大井ウエスト試合結果  

東入間学童野球連盟大会

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 ■60回東入間春季大会  富士見市主管  東入間学童野球連盟春季大会のページ


抽選会当初の組合せ表 正式なものはコチラ
左側のヤマに強豪が揃いました。昨年の東入間新人戦優勝の大井亀少クラブ、準優勝の上福岡第五クラブ(昨年の川合ランバー旗五年生大会優勝)、富士見市春季大会優勝の勝瀬キッズ(昨年の東上沿線大会優勝)、準優勝の鶴小ニュースカイヤーズ、第三位の水谷フェニックス、南部春季大会BEST8の富士見ファイヤーズ(昨年の東上沿線大会第三位)、ふじみ野市春季大会で大井亀少クラブや大井少年ファイターズを零封して快進撃の上福岡JFGなど...もちろんこの他のチームにもチャンスはあります。ウエストは右のヤマ、いきなりみずほ台ヤンガース、過去たびたび苦汁を飲まされてきた相手です。昨年の東入間新人戦第三位の大井少年ファイターズ(昨年の鈴木杯ジュニアの部優勝)や、昨年の三芳町新人戦優勝の三芳ドリームズなどもおります。
開会式入場行進 2018年4月30日(月・祝) 富士見市第二運動公園8時半過ぎ

プラカード持つのはキャプテン蓮、最後尾将吾、その前は大稀

[1回戦]2018年4月30日(月・祝) 富士見市第二運動公園A面A-2 15時〜16時38分

チーム 1 2 3 4
大井ウエスト 5 3 2 5 15
みずほ台ヤンガース 3 0 2 0 5

勝利投手:横山将吾 本塁打:石川蓮×2、水上和哉、佐藤和樹(ヤンガース)、横山将吾

戦況:前の試合は三芳ドリームズ対富士見ジュニアサンデー、東入間学童野球連盟の会長チーム対副会長チームの対決でした。会場に到着したら、ナント!後攻めのジュニアサンデーが大量リードしています。この大会の出場チームの戦力を占うときに参考にするのは昨秋の新人戦大会と今春の戦績です。昨年の東入間新人戦大会で三芳ドリームズは、水谷フェニックスを10-5、上福岡パワーズを8-1で撃破して、準々決勝で大井少年ファイターズに6-12敗れてメダルを逃しました。今年の富士見市親善大会では鶴ヶ岡少年野球クラブに11-1で4回コールド勝ち、2回戦で霞ファイヤーズに4-5Xで7回裏サヨナラ負けですが、どう見ても強いチームです。対して富士見ジュニアサンデーは昨年の東入間新人戦大会で1回戦上福岡JFGに0-6完封負け、今年の富士見市春季大会では全敗で最下位です。どうみても不利に思えた富士見ジュニアサンデーですが、マウンドには新井龍希投手、ン?昨日の全軟連入間東地区予選でふじみ野クラブを1点に抑え、5回コールド勝ちの立役者、勝利投手です。きれいなフォームからキレの良い球を投げる左腕です。道理で強打の三芳ドリームズがてこずっているわけだと思いましたが、さすがに三芳ドリームズ打線はスゴイ、この好投手から2回を除く毎回ジワリジワリと得点して差を縮めて行きます。5回表に7-5と2点差まで詰め寄りましたが、その裏ジュニアサンデーは2ランホームランで突き放し、1点返されたものの、9-6で逃げ切りました。ジュニアサンデーとは昨年からたびたび練習試合をさせてもらっています。試合終了後河角会長と冨士川監督が、「アレ〜、対戦無くなっちゃったね、今度練習試合やろうね」と話していましたが、今年はランバー旗6年、5年で14試合もあるから、そんなヒマ有るかなぁ?
 さて我がチームの話に戻しましょう。ウエスト大花火大会でした。第二運動公園はB面ではレフト奥にサッカー場があり、エンタイトル2ベースなどもありますが、A面は左右どちらも抜けたらホームランです。先攻ウエストは俊がジックリ見てフルカウントから歩き2盗、里紅が2ボール1ストライクから送りバントを命じます、無死2塁ですからサードはあまり前進できません、3塁前に転がせば成功します、ただし2塁ランナーをショートがけん制していますから、サードとピッチャーの間にプッシュバントすれば自分も生きられるなぁ、と考えていたら、まさしくズバリその通りに転がしました。高校野球ではよくやりますが、小学生には高等過ぎるのでヤレと言ってできるものではありませんが、見事に決まって、ショートの佐藤主将が拾って1塁送球するも間に合いません。蓮への初球に2盗して無死2、3塁、願っても無いチャンス、「力むな、大きいのは要らないぞ」、「リラックス、リラックス」、「力を抜け、楽に行け」とバッターボックスの蓮にいろいろな声が掛かります。そして2球目、ズッドーンと打球が舞い上がり、グングン伸びてレフトの頭上を越します、「行け〜〜〜、回せ〜〜〜」と3塁コーチャーに大きな声がかかり、俊、里紅、相次いでホームイン、3塁を回った蓮に「ユックリ」という声が掛かりましたが、フルスピードで本塁を駆け抜けました。こうなったら4番将吾も黙ってはおられません。監督が「大きなのは狙うな」と指示します。目の前で完璧なホームランを打たれたら4番としては「ヨ〜シ、オレも」と思うのが普通です。1ボールからの2球目バシッと打ちました。強烈な打球がファーストを襲います。抜けました、そのままライト線抜けてホームランになるのが普通の打球でしたが、ライトがあらかじめライト線に近いところに守っていたため追い着かれて2塁へは行けません。オータニシフトみたいに守られたのは、ふじみ野クラブの4番打者ですから前日の試合で知られてしまったのかもしれません。対富士見クラブ戦では、将吾の打席でライトが思い切りバック、大きな当たりでしたが捕られてしまいました。ちなみにこの一打、記録上は強襲ヒットではなくファーストのエラーにしました。強烈な打球ではありましたが、あれくらい捕ってあげないとピッチャーが可哀そうだからです。5番大稀への初球ストライクで2盗、2球目ボール、3球目ストライクで3盗しました。イケイケドンドンです。次の球打って、高く跳ねてピッチャーの頭を越し、センターへ打球が抜けて将吾ホームイン、4点目、コスモへの初球ストライクで大稀2盗、2球目がワイルドピッチで大稀3塁へ、たまらずピッチャー交替、ショートと入れ替わり、佐藤主将がマウンドへ、ボールが続いて四球、颯大への初球ストライクでコスモ2盗、無死2、3塁、颯大空振り三振で1アウト、打席には8番和哉、1ストライクからの2球目スクイズ、コレが上がってしまい、ピッチャーがキャッチ、大稀は慌ててきびすを返し、3塁へ戻ります、ピッチャーは余裕でサードへ送球、ところがこれが高い、3塁へ戻った大稀に「走れ〜〜〜」の声、3塁コーチャーがグルグル手を回します、球はテンテンとレフトファウルゾーンを転がっています。大稀ホームインして5点目、コスモも本塁を踏みますが、レフトからの返球を受けて2塁を踏んでアピールしたヤンガースに対し2塁審判はセーフの判定、ヤンガースの監督が抗議し、球審は審判を集めて協議し、本部席へ行って控え審判に確認した結果、飛球の後2塁ランナーが戻って触塁していなかったとの判定でコスモがアウトでチェンジとなりました。結局1回表5点、これだけでこんなに長くなって、もういいか、という感じもしますが、この後スンナリ行かないのよ、1回裏ヤンガース1番ライトへヒット、2番1、2塁間に転がす、里紅が捕ったが将吾のベースカバーが遅れない→安打に、3、4番は空振り三振とサードフライに仕留めましたが、5番打者初球にダブルスチール成功、結局歩かせて二死満塁、ここで6番打者が走者一掃のレフトオーバー二塁打塁打で3点返されました。
ウエストは2回表二死から里紅がショートをライナーで越えて三塁打、蓮がレフトオーバー2ランホームラン、将吾もサードの頭越え二塁打から暴投で三進、パスボールでホームイン、大稀センター前ヒットと続きましたが残塁、この回も3点GET。その裏四球1個与えましたが0点に抑えました。
3回表颯大ピッチャーゴロでしたが1塁送球が逸れてセーフ、ここで和哉が2球ストライクで追い込まれながら3球ボールを見て、6球目ものの見事にレフトオーバーの2ランホームラン!しかしその裏3番打者のショートゴロ、ガッチリ捕って1塁悪送球、これはイカン、4番空振り三振、5番レフト線ゴロで抜く2ランホームラン、先ほどレフト越え3点二塁打の6番打者が今度はライト越えヒット、デッドボール、セカンドの頭越えテキサスヒットで満塁、しかし浅いレフトフライとファーストゴロで追加点は許しません。
4回表二打席連続ホームランの蓮から、さすがに警戒されてストレートの四球、2盗してキャッチャーの投げた球がセンターへ抜けるのを見てすかさず三塁へ、将吾への2球目パスボールでホームイン、目の前でクルクルランナーが回って居なくなったのでガッカリしたかと思いきや、将吾がズッドーンと特大右中間ホームラン、これはイカン、ピッチャー交替、しかし大稀、コスモ連続四球、颯大は空振り三振でしたが、和哉も歩いて満塁、大河もフルカウントから見極めて押し出し、俊見逃し三振で2アウト、里紅ストレートの四球で押し出し、打者一巡して蓮も四球押し出し、将吾が力んで高いピッチャーフライでやっとチェンジ、この回5点、15-5、その裏センター涼碧、レフト舜に交替、3番打者のショートゴロ、ガッチリ捕って1塁悪送球、ボールデッドがまた出ましたが0点に抑えて4回10点差コールド勝ち

[2回戦]2018年5月4日(金・祝) 針ヶ谷小学校A-1 13時

チーム 1 2 3 4 5
富士見エンゼルス 0 0 4 3 0 7
大井ウエスト 0 2 0 1 0 3

敗戦投手:横山将吾 本塁打:後藤天陽(エンゼルス)

戦況: ウエストは昨年5年生の練習試合をしたのが坂戸ロイヤルズ、松山野球スポーツ少年団、若松ブルーウィングス、富士見ジュニアサンデー、あさかスリースターズ、そして12月のエンゼルスが最後でいずれも負けました。エンゼルスは5年生が10人も居るチーム(つまり今年の6年生です)、将吾が先発、4回3失点、ウエストは4回まで4得点、5回表大稀登板し11点取られました。その裏2点GETするも14-6で負けました。練習試合なのでいろいろ試す意味があり、エースの将吾は4回と決めていました。今年になって富士見ジュニアサンデーとの練習試合は将吾が3回、コスモが2回投げて14-5で勝利、1回戦のみずほ台ヤンガース戦が猛打爆発であまりにもカッコ良く勝ったし、ふじみ野クラブ背番号1の将吾が投げるわけだし、まあこの試合も行けるだろうと思いました。心配と言えば、骨折で出られないレギュラーが居ることと、今年になって富士見市親善大会、埼玉南部春季大会共に2回戦負け、「2回戦の壁」でした。ところが試合開始前に針ヶ谷小のトイレに行った4年生が帰って来ません。西原小で午前中練習したときは打撃も守備も絶好調、監督期待の大型選手だけにヤキモキしましたが、腹の具合が悪かったらしく、結局試合開始と共にタイムをかけてメンバー変更、セカンドにセンターからコスモを回し、センターに涼碧を出しました。前代未聞の事態に暗ウンが漂いました。ウンが無かったと言うか、ウンの尽きと言うか、結局この後の試合はウンに見放されて11残塁の糞詰まりの試合になり、「コーラック、プリーズ」みたいな試合でした。
1回表エンゼルス1番打者にいきなりセンター右へニ塁打を打たれ、2番打者にも四球とピンチを迎えながら切り抜けました。その裏磯崎投手にウエスト1、2番連続三振、3番蓮はセンターへライナーで運び、2盗、ワイルドピッチで三塁へ、将吾ストレートの四球から2盗して二死2、3塁、5番大稀が見逃し三振。この場面で6年生二人を塁上に置いて6年生が打つ!振って三振なら仕方ありませんが、これは無い!1回のアウトはすべて三振、暗ウンが漂いました。
2回表エンゼルス三者凡退、ウエストはコスモがフルカウントから四球を選び、ここでバッターは試合開始と共に交替出場となった涼碧、コスモが2盗し、無死2塁、3ボール1ストライクとなって涼碧に命じたのは?分かりますね、ファウル、次もファウル、3バント失敗。打席には和哉、引っ張ってレフト前ヒット、すぐ2盗して1死2、3塁、9番大河ポンポンとストライクで追い込まれ3球目ファウル、ヨシ!少々ボールでも強気で振る場面、4球目ボール、5球目キャッチャーファウルフライ、あ〜〜〜、ポロリ、助かった〜、死にかけて生き返った後は大抵何かが起きるもの、次の球打って、しかしショートゴロ、コスモ突っ込む、ピッチャーゴロ以外行け、と命じられています。ショートは捕って本塁送球、しかしコスモの足が上回って1点先取、野選となりましたが遊撃手の守備としてこれは当然です。1番に還って俊、ボール1球見てスクイズ!成功して和哉ホームイン、2点目、二死2塁となりました、ここで里紅がうまく転がして内野安打、二死1、3塁、ここで迎えるは先ほど痛烈ヒットの蓮、盗塁サインを出しません、1塁が空いたら歩かされて4番勝負の可能性があります。それよりは、キャプテンのタイムリーに期待して、更に将吾で追い討ちをかける作戦、しかしボール2の後ストライク2球振りません。フルカウントの後、二死ですから1塁ランナースタート、サードゴロ、1塁送球アウト!残念無念、いくら好打者でも3本に1本しかヒットは打てないもの、大谷翔平の打撃で分かるように、ヒットは1ストライク目か2ストライク目のカウントを整えに来た球を狙い打たないとなかなかヒットにはなりません。追い込まれたらピッチャー有利、歩かせても良いという気持ちで投げられたらなかなか打てるものではないのです。またたとえド真ん中に来ても丸いボールを細いバットで打つわけですから、芯で捉える確率は?そしてまた打球が野手の間を抜ける確率は?と考えると、なかなかヒットは出るものではありません。だから好打者は1ストライク目や2ストライク目を振って、たとえファウルになってもタイミングを整えて行くわけです。3回振ったらヒットが出る確率は高まります。ここまで2回、ウエストは3安打2四球4三振1野選1犠打で2得点4残塁、エンゼルスは1安打1四球1三振0得点1残塁、数字を見るとウエストの攻撃はバラエティに富んではいるものの荒い、モッタイナイということがわかります。
3回表エンゼルスは8番ピッチャー磯崎選手から、サードへの打球を将吾が邪魔した形になって1塁に生きる内野安打の形になりました。オレが捕る!積極的なのは良いのですが、横森代表の口癖「野球は思いやり」というのは、打球に対して瞬時にどちらが捕るか判断して片方はバックアップに回るということを考えることが出来て、実行することが出来るチームは強いという意味です。オレがオレが、とやっていると詐欺になってしまいます。野球はチームプレーですから、こうした連携が瞬時に形になって現れるまで練習を重ねていれば、打球が飛んだ瞬間、あるいはもっと進化すれば投球のコース、打者の初動を見た瞬間体が反応するようになります。磯崎選手の打球はサードに任せていればアウトでした。9番打者は送りバント、ピッチャー捕って1塁送球アウト、しかしランナーは一気に三塁まで進む2ランの形になりました。素晴らしい積極的な走塁、なんとしても1点取ってやるという気迫が伝わってきます。1番に還ってセカンドゴロ、1塁送球アウト、三塁ランナー突っ込む、ファーストが本塁送球、しかし振りかぶりが大きくて間に合わず1点献上。捕手はもちろんですが、内野手はこうした次のプレーのために、捕球したらすぐボールを持つ手を肩の後ろへ引いて次のプレーに備える必要があります。ヨッコラショではなく、クイッと胸を張る動作、普段から絶え間なく練習して、しかも筋肉をつけていかないと出来ないので、一朝一夕には出来ません。1点取られましたが、2アウト、ここで切ればよかったのですが、2番打者は初球サードファウルフライ、反応遅く捕れません。4球目セカンドゴロ、1塁送球セーフ!オカシイ、なんかオカシイ、ピッチャー心理からすれば、打ち取ってるのにアウトにならないという感じでしょうか。3番打者は強烈にレフトへ打って、ヤラレタ〜〜と思いましたがエンタイトル2ベースとなって二死2、3塁、針ヶ谷小で助かったと思いました。4番ですが2アウトで1塁が空いています。こういう場合の攻め方は?蓮は分かっていると思ったのですが分かっていませんでした。ボール、ストライク、ストライク、まともに行ってセカンドゴロかと思いましたが抜けました、針ヶ谷小でセカンドを抜けたら・・・・ライト和哉が必死に追いますがボールは最も深いところへテンテンテン、3ランホームランとなって一気に4-2逆転されました。3回裏ウエストの攻撃は4番から、ファーストゴロ1アウト、力んでしまいました。大稀は2球ボールの後ファウル2本、先ほど2、3塁のチャンスに見逃し三振していますから、今度は積極的です。5球目レフトオーバーの二塁打、ここからピッチャーの制球がおかしくなります。投球数が将吾の倍以上ですから、暑いこともあって疲れが出てきたのでしょうか?コスモ、涼碧と歩いて一死満塁、絶好のチャンス、ここで先ほどヒットを打っている和哉、1球目、2球目振りません、2-2からショートゴロ、大稀本塁封殺、大河1塁ライナーですがファウルゾーンキャッチされて三者残塁、ここまでナント!7残塁、オカシイ、なんかオカシイ...
4回表エンゼルスは6番丸山主将から、ここはポンポンアウトにして守りから反撃の流れを作りたいところ、センターフライ1アウト、ヨシヨシ、7番3ボール1ストライクから歩かせてイヤな予感、二盗され、8番三遊間ヒット、サード捕れず、ショートも追い着けず、上手い三遊間ならアウトになってる打球なのですが...打者走者も9番初球ストライクの間に盗塁して一死2、3塁、2球目来た〜〜〜スクイズだ、空振り、三塁ランナー挟んでランダウンプレー、二塁ランナーも三塁へ来ている、将吾が三塁へ追い込んで投げた!エッ、どうして?と思いました。散々やってるプレー、三塁へ追って両者タッチ、もし二塁から来たランナーも三塁へ触塁していれば、先のランナーに優先権があるので二塁ランナーアウト、このランナーが二塁へ戻ろうとしたら、三塁ランナーの動きを見ながら二塁ランナーを追って、三塁ランナーが突っ込んだらまたランダウンプレー、先のランナーを殺すというのが鉄則です。また、三塁ランナーと二塁ランナーが三塁に同時触塁していて、両方にタッチしてボールの入ったグラブを掲げ「アウト〜!」と大きな声でアピールすると、野球をまだそれほど知らないバカな三塁ランナーはアウトになったと思って塁を離れる、そこへタッチして、二塁ランナーは先にタッチアウトになっていますから、併殺というケースは少年野球ではよくあるのです。まだ野球を知る途上ならではの珍プレーです。将吾が投げた球はレフトへ抜け、二者一挙ホームイン、オカシイ、なんかオカシイ...スクイズ空振りで2ナッシングとなった9番打者ですがここからファウル、ボール、ボール、ボール、ファウル、ファウル、どうですかこの粘り、汚名挽回しようと必死です、ステキですね、こういう精神が勝ちたいという気持ちの表れ、大事です。結局根負け、歩かせました。この後ヒット2本あって、このランナーもホームイン、二者残塁ですが7-2と大量リードされました。4回裏ウエストは打順良く1番から、先の回からコントロールがおかしくなっているのでジックリ見ていく作戦、二者フォアボール、ここで蓮サードゴロ1アウト2、3塁、将吾初球をライト右へ大ファウル、針ヶ谷小の石垣へ届くのではというものすごい飛距離、皆度肝を抜かれるような大飛球でしたが○○前のバカ当たりでなければ良いが...と懸念しました。しかし次の球ボール、そしてまたファウル、更にライトフライ、これは犠牲フライになって俊ホームインして7-3、大稀はイイ当たり!しかしピッチャーに上手く捕られて1塁送球チェンジ、ヒットを損しました。このクリーンアップの場面で逆転できないようでは負けるかな、と肩を落としました。
5回表エンゼルス三者凡退、よし最後の攻撃だ、ウエスト頑張ろう!コスモ四球、涼碧空振り三振1アウト、和哉ショート後方へ打ち上げた、1塁ランナーコスモ戻る、打球は明らかに落ちそうだ、ヤバイ、二塁封殺になるか?しかし慌てて二塁に進んで一死1、2塁、和哉はテキサスヒット、二塁手前で様子見る走塁がまだできません。大河の打席でワイルドピッチがあり、ランナーそれぞれ進塁、大河粘って結局デッドボールで満塁、こういう粘りが出来るようになって大進歩です。さあ満塁チャンスです、まだ諦めない、ワッショイウエスト...しかし俊サードゴロ、本塁封殺2アウト、里紅ショートゴロ、二塁送球アウトでゲームセット。結局ウエスト11残塁、「コーラック、プリーズ」...磯崎投手124球、将吾84球、負け投手が勝ち投手より40球も球数少ないってなんなのよ?いかに不思議な試合だったかがわかります。野球はチームスポーツ、一つ歯車が狂うと、こんなことになってしまうと思い知らされた試合になりました。監督は帰りの車の中で運転する助監督に、「5月6日は休みにしようか」と力なくつぶやきました。誰も何も言いません。力が抜けていたのです。しばらくして代表が言いました・・・「休みにしよう」、こういう試合は早く忘れてリフレッシュしなければという思いは共通でした。

大井亀少クラブが優勝

 ■61回東入間秋季大会  ふじみ野市主管
開会式 9月2日(日)ふじみ野市多目的グラウンド 雨のため中止
[1回戦]2018年9月8日(土)西原小学校A-2 14時39分〜16時11分

チーム 1 2 3 4 5 6
勝瀬キッズB 0 0 0 0 0 3 3
大井ウエスト 0 0 0 1 0 3X 4
勝利投手:横山将吾  本塁打:横山将吾

戦況: ウエストエース将吾は試合前の投球練習でズバズバ球が来ていて、これは今年見てきた近隣のどのチームが相手でもまず打たれないだろうというゼッコウチョー!振りでした。試合が始まってもこれは続き、ズバズバ三振を取って行きます。5回まで四球2個だけ、これはノーヒットノーラン行けるゾ!というピッチングでした。一方攻撃はと言えば、コーラックプリーズ、ビオフェルミンでもいいか...という展開・・・書きたくありません。1回裏1死2、3塁、2回裏無死2、3塁、3回裏1死3塁で無得点ナノヨ。4回裏先頭打者ウエストキャプテン蓮がサードフライを打ち上げ、キッズBキャプテンがコレをポロリ、大稀歩いて、心穏やかならぬピッチャーがワイルドピッチで無死2、3塁、四度目の正直ってそんなのアリ?里紅スクイズ決まって1点、ただしショートが1塁送球して、大稀が2ラン狙って本塁突入したのを見てファーストは打者走者に構わず本塁送球、大稀が回り込んで手でベースタッチしたやに見えましたが、キャッチャーは本塁オーバーした大稀にタッチして球審はアウト宣告(明確にベースタッチしなければ認められないのです)、1死、この間に2塁に進んだ里紅は3盗して、和哉がスクイズ!構えが早い!サードが突っ込んでくる、その上に小フライ、捕って2アウト、そのまま里紅にタッチして併殺!ナンタルチヤ...サンタルチアはナポリ民謡、エ〜イ、ヤケクソだい!5回裏たった8球で三者凡退、こうなれば勝瀬キッズに流れどーぞ、流れ持ってけ、という感じ、6回表キッズBは8番打者から、セカンドゴロ、イタダキ!コレを捕れず、舜がバックアップ、イヤな予感、9番打者四球、怖い1番にぶつけて無死満塁、2番見逃し三振、1アウト、3番キャプテンこれまた怖い打者、叩き付けた打球が高く上がる、ピッチャーゴロだ!と思いましたが将吾は飛び付かない、セカンド突っ込んできて頭を越され、二者生還、4番これまた怖い打者、セカンドゴロ、1塁送球2アウトの間に3点目、なおも5番、6番歩かせてまた満塁、苦しいピッチングが続きます、7番空振り三振でなんとか切り抜けました。ひとつのエラーから大ピンチ、よくあることですが、5回までのスーパーピッチングから一転こうなるのは、まだ「ドンマイ」が出来ていないんですね。しかしその裏先頭コスモが歩いて、こうなったら自分でなんとかするしかない将吾は3ボール1ストライクからバット一閃!他チームの皆様はあまり見たこと無いかもしれませんが、ウエストならば誰でも知っている、月光仮面のオジサンも知っている、見慣れた大飛球がセンター右のネットを越えて起死回生の同点ホームラン!こうなれば追うものの強み、待てよ時間が残り少ない、打席には蓮、キャプテンの意地見せろ!見逃し三振。。。マズイ、タイブレークやりたくないなぁ...大稀、気合で打席に入る、押されたか、ストレートの四球、ヨシ行ける、里紅デッドボール、和哉3ボール1ストライクから選んで、1死満塁、100球、これはもう限界です、ピッチャー交替、キャプテンがマウンドへ、しかしこれはキツイ、いきなり満塁、しかも同点、それにそれに3塁ランナーホームインしたらサヨナラです。打席には大河、助監督が「自分で取り返せ!」と檄(ゲキ)を飛ばします。監督が出したサインは・・・ボール、ボール、ボール、そしてボール!押し出し、次打者は舜、涼碧も出してやろうと代打の指示、しかし大河が1塁ベースを踏んだところで球審が「選手集合!」あ〜、シンド

[2回戦]2018年9月9日(日)大井小A-2 14時57分〜

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 1 1 0 2 0 2 0 6
鶴小ニュースカイヤーズ 2 0 2 0 2 1 × 7

敗戦投手:横山将吾  本塁打:横山将吾、佐伯 樹(鶴小ニュースカイヤーズ)

戦況: ウエストは7月21日鶴小ニュースカイヤーズと練習試合して4-3で勝っています。6年生2人休みの相手に将吾が7回完投、真壁投手73球に対して倍近い141球投げるも三振の山、与えた1点は四球から、2点は打って取られました。残塁はウエスト3に対し相手は8、苦しい試合でした。鶴小ニュースカイヤーズは富士見市の春季大会準優勝、7月の夏季大会優勝チームです。春は勝瀬キッズが1チームだったので21-0大敗でしたが、夏は勝瀬キッズがA、Bに分かれ、BがAに5-4勝ち、決勝で鶴小ニュースカイヤーズが勝瀬キッズBに6-5勝って優勝しました。その翌週ウエストが練習試合して勝っているわけですから、今度は富士見市のチャンピオンの意地にかけて相当気合入れて臨んで来るでしょう。5年生は早朝から東松山で日ハム旗を戦って疲れているでしょうが、頑張ってくれるでしょう。将吾は前日の熱投に続いて、ふじみ野クラブエースで主砲の意地を見せて熱盛!で頑張って欲しいものです・・・と書いていましたが、結果はまさしく熱盛!でしたが負けました。
真壁投手がコントロール良いのは分かっていますがジックリ行こうというウエストですがやはり2ストライク追い込まれてはなかなか打てません、洸、コスモ連続投ゴロ2アウト、将吾は2-2から1球ファウル後強振、打球は高く舞い上がり、ヤバイ!ガラス割らないで!と願ったら3階ベランダのフェンスに当たりました。大井小学校は2階以上がホームランなので悠々本塁打、余りの打球に会場の皆様ボー然、確かに27年スコアラーやっていて大井小学校では初めて見ました。将吾の力ならもしかすると屋上に乗せるかもしれません。これで2015年の長田頼の10本に並びました。負け数のほうが多い今年のチームは当然ながら試合数がそれだけ少ないので、今の時期の10本はスゴイ。歴代ウエスト優秀記録を見ると、B冨士川文太11、A松原寛太12、@内藤匠之介13です。将吾の特徴はランニングホームランではなく文句なしのフェンスオーバーが多いことです。ホームランは狙って打てるものでもありませんが、是非記録に挑戦して欲しいものです。キャプテン蓮はサードゴロ、本来4割打者でこの前まで将吾より本塁打数で上回っていたのにこのところ全く打てなくなって打率3割を切りました。4年生のときからウエストのレギュラーを張っていたのにどうしたことか...さて鶴小ニュースカイヤーズは練習試合のとき居なかった4番尾崎捕手が居ます。投球練習の最後の2塁送球を見て、これは走れないなと思いました。どんなチームでも警戒すべきは、1番とクリーンアップ、最近のメジャーリーグでは2番警戒と言われていますが、少年野球では俊足1番を出さないことと、3番に最もシュアな打者を置くのでその前にランナーを貯めないことです。ところが1番打者にライト越え二塁打を打たれ、2番はライトフライで抑えましたが3番佐伯選手にセンター左を抜く三塁打を打たれ同点、4番尾崎選手はサードゴロ、洸が3塁ランナー挟んでランダウンプレイタッチアウト、この間に打者走者2塁に進み5番ファースト左のゴロ、ベースカバーのピッチャーにトスしましたが将吾のカバーが遅くセーフで逆転、6番キャッチャーファウルフライでチェンジ。2回表ウエストは大稀がサードゴロ、1塁悪送球ボールデッドのエラーで出て2塁へ進み、里紅送りバント、颯大1-1からスクイズ成功、いかにもウエストらしく同点に追い着きました。2回裏三者凡退に仕留め、3回表大河見逃し三振1死から洸がセンター右へ二塁打、コスモはピッチャーゴロで2死となりましたがこの間に3塁に進み、将吾の打席でパスボール、本塁突っ込む、ボール拾った尾崎捕手が戻りタッチアウト!チェンジです。こうした積極的走塁は責められません。しかし試合経験を積んでくると、場面によって無理すべきかどうかの判断が自然に習得されます。打者は前打席度肝を抜かれるホームランを打っている3番打者ですから、コントロールの良い投手は甘いところへは投げてきません。1塁が空いていますから、振ってくれたらもうけものというきわどいところを攻めてくるはずです。だから1球目ボール、2球目はパスボールするような投球になったのです。警戒して歩かせて盗塁して2、3塁で4番打者と対峙という場面が脳裏に浮かびます。したがってここで3塁ランナーは無理する必要はありません。大井小学校をウエストは良く知っていますから、ネットが近いので、パスボールしてもなかなか本塁は狙えません。ただネット両脇のボールデッド、本塁ベースエッジに当たって高く跳ねてネット越えボールデッドが多いので、3塁ランナーは無理しなくてもホームインできる可能性が高いのです。ウエストの4、5年生は試合経験が少ないので、こうした「考える野球」が出来ず、体が本能的に反応してしまうようです。野球というスポーツは他のスポーツと際立って違うのが頭を使う、他の選手との連携、ここぞの気力です。身体能力が高いのはもちろん良いのですが、場面ごとにここで相手がイヤなのは何か、自分はどうすべきかを常に頭の中でクルクル考えます。それが1球ごとに変わるのです。ボールカウントによってバッテリーの心理も打者の心理も変わります。味方との連携、相手へのプレッシャ、いろいろ考えます。サインに従って自分を犠牲にしてでもランナーを進めることもあるし、守りではここは併殺を狙うか一つのアウトを大事にするか、常に考えなければなりません。点差とかいろいろ要素があります。野獣のように本能的に体が動く、というのではうまく行くこともあるけれど、強い相手にはなかなか勝てません。経験が少ない選手には監督が指示します。つまり監督が選手に任せるというチームなら、それは本当に強いのです。他の選手やベンチと一体となって監督の指示に従って「考える野球」をできれば、非力でも強力な相手に勝てることがあります。サムライジャパンがメジャーに勝てるなんて、野球以外では有り得ません。長くなりましたが、ウエストが6年生が少ない年でもそこそこの結果を残してきたのはこうした「考える野球」を冨士川監督の下で展開できたからです。それが昨年からパタッと出来なくなりました。監督が指示する前に、サインも見ないで選手がパタパタッと動いてしまい、「アレッ、アレッ?」と監督が焦っている場面を良く目にします。また「これぐらい分かるだろう?」ということが全然分かってなくて手遅れということもよくあります。
 3回裏1死から2番セカンドゴロ1塁悪送球でランナー出し、3番怖い佐伯選手はライトライナー2死としましたが、4番尾崎選手のセンター右ライナー二塁打、セカンドゴロ反応遅くセンターへ抜けて二者生還、また4-2と突き放されました。しかし直後の4回表将吾ヒット、蓮センターフライ1死、大稀ライトへヒットしたところで鶴小ニュースカイヤーズベンチ動いた、ピッチャー交替、真壁投手がセンターに回り、センターからマウンドへ佐伯投手背番号1が上がりました。里紅が送り、颯大が初球ガツーンとレフト線ヒットして二者生還、また4-4の同点に追い着きました。
 5回裏先頭2番四球、これは点になると覚悟しました。案の定、怖い3番佐伯選手に左中間最深部に2ランホームランを打たれ、また6-4と突き放されました。直後の6回表、将吾から、期待しましたがファーストゴロ、蓮サードファウルフライで2死、ダメダコリャ。しかしここまで2打席2得点の大稀が四球を選んで出て、里紅デッドボール、さあここまで3打点の颯大だ、またしても初球打ってセンター右へ打球が上がる、センター、ライト、セカンド追って、間にポトリ、大稀ホームインして6-5、これはピッチャー心中穏やかならず、和哉への初球ワイルドピッチ(ベースエッジに当たってネット越え)で6-6、三度目の同点に追い着きました。和哉はライトフライでチェンジになりましたが、それにしてもスゴイ粘りです。その裏ニュースカイヤーズは8番から、サードゴロだ、イタダキ、これを1塁悪送球、9番ショートゴロ、2塁送球封殺のみ、1番に還り、2球目1塁ランナー走った、蓮からいい球が送られた、これは楽々アウトだ、しかし大稀が真っ直ぐグローブを振り下ろせばよいものを、わざわざ2塁ベース方向へタッチしに行って足がベースタッチ早くセーフ!何なのコレ?1番左中間三塁打でまた7-6と突き放されました。7回表4回目の追い着きを期待しましたが、大河サードゴロ、洸四球、コスモサードゴロ、2死3塁、打席には将吾、3回表と全く同じ場面、今度は洸も慎重、2ボール1ストライク、ホームラン要らない、力むなよ、しかし思い切り振り回した打球は高いキャッチャーファウルフライでゲームセット。将吾のホームランで始まり、将吾のファウルフライで終わりました。仕方無い。よくぞ3度も追い着いて頑張りました。アッパレでしょう。警戒すべき1、3、4、5番にやられました。特に3番佐伯選手はアウトになった打球もすべて芯を食った当たり、リリーフピッチングを含め素晴らしい選手です。鶴小ニュースカイヤーズは良いチームでした。次も頑張って下さい

富士見ファイヤーズが優勝


 ■第29回東入間新人戦大会  三芳町主管
開会式 2018年9月29日(土)三芳町自然の森レクリエーション公園 8時〜受付、8時45分開式


キャプテン水上和哉がプラカードを持つ

[1回戦]2018年9月29日(土)唐沢小学校10時半B-1 10時17分〜11時40分

チーム 1 2 3 4 5 6 7
みずほ台ヤンガース 0 1 0 0 2 0 2 5
大井ウエスト 0 0 0 3 0 0 1 4

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:無し

戦況: 6年生の秋季大会は2戦とも1点差の大接戦でしたが、この試合もまたそうでした。勝てばうれしいですが、接戦で負けた後の脱力感は味わいたくないものです。とはいえ、小雨の中でも頑張った選手には有難うです。この日は、涼碧が体調崩して不在、このところ好調で活躍していただけに残念。コスモは7回76球のナイスピッチングでした。対するみずほ台ヤンガース杉浦主将も7回102球のナイスピッチングでした。トータルで言えば打てないウエストが四死球に乗じて逆転したものの、5番ショート渡邊(碧)選手に5回三塁打を打たれ、内野ゴロの間にホームイン、唯一の四球走者をエラーの間にホームイン許して同点に追い着かれ、7回表2アウトランナー無し、打順は7番、ここを抑えて、その裏サヨナラ勝ちだなと思ったら、ここから2点取られました。「渡辺マジック」が炸裂しました。2点追うウエストは7回裏キャプテン和哉がセンターへヒットして2盗、ワイルドピッチで三進、しかし7、8番連続見逃し三振、「勝つぞ!」という気迫は・・・? 野球は2アウトから、ベンチも応援団も必死の声援、9番幸太郎は打ち気満々ながらしっかり見てフルカウントからセンターへヒットして和哉ホームイン、幸太郎2盗して打席には1番洸、さあ行けるゾ、しかしショートゴロでゲームセット。

投手成績
投 手 回数 球数 安打 本塁打 三振 四死球 暴投 ボーク 失点 自責点 勝敗
斉藤星空(ウエスト) 7 76 5 0 4 1 0 0 5 1 敗戦
杉浦大樹(ヤンガース) 7 102 2 0 3 5 1 0 4 1 勝利
上記数値から両投手のピッチングをどう想像されますか?

ともに自責点1というところがポイントです。ピッチャーは良く投げたということです。ヤンガースは5安打、1四球、3エラー出塁で9人出塁し、塁上死二つ(2盗刺殺と1塁けん制アウト)、5得点、残塁2です。ウエストは2安打、5四球、2エラー出塁で9人出塁し、塁上死二つ(2盗刺殺と1塁けん制アウト)、4得点、残塁3です。投手としては5安打を打たれながら四球1個で7回わずか76球のコスモのほうが良いピッチングでした。打たれるのは相手の打撃が良いのですから仕方ありません。むしろ四球の走者を出さない、ヒットは少々打たれても球数少なく打たせて取るほうがバックの緊張感が持続して良いのです。それでは何故負けたか、第一に打てな過ぎた、ヒットは最終回の和哉と幸太郎だけです。1番4打席、2番3打席すべて凡退です。合計で22球しかピッチャーに投げさせていません。粘って四球を得ることも出来ませんでした。3、4、5番ノーヒット、これでは得点は困難ですね。4回裏3連続四球で出て全員ホームイン、ノーヒットで3点ですからいかに四球が怖いかということです。良かったのは誰か?6番キャプテンを任された和哉です。1打席目四球、2打席目はショートゴロですが1打点、3打席目はセンターへのヒットから得点しています。3年生幸太郎は、最終回、前の二人が連続見逃し三振で2アウトになった後、フルカウントからセンターへヒットして和哉を迎え入れる気迫のタイムリー、大したものです。第二はエラーです。先取点を与えたのは2回表、5番ショート渡邊(碧)選手にレフトへヒットを打たれ、2盗、3盗されて、その3盗のときにキャッチャーからの送球をサードが捕れずレフトへ抜ける間の失点です。2点目は5回表、5番ショート渡邊(碧)選手に三塁打を打たれ、6番に唯一の四球を与え2盗され、7番はフルカウントから打って1塁側ファウルフライ、これをキャッチャー颯大が飛びついてキャッチ、素晴らしいファインプレイ、8番代わったばかりのサード芳澤選手に打たれたサードゴロの間にホームイン、これが唯一の自責点です。続く9番の内野ゴロをタイミング合わせ損ねてサードが捕れず、バックアップしたショート、浅い位置なので十分1塁に間に合うタイミングでしたがファンブルして送球できず、このエラーの間にホームイン。サードのエラーですが、ショートが上手く処理していれば帳消しにできました。捕手の好守備があっただけに残念。さらに7回表、5番ショート渡邊(碧)選手のレフトフライポロリのエラー、この走者は颯大が2盗阻止して6番も空振り三振で2アウト、7番はファースト後方のフライ、ライトも出てくる、捕れるかな?と思ったらポトリ、問題は次、芳澤選手に代えて女の子の圓岡選手が代打、サードゴロ、1塁送球が悪くセーフ、ランナー3塁へ向かう、「投げるな!」とウエストベンチ絶叫しますが、投げてサード捕れずボールデッド、1点勝ち越され、打者走者も3塁へ、9番にレフトへヒットされて2点目を取られました。失点場面はいずれも堅く守ればチェンジになっていたところでの失点、投手から見ればガックリ、それでもめげずに頑張ったのは大したものです。ここぞという場面でしっかり守れるか否かが強いチーム、弱いチームの分かれ目です。結局エラーはヤンガース2、ウエスト5、これが勝敗を分けました。強いチームは1試合でエラー0、せいぜい1というのが昔からの相場です。サードの守りが悪いかのように見えますが、まだサードのポジションについたばかり、試合中は素晴らしい守りもありました。まだ途上ですから仕方ありません。この日はウエストは9人しか選手が居ません。したがって陽稀がずっと出場しました。第1打席ではボール、ボール、ストライク、ストライク、ボールでフルカウントから1球ファウルして7球目選んで四球出塁しましたが、けん制の上手い杉浦投手に刺されました。何事も経験です。失敗して、学んで上手くなっていくのが野球です。
「渡辺マジック」と書いた訳は、ウエストの前身である電電イーグルスのコーチだった渡辺純さんが、引越し先でみずほ台ヤンガースを創設して以来ずっと代表兼監督なのですが、その采配がどういうわけか理解できない手を打って来て、不思議と成功することを言います。高校野球で「木内マジック」というのは有名でしたが、相手ベンチから見るとどうして?という手を打ってくるのです。なお渡辺さんは東入間学童野球連盟の初代会長です。埼玉南部少年野球連盟の前副会長で現顧問です。この試合の「渡辺マジック」は8番打者でした。先発は背番号14渡邊龍心選手、サードです。ちっちゃい選手、この日大活躍の5番ショート渡邊碧海選手の弟でしょうか。1回裏コスモのサードゴロを難なく処理しました。小さいけれど上手い!2回裏里紅の絶妙のセフティバント、転がった位置良し、殺した打球、ヒットだ!と思ったら素早く突っ込んでナイス送球でアウト、サードのお手本のようなプレイで、里紅はヒットを損しました。3回裏は幸太郎のサードゴロを処理しました。この選手は6年生では素晴らしい選手になっているでしょう。4回裏2アウトランナー無しで大河の打席、サードゴロ捕って1塁送球、これが逸れてセーフ、するとまず第一の「渡辺マジック」、サードとセカンドを入れ替えました。セカンドは2回裏に颯大と大河のセカンドゴロを処理して上手い背番号15井上選手でした。しかしたった1個の送球エラーでどうしてセカンドとサードを入れ替えるんだろう?と不思議でした。打席には陽稀、ボール3つ続き、ストライク、ストライク、ここで大河が2盗、すると第二の「渡辺マジック」、セカンドの背番号14渡邊龍心選手をベンチへ引っ込め、サードへ行っていた井上選手をセカンドに戻し、センターから2番背番号8菅原選手をサードへ回し、8番センターに背番号13芳澤選手を入れました。ウエストの打球はどうせ外野には飛ばないだろうと見たのでしょうか。するとサードゴロが飛んで1塁送球アウト。代わったところに打球が飛ぶというのが野球のジンクス、そのとおりになりました。それにしても陽稀の打席で二度の打ち手、どういう意味なのでしょうか。5回表1死2、3塁の場面で、その代わったばかりの8番芳澤選手がサードゴロを打ち、その間に3塁ランナーホームイン、打点をあげました。したがって芳澤選手を出したのは当たりだったわけです。7回表2死から7番井上選手がファースト後方のライトフライ、これがポトリ、ここで第三の「渡辺マジック」、8番芳澤選手に代えて女の子の圓岡選手を代打に送ります。えっ、何故、どうして?と思いました。打ってサードゴロ、ガッチリ捕って1塁送球、これが逸れてセーフ、井上選手3塁へ向かい、ファーストからの3塁送球がボールデッドとなって1点勝ち越され、打者走者も3塁へ、9番下平選手にレフトへヒットされて2点目を取られました。何故かは分かりませんが、「渡辺マジック」は結果的にすべて当たりでした。7回裏は代打圓岡選手をライトにいれ、ライトの下平選手をセンターに回しました。代わったところに打球は飛びます。この回ウエストは2本のセンターへのヒット、しかしここまで。


 ■第12回東入間低学年大会  東入間学童野球連盟全体で運営 昨年の30周年記念大会では予選リーグ戦でしたが今年はトーナメントです
大井少年ファイターズの中に入れて頂いて、大井ファイターズウエストとして出場させて頂きます

[1回戦]2018年9月9日(日)上富小B-3 12時10分〜

チーム 1 2 3
大井ファイターズウエスト 0 1 0 1
勝瀬キッズ 6 12 × 18

敗戦投手:川井田涼碧

戦況: 勝瀬キッズは強い!ファイターズウエストは涼碧先発、幸太郎はサード、涼碧は打者12人で6点取られ、2回も打者4人、四球とエラー、投ゴロ野選、デッドボールの4人でマウンドを小暮に譲りましたが、四球、四球、センター前タイムリー、四球の4人で再び涼碧がマウンドに上がり、いきなり3番斉藤背番号1に走者一掃の満塁ホームランを打たれ・・・以下省略。幸太郎は四球出塁しましたが、今シーズン初めての残塁、2打席目は代打で陽稀が送られ、初打席三振。涼碧は5番、ショートゴロ1塁悪送球で出塁して1得点


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