大井ウエスト試合結果  

東入間学童野球連盟大会

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 ■62回東入間春季大会  富士見市主管  東入間学童野球連盟春季大会のページ
開会式 4月29日(月・祝)富士見市第二運動公園 7時半〜受付、8時半開式


ウエスト入場行進

[1回戦]2019年4月29日(月・祝)富士見市第一運動公園D面(羽根倉橋西岸北側) A-1 10時55分〜12時35分
チーム 1 2 3 4 5 6
富士見ファイヤーズ 3 4 0 1 3 6 17
大井ウエスト 2 0 3 0 3 0 8

敗戦投手:落合里紅  本塁打:落合里紅、水上和哉、井上柾希×2、石川浩基、磯 心翔×2、後藤琉希也

戦況: 富士見ファイヤーズは昨年秋の第61回秋季大会優勝チームなので、開会式で優勝旗返還します。一昨年の第58回春季大会でも優勝していますから、二年連続優勝している強豪チームです。ただウエストもその前の第57回秋季大会の優勝チームですよ。この二年東入間ではその名が轟いていませんが、その前は東入間のメダル常連でした。では今年の富士見ファイヤーズはどうか?昨年のチームのエースは5年生の磯投手でした。森田選手も素晴らしい選手です。今年6年生ですからこれは手強いですね。富士見市親善大会では3回戦で柏原アローズ(狭山)に5−15大敗、南部春季大会では2回戦で若松ブルーウィングスに4−5惜敗しました。しかし富士見市春季大会では優勝候補一番手、水谷フェニックスとの対戦を残して4勝1敗勝ち点12、富士見スピリッツコンドルスに0−7負けてます。優勝の可能性二番手は勝瀬キッズ、鶴小ニュースカイヤーズとの対戦を残して4勝1敗勝ち点12、富士見ファイヤーズに3−4負けてますが富士見スピリッツコンドルスには5回コールド勝ちしています。優勝の可能性三番手の富士見スピリッツコンドルスは富士見ジュニアサンデーとの対戦を残して3勝1敗1分勝ち点10、富士見ファイヤーズに勝ち、勝瀬キッズに負け、水谷フェニックスと引き分けています。この3チームの対戦は3すくみですが、4月27日(土)富士見市第一運動公園C面でこの3チームが残り試合を戦いました。第1戦で勝てば優勝が決まる富士見ファイヤーズが水谷フェニックスに1−3負けてしまい、勝ち点12のまま、第2戦の富士見スピリッツコンドルスが富士見ジュニアサンデーを4回コールド12−2で破り勝ち点13と富士見ファイヤーズを上回り、第3戦の勝瀬キッズ対鶴小ニュースカイヤーズ戦で勝瀬キッズが負ければ、富士見スピリッツコンドルス優勝、富士見ファイヤーズ準優勝、勝瀬キッズ第三位というところでしたが、6−4で勝瀬キッズが鶴小ニュースカイヤーズに勝ったため、優勝:勝瀬キッズ、準優勝:富士見スピリッツコンドルス、第三位:富士見ファイヤーズとなりました。最終日、まさに一寸先は闇と言う結果ですね。なお第四位は勝ち点10で水谷フェニックスでした。
 さて肝心の富士見ファイヤーズとの対戦ですが、羽根倉橋北側西岸の富士見市第一運動公園D面に着いたとき、開始予定時刻の12時30分までまだ3時間あります。連盟審判も勢ぞろいしています。「何故こんなに試合開始が遅いんですか?」と冨士川監督が審判部に聞いたら、「我々も分からないのよ、もし両チームさえ良ければ、チーム審判は来ないけど連盟審判でやりますか」との柔軟なお答え。じゃあ、11時開始にしましょうということになりました。八柳さんは珍しく途中のセブンイレブンで弁当を買ったのに、昼食お預けとなりました。試合結果はご覧の通りすさまじい乱打戦、「どんな相手にもそれなりの試合をする」という今期のウエストの特徴がまたも出ました。相手が弱いと言われるチームが相手でも、なにやら息詰まる接戦をしますが、南部春季大会での膝折宿ジャイアンツと富士見市親善大会での新所沢ライノーズだけは体力に圧倒されて負けました。富士見ファイヤーズはそれほどのことはないだろうと思っていましたが、ドッコイ、ウエスト3投手が滅多打ちされてホールドアップとなりました。キャプテン森田捕手はエンタイトル2ベース1本、四球2個で2得点、エースで4番磯投手は4打数3安打、それも本塁打2本、三塁打1本で3得点、5番井上まさき一塁手には3打数2安打、それがいずれも本塁打、四球1個で3得点、6番女の子の永瀬志歩二塁手には3打数2安打、三塁打1本、四球1個で2得点、8番後藤琉希也三塁手には4打数2安打、エンタイトル2ベース1本、本塁打1本で2得点、サードの守りも素晴らしかったし、どうしてこんなスゴイ選手が8番なんだろうと首をひねりました。9番の石川浩基右翼手も4打数1安打、その1本が左中間への本塁打で1得点、先発全員得点です。
 ウエストはコスモ先発、ピッチャーフライ、ショートゴロで簡単に2アウトをとり迎えるは3番キャプテン森田選手、強打者と分かっていたにせよ歩かせてはいけません。簡単に2死を取った後の四球と言うのは致命傷になるケースが多いのです。四球もヒットも同じと考えて思い切って勝負に行く強気が無ければエースは務まりません。案の定4番磯選手にライト左をライナーで破られる三塁打でアッサリ1点、5番井上まさき選手には高めの球を力尽くで右中間深くまでぶっ飛ばされるホームランで3−0、冨士川監督ここは迷ってる場合じゃないとスパッと投手交代、里紅をマウンドへ。6番の永瀬志歩さん、可愛い女の子ですが甘く見ちゃイカンゼヨ(何故か坂本龍馬)とばかりに、散々粘ったあげくセンターへライナーヒット、これです、ウエストに足りないのは!7番ファーストフライでセンターからファーストに回った舜キャッチしてチェンジ。この後里紅は5回まで4イニング投げてヒット5本、ホームラン3本で失点8、自責点7と火達磨となり、6回には洸を登板させましたが四球4個、ヒット1本、ホームラン2本で失点6、自責点6と血まみれになりました。まだシーズンは序盤、このままでは今期のウエストは昨年の成績にも及ばないでしょう。昨年も6年生は3人しか居らず、5年3人、4年3人のひ弱そうなチームでしたが、6年生がいずれも体力があり、将吾の剛速球と強打である程度勝てました。しかし今年の投手陣は打撃投手揃いで、挽回不能な痛手を負ってしまいます。ここまで12試合で3勝9敗、48得点で85失点、1試合平均4得点7失点、失点を減らすべく投手を作らないと未来はありません。
 富士見ファイヤーズの塁打数は37です。ウエストは11です。この圧倒的な差の割りに17−8というスコアなのは、四球4個死球2個を頂いて塁上が賑わったからです。里紅が1回裏左翼へ2ランホームラン、和哉が3回裏レフト右へ3ランホームランを打ったのが効きました。里紅が3得点、コスモが2得点、和哉が2得点と6年生が奮闘しましたが、颯大は3打数無安打、洸は四死球1個づつありましたが無安打、舜は3打数1安打、大河は3打数無安打2三振、陽稀は3打数無安打1三振、それも見逃し。5年生が5人でわずか舜の1安打のみ、これではどうしようもありません。打率1割台の二人は、体幹が出来ていないので打てる気がしません。この日3打数3安打、いずれもライナーで右に左にぶっ飛ばした和哉のバッティング、何故4割も打てるのか?以前は伸び上がるような変なバッティングでも腕力で持って行くようなところがありましたが、最近ではバットの芯に当たっているから飛ぶのです。しかもストライクは親の仇とばかりに積極的に打ちに行きます。この日もレフトへのライナーヒットとライト線へのライナーヒットは初球をブッ叩いたもの、左中間ホームランはファウル、ボール、ファウル、ボール後の5球目、すなわちストライクと見たら打つ、単純ですが迷いの無い打撃が高打率に繋がっているのです。もちろんどんなに好打者でも3本に1本しか安打にならないものなので、3打数3安打は出来過ぎです。しかし最近の和哉はボールをしっかり見極めるようになりました。これが高打率の理由です。低打率にあえいでいる打者は、好球を見逃し、追い込まれて結局焦って振って打ち取られます。今年のウエストの打者は見逃し三振が多過ぎます。空振り三振はしょうがないけれど、見逃し三振されるとガッカリして力がぬけます。
 6回裏9点差を追うウエストは、幸太郎が四球で出ました。この場面はとにかくランナー貯めて、上位打線でガツンと打って貰うしかありません。しかし陽稀見逃し三振...脱力...洸死球で1死1、2塁、キャプテン里紅見逃し三振...脱力...どうしてこういう場面で見逃すのか?コスモ打ってショートゴロ、チョットもたついて1塁送球、セーフ、これはショートのエラーになります。1塁手がポロリこぼしましたがこういう場合捕球エラーではなく送球エラーになります。ヨシヨシ、これでせめて2桁得点でかっこ付くかな、颯大と和哉で...などと思っていたらナント、3塁回って幸太郎が本塁へ向かってきます、エッ、ウソ!と思いました。明らかな暴走です。1塁から本塁送球、悠々タッチアウトでゲームセット。三塁コーチャーは見ていませんでしたが、外野へ抜けていませんからどんなにアホなコーチャーでも手をグルグル回したりはしないでしょう。もし回しててもランナーからファーストはよく見えますから、ブレーキ掛けなければなりません。こんな野球をやっていたら、今回は大量点差でしたが接戦では致命傷になります。毎試合余りにも勉強することが多過ぎます。フ〜

優勝:みずほ台ヤンガース。準優勝:勝瀬キッズ、第三位:富士見スピリッツコンドルス、大井亀少クラブ

富士見ファイヤーズは準々決勝で勝瀬キッズと対戦し、勝てる試合を落としました。ナント!2回表6-1とリードして、なおも1アウト1、2塁で4番磯選手がセンターオーバーの大飛球、1塁走者の森田主将が3塁回って2塁走者の永瀬志歩さんを追い越してしまい、2アウト、永瀬さん本塁タッチアウトの併殺、普通なら8-1となって更に得点しそうな雰囲気だっただけに、悔やみきれないアウトでした。必死に走れば追い越されるなんて有り得ないはず、なんも言えねぇという場面でした。

 ■63回東入間秋季大会  ふじみ野市主管
開会式 9月1日(日)ふじみ野市多目的グラウンド
[1回戦]2019年9月1日(日) 西原小 B-2 12時33分〜13時54分 1回戦唯一のコールド負けでした

チーム 1 2 3 4 5
みずほ台ヤンガース 0 4 3 1 4 12
大井ウエスト 0 0 0 0 0 0

敗戦投手:落合里紅  本塁打:無し

戦況: みずほ台ヤンガースは春季大会優勝チームです。ウエストは今期未対戦ですが、昨年度東入間新人戦大会では小雨降る9月29日、唐沢小学校での対戦、ヤンガースに1点先制されましたがウエストが3点取って逆転、ヤンガースに追い着かれて3-3で迎えた7回表、2アウトランナー無しから「渡辺マジック」で2点奪われ、その裏1点返して追いすがるも逃げ切られた試合でした。接戦となったのは、ほぼ杉浦投手のワンマンチームでしたが、ウエストのエース・コスモが杉浦投手を上回るナイスピッチング、しかし悲しいかな貧打のウエストがわずか2安打に抑えられたからです。それでも接戦になったのは杉浦投手が四死球5個くれたからです。あれからほぼ1年、両チームの姿は劇的に変貌していました。みずほ台ヤンガースは春季大会で勝瀬キッズを破って優勝しました。ウエストは上記のように富士見ファイヤーズに初戦敗退、それも17-8とボロ負けでした。今期2勝したのは松本旗だけです。
 ウエストの負けが込んでいる理由は明白です。投手の防御率が悪過ぎて、コスモが5点台、里紅や5年生の洸は7点台です。今期1試合平均得点5.75、失点6.25、データ的には概ね7点以上取らないと勝てませんが、投手によっては8点以上が必要です。しかし6年が3人しか居なくて、その平均打率が3割を切っていて、5年生7人の平均打率も2割5分を切っている上に伸び盛りの舜が骨折の現状では、余程四死球頂いた上にエラーも多いようなチーム相手でなければ勝てません。昨年のエース将吾も防御率4.32だったので、トータル20勝20敗止まりでした。2017年柊哉8.58では2勝25敗已む無し。2016年寛太1.21(成2.11)、2015年侑宏2.84、2014年壮真2.14、2013年流碧2.14、2012年瞬2.30、2011年泰平2.78、2010年冬馬1.87(壮志3.26、夏輝2.39)、2009年晃一2.30(翔0.95)、2008年将希3.11、2007年誠太4.93、2006年令児1.85、2005年文太2.57、2004年邑太4.14(文太3.81)、2003年俊宣5.20(悠太1.34、啓輔2.72)、2002年6年不在、2001年将3.85という歴代エースの防御率です。2007年誠太は6年男子1人のみで孤軍奮闘でした。こうやって見るとウエスト歴代エースの防御率は素晴らしいですね。概ね3点取れば勝てる、というのが過去の印象でした。したがって2016年をピークに燃え尽きた感じです。いくら守備を鍛えても、投手の四死球が多くて走者を出せば、緊張の糸は切れます。その上今年は、打撃投手揃いの印象で気持ちよく打たれます。「打たれるのは良い、歩かせても同じだ」とベンチから声が出ますが、2016年までのウエストならそんな声は出ませんでした。投手と言うのは負けん気が強くて、「打てるものなら打ってみろ」という気迫でぶつかってくるのが良い投手です。ウエスト勝率1位の流碧や最多勝の寛太はまさしくそういうタイプの投手でしたが、そのほかのエースも大体そうでした。今年はまだ余り投げていませんが、颯大1.83が歴代エースと比べてそん色ない数値です。今のウエストでもこの防御率ならほぼ勝てるでしょう。2006年エース令児がちょうど同じタイプで、防御率1.85でした。バックの守りが貧弱なのでとにかく打たせるわけには行かないと、バッタバッタと三振奪取、実に小気味良いピッチャーでしたが、防御率のマジックで、エラー失点が多くて防御率に反映されず、勝利が遠い哀しさもありました。今年のウエストはこのときに比べれば守りは良いのですが、なにしろピッチャーが...
 さて立ち上がり、ウエストの投手はコスモではなく里紅です。昨年新人戦では四球1個、打たせて取るナイスピッチングを展開したコスモですが、6年になって伸びません。速球が投げれなくてもそこそこ伸びる球があれば緩急付けて打ち取れるのですが、ナチュラルチェンジアップみたいな球ばかりなので、チョット馴れると打撃投手になってしまいます。里紅がマウンドと言うことは、相手が馴れる前に継投するしかありません。1回表は素晴らしい1番打者の原田選手を空振り三振に仕留めてナイススタート、ところが小柄ながら曲者渡辺(龍)選手に左中間打ち上げられ、名手コスモなら楽勝と思いきや、慣れないレフトの陽稀が猛ダッシュで追ったためコスモが遠慮して間にポトリ、まあ愛嬌だと気を取り直します。3番好打者杉浦選手にはセンターオーバーの2塁打を打たれ1死2、3塁、4番左打者背の高い岩崎選手はブンと振り回して、小フライ、颯大が追って、ミットを差し出しましたがポロリ、目の前なので3塁走者は動けません、1死満塁となりました。5番横田主将の2球目、颯大が後ろにこぼしたのを見て三塁走者本塁突入、颯大が拾って本塁上でクロスプレー、タッチアウト!結局横田主将フルカウントから1球ファウル後空振り三振、よくしのぎました。しかし1回裏マウンドに上がった杉浦投手は成長していました。洸、コスモ、連続空振り三振、颯大センターフライで簡単に料理されてしまいました。2回6番下平選手サードゴロ1アウトのあと、里紅の悪い癖が出てしまいました。7番菅原選手に粘られて7球目歩かせ、8番芳澤選手のヘルメットにぶつけ、9番渡辺(碧)選手も歩かせて1死満塁、1番原田選手は強烈なゴロ、捕ってホームゲッツーか?しかし和哉弾いて、その球がセンターまで転がる、1人ホームイン後芳澤選手も3塁蹴る、バックホームして本塁タッチアウト、颯大が打者走者の原田選手を刺そうと2塁送球、これが高くてセンターへ抜ける、一連の流れで前に詰めていたコスモが捕れない、1塁走者だった渡辺(碧)選手に続いて打者走者の原田選手までホームイン、ダメダコリャ。一つひとつのプレーの正確度が問題です。和哉がガッチリ捕レバ、コスモのナイスバックホームはGOOD、颯大が2塁に良い球を投げていタラ・・・勝つ試合は好プレーが出て、負ける時はタラ、レバなのです。気合が乗っていればガッチリ捕れる、ビシッと投げれるのです。その前に2四球1死球でランナーを貯めたのがそもそもダメ、リズム良くポンポン打たせていればバックも守ってくれるのですが、四死球でリズムは狂ってしまいます。ランナー無くなった初球、2番曲者渡辺(龍)選手が今度は左中間真っ二つライナー、なんとか3塁に停めたものの怖い杉浦選手、バッシーンとレフト前で4点目。3回表には打者7人で3点取られ、この間たった8球、5番横田選手が初球打ってセンター右ライナー、2塁狙ってコスモに刺されました。かつて知ったるホームグラウンド、センターから右はネットを越えない限り、ネットにブチ当てる大きな当たりでもシングルです。イイ当たりと思って喜び勇んでもダメなのです。しかし6番下平選手も初球攻撃、サードゴロ、大河捕って1塁送球、和哉がポロリ、コレくらい捕ってよという場面でしたが記録上サードの送球エラー、内野手は良い球を投げなければいけないのです。7番菅原選手レフトライナー、陽稀が追ってバックハンドポロリ、これはヒットです、下平選手が3塁へ向かったのを見て、陽稀が3塁送球しますがセーフ、この間に菅原選手も2塁へ、8番芳澤選手いきなりコツンと転がした、スクイズだ!本塁間に合わない、2塁ランナー3塁回ったのを見て洸が3塁送球、しかし大河が前に来ていた、慌てて3塁に戻る、ランナーも戻る、競争だ!セーフ!ここまで4人すべて初球攻撃、9番渡辺(碧)選手は初球ストライク見送って2球目センターフライ、これは大きい、犠牲フライとなりました。本塁送球の間に芳澤選手も3塁へ進み、1番に還って原田選手初球セフティスクイズ、サード前、足が速い、ヒットとなって7-0、2番渡辺(龍)選手初球サードゴロでチェンジ。以降もう書きません。ヤンガースの選手は野球が楽しくてしょうがないと言う感じで、グラウンド上を打って走って跳ね回る、5回15安打です。ウエストの選手は悲壮感漂いながら奮闘するも、杉浦投手にあしらわれてしまいます。このところ打撃向上の陽稀がライトオーバーのシングルヒット、四球も選んで出塁率10割だったのと、洸が3打数2安打と気を吐いたのが救いでしたが、杉浦投手にねじ伏せられてホールドアップ。西埼玉少年野球の3番手投手にねじ伏せられて12-0、5回コールド負けに続いての大敗ですが、その間に上福岡パワーズと練習試合して17-3で負けたのを見ても、もはや野球ではありません。根本的に四死球の少ない投手、ここぞと言うときに、打者を力でねじ伏せられる投手を育成しない限りドンドン他チームとの差は拡がるばかりでしょう。選手は必死になって頑張る、それはアッパレですが、投手というのはコントロールが良くて球に力があり、気が強いという三拍子揃っていないと良い投手にはなれません。昨年の横山将吾など前半戦はコントロールが悪くて、走り込んで後半は三拍子揃いました。今年の6年生はもはや手遅れですね。5年生を育てるしかありません。

優勝:大井亀少クラブ 準優勝:みずほ台ヤンガース 第三位:大井少年ファイターズ、上福岡イーグルス


 ■第30回東入間新人戦大会  三芳町主管
開会式 2019年9月28日(土)8時30分 三芳町総合グラウンド
[1回戦]2019年9月28日(土) 三芳町総合グラウンド 11時33分〜13時8分

チーム 1 2 3
三芳スカイヤーズ 0 0 0 0
大井ウエスト 2 16 5X 23

勝利投手:丹下大河  本塁打:山ア 洸

戦況: 筆舌に尽し難いとはこのこと、21四球では野球になりません

[2回戦]2019年10月5日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園A-1 8時58分〜10時46分

チーム 1 2 3 4
大井ウエスト 6 10 0 15 31
勝瀬キッズ 2 8 0 1 11

勝利投手:山ア 洸  本塁打:斉藤(ヤンガースN)、山ア 洸、齋藤(ヤンガースM)

戦況:今年、勝瀬キッズ6年と熱戦するも4-6、3-6で2敗のウエスト、今回は5年生が相手ですがリベンジしなければなりません。キッズの6年生は多いので、5年生は概ねベンチスタートですが、ウエストの5年生は6年生が3人なので、ほぼレギュラーです。ただこのところ怪我人2人が出て4年生も出さなければならない苦しい状況でした。しかしその二人もまだ完治していないながら、試合には出れるようになって、やっと隊形が整いつつあります。
先攻ウエストは、骨折で試合に出れないながら常に練習を休まなかった舜にやっと打撃OKが出て、いきなり4番起用です。しかしギブスのために筋肉が細り、大丈夫かなぁと心配されました。先頭洸はサードファウルフライに倒れましたが、一死2、3塁で舜が1-1から打ってレフトへ2点タイムリー、これがチームを勢い付ける一打となって、この後大河四球、翔や幸太郎のヒットも出て大量6点GET、打者一巡して1番洸がキャッチャーファウルフライでチェンジ。もう一人の怪我人陽稀がショートゴロでアウトになるも1打点挙げましたが、洸は一人で1イニング2アウトです。先発は大河、先頭打者初球サードゴロ、涼碧がさばいて1アウト、2番キャプテンあゆみさんにぶつけてしまいました、ヒドイ!続く斉藤N、バシッとレフトへ打った!陽斗捕らない、広いグラウンド、2ランホームランとなって2点取られました。
2回表2番から、涼碧、颯大と連続四球、さあ舜だ、左中間二塁打で走者一掃、大河はライトへ打って一応ヒットで舜を返しました(一応の意味はご想像にお任せします)。翔フルカウントからの7球目選んで、陽稀はセカンドフライで1死となりましたが幸太郎が右中間にポトリと落として大河ホームイン、陽斗送りバント成功、二死2、3塁で洸、三度目の正直、ライトオーバーの3ランホームラン。走者が居なくなりましたが、打者一巡、涼碧、颯大と連続レフトへヒットして、さあ舜だ、今度はセンターへ打って走者一掃、大河の1球目で2盗、2球目で3盗、キャッチャーの送球がレフトへ抜ける間にホームイン。大河ピッチャーゴロでチェンジ。この回大量10点です。貧打のウエストの汚名返上、やはりつながって打線になればこういうことになるのです。守備は陽斗と陽稀を入れ替えました。トキの違いですが、守備が上手くなってきた陽稀をレフトへ入れて、強打のキッズに備えないといけないと考えたのです。左の強打者が揃うチームならライトに強肩の選手を入れて備えますが、1回裏はいずれもサードやレフトへの引っ張りだったのを見ての変更です。16−2で打順は7番からの下位となれば、大河はスイスイ楽なピッチングで、打者を手玉に取るだろう、とフツウは思います。それが何故か試合を面白くしてくれました。もちろんウエストベンチは面白くありません。7番からレフト前ヒット、ライト前ヒットが続きました。「替わったところに打球が飛ぶ」と野球ではよく言われますが、まさにその通りでした。9番は空振り三振に仕留めましたが、1番に還ってサードゴロをエラーして1点、レフトへ走者一掃二塁打で2点、3番もレフトへヒットしてこの回4点目、ポンポン気持ちよく打たれました。でもレフトを替えて良かったのです。ヒットでも止めてくれれば良し、抜かれたらホームランになります。1回3分の1で6点取られてなお1走者残す...もうムリ、4番を迎えてピッチャー交代、ショートの洸と入れ替えです。1球目いきなりワイルドピッチで走者2塁へ、2球目ピッチャーフライで2アウトとしましたが、5番への初球にパスボールでランナー3塁へ、ここで5番センターオーバーの三塁打でこの回5点目、6番フルカウントから歩かせて、打者一巡して7番センターオーバーの三塁打でこの回7点目、8番もセンターオーバーの三塁打でこの回8点目、7、8番がこれだけ強打者なのですから、いかにキッズ打線がスゴイかお分かりでしょう。9番先ほど空振り三振なので代打が出ました。しかし同じく空振り三振でチェンジ。10点取ったその裏に8点取られたのでは野球ではありません。ただ今フィーバーのラグビースコアです。
3回表ウエストは6番翔から、デッドボールで出ましたが、後続3人凡退。その裏ウエストはピッチャー交代、野球にしなければならないからです。颯大がマウンドへ、洸がショートへ戻り、大河がキャッチャーです。キッズは打順良く1番から、しかし期待通り三者連続三振。
4回表ウエストも打順良く1番から、キッズも投手交代、先発斉藤N→サード、神Aサード→捕手、齋藤M捕手→マウンドへと替わりました。洸四球からボーク、盗塁でアッと言う間に三塁へ、涼碧打ってライトフライだ、これは捕られた、と思ったら何故か後ろへポトリ、打球に触っていないとは言え、これはいくらなんでもヒットにはできません。洸ホームインしてさあ、主砲颯大、涼碧の盗塁を待って2球目、バシンとライナーでライトオーバーの二塁打で涼碧を返し、この日3打数3安打の4番舜を迎えました。積極的な舜は初球打ってサードゴロ、1塁送球アウトとなりましたが、颯大が2塁から一挙にホームイン。大河ショートゴロエラーで生きて、暴投で2進、更に3盗、足に自信があります。結局翔はストレートの四球から盗塁、陽稀1-1からの3球目ワイルドピッチで大河ホームイン、陽稀四球から盗塁、幸太郎へのボール2からの3球目がこれまたボールデッドとなって翔ホームイン、幸太郎もストレートの四球で、何やら壊れたテープレコーダーのように同じような場面がグルグル繰り返されます。これはダメだ、ピッチャー交代、レフト福島選手→マウンドへ、打席は9番陽斗、幸太郎盗塁して一死2、3塁で陽斗がイイ当たりでライトへタイムリー、陽稀ホームイン、9→3→2送球しますが幸太郎も一気にホームイン、その間に陽斗2塁へ、打者一巡、洸またストレートの四球、涼碧が右中間に走者一掃二塁打して、颯大はドカンと一発、レフトオーバー三塁打、この日は右へ左へかっ飛ばす、さすがウエストの誇る4割バッター、この日は涼碧と並んで5打席5得点です。舜フルカウントから歩いて、大河センターへ走者一掃ヒット、翔またしてもデッドボール、陽稀は三振振り逃げ、これがボールデッドとなり、もう何がなんだか分かりません。俊足陽稀は2盗、3盗、幸太郎のセカンドゴロの間にホームイン、陽斗が出塁すれば打者二順でしたがショートゴロでチェンジ、なんとこの回15点。打てる喜びに打ち震えて、舜はなんとこの日7打点です。4回裏、キッズは4番齋藤Mから、ズッドーンとセンターオーバーのホームラン、さすがです。しかし颯大は5〜7番三者連続三振でゲームセット。
ところで何故洸が勝ち投手かと言いますと、先発大河はリードしたまま降板ですが、1回3分の1しか投げていないので権利がありません。リリーフした洸は0回3分の2しか投げていませんが、自責点3で、大河も洸もこの試合の防御率はナント「31.5」です。しかしこの後、颯大が2回投げて本塁打は打たれましたがアウト6個すべて空振り三振で奪うというものすごいピッチング、終始ウエストがリードしたまま試合終了なので、洸が勝ち投手なのです。1球で勝ち投手になるという場合も有るので、勝ち投手というのは運もあるし、勝利への貢献度を正確に表すわけではありません。颯大のピッチングで相手は静まってしまったのですが、6点リードでの登板で、2イニングしか投げていないのでセーブも付きません。しかし防御率が6点台、7点台の投手では野球になりません。ウエスト唯一の1点台の颯大が投げれば、舜と陽稀が復活して、堅い守備と、いまグイグイと攻撃力上昇中のウエスト打線の勢いからして、優勝も夢ではありません。


[準々決勝]2019年10月13日(日) 三芳町自然の森レクリエーション公園A-2 15時07分〜16時43分

チーム 1 2 3 4
鶴小ニュースカイヤーズ 4 1 4 0 9
大井ウエスト 0 0 0 4 4

敗戦投手:笹山颯大  本塁打:清水大地(鶴小ニュースカイヤーズ)

戦況: このところ急上昇だったウエストの勢いは、意気込みが空回りして失速、墜落しました。颯大が先発しましたが、打者7人に5四球、1三振、1安打、独り相撲で洸をリリーフさせなければなりませんでした。鶴小ニュースカイヤーズの手塚投手はいまいち本調子ではないみたいで、ウエストは1〜3回、毎回ランナーを二人出して、ここで一発出れば、というところでライトフライやセカンドゴロで逸機、4回裏ピッチャー交代してストライクが入らず、更にピッチャー交代ということで4点返しましたがここまで。5年生が5人しか居ない鶴小ニュースカイヤーズは、その5年生がキッチリ仕事して皆活躍、単打1本、二塁打2本、三塁打2本、本塁打1本の猛打は素晴らしかった!一方ウエストは単打4本のみ、、この差が点差になって現れました。ウエストのピッチャーは先発した颯大が1アウトしかとれず打者7人に四球5個で4失点、2番手洸が2回3分の2で与四球は2ですがポンポン打たれて5失点、最後は大河が投げて1四球与え、1安打打たれたのに何故か3人で終わる怪投、ウエスト自滅ではありますが、鶴小ニュースカイヤーズのバッティングを褒めるべきですね。四死球は共に8、これは球審のストライクゾーンもありますね。共に苦心の投球でしたが、守りでもノーエラーの鶴小ニュースカイヤーズに対し、ウエストはセカンド4年生幸太郎が2回に連続エラー、それもタイムリーエラーでした。防御率1点台の颯大は、これまではリリーフでした。剛球投手にありがちな立ち上がりの悪さが出てしまいました。軽く投げてもそうそう打たれない球威の持ち主ですが、ストライクが入らなくてはどうしようもありません。走り込みが必要ですね。コントロールが良ければ、それほど球威がなくても相手が打ち損じてくれるもの、手塚投手のピッチングは3回3安打3四球で0点です。勝利の男神・佐伯さんが久々に来てくれたのに、またしてもガッカリさせてしまい申し訳ございません。実のところ、こんなはずじゃなかったのです。
なお、試合時間の中には2回の時計ストップがあります。1回表マウンドのピッチャープレートに足が当っていないと1塁審判が指摘し、審判がマウンドに集まり、穴が深過ぎるから埋めなくちゃな〜ということになって4分停止、4回表ライトの陽斗が「ブンブンブン蜂が飛ぶ」と言うので1塁審判がタイムをかけて蜂を追って1分停止、リズムが狂ってしまいました。


 ■第13回東入間低学年大会
[1回戦]2019年10月5日(土) 三芳町自然の森レクリエーション公園A-2 15時3分〜

チーム 1 2 3 4 5
ウエスト第五クラブ 1 3 1 0 0 5
みずほ台ヤンガース 2 0 0 6 × 8

敗戦投手:及川幸太郎  本塁打:高崎(第五クラブ)

戦況: ウエスト第五クラブとして出場しました。14時20分開始予定が15時過ぎになりました。ウエスト第五クラブは先攻、幸太郎は2番ピッチャーとして出場、米津とバッテリーを組みました。1回表1死後、幸太郎の三塁前の当たり、大きく跳ねてサードが腕を伸ばすも一度ファンブルして、改めて掴んで一塁送球セーフ、これはヒット、結局内野ゴロの間にホームインして先取点GET。その裏マウンドには幸太郎、先頭打者にセンターに抜けるヒットを打たれ、2盗、3盗、実はランナー気にするなということで、牽制球無しだそうで、ランナーにとってはフリーパス、すぐ3塁へ行けるようです。2番打者ショートゴロ、1塁悪送球で1点、この回2失点ながら自責点1、2、3回は三者凡退に切って取り、絶好調。しかし5-2でリードして迎えた4回裏が魔のイニングとなってしまいました。先頭打者6番を歩かせ、これはもう三塁打同然、2球で3塁へ、7番センターへヒットして3塁ランナーホームイン、この打者走者もすぐ3塁へ行き、ピッチャーゴロの間にホームイン、二死ランナー無し、5-4でリード、あと一人で打者は9番、イタダキだ!しかしフルカウントから歩かせてしまいました。1番に還って初回1、2番に2得点されているので、要注意...案の定連打で逆転され、3、4番はショートの連続エラー、5番ピッチャーゴロでやっとチェンジ、結局四球とエラーが重くのしかかりました。幸太郎は3打席2打数1安打1四球1三振で2得点、打点は無し。陽斗は6番ライトで3打席2打数0安打2三振1四球で1残塁無得点。残念ながら逆転負けでしたが、幸太郎のピッチングは4回80球、被安打4、奪三振1、与四球4、相手は2投手で5回116球、被安打2、奪三振9、与四球7、すなわち内容は幸太郎のほうが良いのですが、とにかく打てな過ぎ、ウエスト第五クラブ7残塁、相手は3残塁、ランナーを効率よく返したヤンガースに対し、ここ1本が出ず、三振と残塁の山のウエスト第五クラブ、この差が勝敗を分けました。
ちなみに幸太郎は4年生ながら5年生大会にもレギュラー出場して、ただ今ウエスト打率トップの4割打者です。ソフトバンクの柳田並みのフルスイングなので、外野への飛球がポトリと落ちるのが高打率を維持している理由です。


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