大井ウエスト試合結果  

第24回ふじみ野市春季大会



開会式:3月2日(土)上野台小学校9時 登録名簿2部とプラカード持参
開会式終了後、各チームスコアラーは本部前集合・・・投手部門と打撃部門で成績集計するのでその説明有り

 予選リーグ戦   G-1   G-2   G-3   G-4   G-5   G-6   G-7   G-8 

リーグ戦順位決定方法
@勝ち点で順位決定、勝利:3点、引分:1点、敗北:0点
A勝ち点同数の場合、当該対戦の勝者が上位
Bそれも同じ場合、失点率(失点÷守備イニング数)が少ないほうが上位
Cタイブレイクは1回とし、それでも決着つかない場合は引き分け
Dその他はふじみ野市少年野球連盟大会要項による

準決勝はリーグ戦1位−4位、リーグ戦2位−3位で行い、その勝者が決勝を戦うトーナメント方式です

順位
パワーズとイーグルスが勝ち点21で並びましたが、パワーズがイーグルスに勝ったので、予選リーグ1位:パワーズ、2位:イーグルスとなりました。決勝トーナメントは1位と4位、2位と3位が戦い、その勝者による決勝戦となります。
ウエストは勝ち点6で7位となりました。昨年の第22回ふじみ野市春季大会で1位のJFGが最下位(9位)、2位の第五クラブが8位、昨年4位のウエストが7位とは...まさに天地がひっくり返ったような結果です(>_<)
それにしても、失点が4番目に少ないウエストが何故7位と沈んだか...得点も4番目に少ないからです。負けた試合は1点差2試合、2点差3試合、一番多い3点差が1試合、やはり攻撃力が不足でした

開会式
3月2日(土)上野台小学校9時
只今二階建て新校舎建設中で本校舎電源が取れず、建設会社の工事電源を借りました

整列した9チームの選手たち
カップ返還

第23回秋季大会第三位のカップ返還は唯一の新六年生コスモ


福岡中央公園の河津桜がきれいに咲いていました
この日は主将の里紅と和哉が欠席でした
会長挨拶

左から進行の水上事務局次長、柏木会長、後方斉藤副会長と荻原副会長
選手宣誓

大井ブルーウイングス 新井洸太郎主将

ウエストの試合
G-0戦;3月3日(日)西原小で10時45分からA-2大井少年ファイターズと対戦・・・雨で延期
G-1戦;3月9日(土)亀久保小で10時45分からA-2大井亀少クラブと対戦し、2-5敗北
G-2戦;3月10日(日)鶴ヶ丘小で10時45分からB-2上福岡パワーズと対戦し、3-5敗北
G-3戦;3月30日(土)鶴ヶ丘小で13時からB-3鶴ヶ岡少年野球クラブと対戦し、2-3敗北
G-4戦;3月31日(日)元福小で13時からA-1大井少年ファイターズと対戦し、3-5敗北
G-5戦;4月13日(土)西原小で13時からB-3上福岡イーグルスと対戦し、5-6X敗北
G-6戦;4月14日(日)東原小で11時45分からB-2上福岡第五クラブと対戦し、7X-0勝利
G-7戦;5月11日(土)西原小で11時45分からA-2上福岡JFGと対戦し9-0勝利
G-8戦;5月12日(日)上野台小で9時からB-1大井ブルーウィングスと対戦し3-5敗北、結局得点34、失点29なのに2勝6敗で終了
全 般
★3月2日(土) 上野台小学校 A-1 10:30 大井少年ファイターズ 10−2 上福岡第五クラブ
A-2 12:45 上福岡パワーズ 6−2 上福岡JFG
★3月2日(土) 亀久保小学校 A-1 11:00 鶴ケ岡少年野球クラブ 2−8 上福岡イーグルス
A-2 12:45 大井ブルーウイングス 3−9 大井亀少クラブ
★3月3日(日) 上野台小学校 A-1 9:00 大井ブルーウイングス 雨天延期 上福岡第五クラブ
A-2 10:45 上福岡パワーズ 雨天延期 鶴ケ岡少年野球クラブ
★3月3日(日) 西原小学校 A-1 9:00 大井亀少クラブ 雨天延期 上福岡イーグルス
A-2 10:45 大井少年ファイターズ 雨天延期 大井ウエスト
★3月9日(土) 亀久保小学校 A-1 9:00 上福岡イーグルス 15−5 上福岡第五クラブ
A-2 10:45 大井ウエスト 2−5 大井亀少クラブ
★3月10日(日) 鶴ヶ丘小学校 B-1 9:00 上福岡JFG 1−8X 大井少年ファイターズ
B-2 10:45 上福岡パワーズ 5−3 大井ウエスト
B-3 12:30 鶴ケ岡少年野球クラブ 10−10 大井ブルーウイングス
★3月16日(土) 亀久保小学校 A-1 13:00 大井ブルーウイングス 18−2 上福岡第五クラブ
A-2 14:45 大井亀少クラブ 5−9 上福岡イーグルス
★3月30日(土) 鶴ヶ丘小学校 B-1 9:30 上福岡JFG 0−19 上福岡イーグルス
B-2 11:15 大井亀少クラブ 14−2 上福岡第五クラブ
B-3 13:00 鶴ケ岡少年野球クラブ 3−2 大井ウエスト
★3月31日(日) 元福小学校 A-1 13:00 大井ウエスト 3−5 大井少年ファイターズ
A-2 14:45 上福岡パワーズ 5−1 鶴ケ岡少年野球クラブ
★4月6日(土) 鶴ヶ丘小学校 A-1 13:00 上福岡JFG 13−7 大井ブルーウイングス
A-2 14:45 上福岡パワーズ 11−1 上福岡第五クラブ
★4月7日(日) 上野台小学校 B-1 9:30 大井亀少クラブ 1−11 大井少年ファイターズ
B-2 11:15 大井ブルーウイングス 1−9 上福岡イーグルス
B-3 13:00 上福岡JFG 0−9 鶴ケ岡少年野球クラブ
★4月13日(土) 西原小学校 B-1 9:30 大井少年ファイターズ 1−1 鶴ケ岡少年野球クラブ
B-2 11:15 大井ブルーウイングス 0−10 上福岡パワーズ
B-3 13:00 上福岡イーグルス 6X−5 大井ウエスト
★4月14日(日) 東原小学校 B-1 10:00 大井亀少クラブ 9−0 鶴ケ岡少年野球クラブ
B-2 11:45 大井ウエスト 7X−0 上福岡第五クラブ
B-3 13:30 上福岡イーグルス 6−1 大井少年ファイターズ
★5月11日(土) 西原小学校 A-1 10:00 上福岡パワーズ 3−1 大井少年ファイターズ
A-2 11:45 上福岡JFG 0−9 大井ウエスト
★5月12日(日) 上野台小学校 B-1 9:00 大井ブルーウイングス 5−3 大井ウエスト
B-2 10:45 大井亀少クラブ 7−1 上福岡パワーズ
B-3 12:30 上福岡第五クラブ 8−6 上福岡JFG
★5月18日(土) 鶴ヶ丘小学校 A-1 10:00 上福岡イーグルス 5−6 上福岡パワーズ
A-2 11:45 鶴ケ岡少年野球クラブ 4−4 上福岡第五クラブ
★未定 大井亀少クラブ 上福岡JFG
★未定 大井ブルーウイングス 大井少年ファイターズ


ページTopへ   ■リ−グ戦G-1  3月9日(土) 10時54分〜 亀久保小学校
チーム 1 2 3 4 5 6
大井亀少クラブ 1 0 2 0 2 0 5
大井ウエスト 1 0 1 0 0 0 2

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:須藤遼太郎(大井亀少クラブ)

戦況:ウエストは昨年、ふじみ野市体育協会市民スポーツ大会少年野球5年生の部2回戦(2018年9月24日)で大井亀少クラブと対戦し、コスモが3回、里紅1回の完封リレー、打っては洸3-1で2打点2盗塁、コスモ二塁打1本4打点、颯大2-1、1打点4盗塁、里紅二塁打1本1打点2盗塁、ヒットはこの4本だけでしたが、9四球頂き、3エラーもあって大量得点、12-0で4回コールド勝ちでした。昨年の亀少クラブは6年生が揃っていて5年生の八木快成選手が試合に出ることはありますが、4年生は試合経験が少ないのに対し、6年生と5年生がそれぞれ3人しかいないウエストは4年生も三人レギュラーです。この試合経験の差がこの結果になりました。しかし6年生が卒団して、新チームとなった今年の亀少クラブは、新6年生は一人だけですが、新5年生と新4年生で9人の体制で、試合前のシートノックでも守備は鍛えられていいチームになってきたなと感じました。ウエストは洸が肘を痛めて試合は無理、涼碧も同じく肘を痛めていて投げれない、打てないけれどバントはできるので試合には出たいということで、新4年生の幸太郎も出して試合に臨みました。結果は上記の通りでしたが、投手成績を比べてみましょう。

投球回数 投球数 打者数 被安打 本塁打 奪三振 与四球 与死球 暴 投 ボーク 失 点 自責点 勝 敗
大井ウエスト 斉藤投手 6回 118 27 4 1 8 6 0 0 0 5 5 敗戦
亀少クラブ  八木投手 6回 103 29 3 0 2 7 2 1 0 2 2 勝利

 ウエストのコスモのほうが対戦打者が少なく、与えた四死球も少ないのに球数は多く、失点も多くなっています。この差は何故か?安打を2本多く打たれているのと、奪三振が八木投手の2に対して8と多いからです。三振を奪うためには球数が必要です。ズバズバ三球三振というのなら別ですが、コスモの球ではそこまで行きません。ストライク、ボール、織り交ぜながらやっと三振GETです。打たせて取ったほうが省エネなのです。エラー出塁はお互いゼロなのでシッカリ守った試合なのですが、なにせ四死球が多いので7回行きませんでした。被安打5、与四球6で11人出して失点5というのは仕方無い数字です。三振とらなくて良い、四球を与えないほうがピッチャーは楽です。もちろんピンチで、ここは三振取ってくれと言う場面で、狙って三振取れるならこれほど頼もしい投手はいませんが、今のコスモの球威ではそこまで行きません。八木投手は被安打3、与四死球9で12人も出したのに失点2、どうして?残塁の数で分かります。亀少クラブ4、ウエスト9、すなわち肝心のところで適時打が出た亀少クラブ、出なかったウエスト、ウエストは単打3本の拙攻だったのに、亀少クラブは二塁打3本、三塁打1本、本塁打1本、5本で塁打数13、これでは5点取られるのは仕方ないわけです。
 データ的に今年のウエストは史上稀に見る貧打線です。それは前年の打撃成績を見れば分かります。昨年は6年生が3人しか居なかったのですが、6年生の打撃は良かったので、5年生以下が貧打でもある程度得点できました。今年は4番打者が新5年生で、ほかに三割を期待できる打者はキャプテンの里紅ぐらいです。新5年生の洸と涼碧が万全ならば、この二人は曲者なので、いろいろなことをやってチャンスを作れます。しかし小さな体の割りに身体能力が高いので、無理をして痛めてしまいました。体力が着いてくれば治るので、待つしかありません。
 亀少クラブは2番野中選手が3打席3四球、出塁するや盗塁、いずれも3番須藤選手のヒットで生還、須藤選手は二塁打2本、本塁打1の十割、猛打賞、結局2、3番で全得点でした。1−1の同点で迎えた3回表、1番田作選手がレフト線に三塁打、2番野中選手が四球から二盗、須藤選手がこれまたレフト線二塁打で二者生還、と見えましたが、捕手の颯大が球審にアピールして田作選手アウトの判定、本塁踏んでいなかったようです。これはキャッチャーとしては素晴らしい!なかなか少年野球でそこまで冷静に見てる捕手は居ません。さすが甲子園にキャッチャーで出場したお父さん譲りです。直後4番八木選手がレフトへ二塁打して打点あげましたが、7→6→4で二塁オーバーランタッチアウト!結局2失点で済み、打たれたけれどよく守ったという変なイニング。5回表には1番田作選手空振り三振の後、2番野中選手が四球から二盗、1回は定位置のレフト頭上を越され、3回は深く守ったのにレフト線に二塁打されている須藤選手なので、今度はレフト線に寄せて深く守らせたら、左中間の打球で本塁打、これはもうアッパレ!脱帽です。ウエストの得点は押し出しの2点のみでした。
 亀少クラブのサード斉藤選手は新4年生みたいですが、お兄ちゃん同様素晴らしい選手です。ウエストの単打3本の内訳を見ましょう。1回裏里紅のセンターへライナーで運んだヒット、これはセンターゴロを狙って坂山選手が1塁送球しましたが逸れてボールデッド、二塁へ進み、大河デッドボール(避け方が下手でぶつかった)、コスモ四球、打ち気満々4番颯大は2本ファウルするも結局押し出し四球、打たせてもらいたかった場面、結局後続凡退で1点止まり。3回裏大河ショートゴロ、コスモピッチャーゴロ、何を焦ったか4球で2アウト、ここで颯大が強いサード横のゴロ、上手いサード斉藤選手ですが飛びついたグラブを弾き飛ばしてボールがテンテン、ショート須藤選手バックアップするも投げられないと言う強襲ヒット、盗塁して5番和哉がレフトへクリーンヒット、「さっき打ってよ〜」と監督がぼやいていました。舜四球で満塁、ここで陽稀への内角球、避けようとしましたがかすったようでデッドボール押し出し、幸太郎の打球は1塁側ファウル、ああ出たなと思ったら1塁手の野中選手、素早いダッシュでキャッチ、審判アウトのコール、どうやら捕った後ボールデッドゾーンへ出たようです。これはファインプレーでした。ウエスト涼碧はバント3個、2個は上手く転がしましたが、サード斉藤選手と八木投手に上手くさばかれ、3回目は3バントファウル。幸太郎は最終回1塁に四球で出て、大胆なリード、ベンチが「3点差だから慎重に、あまりリードするな」と再三再四呼び掛けてるのに1−2塁間タッチアウト、これは暴走、侍ジャパンの京田(中日)かと思いました。まあ新4年生でまだ野球が十分わかっていません、これも経験、一つ失敗するたびに賢くなっていけば良いのです。
 結局4番の颯大が3打席1打数1安打2四球、1番キャプテン里紅が4打席3打数1安打1四球、ポイントの打者を歩かせた(もちろん不本意ながら)八木投手と真っ向勝負で火達磨になったコスモ、野球は難しい。
 この日光ったプレーは1回表亀少クラブの攻撃、1点取られてなお2死三塁、5番斉藤選手の打球はてっきりセンターへ抜けたと思ったら、セカンド和哉が追ってバックハンドキャッチ、1塁送球アウトの超ファインプレイ、広島の菊池涼介かと思いました。日頃の練習の成果が出たと嬉しくなりました。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-2  3月10日(日) 10時50分〜  鶴ヶ丘小学校B-2
チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 0 1 1 0 1 0 0 3
上福岡パワーズ 2 2 0 1 0 0 × 5

敗戦投手:丹下大河 本塁打:無し

戦況:ウエストは昨年、ふじみ野市体育協会市民スポーツ大会少年野球5年生の部準決勝(2018年10月7日)で上福岡パワーズと対戦し、7回1-6で敗北、コスモ完投でしたが、バックが4エラーで投手の足を引っ張りました。土屋投手に抑え込まれて完敗でした。パワーズはいろいろな大会で好成績を残し、強いチームです。

さて、今年はどうか?一言で言えばパワーズはちょっとらしくなかったけれど、ウエストとの力の差は歴然、むしろどうしてこんな点差で済んだの?という試合でした。投手成績を比べてみましょう。
投球回数 投球数 打者数 被安打 本塁打 奪三振 与四球 与死球 暴 投 ボーク 失 点 自責点 勝 敗
パワーズ 土屋投手 7回 103 31 3 0 5 4 0 0 0 3 1 勝利
ウエスト 丹下投手 1回1/3 36 12 4 0 0 3 0 0 0 4 3 敗戦
ウエスト 斉藤投手 4回2/3 54 17 3 0 1 0 0 0 0 1 1
パワーズが「らしくない」というのは土屋投手の自責点を見れば分かります。エラーです。またコントロールが良いのにこの日は4四球も頂きました。ウエストは先発大河がドドンと4点取られ、早々にエースのコスモにスイッチ、無四球のナイスピッチングだったので試合が締まりました。しかし前日に続き3安打(颯大、里紅、コスモ)では勝てません。4四球(コスモ1、和哉1、陽稀2)頂き、4エラー出塁(颯大2、和哉1、里紅1)なので計11出塁、3得点(颯大、里紅、コスモ)、1塁上死(里紅の3盗失敗)、7残塁です。ホームインしたのはいずれもヒット出塁の3人です。一方パワーズは1回裏先頭打者がセカンドライナー、これを弾いてエラー出塁、2番四球、3番絶妙なバントヒットで無死満塁、1死後5番土屋選手が投前スクイズ、これが2ランとなりました。上手いスクイズ、1点は仕方無い、とすれば1塁に投げる振りをして3塁回った2塁ランナーを刺す、もし2塁ランナーが止まるなら1塁へ投げる、これくらいの余裕を持ってスクイズ処理して欲しいものです。ウエストも続く2回表、颯大がレフトへヒット、和哉四球、ここで舜の送りバントが補邪飛となって1死、陽稀四球で満塁、幸太郎が上手くスクイズを決めましたが、2塁ランナー和哉は3塁ストップで1点止まり、この走塁の差は残念。ただし2ランできる2塁ランナーは、相手の守備位置を計りながらほぼ2−3塁間中間ぐらいまでリードして、ピッチャーが投球モーションに入ると同時にスタート、スクイズ打球が転がった頃には三塁ベース到達、野手が捕球して一塁送球動作に入ったときには三塁を回っていて、一塁手が捕球して本塁送球しようとする頃には三−本間走行、捕手が送球を受けた頃には足で本塁滑り込み、というようなことができる走者である必要があります。相手を食ってかかるような大胆な走塁が必要で、オドオドしたようなランナーでは無理です。また捕手のタッチを避けようと回り込んで手でベースタッチしようとするとその分遅れてタッチアウト!も有り得ます。捕手の位置と動作を見ながらいかに触塁するか、走塁の上手さは普段の練習で培われるものです。スクイズは投手が処理する確率が高いのですが、ピッチャーが捕球した時点でもう本塁は無理と判断したら、一塁送球すればアウトになると分かっていても一旦三塁方向に身体を向けて身構えると、3塁回った2塁ランナーはブレーキをかけます。こうなるともはや本塁狙うのは困難になります。それを見てピッチャーが一塁送球しても余程俊足の打者走者でなければ間に合います。よしんば野選となったとしても仕方無いぐらいの強い気持ちでプレーすることです。一旦ブレーキ掛けたランナーが一塁送球を見て再スタートしても、1→3→2タッチアウトの確率大となります。このときの一塁手の守備は、本塁狙った走者の動きを見て、一塁アウトは放棄しても送球を受けるや素早く本塁送球するという動作が求められます。常に先の走者をアウトにすることが優先だからです。2ラン阻止された相手チームはガックリ、このチームは手強いぞという印象を持ちます。このようにスクイズに当たっては走者にも守備側にも大胆かつ着実な動きが求められます。2回裏パワーズは7番から、ショートライナーはコスモガッチリ、レフトへヒット、四球、ライトオーバーのシングルヒットで満塁、センター前ヒットで3点目、3番押し出し四球で4−1となってピッチャー交替、コスモが登板しました。大河がサードに入り、舜がショートに回りました。コスモは4、5番打ち取って見事な火消し。続く3回表里紅がセンター左へ落として二盗、大河はピッチャーゴロ、土屋投手は2塁送球、リード大きかった里紅戻れないか?しかしわずかに逸れて野選となり無死1、2塁と願っても無いチャンス、ここでコスモが前の回の舜と同じく送りバントが補邪飛となって1死、打ち気満々颯大は連続ファウル後3球目打ってサードゴロ、弾いて満塁、この打球は正面で、やや強い当たりだったので強襲ヒットとしても良いのですが、エラーとしました。サードは投手以外では最も打者に近く、しかも右打者ならば強い打球が飛んでくることが多いので、これぐらいは捕れるのが普通だと思ったからです。続く和哉の当たりはショート前のゴロ、ショートバウンド捕球しようとして前にこぼし、これまたエラーとしました。これで里紅ホームインして4−2です。続く6番舜の当たりはピッチャーゴロ、1→2→3のホームゲッツー、最悪の結果となりました。その裏パワーズ6番から、レフトへライナーヒット、ショートゴロを緩慢プレーで1塁送球セーフにし(打球へのダッシュも、送球の素早さも)、無死1、2塁、ここは送りバントと見て投球モーションと同時にファースト里紅が突っ込み、ピッチャーの前で捕球、まだ2塁ランナーは2、3塁の中間、ヨシ!イタダキと思ったら、3塁ではなく1塁へ送球、ベースカバーの和哉が捕って送りバント成功の形、こういうとき得てして3塁悪送球でランナーホームインということもあり得ますが、ウエストの場合過去も3塁送球アウトにして、相手に簡単に送らせないぞというプレッシャを与えるのがチームカラーでした。矢野壮真が一塁手のときなど、スパスパアウトにして、相手は簡単には送りバントもできなかったものです。3塁に投げて欲しかった場面でした。次打者はセカンドゴロ、これは和哉3塁ランナーをにらんでけん制しています、オイオイ1塁投げてよ、大分引き付けて1塁送球アウト、心配したけれど、こうやって先のランナーにプレッシャ与えるのが好守備なのです。1番に帰ってピッチャーゴロでランナー残塁、無死1、2塁のピンチをよく乗り切りました。しかし4回裏、2番打者舟山選手のピッチャー真後ろのフライ、サード、ショート突っ込んで捕れずポトリ、ピッチャー見失ったか、真上に上がったフライというのはどこに落ちるか分からないもの、こういうときは捕手やファーストが大きな声で指示しなければいけません。普段大きな声を出せと言っているのはこういうときのためです。この場合余程サード、ショートが俊敏で反応が早くないと捕れません、「ピッチャー!」と言って投手が気付けば楽勝でした。盗塁して3番送りバントで1死3塁、4番のスクイズでホームイン、ウ〜ム、実に手堅い、参った。5−2ダメ押し的1点でした。続く5回表、1番里紅ファーストゴロ、2番大河ショートゴロ、2球で2死になり、コスモがサード後方、レフト線ポトリ落とし盗塁、颯大のライトフライ、何故かポロリ、1点返しただけに4回裏の1点はもったいなかった!なお颯大は2盗、3盗してピッチャーにプレッシャをかけましたが和哉ショートフライでチェンジ。ウエストは6回表陽稀、7回表も里紅がセカンドゴロエラーで出塁、2盗後、大河空振り三振、コスモの初球に何故か3盗試みてタッチアウト、2点負けてて、ランナー二人貯めなければいけない場面、キャプテンが何故?これは大きな課題です。野球は埼玉南部少年野球連盟のキャッチの如く「根智和」のスポーツなのです。果敢に次の塁を狙うと言っても、それは時と場合によるのです。パスボールとかワイルドピッチ、捕手の肩を考えての2盗ならともかく、3盗はいけません。案の定コスモが四球で出て、走らせないかと思いましたが、初球ストライクで2盗、すぐさま本田監督出てマウンドに内野手集めて守備の指示、4番打者、1塁空いている、歩かせて良いからクサイところを突け、という指示でしょう。フルカウントからの7球目サードゴロ、1塁送球ゲームセット、ヒットなんて好打者でも甘い球でなければそうそう出ません。反省が沢山残った試合でした。良かった点も書かなければ悲しいですね。大河のサード守備が良かった!打球にダッシュして捕球するや素早く一塁送球、三つアウトにしてカッコ良かった!
 この日の敗戦後西原小に帰り、打撃練習を行いました。「トピックス」に書いてありますが、田口コーチがバッティングピッチャーを務め、2016〜2018先輩が守ってくれました。2016先輩は田口 成、松原寛太、澤口 聖、熊倉 柚、2017先輩は及川幸也、2018先輩は石川 蓮、丸山大稀です。ふじみ野リトルシニアの当麻選手も手伝ってくれました。これで思い出したのですが、当麻選手が新所沢ライノーズのピッチャーのとき、ウエストは第20回富士見市親善大会で勝ち進み、4試合勝ち抜いて準決勝で新所沢ライノーズと対戦しました。このとき、ウエストのキャプテンはジョーでした。ジョーが「先攻!」と言ってベンチに帰ってきたので「ジャンケン負けたの?」と聞いたら「勝って先攻とった」と言います。「しまった」と後悔しました。相手が強豪チームで、守りの堅いチームならそうそう点がとれません。もつれたら後攻有利です、結果はタイブレイク、後攻ならば心理的に有利でした。ジョーは4年生からレギュラーなのだから、それぐらい分かっているものだと思っていました。その前の年のキャプテンも同じようなことがあって、冨士川監督が「同じようなレベルの相手とやるときは後攻を取るんだゾ」と教え、以後はそうなりました。毎年キャプテンは変わりますから、「分かっているはず」なんて思い込んではいけないんですね。この試合もシートノックがパワーズから始まったので、「里紅がジャンケン負けたのか」と言ったら、冨士川監督が「勝って先攻取ったらしいよ、自信あるんだネ」と言います。今年もまた「しまった」と後悔しました。相手はパワーズです。頭を使わなければ野球は勝てません。ウエストは守備はまずまずなので大量失点していませんが、この日は洸を9番レフトで出して守備はバッチリ、しかし打席ではバント2個アウト、見逃し三振で3−0、涼碧と二人、早く治らないかなぁ...
ページTopへ   ■リ−グ戦G-3  3月30日(土) 13時07分〜14時35分 鶴ヶ丘小学校B-3
チーム 1 2 3 4 5 6 7
鶴ヶ岡少年野球クラブ 1 0 0 0 1 1 0 3
大井ウエスト 2 0 0 0 0 0 0 2

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:なし

戦況:ウエストは2月に練習試合で13-4勝っている相手、よもや取りこぼすことはあるまいと自信を持って臨んだゲーム、結果は・・・ウ。

投球回数 投球数 打者数 被安打 本塁打 奪三振 与四球 与死球 暴 投 ボーク 失 点 自責点 勝 敗
鶴ヶ岡少年野球クラブ  本田投手 7回 101 27 4 0 9 2 1 0 0 2 2 勝利
大井ウエスト 斉藤投手 7回 103 27 1 0 11 1 0 0 0 3 1 敗戦

 ウエストの勝てない理由は何でしょう?上の投手成績、すべてにおいてコスモが上回っているのに負けた・・・失点3自責点1、その差2、つまり自滅です。勝てない理由を攻撃力に求め勝ちの今日この頃、そうじゃない、まず守りなんですね。それにしてもこんなに良いピッチングをしながら勝てない、残念です。1回表先頭打者をフルカウントから歩かせ、盗塁を刺すべく捕手が送球、それを逸らして以降バックアップから投げた球が...何じゃら分からないうちにランナークルクルベースを回ってホームイン。その裏洸、コスモ連続四球、和哉が打って返して逆転。5回表先頭打者5番佐々木選手サードゴロエラー出塁に始まり、2盗後6番本田選手ピッチャーゴロ、捕って1塁悪送球、7番のスクイズで同点、6回表2死から5番佐々木選手レフトへヒット、2盗後6番本田選手三遊間ゴロ、ランナー3塁へ走る、ショート捕って3塁見たけれどサードもゴロを追っていて塁上ガラ空き、仕方無い1塁送球〜セーフ!その間にランナー3塁回ってホームイン。これは内野安打でしょうか?いいえ、エラーです。2死2塁、内野ゴロは迷わず1塁送球でチェンジですから、3塁など見る必要がありません。仮に3塁にサードが着いていて投げてセーフなら野選ですが、この場面はサードもショートもとにかく捕って1塁送球すべき場面です。迷ったからエラーになりました。次に自分のところに打球が飛んできたらどうすべきか、ピッチャーの投球1球ごとに頭の中で考えておけといつも言っていますがまだまだできませんね。これが決勝点でした。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-4  3月31日(日) 12時58分〜14時30分 元福小学校A-1

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井少年ファイターズ 0 1 1 2 0 0 1 5
大井ウエスト 1 0 0 2 0 0 0 3

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:なし

戦況:ウエストはもちろんコスモ先発、1回表ファイターズ1番片野選手強打者ですが引っ張り専門、大きいレフトフライ、先刻承知涼碧がガッチリ捕って1アウト、2番セカンドゴロ2アウト、3番星野主将はフルカウントから歩かせましたが4番宮田選手レフトフライでチェンジ。その裏大井少年ファイターズはピッチャー星野主将、立ち上がり球が上ずります。洸ストレートの四球、2盗してコスモボール2から投前内野安打、2盗して無死2、3塁、この試合は3、4番入れ替えて3番颯大、空振り三球三振、打ち気にはやり過ぎ。4番里紅1-1からスクイズ、洸ホームイン、コスモは1→3→2本塁タッチアウト。これは仕方無い、良い走塁でしたがファイターズの守備が良かった。
2回表5番平野選手ライトゴロヒット、6番松岡選手ピッチャーゴロ内野安打、1死2、3塁から8番小暮選手、曲者です、バントではありませんが上手くバットに当ててピッチャー捕って1塁送球2アウトの間に同点となりました。その裏ウエストは先頭和哉がガツンとレフトへヒットして2盗、しかし大河見逃し三振、舜は何やらバントの構え、エッ、ウソ、どうして?とベンチが悩んでいるうちに送りバントでランナーを3塁へ進めてしまいました。陽稀ピッチャーゴロで和哉残塁、ベンチへ帰ってきた舜に「野球を知っていれば、この場面で自分に送りバントのサインが出たら、何かの間違いだ、タイムをとって監督にサインを確認しようと考えなければだめだ」と諭しました。ホームランも打っている強打者の舜に送らせるなんて100%アリエナイ場面です。ちなみにこの日は冨士川監督が仕事で丹下助監督が代理監督でした。
3回表ファイターズ1番片野選手レフト線ライナーヒット、2盗、内野ゴロの間に3塁に進み、3番星野選手センターフライ、タッチアップ、大河からいい球が本塁へ返ってきた、ヨシ!しかしキャッチャー颯大の目に本塁突入してくるランナーが入ったか、ポロリこぼしてしまいホームイン、眼を切ったんですね、ファイターズ逆転です。ガッチリ捕っていれば楽々アウト、盛り上がる場面でした。その裏ウエスト三者凡退。
4回表ファイターズ5番平野選手右中間二塁打、パスボールで進塁、6番松岡選手センター右へヒットして3点目、2盗して無死2塁、7番ピッチャーゴロ、コスモはランナーに眼もやらず1塁送球1アウト、1死3塁、打者8番小暮選手、ここは当然スクイズ、上手く決められて4点目。ベンチへ帰って来たコスモに言いました。「簡単なピッチャーゴロで2塁ランナーが3塁へ走る、捕って3塁へ投げれば楽々アウト、先のランナーを殺すのが野球の鉄則だよ」ということです。こういう場面で3塁へ投げて野選になることもありますが、それは時と場合です。ここは負けている場面、好守備で流れが変わるのです。ましてや簡単なピッチャーゴロ、上手いランナーなら迷わず3塁へ、なんて走塁はしません。走るぞと見せかけますが、ピッチャーから送球されても帰塁できるところに居て、1塁送球を見て3塁へ走るものです。このときはコスモが3塁へ投げれば悠々アウトでした。大量リードして、1点差し上げてもなんちゅうことないという場面ならとにかくアウトカウントを増やすという意味で1塁へ投げろと指示することもあります。しかし負けん気の強いピッチャーならそういう指示に従わず3塁へ投げて、結果野選なんてことがままあるものなんですが、攻める気持ちでしたプレーならベンチは怒りません。ま〜しゃぁないな、てなもんです。その裏ウエストは3番颯大から、デッドボール、パスボールで2塁へ、里紅の打球はピッチャー強襲、弾いた球がショート方面へ、颯大の目の前ですからランナー走れない、これは強襲ヒットで無死1、2塁、和哉はストライク1から打ち上げてキャッチャーフライ、あ〜最悪、と思ったらピッチャーもキャッチャーも捕れない、ポトリ落ちて内野安打となってしまいました。滅多に見られないラッキーヒット、ツキがあります。さあ満塁で大河、ピッチャーゴロ、相手にしてみれば願っても無いホームゲッツーの場面、コチラにしてみれば最悪の場面、颯大1→2本塁で1アウト、大河2→3、1塁で2アウト、里紅は1→2→3の間に2塁から本塁陥れて1点返しました。本来3塁到達しているべき和哉は何故か2塁止まり、ここで舜がレフト右へのライナー2塁打で和哉が還り4−3と1点差に追い上げます。舜はパスボールで3塁へ進みますが陽稀ショートゴロで残塁。
5回表ショートフライポロリのエラーがありましたが0点、その裏涼碧が左中間ライナーヒットから2盗、洸四球、ここでコスモは打ち上げてサードフライ1アウト、後からここは送るべきだったと後悔するも後の祭り。颯大ピッチャーゴロ、2塁送球、洸封殺、里紅のセカンドゴロで二者残塁、無得点、ここで追い着けない、逆転できなかったことが結果的には敗因でした。
6回表ファイターズ三者凡退、ウエストは2死から舜がレフト線ライナーの二塁打で出てパスボール見て3塁へ走りましたがキャッチャーからの3塁送球タッチアウト、ウエストは三塁側ベンチ、目の前だったのでよく見えました。しかしアウトはアウト。この日は1塁でも「エ〜〜ッ」という場面がありましたが、仕方ありません、チーム審判ですからこういうことは良くあります。
7回表ファイターズは小暮選手から、ショートゴロ1アウト、9番代打前田選手、歩かせました、ヤバイ!直感的中、代走新井選手、1番に還って片野選手は強打者、レフト前ヒット、2番富山選手センターへヒットして満塁、3番星野主将、スクイズ、3塁ランナー代走新井選手ホームイン、1→3で2アウト、2塁から2ラン狙った片野選手は3→2タッチアウトで1点止まり、しかしこのダメ押しは利きました。その裏ウエストは8番から、ショートゴロ、ショートゴロ、最後は1番洸空振り三振でゲームセット。こうして見てくると、勝てる可能性の有った試合です。こういう試合をキッチリ勝つのが強いチームなのでしょう。
投手成績を比較してみましょう。

投球回数 投球数 打者数 被安打 本塁打 奪三振 与四球 与死球 暴 投 ボーク 失 点 自責点 勝 敗
大井少年ファイターズ  星野投手 7回 92 28 7 0 3 2 1 0 0 3 3 勝利
大井ウエスト 斉藤投手 7回 96 30 7 0 1 2 0 0 0 5 5 敗戦

投手としてはほぼ互角ですが、攻撃力で大井少年ファイターズが上回ったという結果です。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-5 4月13日(土) 12時57分〜14時29分 西原小学校B-3

チーム 1 2 3 4 5 6
大井ウエスト 1 0 2 1 1 0 5
上福岡イーグルス 0 2 0 0 3 1X 6X

敗戦投手:山ア 洸 本塁打:星(上福岡イーグルス)

戦況:ウエストが今期何故勝てないか、見てる人に理解させた口惜しい試合でした。5−2でリードしていて、今日こそ勝てそうだなと思った5回裏、ヒットから連続暴投で無死3塁、タイムリー打たれて5−3、ここまでは仕方無い、ところが2死となってからパスボールでランナー3塁へ、結局打者も歩かせて盗塁され2死2、3塁、4番二宮主将打ってなんでもないセカンドゴロ、イタダキ、ところがどうした、金縛り、タイムリーエラーで一挙同点、この回のバッテリーエラー3つ、2点タイムリーエラーは、どうしても勝てないウエストの弱さを露呈しました。こうなるともう勝てないだろうと思いました。案の定6回表1死から里紅がセンターへヒットして盗塁、コスモのショートゴロ、ランナーの里紅とショート二宮、両キャプテンがぶつかった!里紅立ち上がれない、しかし転がっていたボールを二宮主将拾い上げた、里紅慌てて立ち上がる、しかしタッチアウト、このプレーは走塁妨害か守備妨害か・・・野球のルールは守備優先なので、捕球しようとしているところへランナーがぶつかったら守備妨害です。ボールを持っていない野手にランナーがぶつかったら走塁妨害になります。この場合の審判の判定は、ショートはゴロを捕球しようとする動作をしていて、ランナーは次塁へ進もうとして正規の走路(スリーフットライン)を走っていた、したがって妨害行為には該当しないというものでした。こういうケースは滅多にありません。1死2塁で遊撃手が走路上で守っているなどということは通常無いからです。上手いショートなので捕球のために素早く前進したところへ走者が来たのかもしれません。ウエストから流れが去っていたことを如実に示す出来事でした。その裏イーグルス6番仲家さんの当たりはライト線ファーストの頭を越えるライナーヒット、それをライトが後逸、これが痛かった。無死2塁で7番セカンドゴロ、ガッチリ捕って1塁送球アウト、これが本来のウエストセカンドの守備です。最近はセカンドへゴロが転がれば安心して見ていられました。これが進塁打となって1死3塁、バッターは8番小島選手、これはイヤな予感がしました。1打席目はラッキーヒット、2打席目はセンターへライナーヒット、3塁ランナーがホームインしたらおしまいですから思い切った前進守備、内野ゴロは3塁ランナーをホームインさせない処理が必要、外野へ飛んでも本塁送球するしかありません。やっぱり、打ってレフトの頭を越えました。定位置なら捕れましたが、これはもう仕方ありません。サヨナラです。
話を戻しましょう。1回表イーグルスマウンドには二宮主将、ウエストは1、2番倒れて2アウトからコスモが歩き盗塁、4番颯大がセンターへライナーヒットして先取点、5番和哉もライトへヒットして盗塁、2死2、3塁、イケイケドンドンのパターンですが、ただ今売出し中のタイムリー男・舜が三球三振、それも見逃し三振、ビックリ。その裏ウエストのピッチャーはエース・コスモ、イーグルス1番四球から盗塁、さらに3塁も狙いましたが颯大が刺殺。2回表ウエストは四死球走者でまたしても2死2、3塁のチャンス、ここでキャプテン里紅がファーストゴロで二者残塁。その裏イーグルス4番センター右へヒット、5番星選手、ガツーンとレフトオーバー本塁打、これは涼碧の守備位置が甘かったか?相手はクリーンアップ、深く守って後ろから来る守りをすべきでした。4、5番でアッサリ逆転されました。さらに1死後7番を歩かせたところでスパッとピッチャー交代、監督は球が来ていないとみて5年生の洸をリリーフに送りました。ウエストにはたくさんピッチャーがいます(善し悪しは別にして)。8番小島選手の打球はフラフラとセカンド前へ上がりました、突っ込んだのですがポトリ、ラッキーヒット、1死1、2塁、9番打って小フライ、颯大が前に出て捕って1塁送球、ランナー戻れず併殺、見事な守備、リリーフでした。こういうプレーが出ると流れが来ます。ウエストは3回表、1死から4番颯大がレフトオーバー二塁打、和哉がセンターへヒット、このところ当たりに当たっています。盗塁して1死2、3塁、さあ打席には舜、先ほどはなす術も無く三球振らずに見逃し三振でしたが今度は気合が入っています。初球ファウル、2球目ボール、3球目ガツーンとセンター左へ弾き返して二者還し再逆転、見たか、タイムリー男の本領発揮。大河セカンドゴロで進塁打、しかし陽稀空振り三振で舜3塁残塁。その裏イーグルス打順良く1番から、センターへライナーが飛び、大河捕って1塁へ矢のような送球でアウト、これにはウエストベンチやんやの喝采、センターゴロなんて滅多にありません。2、3番はショートに入った名手コスモが処理してこの回わずか8球、いよいよ流れはザッブ〜ンとウエストへ。4回にもウエストは洸がこの日2個目のデッドボールで歩きました。避けるのは決して下手ではないんですが、憎たらしいのでしょうか(ジョウダンです)。里紅がセンターへライナーヒット、1死2、3塁でコスモがセンター犠牲フライで4−2とリードを拡げました。この日2打数2安打と当たっている颯大はバシッと引っ張って三遊間、普通はレフトへ抜けるのですがさすがイーグルスは守備が上手い、三遊間詰めていてショートゴロになってしまいました。その裏四球で無死の走者を出しましたが三人抑えて、洸のピッチングは絶好調。5回表イーグルスは調子の出ない二宮投手に代えてマウンドに片山投手を送りました。ブルペンピッチングを見る限りこの投手のほうが手強そうでした。やはり当たっている和哉がファーストフライに打ち取られます。舜はフルカウントから歩いて盗塁、大河も四球のときに舜が3盗、1死1、3塁、陽稀の初球にスクイズ、押しているときには考える暇(イトマ)を与えず攻めに攻める、冨士川監督得意の作戦です。ところがナント!空振り、トットットット、本塁突入した舜は急ブレーキかけます、ここからの走塁が上手かった、一目散に3塁に帰りません、捕手を引き付けてジリジリ後じさり、時間を稼いで後続走者の進塁の時間を稼ぎます。捕手も分かっています、ランダウンプレーは前の塁に走者を押し戻して帰塁直前送球してランナーをタッチアウトします。慌てて三塁送球してランナーに逃げ切られ、ホームインを許すようなことはしません。ところがランナーを追って三塁直前でランナーに当たらないように送球した球が高く、サード捕れずにレフトへ抜け、コレを見て舜ホームイン。よくあるプレーです。これはランナーの勝ち、陽稀のミスを消し飛ばしました。大河は2塁に進んでいます。しかし陽稀は結局三球三振、それも見逃し三振、アリエナイ。涼碧キャッチャーフライでチェンジ、しかし5−2とリードして、イーグルスには守備の乱れも出て、流れは完全にウエストです。この後、冒頭の5回裏になります。
 勝てそうだなと思ったところでバッテリーエラー3つ、2点タイムリーエラーが出るのは固くなったのでしょう。なんと言っても相手は絶対的優勝候補上福岡イーグルスです。こういうところで何も考えないでルンルンしているチームだったら良かったのかもしれません。オッ、もしかしたら勝てるかも、という気持ちで考え過ぎたのかなぁ?ただエラーは責められません。一番口惜しいのは当人です。もう切り替えるしかありません。長い人生山有り谷有り、まだ小学生です。平山コーチ他、ウエスト年金カルテットの7分の1しか生きていないのです。良い経験をしたと考えて、こういうケースが次あったらどうすると考えればよいのです。逆に貴重な経験をしたと前向きに考えましょう。
 この試合、ヒットは共に7安打、四死球はウエストのほうが二つ多く頂き、犠打犠飛はウエスト2、イーグルス0、盗塁はウエスト12、イーグルス4、残塁はウエスト8、イーグルス4、どうみてもウエストが押しながら拙攻ということが分かります。今期のふじみ野市春季大会は5試合すべて接戦で、結果負けましたが、もしかすると全勝できたかもしれません。勝てないワケは個々の試合で事情が異なります。野球は難しいですね。こういうときは酒など飲まず、The Venturesの♪Wipe Outでも聞くに限りますね。米国人が好きになりますよ。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-6 4月14日(日) 11時50分〜13時11分 東原小学校B-2

チーム 1 2 3 4 5 6
上福岡第五クラブ 0 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 0 0 5 0 1 1X 7X

勝利投手:落合里紅 本塁打:無し

戦況:ウエストは里紅が完封しました。6回72球、2安打、2四球、4三振、素晴らしいピッチングでした。4回表に1死から相場主将にレフトオーバー三塁打を打たれたときには失点を覚悟しましたが、キャッチャーファウルフライ、空振り三振で切り抜けました。第五クラブの仙葉投手も好調で、投手戦かと思いましたが、3回裏に8番涼碧を歩かせ、連続パスボールで調子が狂い、結局9番陽稀も歩き、1番洸にはぶつけて里紅がセカンドフライを打ち上げたらエラー、コスモのサードゴロの間にホームイン、颯大セカンドゴロの間にホームインと続き、和哉も歩いて2盗、3盗、パスボールでホームインしてこの回5点、第五クラブは急造キャッチャーだったので可哀そうでした。ただ冨士川監督は走塁が悪いとしてすぐさま8番涼碧に代えて幸太郎、9番陽稀に代えて翔を出しました。代ったところに打球は飛ぶもので、幸太郎の頭上を相場主将のレフトオーバー三塁打が越えて行きました。翔の守るライトには打球は飛びませんでした。幸太郎は4回裏センター右へヒット、当たっている和哉以外は打ちあぐんでいるのに、ガツンと引っぱたいて4年生のくせに盗塁までしました。その後3塁へ進んで、キャッチャーがボールをこぼしたのを見て本塁突入してタッチアウト、どうだ、見たか!ワンマンショー。5回裏にコスモと颯大が四球で出て、和哉の内野ゴロの間にコスモホームインして6−0、あと1点頂けばコールド勝ちというところで、なおも1死2、3塁です、これは頂きだと思っていたら、舜が見逃し三振、なんとこの日は3打席3三振、このところ大活躍だったのにどうしたんだろう?大河セカンドゴロでチェンジ、6回へ。6回裏は幸太郎から、初球ぶっ叩いてまたしてもセンター右へライナーヒット、これは5、6年生真っ青の積極打撃、打席には翔、打ち気満々、その構えを見てるといかにも打ちそう、その迫力に押されたかピッチャーワイルドピッチ、幸太郎2塁へ進み、翔は1ボール2ストライクから空振り三振、しかし捕手はボールをこぼしている、ベンチから「走れ〜」と言われて慌てて走り出した、幸太郎は3塁へ進む、1塁へ走る翔を見てキャッチャーがドスドスドスとその背中を追いかける、小太り二人の競争だ、コレを見たウエストベンチ、幸太郎に「行け〜」と絶叫、なにしろ本塁が空いています。幸太郎がホームインしたところでゲームセット。28年スコアラーをやっていますがこんなの初めて見ました。この歳になってもまだ初体験なんてことがあるなんて...


ページTopへ   ■リ−グ戦G-7 5月11日(土) 12時00分〜13時5分 西原小学校

チーム 1 2 3 4 5
上福岡JFG 0 0 0 0 0 0
大井ウエスト 4 2 0 3 × 9

勝利投手:斉藤星空 本塁打:落合里紅、斉藤星空

戦況:ウエストはコスモが完封勝ち。無四球、ヒット2本の素晴らしい出来。打っては5安打、2本塁打、13盗塁、三振0、残塁2のウエストらしからぬ攻撃。


ページTopへ   ■リ−グ戦G-8 5月12日(日) 9時00分〜 上野台小学校

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ブルーウィングス 1 0 0 0 4 0 0 5
大井ウエスト 0 0 0 1 0 2 0 3

敗戦投手:斉藤星空 本塁打:丹下大河、梶 翔太(大井ブルーウィングス)

戦況:ウエストはコスモが投げて、前日とは打って変わって球が来ません、しかもピュッという球が無くドロ〜ンとした球ばかりなので、打撃投手状態になりました。大井ブルーウィングスはヒット8本、本塁打1本、ウエストはヒット1本(舜)、本塁打1本(大河)、これでは勝ち目がありません。1番から5番がノーヒットではどうしようもなし。



ページTopへ