリエーション公園野球場
B-2 11時15分〜12時39分
チーム 1 2 3 4 5 6
三芳ホープ 0 0 0 0 1 0 1
みずほ台ヤンガース 1 1 0 3 0 × 5

【1回戦の結果】春季大会優勝の三芳ドリームズと第三位の富士見コンドルスがいきなりぶつかりました。ドリームズが1、2回ドンド〜ンと得点して一方的な試合になるかと思いきや、3回にコンドルスが一挙7点のビッグイニングを作り逆転、しかし直後に同点とされ、その後はドリームズ・樋口投手に抑え込まれ、最後は1点差の激戦でした。春季大会第三位の富士見エンゼルスの破壊力は春より一段と凄みが増しました。春季大会では2回戦で三芳ドリームズとタイブレークの末惜敗した勝瀬キッズは、第47回西部夏季大会第三位の鶴ヶ岡少年野球クラブと取って取られての激戦の末、逆転を許さず、最後に突き放しての勝利【文責:澤藤隆一】


ページトップへ  第66回東入間学童野球大会/大会要項

大 会 名 第66回東入間学童野球大会
主    催

埼玉県東入間学童野球連盟(会長:柏木秀夫)

運営 主管 東入間学童野球連盟 大会担当事務局 :[ふじみ野市]水上 崇090-4853-7963、村上三郎090-3085-7982、[富士見市]上村 純090-1537-0321、[三芳町]芝本広幸090-6518-5484
後    援 ふじみ野市、富士見市、三芳町、二市一町教育委員会
協    賛 東入間地区遊技業防犯協力会、轄驪ハスポーツセンター
抽 選 会

2021年9月4日(土)各事務局次長が代理抽選

開 会 式 無し
日    程 2021年10月17日(日)〜11月中旬の約1ヶ月間を予定
大会 会場 二市一町内のグラウンド及び小学校グラウンド
競技 要項 『東入間学童野球連盟大会実施要項』に基づく 確認して試合に臨んで下さい
試合 時間 1時間30分、7イニング、コールドゲーム4回10点差、5回以降7点差以上
集合 時間 コロナ感染防止を考慮し、全試合45分前とし、メンバー表は会場入り後速やかに提出
そ の 他 @雨天等は大会本部で判断し各市町の東入間連盟事務局次長を通じて連絡
A登録名簿2部は試合当日に本部へ提出(1部連盟保管、1部チーム保管)
B大会参加費\3,000についても試合当日(初戦時)に本部で徴収
C利用者名簿についても試合当日に本部へ提出
D前回優勝、準優勝、第三位のチームは優勝旗、カップを持参(試合当日に回収)第65回大会優勝:三芳ドリームズ 準優勝:鶴小ニュースカイヤーズ 第三位:富士見エンゼルス、富士見コンドルス
注 意 ! @チーム内にガイドライン注意事項の徹底(厳守)
A公共の場所での喫煙は健康増進法により禁止、特に小学校敷地内では厳禁
Bグラウンドに入るとき、去るときは挨拶励行、他チームや審判員・大会役員にも挨拶
Cチーム審判員の服装は白またはライトブルーのワイシャツもしくは紺の上着、グレーまたは紺の無地のズボン、黒い靴
D捕手の防具…シートノックの際は必ずマスクやプロテクターなど着用、攻守交替時の臨時捕手もマスクを必ず着用
E攻守交替は迅速に行うこと
F試合会場内での素振りはフィールド内のみ可能とする
G試合会場内での食事は禁止

ページの先頭へ