大井ウエスト試合結果  

第32回毛呂山町長杯少年野球大会

 1回戦   2回戦   3回戦   準決勝   決 勝   表彰式 




2013年8月4日(日)代表者会議(抽選会)
ウエストは合宿のため矢内剛さん(ふじみ野市少年野球連盟事務局・ホームページ管理人・大井少年ファイターズ)が代わりに出てくれました。
良い人です。有難うございます。
2013年8月18日(日)開会式:川角グラウンド(→地図

毛呂山町に行く場合
 川角グラウンドは毛呂山町立川角小学校や川角農協のところです。毛呂山町に行く場合、114号線をひたすら真っ直ぐです。国道16号線と114号線の交差点は「大袋新田」で、西武新宿線南大塚駅の近く、角に且R口建設の茶色いビルとGSがありますが、武蔵野病院の白い建物が目印です。川越少年刑務所方面からこの交差点に来る場合もありますが、ウエストの人はたいてい、関越道川越ICの西側、16号線と大田街道の交差点「南大塚」のところを横切るはずです。右側にマクドナルドがあります。ここを道なり斜め左に進みます。このあたりははつかり麺の工場や川越南高校、大東スポ少の学校などがあります。川越市池辺の狭い田圃道をくねくね進み、114号線に入って入間川・八瀬大橋を渡ったところで右方向的場方面を大曲がりする114号線と分かれ、直進してショートカット、JR川越線を越えて川鶴ニュータウンを過ぎて、鶴ヶ島JCTのところで再び114号線に合流(高徳神社)、鶴ヶ島市役所前を通り407号線にぶつかります。坂戸方面に行く場合、右折して407号線に入ると関越道・鶴ヶ島IC〜坂戸方面で、下記1回戦の北坂戸・芦山公園は407号の左側、西部大会を行う坂戸市民総合運動公園は右側です。話を戻して、鶴ヶ島市役所前から407号線を真っ直ぐ越えて114号線を毛呂山町方面へ向かいますと、東武越生線の踏切を渡り、すぐ左に一本松駅が見えます。そのまま直進して高麗川の橋を渡ってすぐ、道なりゆるやかに左曲がりしてリンクスゴルフクラブを右に見て、右にガソリンスタンドとらんらん農産物直売所のところを斜め右に右折すると大類グラウンド方面、そのまま直進して114号線をそのまま進みます。すると道がゆるやかに右曲がりしようとするところの右側に山崎酒店、左側に毛呂山消防団第五分団があり、ここに「埼玉平成高等学校・中学校」という看板があります。ここを左折すると東武越生線川角駅でその隣が佐々木誠太や青木一也の埼玉平成高校です。寄り道せず114号線をそのまま進み、突き当たったT字路が川角農協前の信号機で左前方が川角小学校です。川角グラウンドは、このT字路の手前左側です。ちなみに西戸グラウンドは川角農協前のT字路の信号機をクランクに左・右すなわちほぼ直進する形で細い道を行き、八幡神社前を通過、越辺川の橋を渡ったところで、すぐ近くです。川角公園は越辺川の手前、毛呂山町スポーツ施設の地図をご覧下さい。



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チーム 1 2 3 4 5
毛呂山ウィングス 0 1 0 1 0 2
大井ウエスト 3 1 0 0 5X 9X

 勝利投手:川井田流碧

戦況1回戦の相手毛呂山ウィングスは、8月18日(日)スポ少の関係で試合が出来ないので、開会式前ですが8月10日(土)坂戸市の芦山公園で2試合目10時45分から1回戦と決まりました。前審判9時から猛暑の中、坂戸ロイヤルズ対越生グローウィングス戦を平山さん主審、伊藤さんが2塁審判を担当してくれました。坂戸ロイヤルズはさすが西部大会優勝チームだけあって強い、失点ゼロ、しかし押しながら3点しか取れない、7回裏抑えれば勝ち、どう見ても勢いからこのまま終わるかに見えましたが、アレ?アレ?満塁、1点、2点、ウソ、そんなバカな、最後は打席にキャプテン、ヤバイ、やっぱりサヨナラヒット。越生グローウィングスから見れば、相手が自然に転んでくれた感じ。貰い物の勝利に見えるでしょうが、終わってみれば、押しに押されながら3点で踏ん張ったから勝利の女神が微笑んでくれたのです。言っちゃあ何ですが、采配が疑問でしたね。何故最後に無失点のピッチャーを代えたのか?多分暑いから限界と思ったのでしょう。「こういうこともあるんだ」と油断禁物、試合に臨みました。しかし、大井ウエストも褒められた試合ではありません。反省会をして、観戦していた坂戸ロイヤルズから見ると、「ウエスト何やってまんねん」と思ったのではないでしょうか。ピッチャーの差からして、毛呂山ウィングスにコールド勝ちするのは自然に思えました。
1回表先頭打者を四球で出した流碧、いつもながらの立ち上がりの悪さ、2番打者の打球はライトへ、新井が落ち着いて1塁送球アウト、2進したランナーを牽制から挟んでアウトにし、3番空振り三振で結局3人で終了。1回裏1番柿沼四球、2番矢野四球、内藤が左中間打ち上げてダメか〜と思ったがポトリ、2塁打となって1点、4番川井田がサインを間違えてスクイズ、これが2ランとなって3点GET、伊藤はキャッチャーファウルフライ、斎藤は四球で出ましたが、2盗図って毛呂山ウィングスキャプテン川畑主将に刺されました。強肩です。
2回表川井田は4番ピッチャー行武にぶつけ、盗塁、ピッチャーゴロで1死3塁から6番打者がセンターフライ、犠牲フライとなって1点返されました。その裏2死から9番新井が死球で出て、パスボール2個で3塁へ進み、1番に還りカキーンとレフトへヒットが出て新井がホームイン、1点取られたら取り返す、これで流れを渡さないのが勝利の方程式です。
3回表毛呂山ウィングスは10球で三者凡退、冒頭の「コールド勝ちするのは自然に思えました」というのはこういうことです。ところが、3回裏内藤がサードファウルフライ、川井田、伊藤、斎藤と3連続四球、点をあげますと言われているような状況で打席には巽、前打席と同じく空振り三振、続く湊も無気力見逃し三振、3連続四球で苦しんでいる投手に何か策は無いのか?コレを見て坂戸ロイヤルズは観戦してもしょうがないと思ったか、引き揚げました。ウエストは監督はじめベンチ全員頭に来て、巽は小甲に、湊は渡辺に代えました。
4回表毛呂山ウィングス2番、3番討ち取って、4番行武にセンター右へヒットされ、2盗、さらに3盗図り、ここは絶対刺さなければならない場面、ところが送球が悪くレフトへ抜けて行武ホームイン、エースで4番のワンマンチームのワンマンに2得点されたのは課題です。こういう相手は他の選手はともかくこういう中心選手を抑えられるかどうかが鍵です。キャッチャー柿沼も2盗をやすやすと許してはいけません。ましてや3盗など絶対許してはいけません。まだまだ練習が必要です。
5回表には先頭打者に川井田が四球を与え、初球に走りましたが柿沼阻止しました。これまでの展開から楽々走れると思ったのでしょう。甘く見ちゃいかんぜよ!盗塁は最初が肝心です。2盗を刺す、あるいは刺せなくても間一髪という送球をすれば、相手チームは容易に走れなくなります。イライラする展開で4-2で迎えた5回裏、川井田四球、伊藤のライトフライがエラー、無死2、3塁から斎藤がセンター右へきれいに運び、2者ホームイン、斎藤は2盗図りまたしても刺殺されました。しかし小甲がストレートの四球、パスボールで2進、暴投で3進、渡辺のサードゴロがエラーを誘い小甲ホームイン、渡辺俊足飛ばして2盗、暴投で3進、新井は3ボール2ストライクから四球を選びすかさず2盗、1死2、3塁でこの2人がホームインすると7点差になってサヨナラコールドとなります。打席には柿沼、打ち気満々、ファウル2本の後、またもやカキーンと打ってレフトオーバー、全速力で2塁へ向かう、3塁から渡辺、2塁から新井、スキップ♪スキップ♪ラン♪ラン♪ラン♪、新井がゆっくり本塁を踏んだときには柿沼2塁ベース上ガッツポーズ、主審は本部席から合図され、「選手集合!」
新井・斉藤選手は共に3打席とも出塁する大活躍で、斎藤選手は2点タイムリー、新井選手は2得点でした。8月18日(日)は開会式だけ出て、2回戦は8月25日(日)、勝てばダブル、ここでも勝てばメダルだ! しかし澤藤は盛岡〜仙台で不在、申し訳ありませんが頑張ってチョーダイ・・・

 ページTopへ    [2回戦]…2013年8月25日(日)西戸グラウンド10時50分〜

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 0 0 0 2 0 0 0 2
坂戸スターズ 0 0 1 0 0 0 0 1

 勝利投手:川井田流碧

戦況大接戦でした。安打数は共に5の投手戦。坂戸スターズが3回裏3安打集中、しかし1点に抑えました。先頭打者(8番)が左中間にヒットして2塁を狙い斎藤からの送球でタッチアウト!次の9番打者が今度は右中間にヒット、2死となりましたが2番打者が左中間に2塁打して1点先制されました。ウエストはすぐさま4回表、1死から2番矢野が左中間、3番内藤がサードベース際を破る2塁打で同点に追い着くと、、4番川井田がショートへ内野安打して、5番伊藤がスクイズして逆転しました。結果的にはこれが決勝点、ウエストは柿沼が四球で出て牽制アウトになったり、川井田が3盗狙って刺されたり、走塁アウトがあった。4回以外では5回に1残塁のほかすべて3人で須藤投手に7回78球、1四球、8三振の省エネピッチングをされてしまいました。一方の川井田投手は97球、これでもまあまあの球数です。6回裏に先頭の1番打者にヒットされましたが、柿沼が2盗阻止、振り返ればこれが大きかった、なにしろ、次の2、3、4番に粘られて3連続四球、1死満塁の大ピンチ、5番センターフライ、渡辺が2塁送球してランナー戻れず併殺、これでやっと勝ちました。

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チーム 1 2 3 4 5 6
鶴ヶ岡少年野球クラブ 2 0 3 0 0 0 5
大井ウエスト 1 1 0 3 2 × 7

 勝利投手:伊藤 優、セーブ:内藤匠之介

戦況鶴ヶ岡少年野球クラブとは今年3度目の対戦、これまでは7-0、8-1で勝っていますが、それはエース川井田が投げたとき、この試合はダブルなので伊藤がマウンドへ。1回表幸先良く2アウトを奪ったのですが、3番平川、4番速水にセンターへ連打されて1点、尾崎のショートゴロ1塁悪送球で2点目、斎藤にも三遊間ヒットされましたが、真柴ショートゴロでなんとか抑えました。その裏鶴少クラブ先発は速水、ウエストは柿沼が右中間にヒットして盗塁、矢野が送って内藤のサードゴロの間に1点返しました。2回表は三者凡退に抑え、その裏伊藤が四球出塁、ボークで2進、巽が送って斎藤のサードゴロの間に伊藤が生還しました。新井もセンターへヒットしましたが湊三振でチェンジ、しかしこれで同点に追い着きました。2個の送りバントが点に結び付く理想的な試合運びです。3回表2番原野に四球を与え、鶴少クラブも3番の平川に送らせる手堅い作戦、速水は粘りに粘って10球目根負けの四球、ダブルスチールされて1死2、3塁、迎えた5番尾崎ナント!3バントスクイズ、伊藤が捕ってサードランナーにタッチして2アウト、この後1、3塁で1塁ランナーを挟んだのですが、ファースト→セカンド送球の間に速水が本塁突入、キャッチャーへ送球しましたが間に合わず勝ち越されました。更に斎藤四球、真柴内野安打と続き満塁、2死からあと1アウトがとれません。浮き足立ったかピッチャーゴロエラーしてこの回2点目、9番打者に2ナッシングから四球で押し出し、1番菊地のショートフライでやっとチェンジ、ドタバタした守備、反省しなければいけませんね。その裏ウエストは1番からの好打順でしたが内藤の右中間2塁打を生かせず無得点。しかし4回表鶴少クラブ2番からの好打順を三者凡退、落ち着きを取り戻した伊藤のピッチングに応えて、その裏その伊藤が四球出塁して2盗、3盗、巽も四球で出て2盗、無死2、3塁から斎藤が右中間へヒットして2者を返し、さあ1点差、斎藤盗塁して新井の走者を進めるファーストゴロで1死3塁、ここでピンチヒッター渡辺起用がズバリ、レフトへの2塁打で同点、しかし柿沼、矢野が内野フライで一気に勝ち越せず、ここが課題ですね。
5回表、尾崎以下3人をライトライナー、サードライナー、ショートゴロで討ち取り、伊藤、良くやった、バックも良く守った。その裏鶴少クラブピッチャーは平川に交代、先頭打者は内藤、三遊間にヒット、盗塁、暴投で3塁へ、川井田は三振しましたが、伊藤がライトへヒットして遂に勝ち越し、この後伊藤は盗塁、巽が四球で出て、塁上けん制で挟まれて伊藤タッチアウトになりましたが、齋藤がライト線へヒットして巽を迎え入れました。ナント!齋藤はこの日4打点の大活躍、文句なし、ナンバーワンヒーローでした。攻撃ナンバー2は伊藤ですね。6回表は例によって内藤が登板、剛速球で三者凡退、9球で締めました。乱戦でしたが、盛岡〜仙台で不在だったスコアラーがスコアブックを見てても、負けるもんか、というみんなの気持ちがムンムンと伝わってきました。


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A面 大井ウエスト  5-2  大井少年ファイターズ
B面 上福岡イーグルス  7-3  大東スポーツクラブ少年団


[準決勝]…2013年9月1日(日)大類ソフトボールパークA面 8時58分〜10時35分

チーム 1 2 3 4 5 6 7
大井ウエスト 1 0 2 0 2 0 0 5
大井少年ファイターズ 1 1 0 0 0 0 0 2

 勝利投手:川井田流碧

戦況ウエストは今年大井少年ファイターズとは公式戦初対戦、練習試合では1勝1敗、4年生の頃から血みどろの戦いを繰り広げてきた相手です。春は不調でしたが、さすがに調子を上げてきました。しかも昨年同じ準決勝で負けた相手、リベンジです。
1回表ウエストは1番打者の立場をわきまえている斬り込み隊長柿沼が四球を選び2盗、矢野の内野ゴロで3進、内藤のサードゴロでホームイン。幸先良く先取点GET。しかしその裏2番打者のセンターフライをヒットにして、3番池田に完璧にセンターオーバー2塁打で同点とされました。
2回表三者凡退、その裏先頭6番飯塚にセンター右へヒットされ、盗塁、送りバント、スクイズで逆転されました。大井少年ファイターズも手堅く得点してきます。
3回表8番新井が内野安打、湊が送り、柿沼がセンターへライナーヒットし、すぐ盗塁して1死2、3塁、ここで矢野がライトオーバーの3塁打、2者還って再逆転、当たっていない3番内藤はピッチャーゴロで2アウト、その1塁送球の間に矢野は本塁を狙いましたがタッチアウト!その裏最も警戒している1番打者塩野文也にレフトへヒットされましたが、2番以下3人を斬って取った川井田、悠々とベンチへ帰ってきました。
4回表その4番川井田からの打順、痛烈に打った打球はサードライナー、塩野文也にカッコヨク捕られてしまいました、ツイテナイ。5番伊藤がライトへ技ありのスパゲッティミートソースしましたが、斎藤、巽が内野ゴロアウトで無得点。その裏5番塩野一希がレフトへヒット〜盗塁、6番飯塚ピッチャーフライ1アウト、7番小俣ショートゴロ〜1塁送球悪く、1死1、3塁、これはピンチだ、内藤主将打撃不調だと守備まで不調、打撃守備連動型、東南海連動型地震の震源の如く、深い南海トラフに沈み込んだか?1塁ランナー当然のごとく2塁を狙う、しかしここはウエスト、並みのチームとは違う、キッチャー柿沼、甘く見ちゃイカンゼヨ、2塁送球タッチアウト、もし3塁ランナーが本塁へ向かったらタッチしないで本塁送球タッチアウトを狙うというウエスト得意の守備隊形、3塁ランナー自重して、8番町田はピッチャーゴロで川井田ルンルンベンチへ帰って来ました。
ここで猛暑のため5分休憩、少年ファイターズ飯塚投手は打者16人に55球、ウエスト川井田投手は打者17人に54球、全く互角のガップリ四つ、長打が出た分だけ1点ウエストリードという結果です。
5回表の攻撃は持ってるオトコ新井から、きれいにレフトへライナーで運ぶ、こうなると俊足強打の5年生渡辺巧真をピンチヒッターに送ります、サードゴロですが、足が上回ってヒットとなって無死1、2塁、願っても無いチャンス、こういう場面でウエストは?トーゼンじゃあーりませんか、送りバントをしっかり柿沼が決めて1死2、3塁、そして矢野となればウエストがやることは?トーゼンじゃあーりませんか、しかし簡単にはやりません、見破られたらおしまいですから、警戒してボールが2球、今度はストライクをとってくる、行け〜〜〜、ヨシ、ピッチャー捕って、ホームはムリ、新井ホームイン、3塁見た、渡辺は俊足だ、ムリ、1塁見た、左打者の矢野も俊足だ、ムリ、こうして1点GET、すかさず矢野が盗塁して1死2、3塁が続く、流れるような連続攻撃、こうなったら恐怖のクリーンアップが一気にズドンと畳みかけて大量点、というのが好調ウエストのパターンなのですが、ここはホレ、天下の絶不調キャプテンナイトウ、空振り三振、それでもキャッチャー落しているのを見て1塁へ走るのはサスガ、1塁送球するのをコワイモノナシタクマシ渡辺が見逃すはずがない、猛然と本塁へダッシュ、矢野も3塁へダッシュ、振り逃げで得点してしまいました。こうなったら4番に期待するのがフツウのチームですが、ウエストの4番は違うんです、力んでショートゴロ、遊撃手は舜平ですから軽快にさばいて1塁送球〜アウト、シュン。サスガというのは漢字では流石と書くのですが、ウエストの4番はランナーがいないときは良く打ちますよ、流碧という名前です。5回裏少年ファイターズ9番も渡辺、3塁内野安打、1塁送球より足が上回りました。これで4イニング連続先頭打者出塁、すかさず盗塁して、1番塩野文也とランエンドヒット、しかしライトフライで、新井が捕って素早く2塁送球、併殺。ウエストはライト重視の守備が伝統、肩が良くないとライトは守れません。2番山本空振り三振で結局3人9球で片付けた川井田、ニコニコベンチへ帰って来ました。 この後6回、7回、飯塚、川井田両投手、ガップリ四つで互いに無失点で試合終了、5-2と点差は付きましたが、試合内容は互角でした。上で書いたように1回表ノーヒットで1点、5回表振り逃げで得点するようなイヤラシサの面で、フェアな大井少年ファイターズをわずかにウエストが上回りました。

 ページTopへ    [決勝]…2013年9月1日(日)大類ソフトボールパークA面 11時16分〜13時16分

チーム 1 2 3 4 5 サドン
大井ウエスト 3 0 0 0 1 4 5
上福岡イーグルス 0 1 1 2 0 4 2

 勝利投手:内藤匠之介、セーブ:川井田流碧

戦況昨年の決勝は大井少年ファイターズがサドンデスで上福岡イーグルスを下しました。今年はウエストが逆転されて、追い着いてサドンデス、絶体絶命から跳ね返しての勝利、ふ〜〜〜〜疲れた。。。
上福岡イーグルスのピッチャ―は大脇、準決勝では浜崎を途中マウンドから下ろしたようだったので、先発で来るのではと予測しましたが、連投は避けてきました。準決勝は隣のB面で同時進行だったので、攻守交替時にチラッと得失点を見ていました。上福岡イーグルスが勝つだろうと、早いうちに確信しましたが、こちらはそれどころではない展開でした。決勝戦のウエストは立ち上がりでリードして、エース川井田に行ける所まで行かせて逃げ切る作戦でした。上福岡イーグルスにリードされて浜ちゃんが出てきたらヤバイ、このピッチャーの凄さは肌身に沁みている・・・。東海林さん、ウエストは軟投に弱いと見たのでしょうか? 1回表、先頭打者は徹底的に粘って後ろの打者に球筋見せる作戦のウエスト、しかし柿沼はストレートの四球、ところが何を焦ったか、牽制球で挟まれました。それでも、ここで粘るのが柿沼らしさ、ラン、ダウン、ラン、ダウン、・・・結局逃げ切って2盗の形、ナントいうイヤラシサ。しかし冨士川監督プリプリ、「何やってんだ!」と額にイカリマーク、続く矢野は当然バントですが、これがファウル、バントに関してはこのところ絶不調です。昨年の吉田健太郎が4割7分9厘というとんでもないシーズン通算打率を残したのは、俊足で左打者の特長を生かしてバントヒットで打率を稼いだからです。内野ゴロですらヒットになりましたから、バントすれば大概ヒットでした。対戦チームもウエストホームページを研究してバント対策してきて、簡単には成功しなくなると、今度は思い切って引張ったり流したり、常に工夫しながら、5割近い打率を残したのはスゴイ!矢野も同じようなタイプですが、吉田健太郎ほどの韋駄天ではないので、自分も生きたいと思って狙い過ぎてファウルになるのです。とうとう打率4割を切ってしまいました。しかしこの打席、ファウル、ファウルで粘り、フルカウントからの9球目、暴投になって柿沼3塁へ、矢野四球ですぐ2盗、さあ迎えるは3番天下の絶不調キャプテンナイトウ、それでも苦しんでるピッチャーに対して簡単には打たない、2-2から打って、ピッチャーフライ、アレ〜〜〜〜、1アウト、全員眼がテンになりましたが、トクテンにはならず。ドンマイ、気を取り直そうとしたけれど、次はチャンスに弱い4番川井田、それならスクイズしかない、バットに当てるのは天才的に上手い、転がしてピッチャー捕って本塁は間に合わない、1塁送球、これがそれて川井田生きて2盗、1点取ってまた1死2、3塁、流れるような連続攻撃、ここで5番伊藤は頼りになる打者、1-1からスクイズ、走者は矢野と川井田だから2ランスクイズとなりました。ノーヒットで3点、なんというイヤラシサ、ウエストらしさ・・・、その裏川井田は1番天野見逃し三振、2番繻エセンターフライ、3番怖い浜崎を空振り三振に撃ち取り、3人で始末、好調スタート。
2回表、上福岡イーグルスは早くもピッチャー交代、栫(カコイ)がマウンドへ、1⇔5交代、これは納得、浜ちゃんでなければ栫だろうと思っていました。本格派です。巽がガツンとセンター左へヒットして、続く新井が代ったばかりのサードのエラーを誘い、湊が送りバントで1死2、3塁、ここまではセオリー通り、打順は1番に還って、また点になる予感、ところがファーストフライ、どうもチャンスになるとチームバッティングになって、本来の強烈に引張るバッティングではなく、投球に逆らわない打法になる結果、球をなでてしまうのです。狙いは良いけれど・・・、この場面は併殺の恐れは少ないので、巽みたいにガツンと行って欲しかった。矢野はサードゴロ、今度はガッチリ、無得点。願っても無いチャンスをつぶしたら、「ハイ、どうぞ」と流れを相手に渡すようなもの、4番栫を四球で出し、5番大脇はサードファウルフライで仕留めましたが、6番松本も歩かせて、これはイカン、前の試合から通算して120球、もう肩に来てるな、とベンチは交代を考えました。それでも打者は7番浅野、ここまでは見よう、3ボール2ストライクから四球、ダメだ、ピッチャー交代、本来ウエスト2番手は伊藤ですが、このところの試合で最後ピシャリとクローザー、冨士川監督はキャプテン内藤をマウンドへ、8番内田の打球はセンターへ上がる、ヨシ、イタダキだ、シカシ、ポロリ、ベースへ戻りかけたランナーは一斉に進塁、1点返された。9番松井は2ボール1ストライクから5球連続ファウルで粘る、「良い打者だな〜、ウエストに欲しいな〜」と感心しきり、9球目ボールでフルカウント、実に良く鍛えられている、ここで歩かせたら押し出し2点目、満塁で打順は1番に還って同点どころか逆転される可能性すらある、ヤバイ、「内藤頑張れ!負けるな!」と声をかける、応えてニコニコしてる、大丈夫だ、投じた10球目、速い球、ストライク、打ってサードゴロ、伊藤捕って、ホームゲッツー態勢、キャッチャー柿沼に送球、2アウト、ここで柿沼は1塁ではなく3塁を回った次走者を見て3塁送球、川井田が3塁をカバーしていた、ランナー挟んで、追いかけてキャッチャーにトス、柿沼が追いかけてタッチアウト! 土壇場で見事な併殺、見たか、これが大井ウエストだ!それにしても肝心要の場面でタイムリーエラー、心が折れそうになる場面です。
心 凍らせて〜♪ 愛を凍らせて〜♪ 今がどこへも〜♪ 行かないように〜♪ 折れないように凍らせたんですね、心フリージング、グッと耐えて、ドンマイ、心 凍らせて〜♪ 夢を凍らせて〜♪ 涙の終りに〜♪ ならないように♪ 
3回表は内藤からの攻撃…キャッチャーファウルフライ、相変わらずの絶不調、ランナーがいないときは良く打つ4番川井田はホラ、センターへライナーのヒット、しかし伊藤がライトゴロ、斎藤レフトフライでチェンジ。その裏1番天野にストレートの四球を与え、盗塁されました。あまり走ってこないイーグルスに盗塁されてはいかんぜよ。2番繻エサードゴロ、1塁送球の間に天野3塁へ、ここで3番怖い浜崎が火の出るようなレフトへのライナーヒットで1点、そして盗塁、これはしょうがない、足が速過ぎる、4番栫ライトゴロは新井がしっかりアウトにして、5番大脇はショートフライでチェンジ。
4回表巽2ナッシングからフルカウントになり最後は見逃し三振、これは戴けない。新井はキャッチャーファウルフライ、ここで代打渡辺四球、すぐ盗塁、またチャンスだ、しかしまたしても柿沼なでる打撃でセカンドフライ、毎回チャンスなのにタイムリーが出ない、求ム:コーラックorビオフェルミン。その裏6番松本サードゴロで1アウト、7番浅野、8番内田を連続ストレートの四球、こう書くといかにもピッチャー内藤が荒れているように思えるでしょうが、キャッチャーのミットの位置を見ると良い球が来ている、キャッチャー柿沼の様子から見てもどうもおかしい、しかし冨士川監督、さすがピッチャー出身だけに分かっていたようです、打たれて良いからド真ん中に投げろ」とバッテリーに声かけました、だって、しょうがないじゃない♪ おっとイカン、歌ってる場面ではありません。そういうことか、2回の川井田のときもおかしいなと思いましたが、だったんですねぇ〜、しょうがない、相手も同じ条件なんですから、こうなったら目を瞑ってド真ん中♪ 思い出ボロボロにならないように、ナンノコッチャ? バッターはあのしつこい9番松井です、しかしド真ん中にストライクを4球続けてファウル、ファウル、最後はファーストゴロで2死2、3塁、1番に還って天野、3球目にスゴイライナーでセンターオーバーのエンタイトル2塁打、2者ホームインして4-3と逆転されてしまいました。仕方ありません、ド真ん中とは言え、こんな良いバッティングされたら脱帽です、ただ2四球の走者が悔やまれます。2番繻エもカキーンとショート前にいい当り、しかしランナーの天野が避け切れず当たってしまってインターフェア(守備妨害)アウト。
5回表打順は2番矢野から、ここで追い着いて逆転しないと時間的には最終回になりそう、しかしサードゴロで1アウト。天下の絶不調男の登場、ところが今度は5球目、目の覚めるようなものすごいライナーがバシ−−−ンと左中間に飛んで1バウンドでスタンド入り、エンタイトル2ベース、ところがバッターはチャンスに弱い4番川井田、ボール、ファウル、そして内藤走った、3盗成功!これが大きかった、さすがキャプテン、ピッチャー心理からすると2塁と3塁では1アウトだから全然違う、打席の川井田もこれで楽になった、外野フライでも良い、そのとおりレフトへ打ち上げて、タッチアンドゴー、内藤の足なら問題ない、同点に追い着きました。2死となりましたが、「ここからだ、行け!」と監督は伊藤に声掛ける、見極めて四球、斎藤もボール、ストライク、このときにイトウはニトウ、ファウル、ボール、ボール、そしてフォアボール、さあ巽だ、頼むぜ最初の打席のバッティング、初球1バウンド投球、キャッチャー捕れず走者いずれも進塁、この後3ボール2ストライクから結局四球、だか〜ら言ったじゃないの、お互い同じ条件なんですからって。東海林監督たまらずマウンドへ、浜ちゃんか?違いました、浅野です、緩球ピッチャーです、頼むぞ新井、祈る気持ち、ここで一気に突き放さないと、相手には裏があり、しかも浜ちゃんからの好打順だ。しかし3球目代ったところに打球は飛ぶ、セカンドへ、栫です、上手い選手です、捕って自ら2塁ベースを踏み、同点止まり。さあ5回裏、ここで1点取られたらサヨナラです、打席には3番浜ちゃん、バシ−−−ンとレフトオーバーの2塁打、ヤバイ、4番栫レフト前ヒット、当然すぐ盗塁、ヤバイ、ヤバイ!無死2、3塁、ウエストならここはスクイズで絶対サヨナラ勝ちするでしょう、打席には大脇、今日はいずれも内野フライ、芯食われていない、だからこそスクイズのはず、初球は無いはず、まず追い込むこと、ストライク、次はウエスト、来るならココだな、来ない、打ってショートフライ、川井田だ、大丈夫だ、1アウト、三振か内野フライが一番、外野フライなら浜崎の足では万事休すです。さあ6番松本、印象的にはイヤなバッターです、スクイズしてくるでしょう、ストライクを2球続けて追い込みました。3バントスクイズもウエストなら有り、警戒しながら2-2からの6球目ピッチャーゴロ、内藤サードランナー浜崎を追い込んでから1塁送球、こういうところはさすがキャプテン、すぐ投げたらその間に本塁へ突っ込んで、ファーストから良い球が来ないとサヨナラも有り得ました。さあこうなったらバッターを撃ち取れば良い、楽になった内藤、7番浅野もピッチャーゴロに仕留めました。絶体絶命のピンチでした。何故スクイズしなかったのだろう?冨士川流のイヤラシイ野球ならスクイズでしょう。東海林監督はそういうセコイことはしないのでしょう、多分。
サドンデスになりました、抽選にだけはしたくありません。なぜなら、柏木さんの話では、上福岡イーグルスは抽選には絶対的自信があり、負けた記憶が無いのだそうです。一方のウエストは南部ジュニアで4-5で抽選負けした記憶があります。いやなものですよ、押しに押して、サドンデスでも決着つかず、抽選で最後の一人で負ける、選手たちの落胆、見るに忍びないものです。堀ノ内少年野球場から引き揚げるときの足取りの重かったことを今だに覚えています。しかもこの毛呂山大会、3回戦で上福岡イーグルスは鶴二少年野球クラブに抽選勝ちしています。無死満塁からのサドンデス、ウエストは9番渡辺から、9番と言っても3割後半の打率を残している強打者の5年生、スクイズも上手い、しかしムザムザアウトを献上するべきではありません、ある程度点を取ってからダメ押しならば有り得ます。渡辺の強烈なショートゴロが浜ちゃんを襲って強襲ヒット、まず1点、柿沼もショートゴロ、本塁送球、巽がアウト、しかし柿沼は俊足なのでゲッツーならず。矢野のときになぜかストライクが来ません、押し出しで2点目、内藤への初球がワイルドピッチで渡辺還り3点目、肝心の場面でバッテリーエラーは痛いですね。内藤はうまくライトへ流し打って、自身は1塁送球アウトになりましたが、柿沼と矢野がランナーですから、一気にホームインして4、5点目、ランナー居なくなって川井田ですから当然打ちます、この4番、センターへライナーでヒットして盗塁、行け行けウエスト、しかし5番伊藤がサードゴロでチェンジ。5点は安全圏とは言えませんが、一人ずつアウトを取って行けば2点で済みます。上福岡イーグルスの打順は8番から、ショートゴロで2塁送球、1点与えましたが1死2、3塁、9番松井にはぶつけてしまいまた満塁、1番に還り強打の天野、2塁横への打球、巽が緩慢な動きでサードランナーホームイン、2塁ランナーも一気に本塁狙いましたが巽が本塁送球して柿沼が本塁ブロック、タッチアウト!これは助かりました、サドンデスではとにかくアウトが欲しいのです。2アウトになって、ン?ン?ショートが自分を指差してアピールしてる、なんだ?冨士川監督出て行って話をしていてピッチャー交代、内藤が「しょうがねぇな〜」という感じでマウンドを降りて、満面の笑みでルイルイ川井田がマウンドへ、優勝の瞬間をマウンドで迎えるのはエースのオレだ!というわけでしょう、ハナにつきますナ、まっいいか、ボール、あれ?ボール、アレ?ショートゴロ、内藤ガッチリ、巽へトス、試合終了!
それにしても内藤良く投げ、良く打ち、良く走りました。天下の絶不調男もやるときはやるんです。この決勝戦のヒーローは内藤、文句なし、大会本部も今回は特別に優秀選手賞を設け、内藤、川井田、天野が選ばれました。


大井ウエスト優勝記念写真、中央白シャツの方は毛呂山町長
選手最前列左端:斎藤大剛、表彰状手に新井哲朗、やはり6年生8人居ると楽


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上福岡イーグルスの浜崎 康キャプテンがいかにデカイかよくわかる


毛呂山町長から優勝旗頂く内藤匠之介主将

優勝カップ頂く川井田流碧

表彰状頂く柿沼大翔

優勝記念楯を頂く伊藤 優

今回は特別に優秀選手賞が設けられ、3選手にメダルが贈られました

内藤主将を真ん中に川井田と天野

内藤匠之介にメダル授与


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