2023年4月2日(日)
毎年恒例、所沢おおたかの森トラスト「森の再生地」で10時集合、原木椎茸の駒打ち体験を行いました
参加3家族と少なかったのですが、サポーターは女5人、男3人、他に若夫婦1組、
更に所沢こどもエコクラブの方も数名混じっての作業で賑々しく行われました
作業終了後味噌味のけんちん汁を作り、頂きました
これは災害が起きた時、電気もガスも無くても炊き出しができる・・・という実習体験です
その後、シイタケを収穫し、数量に応じてお金を頂き、ヤブカンゾウは無料でお持ち帰り頂きました
その後ふじみ野こどもエコクラブ新聞第8号編集会議を行いました
S藤は西原小学校の少年野球練習に戻り、途中脱け出してビバホームで野菜の種購入
この日まで10%レスなので買ってちょうだいと言われ・・・4月4日は畝づくりと種まきだ...
森の再生地の駐車場に車が置けない場合は、フラワーヒルショッピングセンターの駐車場に置かせてもらいます
帰りに買い物でもしてください うっそうとした森がまだ残されていることに感動しますよ
皆さん、マツ枯れとかナラ枯れとか聞いたことありませんか?マツ枯れは1970年代後半から、ナラ枯れは1980年代から顕著になりました。これを「地球温暖化のせい」などと安易に結論付けてはいけないと言われています。足立さんにナラ枯れについて教えて頂きました。
コナラ、ミズナラなどのナラ類やシイ・カシ類の樹木の集団枯死を通称「ナラ枯れ」と言います。ナラ枯れは長い間虫害とされてきましたが、近年の研究により、ナラ枯れで樹木が枯れる直接の原因は菌類であること、および、病原菌をカシノナガキクイムシが運んでいることが明らかになりました。すなわち、ナラ枯れとは、「カシノナガキクイムシが病原菌を伝播することによって起こる、樹木の伝染病の流行」なのだそうです
ナラ枯れを避けるためには、放置されて高齢化、大径化した樹木を伐採し、もう一度萌芽更新により、若い小径木から構成される低林に戻して行くことが一番良いとされています。公園などの人工林では、下草刈りなど下層の処理により明るく暖かくなった林内がカシノナガキクイムシの行動を活発化させることなどから、ナラ枯れを誘引する危険性をはらんでいるそうです。里山林を若返らせ、健全に管理して行くためには、適宜樹木を伐採して薪やチップ、ペレットに加工し熱源として利用するのが最も望ましいとされています。すなわちおおたかの森トラストの活動こそ、その見本となるものです。これが認められて2022年11月の秋の褒章で『緑綬褒章』が授与されました。
令和4年度所沢市役所初級職員研修が、おおたかの森トラスト「森の再生地」ほかで3回に分けて行われました。研修内容としては「みどりの保全」と「もしも災害が起きた時、職員として何ができるか」を想定して行われました。職員の皆さんも、これまで体験したことのないことに触れ、また自然の豊かさに気付かされて、これからの所沢市をどのように自然豊かに保って行くかについて改めて決意を新たにしたものと思われます。